盾の勇者の成り上がりに転生!原作通りに進んで欲しいけど無理そうです! 作:( ・∇・)
尚文が小声で所持金があと銀貨3枚とか呟いてるね
「マスター、はい、私のお金」
銀貨が500枚ぐらい入った袋を尚文に渡すとめちゃくちゃ驚かれた
「お前…」
「いや、インベントリあるって言ったじゃん、お金もそこに入れてるよ…それが全財産だったけれどね!」
「まぁいいだろう、戦いに行く前に腹ごしらえだ」
「…」
適当に尚文が選んだ店に入る
…亜人禁止って書かれてるけど文字が尚文は読めないからしょうがないね!
周りからの視線が凄い中、ラフタリアちゃんが羨ましそうに見てたお子様ランチと普通のランチを頼む
「なん、で?」
「ん?」
ラフタリアちゃんが尚文に不思議そうな視線を向けている
「お前が食いたいって顔してたからだろ、別のを食いたかったか?」
ラフタリアちゃんがブンブンと頭を横に振る
「なん、で、食べさせてくれるの?」
「だから言ってるだろ、お前が食べたいって顔してるからだ」
「でも………」
「とにかく飯を食って栄養をつけろ、そんなガリガリじゃこの先、死ぬぞ」
「お待たせしました」
ランチが運ばれてきた、あ、普通に美味しそう
うん、美味しい
尚文は味がしないんだっけ…?それは気持ちの問題なのか店側の問題なのか…
「マスター、もしかして口に合わなかった?私の食べる?」
「……いい」
「そう」
「……」
ラフタリアちゃんがお子様ランチを凝視してる
「食べないのか?」
「……良いの?」
「はぁ……いいから食べろ」
「うん」
恐る恐るラフタリアちゃんがお子様ランチに手を伸ばす
あ…素手
これは私がテーブルマナー等を教えなければだねー
食事を終えたあと私達はお店を出て草原に行く
機嫌が良かったラフタリアちゃんだったけど草原に出た瞬間の震え様、なんかゾクゾク来るのは気のせいかな?
「怯えるな、絶対に魔物からは守ってやるから」
「私もいるからね!」
「お前、レベル60あるもんな…」
ラフタリアちゃんは首をコテンと傾けた
可愛い
「ほら、俺は雑魚にかまれているぐらいじゃ痛くも痒くも無いんだ」
尚文、いくらなんでも体にバルーン6匹はえぐいよ
「痛くない、の?」
「全然」
「そう……」
「行くぞ」
「うん……コホ……」
尚文がラフタリアちゃんの咳を気にしてるみたい
まぁ尚文には行商をして欲しいし、薬草をある程度摘んでおこう
少し歩いて森の方へ行き、レッドバルーンが飛び出してくる
尚文はラフタリアちゃんにレッドバルーンが行かないように腕に噛みつかせた
これなら大丈夫そうかな…
「マスタ〜、私はここら辺の魔物殲滅してくるねー」
「…まぁいいだろう」
許可もらったし、レッツゴー
あ、そうそう私の魔法適正って水と援護だよ
『力の根源たる私が命ずる、理を今一度読み解き、彼の者の等を水の刃で切り裂け』
「アル・ドライファ・ウォーターカッター!」
過剰攻撃だけど、私の手から水の刃が飛んでいきバルーンを殲滅していく
あー、多分これ尚文とラフタリアちゃんの方にはいっぱい獲得!って出てるんだろうなぁ、後で謝らないと
少し森の奥の方まで来るとウサピル等がでてきたけれど私の魔法で吹き飛んでいく
…なんか、こんなると七星の武器欲しいよね、斧とか!
でも愛剣あるからなぁ…まぁやってみよう
インベントリから1番使い易い斧…リサナウトってやつ
北米神話に登場する斧だね!
それをしっかりと両手で持ちウサピルを真上から叩き潰す
うわ、ぐしゃっていっちゃった、ものすごい血しぶきで汚れちゃったな
……ラフタリアちゃんの血克服に使えるかな
ここで問題が起きた、私の頭が一時的におかしくなった
眷属器なぁ…
斧の眷属器は今転生者が持ってるはずだし…よし
「【サーチ】!」
範囲は世界全体!
ちなみにこれで私の魔力は尽きた
…場所は把握
よし、とりあえず目的は転生者からの武器の解放、私も使ってみたいなーという願望はあるけれど…まぁいいや
魔力水をがぶ飲みして魔力を回復する
「【転移】」
斧を持った転生者の目の前に現れる
「せい!」
「ぐ!?誰だテメェ!」
「キャー!?ーー様!」
? 名前がききとれなかったけれどまぁいっか
「さてはお前も転生者だな!転生者は経験値が美味いからな!死にやがれ!バーストスラッシャー!」
『力の根源たる私が命ずる、理を今一度読み解き、彼の者を討ち滅ぼす水の槍となれ!』
「ドライファ・ウォータースピア!」
「何!?ぐはぁ!?」
「ーー様!?」
斧のスキルを躱して転生者の腹に水の槍を突き刺した
突き刺したところからドクドクと血が流れていく
そして転生者が怯んだところに首目掛けて斧を振り下ろした
ぐちゃっという音とともに転生者が絶命し、斧の眷属器が私の周りをふよふよと漂う
「斧の眷属器さん、転移するけど着いてこられる?」
縦にふよふよ
行けるってことでいいかな?
「【転移】」
元いた場所戻り、座る
……あれ、私斧の眷属器を解放するのが目的だけどそれ以外やったこと転生者と変わらなくね?
冷静になって気付いてしまった
ヤラカシである
ね?頭おかしいでしょ?急に思考にもやがかかったみたいになったんだよね
で、現在斧の眷属器は私の周りをふよふよし続けている
なんだろう…何を伝えたいのか分からない
8周ほど私の周りを回るとピタリと止まった
ん?と私が首を傾げているとものすごい勢いで斧の眷属器が私の中に吸い込まれていった
ちょっと!?
そして私の手に現れる斧の眷属器…
試しにレーヴァテインを取り出すもバチッと弾かれて持てず
私の愛剣がぁぁぁぁぁ!?
成長したラフタリアちゃんにでもあげよう…ぐすん
…前向きに考えるか…
とりあえずインベントリからVRMMOで得た素材を片っ端から、尚文の分も残して入れていく
うわ…ステータスの上昇えぐい
で、たくさん獲得した小野の中で一番使いやすい斧はやっぱりリサナウトだった
なんてったって神話武器だし!
…あ?ちょっと待って?眷属器に選ばれたってことは奴隷紋消えた…
やばい!?尚文のところに急げー!
「マスター!奴隷紋がぁぁぁ!」
「来たか…って血だらけじゃないか」
「あ、ごめんね【洗浄】」
あ、ラフタリアちゃんの血の克服…まぁいいか
「まぁそれは置いておいて…何故奴隷紋が消えた?」
尚文!?怖いよ!?目が怖いよ!?
「それは私が斧の七星に選ばれたから…です、はい」
「七星?」
「七星、勇者!?」
ラフタリアちゃんのリアクションがすごくでかい、その声に私がびっくりだよ
「七星とはなんだ?」
「四聖勇者の他にいる、7つの武器の勇者です…斧、槌、小手、鞭、投擲具、杖があります…そして勇者は隷属が不可能…なので必然的に奴隷紋が解除されました…」
「…ラフタリア、今の説明に嘘は」
「ない、です」
「はぁ…」
ラフタリアちゃんの奴隷紋の反応がなし、つまりラフタリアちゃんは嘘をついてない=私も嘘をついてないって判断かな?
「それと、いきなり俺とラフタリアのレベルが跳ね上がった、何をした?」
「あ」
転生者の経験値って美味しいんだっけ…斧持ってた奴殺ったから経験値が尚文の所へ行って…レベル25…やらかした…
「ごめんなさいー!」
すぐさまその場に土下座である
「…」
「お詫びに私が持ってる素材全て差し上げますのでー!」
インベントリにある魔物の素材(尚文用取っといたやつ以外も含む)を全て取りだした
「なんて量だよ…まぁいい」
そう言いながら魔物の素材を吸い取る
「レベルが足りない…だがスキルも結構得られたな…はぁぁ」
「……」
「分かった、今回は無かったことにしてやる」
「ありがとうございます!マスター!」
良かった…
「これからビシバシ働いてもらうからな!」
「はい喜んで!」
奴隷じゃなくなりましたねー
……何も考えてないから、私
しょうがないと思ってください
追記 魔法の属性を水と援護に変更
回復は水系統の回復が使えます