僕の前に現れた、僕だけのアリスさん 作:東側Production
この作品は東方projectの二次創作です。ただし、東方projectのキャラクターの名前が出てくるだけで原作とは関係はありません。
_____
⭐︎設定
●登場人物
・明楽 尊(あきら みこと) [主人公]
学年:高校1年生B組
年齢:16歳
人種:純日本人
身長:169cm
家族構成:母親、父親、妹の4人家族(家族内でも孤立している)
誕生日:6月14日
概要:東方projectとミリタリーが大好きなオタク、顔は良いのに好みの所為で学年の全員からいじめを受けている。アニメイトやサバゲーによく足を運んでいる。最推しはアリス・マーガトロイド
外見:綺麗に光を反射する黒髪、毛量は多くて結構ふさふさ、顔を少し隠している。割と鼻が高い。綺麗な茶色の瞳、細めの顔。
特技:小説を書ける、メイクが得意、実は髪切りができる
部活動:なし
・アリス・ヴァージモヴィチ [準主人公]
学年:高校1年生B組
年齢:15歳
人種:ロシア人とフランス人のハーフ(母親がフランス人、父親がロシア人)
身長:172cm
家族構成:母親と2人暮らし(父親はアリスが生まれる直前に事故で他界している)
誕生日:10月30日
概要:春にフランスから日本に引っ越してきた転校生、おとしやかでミステリアスだけど、実は天然で友達にはなり易い優しい性格。いつも1人で本を読んだりしている尊に興味を持ち始める。
外見:綺麗で若干薄い金色の髪、ボブに近い首を少し隠すくらいの髪。瞳は濃い青色でホリが少し深い。
特技:フランス語とロシア語と日本語を話せる、話をするのが上手、歌が上手、サックスとピアノができる
部活動:なし
・武田 稔(たけだ みのる)
学年:高校1年生A組
年齢:15歳
人種:純日本人
身長:178cm
家族構成:母親と父親と3人暮らし、あと犬がいる
誕生日:7月1日
概要:尊が所属する高校「竹内高等学校」の暴走族の構成員で学年内でも有名なヤンキー。尊には何かと因縁をつけて暴力を振るったり物を奪ったりしている。彼らの取り巻きもまた同じ。アリスに一方的な感情を向けている。
外見:校則違反の金髪にピアス、少し丸みを帯びた顔。体つきが良い。
所属:竹内高等学校の暴走族「戴單」の幹部
・ゲイル 花梨(げいる かりん)
学年:高校1年生B組
年齢:16歳
人種:日本人とドイツ人のハーフ(母親が日本人、父親がドイツ人)
身長:155cm
家族構成:母親と父親、妹2人の5人家族
誕生日:4月29日
概要:クラスの中のお嬢様的な存在、といっても性格は最悪。金持ちであることを良いことにクラス内でも権力を振るっている、また親は尊へのいじめの隠蔽のために学校に賄賂を渡しているという噂も、、、学年内でもかなりの取り巻きがいる。
外見:校則違反の金髪、それにネイルなどかなり華々しい(心は汚い)
部活:演劇部
●その他の登場人物
・明楽 橙子(あきら とうこ) 〈尊の母親〉
・明楽 大翔(あきら ひろと) 〈尊の父親〉
・クリスチアーヌ・ヴァージモヴィチ 〈アリスの母親〉
・剛坊 慎二(ごうぼう しんじ) 〈戴單の構成員〉
・東堂 美次(とうどう みつぐ) 〈花梨の主な取り巻き〉
・明石 遼子(あかし りょうこ) 〈花梨の主な取り巻き〉
・本堂 俊平(ほんどう しゅんペイ) 〈1年B組の担任〉
●舞台
概要:千葉県のある学校「竹内中高大一貫校」、主人公である尊はこの学校の1年B組に所属する。評判が悪く、素行の悪い生徒が非常に多い、警察に補導される生徒が1ヶ月で4人を超えるほど。
_____
⭐︎作者より
この作品の設定は段々と追加して投稿していきます。
朝、起きると、そこには眩しいほどにも輝く太陽が浮かぶ蒼い空があった
「もう…朝なのか」
僕は、ベッドに張り付かんとばかり重くなる背中を引き剥がして起き上がる
「おいミコト!早く起きろ!」
朝一から、母親の怒鳴り声が聞こえてくる。正直言って最悪だ。あいつの声なんて聞いても不愉快、自分の学校での環境なんて理解さえしようとしない。そればかりか僕をお構いなしに家から追い出す。
*
僕は、とても重い腰を無理やりベッドから引き剥がしてベッドを降りる。学校の制服を着て、リュックを持って居間へ通じる階段をゆっくりと降りる。
「ミコト!遅いんだ!もっと早く降りろって何度言えばわかるんだ!アニメが好きだから遅いのか?」
「うるさいんだよ!少しは黙れクソババア!!」
ついイラッと来て、僕はこんなことを言ってしまった。
「今、なんて言った?…言いなさい!」
思い切り平手打ちが飛んできた、とても痛い。見ての通り、母親に僕に向ける愛情なんて無い、だからこんな事ができる。
「ままぁ…おきたよぉ…」
「あら〜起きたのね〜、ご飯できてるから食べましょう」
奥の部屋から妹が出てくる、この差はいったい何なのだろう?
何が悪かったのか、僕には分からない。その様に疑問を浮かべていると、母親が僕に冷たく、鋭い目線を向けてくる。
「アンタはもう学校に行きなさい、ご飯は抜きよ」
「昼飯はどうすれば…」
「知ったことないわ、どこかで買っていきなさい」
「…」
僕は憂鬱で、理不尽な気分で玄関に向かう。
なんで俺だけこんな悲しい思いをしなければいけないのか。
「おう、ミコト学校へ行くのか」
「…そうだけど」
後ろから父親が声をかける、そして、何かを言おうとして口を開けると
「もう帰って来なくても良いからな、出てけ」
「……はぁ?」
「親に汚い言葉を吐くバカはウチにいらん、消えた方がマシだ」
出てきた言葉はこれだ、なんで僕だけがこんな辛い思いをしなければいけないのか。僕には心当たりもない、どこで狂ってしまったのか、もうどうでも良くなってきた。
「ッ…」
僕は、涙を堪えながらドアに体当たりする様にして家を出る。後ろから怒鳴り声が聞こえる、もうどうでも良い。僕の中にある想いは、ただ『助けて』だけ、、、
*
「よう、オタクくん?」
「うっ……」
僕は、今気づいた、この後されることを…
「オタクく〜ん?沢山ガラクタ買うくらいならお金、持ってるよね?」
「……」
「おい聞いてんのかテメェ!?」
奴は僕に向かって拳を振り上げる、そして、、、
_____
「アリス、大丈夫?ついてきてる?」
「大丈夫よ、お母さん…」
でも、正直に言うととても不安。日本という国は何も知らないし、日本人の友達も居ない。この学校の評判もあまり良いと聞きかないし……
そう思い耽っていると、奥からスーツの男の人が出てくる。どうやら事務の人みたい
「ようこそいらっしゃいました、、、アリスさんの親御様ですね」
「初めまして、クリスチアーヌ・ヴァージモヴィチです」
「……」
緊張で上手く言葉が出ない、言葉を詰まらせると、そのままお母さんは話を続ける
「……ごめんなさい、アリスはシャイな性格で」
「全然大丈夫ですよ。そろそろ朝礼が始まるので、1Bの教室に向かって下さい、ドアに先生がいるはずなのでね」
そう言って、男の先生が学校の構造が書かれた地図の様な紙を渡してきた。
「アリス、頑張ってきなさい」
「……分かったよお母さん」
私は、そう言うと事務室の前を後にした。お母さんはまだ何か話しているみたいだけど、日本語がよく分からないから私にはなんて言っているのかさっぱり分からない。
午前8時14分…もうすぐ朝礼が始まってしまう、私は自分の教室へ急ぎ足で向かう。
*
教室の扉の前では、自分のクラスの担任らしき男の先生と、、、かなりボロボロの、同年代らしき男の子が立っていた。
私は心配になって近づこうと思ったものの、彼は逃げる様に教室に入っていった。
「アリスさん?アリスさんだよね、朝礼が始まるから早くこっちにきなさい!」
「…あぁ、はい」
意識が散漫としていると、先生が声をかけてくる。どうやら間に合ったようだ。
ちょうど良く、朝のベルが鳴り響く。私は不安を胸に、新しい居場所へと足を踏み入れようとした、、、
_____
僕は、教室に入るとまず机に目が入った
「…今日もか」
机には罵詈雑言の文字がサインペンで殴り書きされていたり、机の中のプリントを破いた物が散らかっていた。教科書には落書きを、ひどい時にはゴキブリの死骸を置かれたり納豆をぶちまけられるなんてこともある。
「おう!ミコトじゃねぇか!来なくてもよかったのによ〜」
「……」
「ボロボロじゃねぇかよ!やっぱりオタクは服も汚ねぇんだな」
奴らは笑いながら俺を指差し、笑ってくる。
僕は奴らに歯向かうこともできないし、先生も助けてくれない、正直言って背水の陣だ。
「よしお前ら座れ〜、朝礼を始めるぞ〜」
「うお、ヤッベぇ」
先生が乱雑にドアを開け、教室に入ってくる。
「今日は新しい転校生が来ているんだ、入ってきて良いぞ」
「……はい」
僕は思った『どうせ俺の味方なんかじゃない』と。自分みたいなクソ陰キャの味方になってくれる奴なんて居ない、そんな感じに。
でも、僕は目を疑った。そう、そこに居たのは……
「初めまして…アリスです。フランス人とロシア人のハーフです」
『…!?」
僕は息を呑んだ。そう、あの自分の人にそっくりだったから……
____
続く
⭐︎作者より
学園系の小説は初めてなのですごく下手です。ごめんなさい。
何かアドバイスしていただけると嬉しいです。