マシュの種火の効き目チェックにより、新顔の二人は無事(?)異世界の英雄であることが証明された。ティーダはセイバー、剣士のクラス。アリサはアーチャー、弓兵のクラスだ。
一行はとりあえずマシュの秘密基地に移動し、そこでマシュが承太郎にした解説をティーダとアリサにも聞かせた。二人は一時的にマシュおよび承太郎と同盟を組むことを承諾し、マシュのチームも四人の大所帯となっていた。
二人のためにモールから拝借してきたソファーを設置し、しばしの雑談していた。
紛らわしいことに、アリサという少女はもともと異世界に渡っている途中にこの世界に召喚されたらしい。
「ベルフォメットっていう人が悪さしていると聞いて次元を渡っていたんです」
「何かよく分からないスけど、そのスゲー力で元の世界に戻れないの?」
「次元を渡るのは私のチカラじゃないんです。ユアンさんの特別なチカラで」
「そッスか……はぁ〜っ」
ティーダががっくり肩を落とすと、アリサが焦って「お役に立てなくてごめんなさい」と謝る。
「しかし異世界なんてまさかあると思わなかったッス。貴重な体験なのはいいけどさ、みんな敵っていうのは嫌ッスね……」
「その聖杯っていうもののチカラを使わずに、みんな元の世界に戻る方法を探してみませんか?」
アリサの案を聞くと、椅子にぐったり背中を預けていたティーダがいきなりに立ち上がった。
「それだよ! みんなで頑張って探せば何か絶対見つかるって!
現にアリサは次元とかゆーのを移動していたワケだし!
なぁ、どうなのよこの案!?」
ティーダはマシュと承太郎に呼び掛ける。ソファーで寝転んでいた承太郎はもそっと起き上がった。
「闘わないに越したことはない。前例があるなら調査する価値はあるかもしれんが……マシュ、お前はどう思う?」
マシュは困ったという風に眉をひそめる。
「正直、見当もつきません。今のところ、一切材料なしです」
ティーダとアリサは落胆に溜息を吐いた。
「いずれにせよ、最低限の自衛は必要です。私たちがどう思っていようと、他の英雄にとって私たちは敵なのです」
マシュが力強く念を押す。
「了解ッス。でもこれからどうすんの? そのテルミって英雄を倒しに行くの?」
「いえ、まずは種火を集めましょう。そして他の英雄の調査です。敵を知れば百戦危うからず!です!」
チームは二手に分かれた。西へ種火を回収しに行く承太郎&ティーダ、英雄の調査諜報を行うマシュ&アリサ。クラス傾向から戦闘力と隠密性で分けた、マシュの適切な配分だ。
「思ったよりずっと闘えるようだな。安心したぜ」
辺りのゾンビどもを一通り狩り尽くしたあと、種火を回収しながら承太郎がティーダに言った。
「だから俺はデッケー怪物を倒す旅をしてたって言ってんじゃん。モンスター退治はお手の物だっつーの」
彼、ティーダは移動スピードで敵を撹乱して戦う近接ファイターらしい。しかも、敵の動きを鈍重にし自分のスピードを上乗せするという魔法じみたものも使えるようだ。
英雄ってのは誰もがつくづく油断ならない存在なのだと、承太郎は改めて思った。
「さてと、種火も集まったし、早いとこ帰ろう」
と、種火を詰めた袋を見たティーダが「あれ?」と首を捻る。
「どうした?」
「いや、セイバー用の種火が全然ないなってさ」
「ああ、なるほどな」
承太郎はがさがさ種火の袋をかき分け、剣の紋様が入った銀の種火をティーダに手渡した。
「今日は水曜日だからだ。曜日によってどの種火が出やすいかが違う」
「ようび? ようびって何?」
「……そうか」
ティーダの世界には曜日というものはないのか、と承太郎は察した。
「簡単に言うと七日の周期だが、まぁ種火の種類のタイミングくらいしか意味のないものさ。今となっては、な」
「ふーん。じゃそのうちセイバー用の種火も出やすくなるわけだ」
「そういうことだ」
承太郎は今更ながら、異世界と言っても様々だと思った。そして自分のいた世界はこの世界にかなり近しい部類なのだということも。
「……!」
そこで承太郎はもう一つの違和感に気がついた。よく考えなくても簡単に分かることだ。今まであまりにも違和感があり過ぎたことに。
それはすなわち、言葉が通じているということ。
適当に周囲の壊れた瓦礫を漁り、看板を見つけてティーダに差し出した。
「これが読めるか?」
「え?」
「いいから読んでみてくれ」
「……芋タルト。何なのさ、それ」
「……デザートの一種さ。ありがとよ」
読める。
そして、読みはできても何かは分からない。マシュとの会話で分かったことだが、ティーダもアリサも日本を知らなかった。日本語はわかるというのに。
「ジョータロー、置いてくッスよ〜」
「あ、ああ。今行く」
マシュは以前、英雄は召喚される時に記憶が移植されると言っていた。言語が通じるということはそれがある程度成功していたということになるのか。そしてティーダは芋タルトを知らず、聖杯も知らない。
「……」
考えても益ないことか、と思考を止めた。
「……? ティーダ……?」
辺りを見渡せども、いつの間にやらティーダの姿はない。本当に置いて行きやがった……わけではないだろう。
「おいッ! 何処にいる!?」
まさかこの一瞬、目を離したスキに他の英雄に狩られたのか?という疑念が頭をよぎる。
しかし恐らく違う。承太郎は先ほどティーダの戦闘を見ていたが、あのセイバーが音もなく一瞬で無力化されるなんてことはないはずだ。であれば、ティーダが自分から隠れている?それならあり得る話だ。
承太郎とティーダ以外に誰もいないこの状況、将来のライバルとなる承太郎をティーダが消そうと画策していても何の不思議もない。
「聞こえるか、ティーダ! 今すぐに出てこなければ敵と見なすぜ!」
叫ぶも、何の返事もない。
「チッ……」
もしも敵に襲われているなら助けてやりたいが、まだティーダを信用しているわけでもない。
何より承太郎にはその手のスキルが備わっていないゆえ、探してやることはできない。
「ま、元々仲間ってわけじゃねーんだ。無事は祈ってやるぜ」
「イタたた……」
ティーダは尻を押さえながら立ち上がった。
「何なんだよ、一体」
悪態つきながら周囲を流し見る。そこは薄暗い一室。
ついさっきまで地面に瓦礫が空に赤煙が広がる屋外にいたというのに、瞬きの間に四方はコンクリートの壁に囲まれていた。
ティーダは今し方、己に起こった出来事を思い起こした。
承太郎と種火集めの後、どこかうわの空だった承太郎から離れすぎないように歩いていた。そこでふと目に留まった種火。ひしゃげた車両の下に隠れていたそれを見つけたティーダはラッキーくらいの気持ちで近づき、手にした瞬間、激しい光に視界を塗り潰され……気づくとここにいた。
「転移スフィアみたいなものかな」
ティーダは入手した種火をコロコロ弄りながら呟いた。転移スフィアとは触れるだけで瞬間移動できる魔力装置の一つだ。それと全く同じものではなかったが、ティーダの世界でいうなら最も近いだろう。十秒前に見た景色は毛ほども残っていない、屋内だ。
鉄筋コンクリ製の床と壁はかなり年季が入っているのか、ヒビや欠損が目立つ。骨が露出している箇所もあるくらいだ。電気は通っているようだが、部屋を辛うじて照らす電灯は秒ごとに明滅している。
部屋にはテーブルが一つ、椅子が三つ。そしてドアも一つ。
「なんかヤバイものでも出そーな雰囲気だな」
ティーダは背負っていたブレードをゆっくり抜いき、ドアに歩いた。
そっとドアに耳をつけてみる。とても静かだ。
「……ヘイスト!」
ティーダが自身の胸に手を当てて呪文を唱えると、赤く光る魔法陣が現れる。呪文の対象の時間を加速させ一時的にスピードを大幅にアップさせる、ティーダの得意とする時間魔法だ。
ティーダは意を決してドアを開け放ち飛び出した。……が、廊下にも誰もいない。
ティーダにとっては見たこともない建物だったが、それは所謂オフィスビルというやつだった。
「あ〜もう。ビビらせるのやめろよ、誰か知らないけどさ」
ティーダは長く続く廊下に窓が付いているのに気がついた。
「んん? あれ?」
しかし窓の外は暗闇。飛び降りようものなら永遠に落ちて行きそうな、はたまた地獄にでも繋がっているかのような途方もない闇だけが広がっている。
ごくり、と固唾を飲む。
ここにいてはマズい、と本能が告げていた。
「つってもどこに行けばいいのさ」
当て所なく廊下を歩き始めた矢先ーー
「オオオオオォォオォォオオオォォォォオッ!!」
「おわっ!?」
ティーダは驚きのあまりすっ転びそうになる。
声だ。
下の階から、ボロいビルが倒壊するかと心配するほど大音量の雄叫びがコンクリの床を貫通してティーダの鼓膜をぶち抜いたのだ。
「ゼッテーヤベーやつじゃん……」
人にしては大き過ぎる、猛獣にしては鋭過ぎるその声は不吉な欲望に染まっていた。意味もなく命を刈り取る存在……死神や悪魔を連想させる。
ぶるると震える肩を抱きながら、ティーダは歩いた。
そして廊下の先に見つけたのは上下に分かれた階段。
建物を出るなら下に行くべきだが、ティーダは先ほどの声が下から聞こえてきたのが忘れられず、暗がりに溶ける階段を見つめた。
「……ごくり」
ーーミシッ、ミシッ……
不意に降る階段から聞こえてきた足音に、ティーダは飛び上がりそうになった。
何かが居る。下の階からこの階に上がって来ている。
恐らくは先ほどの咆哮の主。
隠れなければ。
直感的にそう判断し、息を殺しながら来た道を戻る。階段すぐ横の部屋は少しだけドアが開いており、ティーダは音を立てないよう慎重に中に入った。
「……」
ーーミシッ、ミシッ……
足音が近づいて来る。
それはティーダの居る階でピタリと止まった。そして、変わらぬ歩調で進み始めた。
どうしてこの階に?
ティーダはそれを不思議に思いつつも、見つからないことを願った。
コンクリートを踏む音はそのままティーダの居る部屋をあっさり通り過ぎていく。
ドアの隙間から様子を覗き見る。
……ヒトだ。
足音の正体はバケモノでも何でもなく、二本の足で歩くヒトだった。
簡素な兵装で、上半身は薄いシャツ一枚のみ。胸囲にはベルトが巻かれており、ナイフの装備も見える。下半身はミリタリーパンツと丈が長めのブーツ。ティーダの世界でも一応は存在するものだ。服装だけを言葉で表すなら地味ではあるが、しかしその肉体は随分と人間離れしている。膨れ上がった筋肉や幅広い骨格は戦闘員としても異常なレベルだ。逆立つ黒髪は無数の角のように乱れており、悪鬼と言われれば納得いくだろう。
確認できるのは後ろ姿のみで顔は見えなかったが、ティーダは恐らくこれが異世界の英雄というやつなのだろうと思った。先ほど戦っていたゾンビやワイバーンといったエネミーとは一線を画すプレッシャーだ。
そして英雄であるなら見つかれば恐らく戦闘になるであろうことも理解していた。
他の英雄に無闇に接するべきではないとマシュから忠告を受けていなかったとしても、アレには近づかなかっただろうが。
「おっかねえー。キマリのやつよりスゲー体してるな……とりあえずやり過ごそう」
ティーダは悪鬼の背中が遠のくのを待った。
「……もう大丈夫かな」
ドアの隙間からそろっと半身を出し、安全確認。悪鬼の姿はもうなかった。
とにかく一刻も早くここから脱出したい。徘徊する悪鬼といい、窓の外に広がる途方もない闇といい、不気味なことこの上ない。
ティーダは時々後を顧みながら階段へ向かった。
この建物から出るなら階段を降りるべきなのだろうか。窓からの景色を見る限りでは、エントランスへ向かっても外は闇の中……ということもあり得そうに思えた。元々ここへも転移して来たということに鑑みれば、どこかに脱出用の転移門があるかも知れない。そしてそうであるなら、それは出入口である必要はない。
ティーダが最終的に下へ降りようと思ったのは例の悪鬼のためだ。悪鬼が下から来たということは、此処から上へ上へと上がって獲物探しているのかもしれない、と思ってのこと。
音を立てないよう、ゆっくりと慎重に階段を降りて行く。
「……」
階段のすぐ横に4Fと示されている以外は、上階と何も変わりの無い外観だ。天井にぽつぽつ点いている頼りない電灯、幾つかある部屋のドアも窓も一部欠けていたり割れていたり。部屋の前にはドアプレートが掲げられているが、暗さと破損のせいで文字は読み取れない。
剣を片手に、ドアをためらいがちに押し開ける。
中も最初にティーダがいた部屋と同じつくりで変わり映えしない。
ティーダも一端の英雄であり、空間を歪めるほどの魔力をもつスフィアや装置があれば一目で見分けがつく。が、特に変わったところはなさそうだ。
「ハズレか……」
このまましらみつぶしに部屋を探索していくとなると中々に骨が折れそうだ。
「どっかの寺院みたいじゃん」
この迷宮を脱出するための謎があったりするのかしらとも考えたが、どうにもそういった頭の体操は苦手で、ティーダは悪鬼のことを思い出して手早く行動することにした。
ドアを背越しにカバーして、再び左右安全確認。廊下に気配はない。
「誰もいない、よな」
ティーダは深呼吸してから、室外に出た。
ここは四階らしいがまだまだ調べる部屋はある。悪鬼が上の階を探している間に何とか……
不意に、窓の外の白い何かが目に入った。黒く塗り潰されたキャンバスのように光を吸う闇の中に、鈍く光るそれーー
ティーダはそれに気がついた瞬間、思わず息を呑んだ。身の毛がよだつのを感じた。氷の手で心臓を掴まれたような恐怖と衝撃。
白いものは、仮面だった。
仮面の奥からギョロギョロと虫の如く蠢く双眸が、ティーダを捉える。
あの悪鬼だ。いつから居たのか、外の窓にクモのように張り付いていたのだ。
「うひゃあっ!?」
ティーダの素っ頓狂な叫び声に反応するように、悪鬼が窓ガラスをバラバラに砕いてビル内に侵入する。ティーダは尻餅つき、その後すぐに慌てて立ち上がった。
「コォォオオオオ……」
悪鬼がこの世のものならざる音を喉から発する。ティーダは戦々恐々に後退りして、
「……あっ、あのさ、ごめん。何か分かんないけど、邪魔する気はないんで……はは……」
「ロオオオォォ……」
「えっと、その、よかったらさ、出口教えてくんない? いきなりここに飛ばされちゃってさ」
と言いながらティーダはゆっくり悪鬼から離れていく。
「スゥゥゥゥウ……」
「えっ?」
「コロォォォォオオオオスゥゥゥゥッ!!」
耳を塞ぎたくなるような絶叫。大気が震え、窓ガラスがカタカタと揺れた。
コイツは話が……否、それどころか言葉すら通じる相手じゃない。
ーー来る。
ティーダがそれを理解した時……既に来ていた。
「ーー!?」
たったの一歩。
ティーダと悪鬼の間数メートルをその一歩で、その巨躯を、初動の隙なく、圧倒的スピードで走らせたのだ。コマが飛んだように、ティーダの眼前に悪鬼の白仮面があった。
「がはッ!?」
いつの間に、と驚いた時にはティーダの躰がいとも簡単に弾き飛ばされていた。悪鬼の低姿勢からの蹴り上げだ。及び腰で身を引いていたことと剣が偶々盾になったのが幸いし、衝撃力は後方に大きく逃げていた。それでも激突したコンクリの壁に大きなヒビが入るほどの威力。
「ゲホッ! ゲホッ…!」
ティーダは朦朧とする意識のなか、何とか足元をふらつかせながら立ち上がり、剣を構えた。
「こんの野郎……次来やがったらぶった斬ってやる……」
敵を睨みつけ奥歯を噛んで威圧するも、闘える気はしなかった。ティーダはあの一瞬で何をされたかすら分からなかった。
パワーは勿論のこと、時間感覚を大幅に増強させるヘイスト効果をもってしても目にも留まらぬ突発能力。戦意を失うのも無理からんこと。
マシュからの情報によると、これは恐らくバーサーカー。しかし聞いていた以上のバケモノだ。
「コォォオ……」
悪鬼が不気味に喉を鳴らしながら近づいて来る。
「今だッ! スロウ!」
ティーダが呪文を唱えると、悪鬼の足元に青色の魔法陣が浮かび上がる。エリアの時間速度を低下させる結界魔法だ。
悪鬼の歩行は水中を歩くように遅くなる。
ティーダは効き目があるのを確認すると、すぐさま背を向けて逃げ出した。先ほどのダメージが腹に残っており、移動は速くなかったが、それでもスロウの結界の中を通る悪鬼から逃げるのには十分だ。
走った先に見えて来たのは、またもや階段。どうやらビルの両端に階段がある造りらしい。ティーダは自身の血を降り階段に少しだけまぶし、五階へーー上に向かった。
血の跡を追って行けば下の階に行ってくれるはず。少しは時間稼ぎ出来るだろう。
ティーダが五階に着くと、下の階からはスロウの結界を振り解いた悪鬼が疾走する音が聞こえ、すぐに先ほどティーダがささやかな罠を撒いた階段に到達する。
下へ降りろ、とのティーダの願いとは裏腹に、悪鬼は迷いなく五階へと走る。
「なっ……何で……!」
「オオオオオオオッ!」
「ちっくしょぉおおッ!」
突撃する悪鬼に剣を合わせる。悪鬼はそれをするりと体を捻ってかわし、ティーダが剣をもつ右腕の関節を蹴る。
バキン、と嫌な音が響いた。
「あッがあアァッ!」
そしてティーダの悲痛な叫び。ティーダは自身の腕が関節と逆方向に曲がっているのを見た。手指の感覚はもうない。ティーダは右手から滑り落ちた剣を左手で空中キャッチする。そのまま悪鬼の首へ斬撃。ヘイストの速度上昇効果がのった、しかも悪鬼にとっては慮外の一撃。
スッパリいくか、そうでなくても避けられればその隙に距離を取って仕切り直す。
ティーダはその思考が甘かったと痛感した。
悪鬼は逆にティーダの懐に飛び込み、剣ではなく左腕をふわりと受けた。勿論悪鬼に一切ダメージはない。
辛うじて戦意を保っていたティーダの表情が凍りつく。
なんだコイツ。
強すぎる。
ティーダの正直な感想であった。
悪鬼がティーダの左腕を掴み、壁に叩きつけると壁はバラバラに崩れ、ティーダは血にまみれながら部屋の中に投げ出された。
「マジかよ……へへっ……ツイてないな」
悪鬼の大きな手が視界に迫る。
ティーダの意識はそこで途切れた。
~以下ステマ~
マルコ(ロデム)は漫画「嘘食い」の主人公(班目獏)のオトモであるバトル担当キャラクターです。
嘘食いは個人的に最も好きなギャンブル漫画の一つであり、最も好きなバトル漫画の一つでもあります。いや、それ混ぜられへんヤツやろ!と思う方もいらっしゃると思いますが、マジで両方最高なんです…
唯一の欠点はエアポーカー編が面白すぎてその後が相対的にどうでもよくなってしまうということですね。