時間の交差 金沢・修善寺 女の完全犯罪   作:新庄雄太郎

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第一の事件は、横浜で起きた。


第1章 マンションの死者

新横浜駅で女が、タクシーに乗って大型マンションへ向かった。

 

「あ、ここで止めて下さい。」

 

「わかりました。」

 

と、タクシーは停車した。

 

「はい、これで。」

 

客は、お金を払ってタクシーを降りた。

 

彼女がマンションへ入ると。

 

「はっ。」

 

何と、リビングで男の人が倒れていたのだ。

 

「どうしました。」

 

「あっ、大変なんです、あなたが、あなたが。」

 

「えっ。」

 

「何だって。」

 

一方、その頃。

 

新横浜駅

 

スーツを着た女は、新横浜駅で新幹線に乗り込んだ。

 

「えーと、新横浜発の15時58分の「こだま269号」は、今から乗れそうだわ。」

 

彼女はホームへ行き、新幹線を待った。

 

まもなくー、15時58分発「こだま269号」新大阪行が到着します、危ないですからキイロて線の内側に下がってお待ちください。

 

ホームで、駅のアナウンスが流れた。

 

ホームに、新幹線「こだま」が入線して来た。

 

「新大阪行か、これに乗ればいいのね。」

 

と、彼女は新幹線「こだま」に乗り込んだ。

 

ファーン!

 

と、警笛を鳴らして東海道新幹線「こだま269号」は警笛を鳴らして新横浜駅を発車した。

 

暫くして、警察が到着した。

 

「警部、被害者の身元は横浜市の倉本 仙太郎さん45歳です。」

 

「おう、それで死因は?。」

 

「死後、1時間半前後ですね。」

 

「被害者は、毒入りのウイスキーを飲んで毒殺したんでしょう。」

 

「ほう、それで混入したのは。」

 

「警部、恐らく青酸カリではないかと。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「つまり、犯人が持ち去ったって事も考えられますね。」

 

「ええ。」

 

そして、翌日。

 

「えっ、横浜のマンションで毒殺。」

 

「どうしたの、歩夢。」

 

「横浜で、殺人があったみたいらしいよ。」

 

「歩夢、それ本当。」

 

「うん。」

 

「あれれ、この人どっかで。」

 

そこへ、しずくがやって来た。

 

「あっ、この人は確か祝賀パーティーで一緒だったわ。」

 

「しずくちゃん、それ本当。」

 

「うん、私ねお母さんと一緒に行ったから会ったことがあるの。」

 

「そうか、しずくちゃんは演劇部と同好会を休んでいたんだよね。」

 

「そうよ。」

 

と、しずくは言った。

 

「でも、何で殺されなきゃならなかったんだろう。」

 

「うん、何で毒殺したのかな。」

 

「侑ちゃん、これちょっと気になるわ。」

 

「そうね。」

 

「先輩、でもそれは横浜の事件でしょ。」

 

「ええ、でもなんか気になるわ。」

 

「犯人は女って事も考えられるんじゃないかな。」

 

と、侑は言った。

 

「うん、侑ちゃんそれも考えられるわね。」

 

「とにかく、調べて見ないとね。」

 




次回は、歩夢と侑は黄金週間に修善寺へ。

お楽しみに。
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