その中である1つの分岐があったかもしれない。
(オリ主が出ます。ネタが思いつかずに放置していたものをそろそろ書かなければと思ったところ、昔書いたのが出てきたのであげてみました。)
(カルデアアンチに接触するかな?)
「終局特異点、冠位時間神殿ソロモンの消失を確認!」
「ありがとう立香ちゃん。君のおかげで世界は救われた」
「やっと…終わっ…た…の……」
この日、世界は藤丸立香によって救われた_____________
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魔術師たちの集い場、時計塔の一室にてその男は一人作業をしていた。
「ふぅ。やっと終わりそうだ。しっかし急に時間が1年間分飛ぶなんてな。何があったんだよ。そのせいで最近仕上げた資料すべて直すことになったし…。何度れがこんなことをやんなきゃなんねえんだよ。」
男はペンを置き、一服はさむこととした。外見は20代半ば。髪は黒で両目も黒。れっきとした日本人だ。日本人の特徴して、ほかの人種に比べ背が低いというものがある。日本人からすれば大人のようでも、イギリスに設けられている時計塔の中では、しばしば学生と見間違えられることがある。
しかしこう見えてこの男、この年にして
ここ1か月にも満たない中で
「まあ魔術は絶対かかわってくるだろう。今の魔術師がかかわっていなくとも、この出来事は解明しなければいかんだろうなぁ」
コンコン
「ああ、入れ」
「失礼します」
「おう、どうした?」
「アニムスフィア家が管理する星詠み機関から提出するものがあるとのことで、届けに参りました」
「ご苦労、その赤い紙の横に置いておいてくれ」
「ハッ。了解です。それでは、失礼します。」
バタン
「しかしこの時期に報告ねぇ。なんかあの現象について分かったことでもあったのか」
そんなことを思いつつ(というか声に出しながら)その報告書を手に取る。そのまま数枚ぺらぺらとめくる。
「へぇ。人理焼却・・・ねぇ。で、どうやって解決したのやら。・・・ん?藤丸立香?」
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時計塔の一室に一人の人間と一人の英霊がいた。
「ねぇダ・ヴィンチちゃん、なんで呼び出されたの?」
「私たちは人理焼却から世界を守ったろう?そのことへの報告と追及ってところかな。」
人理継続保証機関カルデア。そこの責任者である英霊、レオナルド・ダ・ヴィンチと最後のマスターと呼ばれていた藤丸立夏だ。
1年前、突如として焼き尽くされた人理。唯一残った機関カルデア。そこに残された唯一のマスター適性者。いくつもの偶然や頑張り、そして英霊の助けがあり、何とか人理を守った。
それらをまとめた報告書を時計塔に送って数日後、2人は時計塔に呼び出されたのである。
「それにしても呼び出した当人が遅れるっていうのはどういうことなの?」
「わからないさ。ただ、こちらを軽視しているんじゃないかな。」
「そんな…。みんなが頑張って人理を守れたのに。」
「だがカルデアはあくまで魔術協会の一部。魔術協会の3大部門の1部の長からすると、何とも矮小なものなんじゃないかな。それにしても遅いね。」
呼び出した当人がなかなか来ないので、しびれを切らしそうな2人。
そんな時、やっと部屋のドアが開いた。
「すまない。遅れてしまった。」
「え…。」
「全くだよ。いつまで待たせるんだ。と思っていたところだ。」
「すまないな。少し休養が入ってしまった。それよりも、久しぶりだな立香。」
「え?え?何でここに兄さんがいるの?」
実のところ、二人が合うのはこれが初めてではない。まだ藤丸立香が小学生だったころ、その近所に住んでいたのがこの男だ。一人暮らしだったらしく、よく立香と遊び、立香も遊んでくれる男によくなつき、実の兄のように思っていた。
「っと。挨拶がまだだったな。俺が今回担当する熊谷達也だ。」
「どうも。知っていると思うけど、私がレオナルド・ダ・ヴィンチだよ。現カルデアの責任者をやっている。それで、立夏ちゃんとはどんな関係で?」
「ああ、兄のようなものだ。血はつながっていないし一緒にいたのもたった4,5年程度だがな」
「待って待って待って待って。理解が追い付かない!え⁉なに⁉お兄ちゃんが魔術師で、しかも魔術協会の総責任者ってどういうこと!?」
「あっはっは。そこまで衝撃だったか」
「そりゃそうだよ!?身近に魔術関係者がいたって驚きしかないよ!」
「あーまあとりあえず落ち着こうか立香ちゃん。話し合いができないよ。」
「そうだな。一回ソファーに座ろうか。なに、時間はたくさんある。ゆっくりと行こうじゃないか。」
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「~~これで報告することは全部さ。」
「なるほど…。」
3人は少しだけまったりとした後、人理焼却について話していた。
「立香」
「はいっ!」
達也は立香を呼ぶと、そっと抱きしめた。
「ふぇ?」
「よく頑張ったな、立香。」
「え…あ、でも、それは私だけの力じゃ」
「それでも、だ。助けられていたのだとしても、それは誰にでもできることじゃない」
「ぇ…ぁ…」
「いたかっただろう。つらかっただろう。急に平穏を奪われて、痛くて、自分を押し込めなきゃいけなかったと思う。ありがとうな、立香。でも、もう終わったんだ。全部、吐き出してもいいんだ。」
「いい…の…?」
「ああ、我慢する必要なんかないさ」
「……ぅ……ぅぁぁあああ……」
ポンポン
「…ぅ…ごわ゛がっ゛だ……」
「ああ、そうだよな」
「つらくて、…いたくて、…にげたい…って…なんども…おもっ…て…。それ…を…はきだ…せるあい…てなんて…いないっ…から…ためこんじゃっ…て。」
「っ…」
「ああ、」
「でも…やらな…くちゃ…みん…なから…きたいさ…れて…たんだし、…みんなに…あいたか…った…から…。それに、…はじ…めに…マシュを…まもれ…るのは…じぶん…だけな…んだって…おもっ…ちゃた…から。」
「ああ、よくやった。立香。俺はお前を誇りに思うさ。」
「ぅぁぁぁあああああああああ…」
「立香は寝てしまったな」
「うん。それにしてもあれだけため込んでいたなんて」
自分の内にため込んでいた思いをさらした立香は眠ってしまった。
「ああ、そうだ。遅れてしまったが、レーンとして、そして、一人の人間として、カルデアに礼を言う。他からの支援を受け取れない中で見事人理を守ってくれた。なにも助けられず、すまない。そして、ありがとう。」
「あの状況では仕方ないさ。しかし意外だね。謝罪と感謝を受け取るとは。てっきり無許可でレイシフトを行ったことについとやかく言われるのかと思っていたよ。」
「それこそ、あの状況ではそれしかなかった。しかし、これからひどいような苦言を言ってもよいだろうか」
「正直それは受けたくないな。しかし、それが正当なものだと思うのなら行ってみてくれ。もしそうなら、それは私たちが受けるべきものなのだろう。私は思いのほか君なら信頼できると思っているのだよ。」
「ありがとう。ならば、これからは
達也は一度入れてあったコーヒーを飲み、一息ついてから思いを打ち明ける
「なぜ、もっとうまくやってくれなかった」
「…それは、どういうことだい?」
「言葉の通りさ。立香の本心を聞いただろう。立香はまだ高校生の、平和な世界しか見たことがなかった子供だ。そんな奴がいきなり生死をかけた戦場にいく?人類を背負う?できるわけがねえだろうがっ!」
「っ…それについては本当に申し訳ないと思う。だが、あの状況ではそれもしかたがなかtt」
「あの状況では仕方がない?ふざけたことぬかすなよ。確かに初めの特異点Fとやらは仕方がなかったさ。だが、少なくともそれ以降は手があったはずだ。」
「!?それはなんだい!?」
「聖杯だよ。聖杯。お前たちはあの特異点で願望機を得た。それを使って英霊をレイシフト適性100%の肉体に受肉させればよかったじゃねえか。そうでなくとも、職員の1人を適正100%にするでもよかった。魔術にも触れていなかったガキよりかは役に立つだろ。」
「……」
「それに、何度もいうようにあいつはまだ子供だ。俺たち大人が守るべき存在だ。その場にいなかった俺に言う資格はないかもしれないが、それでも、もっとうまくやってくれたら…あいつは…」
「……」
「…んぅ?」
「ああ、起こしちゃったか。おはよう立香」
「あれ、お兄ちゃん?…ああそっか、寝ちゃったんだ。わたし」
「そうだ、少し話したいから少し隣の部屋に行こうか」
「うん、わかった。でも、ダ・ヴィンチちゃんは?」
「いや、できれば2人で話したいんだ。ちょっと先に行っておいてくれるか?」
「ん~わかった。じゃあさいいっているね。」
「ああ後で行くからな」
「…行ってらっしゃい。立香ちゃん」
立香がドアを開けて出ていく。残されたのは静かな、少し重い雰囲気と2人だ。
「俺の話は以上だ。…悪かったな。その場にいないやつが偉そうに」
「…いや、言われても仕方がないことだった。私たちがもっとしっかりしていれば、あの子をあそこまで追い詰めることはなかったんだろうな…」
「…まぁ、あれだけ言ったがお前たちの存在が「支え」でもあったことは事実だ。あの子を大切にしてくれてありがとうな」
「気にしないでくれ。結局助けられなかった私たちにそれを受け取る資格はないさ。」
話を終えた達也は部屋から出ていく。
そこには少し慌てている立香の姿があった。
「クスッ。どうしたんだ?」
「あ、兄さん。えっとね、部屋を出てからどっちの部屋か聞いてないの思い出して、でも戻るに戻れなくて。」
「ああ悪かったな右側の部屋だ。」
「わかった。じゃあいこうよ!」
そういいながらかけていく立香を見て、ほほえましくなり、
「この子のことをまもらないとな。」
そう静かに誓う達也であった。
元人間の神造兵器を待っている人はすみません。
ネタと書き出しが思いつかず、遅れてしまっています。
どうか待っていただけると幸いです