HUNTER×HUNTER 血濡れた少女〜ブラッディガール〜 作:NKY
「右腕頭骨尺骨完全骨折、肋骨3箇所完全骨折、亀裂骨折が12箇所、全治4ヶ月だとさ。」
ゴンの試合から1日。リオンとキルアはゴンの部屋にいた。
「へへへ…ごめん。」
「俺に誤ってもしょうがねぇだろ!ったく、この頭はどうなってんだ!?念を知らずに洗礼を受けた奴らは嫌ってほど見ただろ!?一歩間違えたらお前もああなってたんだぞ!?」
「いやぁ、何度か独楽をくらってみて急所にさえ当たらなきゃ大丈夫かなぁーって…痛い!痛いよっ…!!!」
「こら。怪我人の怪我してるところを蹴ってどうすんのよ。」
「こいつのお気楽頭はいっぺん死なないと治んねーだろーな。」
こんこん
「はーい。」
ドアを開けるとそこにたっていたのはウイングだった。
「あ、眼鏡にーちゃん。」
パンッ
ウイングはゴンに歩み寄ると頬を叩いた。
「いったい何を考えてるんですか!?念での洗礼を受けた人達はみたでしょう!?貴方もああなるところだったんですよ!?」
「それ、俺がいった。」
「…ウイングさん、ごめんなさい…」
ウイングははぁ…とため息をつき、
「いーえ、許しません!キルア君。ゴン君の怪我は全治何ヶ月ですか?」
「んー、医者は2ヶ月っていってたな。」
もちろん嘘である。
「それでは、ゴン君。いまから2ヶ月、君の念の使用、及び念の研究を禁じます。」
「はい…」
「左手を…これは誓いの糸です。これをみて約束を忘れないようにしてください。」
「おす!」
「キルア君、それと…リオンさん、ちょっと来てください。」
キルアとリオンはウイングに呼ばれ、1人ずつ話をしていた。
「次、リオンだってよ。」
「…ウイングさん…だったわね?私に話しって?」
「君の念についてです。私も何度か君の試合をみました。貴方の念はその年ではあり得ないほど強いものです。その念はヒソカに習ったんですか?」
「私が念を得たのは4歳のとき。詳しく習ったのは6歳のとき。そしてヒソカに出会ったのは1ヶ月ほど前。だからならったのはヒソカにじゃないし、念を習得したのは自力でよ。」
(なんということだ…4歳で自力で念を習得するとは…いったいどんな環境でそだったのでしょう…)
しかし、その疑問は少し悲しそうなリオンの顔を見ると聞けなかった。
「…そうですか。わかりました。君からもゴン君とキルア君を見守ってあげてください。」
「えぇ。」
リオンはキルアのところに戻った。
「なんだった?」
「どうやって念を覚えたのか?だって。」
「そういや、リオンも念が使えたんだな。ヒソカに教えてもらったのか?」
「みんな同じことを言うのね。自力よ。4歳のときに。」
「はぁ!?4歳で自力!?お前いったい何者なんだよ…」
「貴方と同い年の女の子よ。」
「俺たちもまだまだだな…そうだ!リオンってハンターなのか?」
「えぇ。ほら。」
そういってキルアにハンターライセンスを見せた。
「ん?なんか俺のと違うな?」
「多分これ、一つ星ハンターのライセンスだからよ。」
「は?一つ星ハンター!?その年でか?…いったい何歳でハンターになったんだよ。まさか3歳で一発合格!とか言わねーだろーな?」
「残念ながら6歳で二回目で合格よ。」
「…お前規格外すぎるだろ。」
「悪かったわね。」
その後も2人は話しながらゴンの部屋にもどっていった。しかし、部屋の前にいたのは…
「ヒソカ…」
「どうしたの?」
「君に合わせたい人がいるんだ★」
「ふーん。それじゃ、キルア。またね。」
「おう。」
キルアとリオンは別れてヒソカの部屋に向かった。