HUNTER×HUNTER 血濡れた少女〜ブラッディガール〜   作:NKY

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16話 ゴン×ノ×復活

 

 

ゾルディック家から帰った日、天空闘技場に戻ったリオンを待ち構えていたのはヒソカだった。ヒソカに携帯を見せるとさっととられ、番号とメアドを入れて返された。その後はゾルディック家の話をして別れた。

 

そして、ゴンがギド戦で怪我をしてから1ヶ月。今日はヒソカ対カストロ戦の日。リオンはキルアと一緒にゴンのところに向かっていた。

 

「ゴンーいい物手に入れ…」

 

部屋に入ったリオン達がみたのは元気に運動しているゴンだった。

 

「あ、キルア!リオン!今行こうとおもってたんだ。」

「おま、もう大丈夫なのかよ?」

「うん!ばっちり!」

 

そういって元気に動き回っていた。

 

「たしか、怪我は全治4ヶ月って…」

「こいつ、1ヶ月で治しやがった…」

「ほんと、どんな体してるのよ…」

「へへへ…」

 

完全に呆れられているゴンだが、本人は全くきにしていないようだ。

 

「で、どうしたの?」

「へへっ、ジャーン!」

「ヒソカ対カストロ戦のチケットよ。」

「えっ!」

「リオンがヒソカに頼んでもらって来てくれたんだ。」

「すごい人気らしいわよ。自慢がうざいぐらいに。」

 

だいぶ疲れた顔をしながらリオンはいった。

リオン達はカフェに場所を移してヒソカの話をしていた。

 

「今のところヒソカは10戦して、7勝3敗6KO。KO=死人の数で、3敗は全部不戦敗。」

「不戦敗?」

「戦闘準備期間がなくなったから登録だけして試合には出なかったんだとよ。」

「ふーん。」

「で、取られたポイントは4ポイントのみ。ダウン1回、クリーンヒット3回。ま、これも半分遊びで戦ってもらったような物だと思うし、あてにはならないけど。」

「まいったなぁ。」

 

ゴンはそう口ではいっているが、顔は全然参ってなかった。

 

「ゴン、貴方本当にヒソカと戦うつもり?」

「うん。多分勝てないと思うけど、借りは返さなきゃ。」

「借り?」

 

リオンはハンター試験の時、ヒソカがゴンを合格にするために自分のプレートを渡したこと、一発決められたらプレートを受け取ることを聞いた。

 

「ふぅん。あいつらしいわね。ま、ゴンならもっと特訓すれば一発ぐらいなら大丈夫よ。」

「本当!よーし、頑張るぞ!」

 

(私も借りを返さなきゃね。)

 

「おいおい、いまはカストロ戦の話だろ?で、その4ポイントのうち3ポイントを奪ったのがカストロなんだって。」

「ヒソカから3ポイント…」

「ヒソカが遊んでいたとしても、凄いことよ。」

「これでヒソカ対策ができるな!」

「でもさ、ウイングさんとの約束が…」

「大丈夫だって!もう治ってんだし。」

「いーえ、ダメです!」

 

エスカレーターの先にいたのはウイングだった。

 

「うおっ!」

「ゴンくん、ての怪我はもういいのですか?」

「はい、ばっちりです!」

「治ったんだからいいだろ?」

「ダメです。ゴンくんはあと1ヶ月の間、前に言った修行のみをしていてください。」

「はーい…」

「それじゃ、試合は録画しておくとして、俺とリオンだけでもみてくるか。」

「うん、行ってらっしゃい!」

 

その後、リオンとキルアはぶらぶらしていた。

 

「で、どうするの?」

「ん…近くでカストロでも見に行くか?リオンは近くで見てるけど俺は観客席からしか見てねーし、ヒソカに3ポイントいれた実力も見て見たいし。」

「ふぅん。私も行こうかしら。あれからどれだけ強くなったかも気になるし。」

 

というわけで二人はカストロの部屋に向かった。そして、キルアがドアを開けようとすると…

 

「私に何か用かな?」

「!!!」

 

さっきまで部屋の中にいたはずのカストロがキルアの後ろに立っていた。キルアは信じられない、というように部屋の中とカストロを見比べていた。

 

「別にそんなに驚くようなことではないでしょ?」

「「!!!」」

 

今度はカストロも驚く番だった。いつの間にか隣にリオンがいたからだ。

 

「…や、やぁ。…いつからそこに?」

「ずーっとよ。」

「いつから絶してた?」

「エレベーターに乗る前から。」

「…自然すぎて全然気づかなかった。」

「酷いわね。ずっと隣にいたのに。」

 

2人はむくれているリオンを信じられないというような目で見ていた。

 

「そんなに驚かなくてもいいじゃない。貴方が今から戦うヒソカは私のさらに上なんだから。」

「そうだ、リオン。さっきのやつどうやったかわかるか?」

「ダブル、だっけ?貴方の念能力でしょ?」

「ネタバラシは禁止なんだけどね。」

「私と戦った時と比べて随分性能があがってるじゃない。」

「君に言ってもらえるとなんだか自信がでてくるね。ヒソカに勝ったら次は君にリベンジするよ。」

 

そういって部屋の中に戻って行ってしまった。

観客席に向かいながら2人はさっきのことについて話していた。

 

「なぁ、カストロがヒソカに勝てる確率はどれくらいだ?」

「んー…3%ぐらい?」

「3%…カストロは強いと思うんだけどなぁ。」

「勝つとしたらヒソカはパフォーマンスが多いからその隙をつく、ってとこかしら。たしかにカストロ自体は強いけど能力の本質がねぇ…」

「能力の本質?どういうことだよ。」

「ヒソカにでもきいてみたら?」

 

そういって、不敵にわらった。

 

「はぁ…あの強さでヒソカに勝てないのか…ゴン大丈夫かな?」

「ゴンは死にはしないわよ。あいつのお気に入りだし。貴方も、不本意ながら私もね。」

「…寒気がしてきた。」

「…私も。」

 

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