HUNTER×HUNTER 血濡れた少女〜ブラッディガール〜 作:NKY
ヒソカが試合が終わって部屋に戻るとそこでは見覚えのある2人が仲良く話していた。
「ほんっと、ヒソカって狂ってるわよね。」
「あいつの頭の中はあたしらには理解できないだろうね。理解したくもないけど。」
「あ、ヒソカ。おつかれ。」
「…なんで僕は試合から帰って早々ネタにされているんだい?」
「日頃の行いだろ?…さ、さっさと傷見せて。」
不満そうだったヒソカだったが素直に両手を差し出した。
「リオンとも話してたんだけどさ、あんたほんっとバカよね。」
「ふっ…そうかもね♦︎」
「わざわざあんな無茶な戦い方しなくてもいいだろ?…ま、あたしは儲かるからいいんだけど。」
「マチは治癒系の念能力なの?」
「いや、念を糸状に変化させて縫合するだけだよ。」
そういって、ヒソカの手をあっという間に治してしまった。
「すごい…」
「君の念糸縫合はいつ見ても惚れ惚れするね…♥︎僕は君の念糸縫合を見るためにこんな戦い方をするのかもね★」
「いいから、右手2000万、左手5000万、払いな。残った傷跡は自分で処置しな。」
「そっか、試合中にもやってたようにバンジーガムとドッキリテクスチャーがあるものね。」
ヒソカは試合中右手をバンジーガムでくっつけ、スカーフを使ってドッキリテクスチャーで肌の質感を再現していた。そして、カストロの服にバンジーガムをつけてトランプとつないでおきとどめを決めていた。
「あんた、この子に能力まで教えたの。ほんと、どういう関係なのさ。」
「さっき言ったでしょ?負けたせいで不本意ながら一緒に生活することになっちゃったってね。」
「不本意とは酷いねぇ♦︎それに、僕はこの子が気に入ってるからさ★」
「…リオン、あんた頑張りな。」
「うん…。」
「ところで、君達はいつそんなに仲良くなったんだい?」
「ヒソカの試合中よ。」
リオンはヒソカの試合の結果がわかった後、この女の人のところをたずていたー
「…あんた、ヒソカを知ってるの?」
「不本意ながら、負けたせいで一緒に暮らしてるのよ。」
「ふぅん…あたしはマチ。ヒソカに用があってきたんだ。」
「私はリオン。よろしくね、マチさん。」
「マチでいいよ。…そうか、あんたが銀色の蝶ね。(ヒソカに気に入られたんだろうね。可哀想に。)」
「知ってるの?」
「くる途中で聞いただけだよ。」
などという会話からヒソカに関する愚痴を言い合っていたところ、意気投合したようだ。
「じゃ、2人が出会えたのは僕のお陰だね★」
「…それじゃ、あたしは帰るよ。」
「え、もう帰っちゃうの?」
「仕事終わったからね。…そうそう、忘れてた。メッセージの変更だよ。8月30日正午までに暇な奴改、全団員ヨークシンシティに集合だってさ。」
「団長もくるのかい?」
「おそらくね。今までで一番大きな仕事になるんじゃない?今度すっぽかしたら団長自ら制裁に乗り出すかもよ。」
「へぇ…♦︎そして、もうひとつ♣︎そこにリオンを連れて行ってもいいかな?」
「私?」
「あたしは別に構わないよ。その子は気に入ったからね。実力も相当なものだろ?団員たちも気に入るんじゃないかな。」
「それはよかった★ところでどうだい?今夜食事でも…」
バタン!
マチはヒソカの言葉を無視して去って行ってしまった。
「…で、どういうこと?私を連れてくって?」
「幻影旅団★聞いたことぐらいあるだろ?」
「えぇ、もちろん。」
「彼女や僕もその一人さ★」
「!!!」
「そこの団長に君のことを紹介しようと思ってね♦︎」
「幻影旅団…か…面白そうじゃない。8月30日ってしばらくあるけどどうするの?」
「もうしばらくここにいるよ♦︎ゴンとも戦わなくちゃいけないからね★」
「あっ!忘れてた!とりあえず一発蹴らせて。」
「えっ、ちょっ!」
そして、軽くお腹を蹴っておいた。
「ごほっ、ごほっ…いきなりなにをするんだい!?」
「貴方、試合中にリオンに負けるようではっていったわよね?」
「だって現に君は僕より弱いじゃないか♣︎」
「っ!!…貴方にリベンジマッチを申し込むわ。ゴンとの試合より後、次の日あたりでいいかしら。その日までに私が9勝していたら私と戦いなさい!」
バタン!
「くっくっく…そういうことなら構わないよ★楽しみだね…♥︎」
不気味に笑うヒソカを残して、リオンは自分の部屋にもどっていった…