HUNTER×HUNTER 血濡れた少女〜ブラッディガール〜 作:NKY
次の日ー
「ん…」
リオンが起きて一番初めに目に入ったのは…
「!?!?!?」
見覚えのないイケメンの顔だった。
「だ、だだだだだ誰!?」
「ん…?やぁ、起きたのかい♠︎」
「…ヒソカ!?」
そう、いつものあの姿とは似ても似つかぬイケメンはヒソカだった。
「近い!」
「つれないなぁ♦︎」
目の前にあった顔をどけると率直に質問をぶつけた。
「…で、ほんとにヒソカよね?」
「そうだよ?」
「いつもとは別人じゃない!」
「あぁ今はメイクをおとしてるし、髪型も違うからね♠︎」
「あれメイクだったの?…ていうか、なんでいつもその格好にしないのよ?」
「僕はあの格好が好きなんだよ♥︎」
「…貴方らしいわね。」
「リオンはこの格好の方がいいのかい?」
「いや…その…」
「うん?」
ヒソカは意地悪な笑みを浮かべながらどんどん顔をちかづけてくる。
「あーっもっ!そっちの方がかっこいいってことよ!もうっ!///」
ヒソカは赤くなりながら言うリオンをみてますますニヤニヤしていた。
(くくく…やっぱりリオンはいじりがいがあるね♦︎)
「それじゃ、君と2人のときはこの格好にしようかな♥︎」
「好きにしなさいよ!っていうか顔が近い!」
ヒソカはニヤッと笑うと押しのけようとするリオンの唇に自分の唇をくっつけた。
「!?!?」
「くくく…リオンの反応は面白いね♦︎」
リオンは数秒して自分がキスされたということに気づき、顔を真っ赤にしながら布団に潜り込んでしまった。
「私の…ファーストキス…」
「おや?初めてだったのかい?それは悪いことをしたね♠︎」
リオンは全く反省していないヒソカを布団からちょっと目を出してみていた。
「普通、キスっていうのは好きな人とするものでしょ!?」
「僕はリオンのこと好きだよ?」
「〜っ///!で、出会って三日目でするようなことじゃないわよ!もうっ!」
「いじけるリオンもかわいいよ♥︎」
「もーーーーー!!!」
怒ったリオンは馬乗りのような状態のヒソカのお腹を思いっきり蹴っ飛ばした。
「ぐはっ…」
「あっ…ごめん、やりすぎたかしら?」
「…いきなりすぎて念でのガードが完全じゃなかったよ♠︎」
「でも貴方なら大丈夫でしょ?…さ、申し込みに行くんでしょ?早く準備しましょ。」
リオンは気まずさから逃げるように急いでねまきからパーカーと半ズボンに着替えた。
ヒソカもいつも通りの格好になった。
受付にいくと、まだ朝早いのに少し行列ができていた。
「なんでこんなこんでるのよ?まだ7時よ?」
「しかたないじゃないか。」
1時間ほどならんでいると順番がやってきた。
「リオン様、一階闘技場では1110番でお呼びしますのでお忘れなく。」
闘技場に入るとすぐにリオンの番号が呼ばれた。
「じゃ、いってくるわね。」
「そうそう、200階までは念能力は禁止だよ♠︎200階までは武器の使用は禁止だし、そんなに強いのはいないからね♦︎さっきの蹴りなら多分1階ならかるーく蹴るぐらいでそこらへんまで吹っ飛ぶんじゃないかな★」
「わかったわ。」
リングに上がると、あちこちから歓声が上がった。
「おい、女の子だぜ!」
「すっげー美人じゃねぇか!」
「くそー!相手が羨ましいぜ!」
「がんばれよー!」
相手はいかにも筋トレしてますって感じのむきむきのおじさんだった。
「一階では貴方達のレベルを図ります。3分以内に貴方の力を見せてください。ファイッ!」
「嬢ちゃん、命知らずだな。顔には傷つけないから安心しろよ。」
リオンは勝つ気満々で高笑いしている男を無視して、近くまで歩み寄りかるーく蹴ってみた。
ドガッ!
男は向こう側の壁にめり込んでしまった。
「おい…あの嬢ちゃんなにもんだ!?」
「すげぇ!かっこいいぞー!」
「1110番、貴方は50階まで上がりなさい。」
観客席に戻るとヒソカが拍手をしてきた。
「いやぁ、さすがだね★」
「1階ってほんとに雑魚ばかりね。ゆっくり遊んで行くつもりだったけどさっさと200階までは上がってしまうことにするわ。」
「200階にも君が満足するような人はいないと思うけどね♦︎」
「念能力はいるんでしょ?ならましよ。今のなんてまだ1割も力だしてないのよ?それなのにあれって…」
リオンはその後の試合をすべて蹴り一発で相手を倒して行った。
そして一週間後…リオンはヒソカと同じ200階にきていた。