HUNTER×HUNTER 血濡れた少女〜ブラッディガール〜   作:NKY

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8話 最凶×ノ×救世主

「さてと、さっさとこいつ引き渡してしまおうぜ。」

「おいおいそりゃあもったいねぇだろ。俺たちで楽しんでからでもいいだろ?」

「それもそうだな。こんだけ美人なんだ。楽しまなきゃもったいねぇな。」

 

リオンはニタニタして油断している男たちにむかって最後の力で出したナイフを振りかざした。

しかし、フラフラのリオンの一撃は軽く受け止められてしまった。

 

「おいおい、念は完全に封じたんじゃなかったのかよ?」

「おっかしいな…ま、これが最後の力だろうよ。」

 

男は短刀を投げ捨てるとリオンに近づいてきた。

 

「くる…な…」

「抵抗すると怪我するぜ。もっとも、そういう方がそそるがな。」

「へへへ…」

 

そういってリオンの唇に自分の唇をあてがおうとしたー

 

ザシュッ

 

「う、うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

リオンにはなにが起きたのかわからなかった。さっきまで自分の前にあった男の顔か転がっていた。男の顔の傍らにはジョーカーのトランプが落ちていた。

 

「ひっ!だ、誰だ!?」

 

先ほどまでとは打って変わって怯えている男の視線の先には今一番会いたかった男がいた。

 

「ヒソ…カ…」

 

ヒソカはいつものふざけたような笑みを浮かべながらリオンの元にやって来た。

 

「やぁ、リオン♠︎…泣いているのかい?君らしくないじゃないか★」

「ひぐっ…だっ…てぇ…ヒソ…カぁ…」

 

近くでヒソカをみてリオンはあることに気づいた。いつものメイクをしていないのだ。服も部屋着のままだしどうやら急いで探しに来てくれたようだった。

いろいろ嬉しくて泣いているリオンの頭を撫でると凄まじい殺気を出しながら男達の方をみた。

 

「な、なにもんだ!?」

「僕?僕はリオンの王子様ってとこかな★…僕のお姫様をこんな風にしたのは誰だい?早くいわないと…こいつみたいになるよ♣︎」

 

そういって転がっている頭を男たちの方に蹴った。

 

「ひっひぃぃぃぃいい!」

「おっと、逃がさないよ★」

 

逃げようとした男の頭にはしっかりとトランプが刺さっていた。

 

「おっ、俺だ!俺がやったんだ!すまん!許してくれっ!」

「へぇ…で、どうやったら元に戻るんだい?」

「に、24時間たつと元に戻る!こ、これでいいだろ!?見逃してくれぇー!」

「無・理★」

 

ザシュッ

 

その瞬間男の首も取れていた。いまだ泣いているリオンに近づくとリオンの頭の上に手を置いた。

 

「うーん…殺しても治らないね♠︎これは24時間待つしかないね★」

「ひぐっ…うぐっ…」

 

泣いていて聞いていないリオンを背負うとヒソカは天空闘技場へもどった。

 

ヒソカは天空闘技場のヒソカの部屋のベットに泣き疲れて眠ってしまったリオンを寝かせた。

改めてその寝顔を見て、

 

(…やっぱりどんなに大人びていてもまだまだ子供だね♠︎)

 

と思った。ヒソカは可愛らしい寝息を立てているリオンを撫でながら電話をかけようとしていた。

 

「…もしもし★」

 

次の日…

 

「ん…」

 

リオンが目を覚ますとそこには見慣れた天井があった。

起き上がろうとするがまだ力が入らず少ししか動けない。

 

「起きたのかい♠︎」

 

声のする方をみるとそこにはヒソカがいた。

 

「…昨日はありがと。…そしてごめんなさい。」

「うん、そう簡単には許さないよ♠︎」

「え…」

「僕を気絶させて飛び降りていくなんて…この罪は重いよ♣︎」

「うっ…」

「最近あの辺で少女の誘拐事件が起きてるってニュースでもいってたのに知らなかったのかい?だからあれだけ止めたのに★(まぁ、僕も知らなかったんだけどね♠︎)」

「ちょっ…顏…」

 

タジタジになっているリオンに顔を近づけながらどんどん追い込んでいく。

 

「しっかり教え込まなきゃね★」

 

黒い笑みを浮かべてリオンの唇に自分の唇を付けた。

リオンはあわてて押し返そうとするが力が入らないため押し返せない。それどころかバンジーガムで手を固定されてしまった。

 

(ちょっと…!なんで…こうなるのよ…!)

 

レロッ…

 

息ができなくて思わず口を開けるとそこにヒソカの舌がはいってきた。

 

(!!!)

 

舌を抜くとヒソカは満足そうに微笑んだ。

 

「…え?いま舌…え…?」

「おや、ディープキスは初めてかい?そういえばキスもこの前が初めてだったね★」

「ディープキス…?」

 

ヒソカは驚いているリオンにもう一度ディープキスをした。

 

「…ダメじゃないか、ちゃんと舌も絡めなきゃ♦︎」

 

そういって舌をからますまで何回もキスをした。

リオンは始めてのことになされるがままだった。

 

「可愛いよ♥︎」

「はぁ…はぁ…///」

 

そして、ヒソカはリオンのパーカーのチャックをおろし始めた。

 

「ちょっ///なにを…!?」

「君は僕のものってことを体に教えてあげようと思ってね★」

「ま、まさか…」

「うん?なにを想像したんだい♦︎僕はまだなにもいってないよ★」

「〜っ///」

「もしかして…シてほしいのかい★」

「そ、そんなわけないでしょ!!!」

「くくく…まだそれには早すぎるさ★」

 

ヒソカはリオンをからかいながら顔を鎖骨のあたりにうずめて行った。

 

chu…

 

「んぁっ…」

「おや、可愛い声だね♦︎」

「〜っ///…いまなにしたの!?」

「ん、君は僕のものだって印を付けたのさ★」

 

みると鎖骨のしたあたりが赤くなっていた。

 

「次僕に逆らったら…もっと酷いことするよ★」

 

真っ黒の笑みをうかべながら手のバンジーガムを外してくれた。

 

「ところでなんであの時泣いたんだい?」

「え?」

「君ならどんな目にあっても相手を睨みつけると思ってたからちょっと…意外でね♠︎」

「あぁ…そのことね。」

 

リオンは腕で目を隠しながら語り出した。

 

「私ね、4歳のときに奴隷商人のマフィアに売られたの。」

 




リオンの泣き顔


【挿絵表示】

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