アル中とさしす組   作:大塚ガキ男

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おはようございます。ブーストは無しンゴねぇ……。




ドキドキの監禁生活。

 

 

 

 

「最後に一つだけ、質問良い?」

 

 

【構わぬ。何でも聞いてくれ】

 

 

「……最初に言ってた、やるべきことは終わったって言葉。この()()()()()()ってなに?」

 

 

【……人を探していた】

 

 

「人? 一体誰を」

 

 

【夏油だ】

 

 

「げ、夏油? なんで神様がその名前を」

 

 

【君が言ったのだろう、仲間にしてもらえと。だからその通りにした】

 

 

 

 

 

『テメェ、そんなにお利口なら夏油に仲間にしてもらえよ。……あぁ、でも夏油が居なきゃ意味ねぇか。やっぱ忘れてくれ』

 

 

 

 

 

「……言ったかも。でもなんで夏油?」

 

 

【……いずれ話す。今は話さない】

 

 

「はぁ……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ∪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出、やっと二人きりになれたね」

「……はぁ」

「出、今日は何をして1日を過ごすのかな?」

「……はぁ」

「出、昼食は何が食べたい?」

「……はぁ」

「出、何の映画を観るんだい? よければ私もご一緒させてもらいたいな」

「……はぁ」

 

 出、出、出、出。

 名残惜しそうに毎朝出勤する五条と硝子ちゃんが、玄関のドアを閉めた途端にこれである。しかも今日に限った話ではない。二人きりになった途端、〝僕〟の頭がおかしくなるくらい〝僕〟の名前を連呼してくる夏油。そりゃ溜め息も出る。出まくる。

 

「……夏油」

「っ、なんだい出!」

「……」

 

 そして、やり返してやろうと名前を呼べば嬉しそうにこちらを見る始末。〝僕〟は重たい左腕を動かして額を押さえるのだった。

 

「……はぁ」

 

 馬鹿広いリビングの壁に掛けられた馬鹿デカくて馬鹿薄いテレビが映すお昼の情報番組を、五条が(あつら)えたお洒落(しゃん)なソファに沈みながらぼーっと眺めている時間。五条から支給されたスマホ? なる携帯の進化版もあまり使い方が分からないので、テーブルに置かれたまま充電は少しも減っていない。

 年末だと言うのに、今日も元気に出勤していった五条と硝子ちゃんを心の中で労いながら窓の外なんか見てみる。そこには普段よりもどこか遠く感じる冬の寒空が、いつもと何ら変わらない日常を告げていた。

 

「……」

 

 10年。

 それから、半年。

 〝僕〟が死んだのは夏真っ只中の、八月のこと。しかし今は12月も後半、つまりは年末というわけだ。過ぎ去ってしまった時間と季節にどうしようもない後悔と少しどころじゃない寂寥感を覚える。

 同期(みんな)はもうアラサーだ。良い大人だし、もしかしたら結婚とかも考えている時期かも知れない。しかし産土神に護ら(囚わ)れていた〝僕〟だけは未だ18歳で、しかも死亡届も出されてしまっている。書類上も、そして周囲の認識としても、〝僕〟はもう死んだことになっている。

 参った。

 これではこの生活から抜け出せたとしても、〝僕〟には何も出来ないじゃないか。同期三人を頼ることしか出来やしないじゃないか。

 頭の中をぐるぐると回るネガティヴ思考を追い出す為に、深く息を吸う。その後に吐いた息は、溜め息と言っても良いくらいにはマイナスな情報を含んでいた。

 少し考える時間が出来れば()()だ。アルコールが足りてない〝僕〟の冷静な頭では、物事を考えるには少しばかり悲観論が過ぎるのかも知れない。

 そうだ、楽しいこと考えよう。

 無理かも。

 

「……」

 

 広いリビングで、どこにも散らずに当然のように隣に座っている夏油を横目で見ながら〝僕〟は呆れたような声色で、思い出したように切り出した。

 

「……あのさ」

「うん」

「夏油は一人の時間とか欲しくないわけ?」

 

 ダラダラと身の上について語ってしまったが、そういえば〝僕〟は日中のほとんどの時間をベタベタと密着してくる夏油を鬱陶しく思っていたような気がする。そう思い出したからこその問い。

 つまりは、ずっと引っ付いてないで各々やりたいことをやったらどうかという提案でもある。ほら、昼寝でも瞑想でもなんでも良いからさ。兎に角〝僕〟から少しの間でも離れてくれたらそれで構わないから。

 夏油は少し考える素振(そぶ)りを見せてから答えた。

 

「……うん、欲しくないね」

「は? なんで」

「だって、出がいるじゃないか。()()()から死ぬ程想い焦がれた君が、今こうして手の届く場所にいるんだ。逆に聞くけど、離れる理由があるかい?」

「ある。鬱陶しい」

「面白い冗談だ」

「割とガチだわ! あぁクソ、寄り掛かってくるな重てぇ! なんで〝僕〟と同じ自堕落な生活してんのに筋肉量衰えてねぇんだよ! 身体硬過ぎ!」

「はっはっはっは」

 

 完全に〝僕〟に身体を預けて、腕を組みながら楽しそうに笑う夏油。再会した時は無かった右腕も、硝子ちゃんの治療の甲斐あって今は境目も分からないくらい完璧に治って(くっ付いて)いる。

 じゃれ合う最中(さなか)でも〝僕〟の視線に気付いたのか、夏油は微笑んだ。一々微笑むな。

 

「相変わらず、硝子の(ウデ)は素晴らしいよ。硝子が居なかったら、私はこうして君と幸せな日々を送ることなんて叶わなかっただろうね」

「へぇー」

 

 興味無さそうな雰囲気を務めて言葉を伸ばすが、〝僕〟は正直気になっていたのだ。

 再会した時、何故夏油がボロボロだったのかが。

 

「……百鬼夜行、だっけか」

 

 呟くと、夏油の眉が一瞬動いた。

 

「悪い、忘れてくれ」

 

 流石に踏み込み過ぎたかと話を変えようとするが、それよりも早く言葉が返ってきた。

 

「いや、ロクに説明もしてこなかった私が悪い」

 

 そう言う夏油の表情は少し苦しそうで、そんな顔させるなら迂闊なこと言わなきゃ良かったと直前の自分の発言を少しばかり後悔する。

 (しば)し、だだっ広いリビングが静寂に包まれる。夏油がテレビのリモコンの消音ボタンを押してから立ち上がった。

 

「コーヒーでもどうだい? 飲みながら話そう」

「あ、ああ。飲みたい。砂糖は──」

「砂糖は無しで、代わりに牛乳を。だろう?」

「……あぁ」

 

 夏油の記憶力に感心しながら、夏油が湯を沸かすのを黙って見ている。

 百鬼夜行(ひゃっきやこう)

 呪詛師となった夏油傑が呪詛師仲間を率いて、新宿と京都に千の呪いを放った大事件。多数の死傷者を出し、数多の禍根を残して終わった大事件のこと。夏油一派の呪詛師達は全員逃亡し、首謀者である夏油傑は乙骨憂太との高専内での戦闘の末死亡──というのが公の認識。

 しかし夏油は生き延び、今こうしてキッチンに立ちながら沸いた湯をマグカップに注いでいる。いずれはインスタントではなく豆を挽くタイプの本格的なコーヒーを振る舞いたいらしい──話がズレた。

 百鬼夜行が起きたあの日、何があったのか分からない。〝僕〟は気付いたら何もかもが終わった後に()()に立っていて、気付いたら同期三人達に固い固いハグを決められていたのだから。

 

「はい、熱いから気を付けて」

「ありがとう」

 

 ソファの前のローテーブルに、夏油が二人分のマグカップを置いてから隣に座る。マグカップの中の黒。そして立ち込める湯気をなんとなしに眺めていると、夏油が口を開いた。

 

「……百鬼夜行。その件に関しては、出には本当に迷惑をかけた」

「迷惑?」

「そうだ。出が死んだ()()()から、私は復讐心に囚われていた」

「……」

「上層部の奴等を皆殺しにした後もその気持ちは少しも晴れず、次なる矛先は非術師(猿共)に向いた」

「猿共」

 

 語り始めた夏油の表情は、お世辞にも楽しそうとは言えず。〝僕〟は黙って話を聞き、所々で気になった単語をオウムのように返すしか出来なかった。参った、もう少しマイルドに端折って伝えてくれるかと思っていたのに。

 

「猿っていうのは、非術師のことなのか?」

「……そうだ」

「なんで? だって夏油、()()()泣きながら気持ち吐き出したじゃんかよ。これからも術師として非術師を護るって、そう宣言してたじゃねぇか」

 

 思い出すは、あのクソ暑い日。死にそうな顔をしていた夏油と高専敷地内の森にて、肩を並べて語り合ったあの日のこと。

 夏油からしたら、あれから10年も経っているのだろう。そして10年も経てば、己の主張も信念も何かしら変わっていくものなのだろう。

 しかし〝僕〟にはどうしても、夏油の信念とやらが、あの日から現在に至るまで地続きであるとは思えないのだ。

 だから問い詰める。お前は何をしているんだという非難と、お前に何があったんだという疑問を含ませて。

 夏油は答えた。

 

「……非術師(猿共)は、君を苦しめてきた」

「だから、それに関しては〝僕〟は何も思ってないって」

「それでも」

「……」

「それでも、私は許せなかったんだ。君を貶した猿、君を怒鳴った猿、君を傷付けた猿──それから、君を撃った猿。思い返せば、君を苦しめてきたのはいつだって呪力を持たない猿共なんだって、思い至ってしまったんだ」

「〝僕〟の、為に……」

「私は君の為という大義名分を掲げ、多くの()を殺した。本当に、迷惑をかけた」

 

 心の内を晒す夏油。その想いに〝僕〟は胸が締め付けられた。

 夏油は平気な振りを装うが、内心は酷く傷付いている。()()()話し合って分かっていた筈なのに、やはり夏油は上手く隠す。

 〝僕〟はそんな優しい夏油を傷付けてしまわぬよう、言葉を選んだ。

 

「夏油、お前は優し過ぎるんだよ」

 

 夏油が〝僕〟の目を見る。〝僕〟の言葉の真意を知りたいのだろう。

 

「夏油はいつも他人の為に動いている。非術師を護る為とか、〝僕〟の無念を晴らす為とか」

「それの、何が悪いんだ」

「悪いだなんて言ってないだろ」

「じゃあ、なんだ。私に何が言いたいんだ」

()()()と同じだよ」

 

 

 

 

『お前は一人じゃない。だからそんな()()()、独りで抱え込まないでくれ。オレも五条も硝子ちゃんも、お前が苦しんでるんだったらダッシュで駆け付けるから』

 

 

 

 

 

 あの日、苦しんでいた夏油を励ます為にこんなことを言った。

 夏油には一人で背負い込み過ぎるきらいがあり、あの日の〝僕〟も夏油にそれを指摘した。誰かに頼れと、一人になるなとそうアドバイスをした。

 しかし夏油の話を聞く限り、きっとまた一人で考え込んでしまっていたのだろう。〝僕〟の為に、隣や後ろを振り返ったり出来なくなってしまっていたのだろう。

 

「出……」

 

 夏油も思い出したのか、悟ったような表情で〝僕〟の名前を呼ぶ。

 

「す、すまない。私はまた間違えてしまっていた」

「謝りたいのはこっちだって。〝僕〟が死んだ(ポカした)から、こんな状況になっちまったんだ。本当にごめん」

「……なら、二人共間違えた。それで良いかな」

「……ああ、そうだな」

 

 見つめ合う。それから少ししてから、互いの情けない表情に気付いて笑い合う。

 くすぐり合うように、そして励まし合うように。クスクスと、目を細めて笑い合う。

 夏油に身体の正面を向ける。夏油も真っ直ぐ〝僕〟を見た。

 

「お前は優しいんだから、もっと図太くいけ」

「自分で言うのもアレだけど、私は元来図太い性格だよ」

「そうじゃない。『私から助けを求められて光栄だろう』くらいの気負いでいけってこと。遠慮せずグイグイ友達を頼れってことだよ」

「……ふふ。成る程、そうか」

 

 〝僕〟の言葉を受け、微笑みながら天を見上げる夏油。その際深く背を沈ませたソファが夏油の身体の輪郭に合わせて形を変えた。

 

「また出に助けられてしまったね」

「助けてねぇよ。こんなんただのアドバイスだ」

「それでもだ。君はいとも簡単に私の心の曇りを晴らせてみせた。本当にありがとう」

「まぁ、貰える感謝は貰っておくか……?」

 

 それから、少し晴れやかな表情になった夏油かれ百鬼夜行の説明を受けた。夏油の目的のこと、夏油と対峙した一年生達のこと、それから夏油の家族達のこと。

 全てを聞き終えた〝僕〟は、ソファから転げ落ちそうな思いだった。

 

「非術師を皆殺しにして、術師だけの世界を作るだぁ?」

「……それが最適解だと思ったんだ」

「今の高専の一年生の中にパンダがいるだぁ?」

「夜蛾先生の呪骸の一種らしいよ」

「乙骨憂太君は特級だぁ?」

「うん。実際、同じ特級である私が押し負けた。実力は折り紙付きだよ」

 

 頭の中にドンドン情報が入ってくる。五条からスマホの使い方のレクチャーを受けた時のような、一周回って心が落ち着いているような感覚で情報を受け入れるが、やはり頭はしっかり混乱している。

 しかし、上記の情報を押し除け、一番〝僕〟を混乱させた情報の栄えある一位は。

 

「……美々子ちゃんと菜々子ちゃんが元気に生きてるだと!?」

「そうだよ。美々子と菜々子は私がしっかりと育てた。家族に優しく、聡い子に育ったよ」

「……そっか、美々子ちゃんと菜々子ちゃん。元気なんだ」

 

 〝僕〟が産土神に喰われる直前、心残りの一つだった美々子ちゃんと菜々子ちゃんの今後の人生。あの幼い少女二人が、このクソみたいな呪術界でどのように生きていくのか心配で堪らなかった。二人の側にいてやれなかったことは今でも心底悔やんでいるくらいだ。

 しかし夏油というしっかり者が親役を買って出てくれたなら、ひとまず安心だ。美々子ちゃんも菜々子ちゃんもさぞ良い子に育ったのだろう。

 夏油からの、思いもよらぬタイミングでの朗報に笑みが溢れた。それから思い至る。

 

「……あれ、でも夏油の説明の通りだと、もしかして二人共呪詛師(夏油)サイド?」

「そうだよ。美々子も菜々子も、出の理不尽な死に対する義憤に燃えていたからね」

「……ま、まぁ、二人共無事なんだろ? それならこの際なんでも良いよ」

「美々子と菜々子だけじゃない。私の家族は全員無事だよ」

「家族……か。不謹慎だけど、夏油がそう言えるだけの仲間と出会えたのは素直に喜ばしいよ。なんだかんだ、夏油が〝僕〟等同期以外の人と仲良くしてるの見たことなかったし」

「……心外だな。もしかして、私には同期以外の友達がいないとでも言いたいのかい?」

「実際そうだったろ。夏油って〝僕〟等以外に素を見せないし」

「良いか出、私なりに初対面の人に対する礼儀というものがあって──……まさか、距離を取っていると思われていたのか?」

「え、今気付いたのかよ。ウケる」

 

 過去の自分の行動を思い返したのか、頭を抱える夏油。その表情は羞恥一色だった。

 

「──し、しかしッ」

「声デカ」

「二年生の時の交流会を覚えているか?」

「急だな」

「覚えているか?」

「勿論」

「あの時無様を晒していたのは私だけじゃないはずだ!」

「? ……あぁ、終わった後京都校のみんなと連絡先交換しようみたいな話になったヤツか」

「そうだ。あの時、連絡先を聞かれたのは出だけだった! つまり友達がいないのは私だけの話じゃない! 悟も硝子も同じじゃないかッ!」

「そうだな」

 

 思い返すは、二年生の頃の京都姉妹校交流会でのこと。五条と夏油がいれば負ける筈がないので、〝僕〟と硝子ちゃんは最後方で二人仲良く駄弁ったり麻雀してたりしただけなのだが、終わってみれば京都校の面々とまともに会話してたのは〝僕〟だけだったというオチ。いやー、懐かしいなぁ。京都校のみんな元気かな。

 京都校といえば歌姫先輩にもそろそろ会いたいな。

 

「出、何かどうでも良いことを考えてないか?」

「まさか」

 

 話を戻そう。

 あの時は五条も夏油もツンケンしてるなぁという印象しか受けなかったのだが(硝子ちゃんは早々に煙草吸いにその場から消えていた)、今思い返してみれば〝僕〟の同期って他人には冷たい奴等だった。同期愛が凄まじ過ぎて忘れがちだけど。

 

「……つまり夏油も、それから五条も硝子ちゃんも。孤高ぶらずに友達付き合いをもっと頑張りましょうって話か」

「全然違うッ!」

 

 もうシリアスな空気なんて吹き飛んでしまったリビング内。〝僕〟も夏油もふざけながらも笑い合い、心からこの時間を楽しんでいた。

 だから、翌朝。

 〝僕〟は夏油の口から出た言葉の意味が理解出来なかった。

 

「今、なんて」

「……出、私はここを出るよ。離れ離れになってしまった家族達を探しに行く」

 

 

 

 

 





浮舟出:絶賛引き篭もり生活継続中。アルコールが入っていないので、頭が冴えている。しかし素の状態だとネガティブ思考に陥りがちなので、少し困っている。
お酒を飲みたい欲は少しも薄れていない。
交流会時は、東京校のまとも枠を一身に背負って対応した。戦闘時とのギャップに滅茶苦茶驚かれたらしい。浮舟は知らないが、京都校のみんなは告別式にも参加している。

「五条、らいんってなんだよ。メールとは違うのか。この絵は添付画像じゃないのか。スタンプってなんのことだ」



夏油傑:最愛の人と自堕落で理想的な生活継続中。自分の調理した物が彼の胃の中に入っていくのが堪らなく嬉しいらしい。この前出に「たまには出前頼まん?」と提案されてキレた。
交流会の時は、出に近付こうとする京都校の奴等の牽制も兼ねた他所行きの笑顔だったので、友達が出来なくてもあまり気にしていない。
打ち上げだけは全力で阻止したらしい。

「何、いつもより嬉しそうだって?別に何もないよ。ほら悟も硝子も、帰ってきたらまず手を洗うんだ」


五条悟:浮舟出バフにより、日中の機嫌UP+仕事の効率UP効果が出ているので、周囲が気味悪く思うくらいご機嫌に過ごしている。
そのお陰か、最近伊地知の胃が痛まなくなっているらしい。
交流会時、浮舟に引っ付き京都校の生徒達を威嚇しまくっていたが、当のいずるが何も気にせず話していたので京都校の生徒達に「そういうものか」と流されてしまった。同期以外は皆等しくただの雑魚だと思っているので友達が出来ないことなんて何も気にしてはいないが、京都校の生徒達と楽しそうに喋るいずるを見て少し羨ましいと思ったらしい。

「伊〜地知!はいこれ今回の報告書!ちょっと事前情報と違ったから上層部に話つけてくるね!ああ、大丈夫僕が行くから。伊地知はここで休んでなよ!」



家入硝子:浮舟出バフにより、日中の機嫌UP+仕事の効率UP効果が出ているので、彼氏が出来たのではないかと密かに噂されているらしい。半分当たり。
交流会終了と共に爆速でヤニ補給に向かった不良美少女。いずるを外敵から護る同期三人で繰り出す鉄壁ガードフォーメーションは、ニコチン中毒の前では敢えなく瓦解。いずるに他校の友達が出来ようがあまり気にしない(ように心掛けている)が、そこに色恋の気配を察知した瞬間の介入速度は同期の中で一番なのだとか。

「ふっ、お前はいつも頑張ってるな。死にさえしなければ、私がいつでも治してやる。その調子で精進しろよ」



禪院真希:任務後、治療の為医務室を訪れた。治療の際に家入硝子に優しく手を握られながら微笑まれたので、顔が真っ赤になったらしい。

「しょ、硝子さんパねぇ……!」






なんだか五条の活躍が少ない気がするけど、原作始まったら嫌でも出番増えるしまあ良いかという気持ちです。五条ファンの方はごめんなさいね。
()()()の出来事が、色んな場面で尾を引き影響を及ぼしています。いずれは狙撃手を殺した時の夏油目線の話も書きたいなとか思っているのですが、2、3000文字で終わってしまいそうなので今のところ保留です。なら別にここに書かなくても良いわね。意欲はありますということでよろしくお願いします。
いつも感想や誤字報告、それから評価もありがとうございます。何より読んでいただきありがとうございます。
超張り切っていくのでこれからもよろしくお願いします!

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