こんばんは。今回もよろしくお願いします。
三年生になった。
つまりは、呪術師歴三年目ということである。
三年目ともなれば呪術師としての活動も板についてくるもので。最近のオレといえば特に呪霊相手に手こずることもなく、順風満帆な高専生活を送っていた。
毎日、よくも飽きずに四六時中一緒にいる同期3人との少し歪な関係も、月日が経てば気にならなくなるもので。同期に突然引っ付かれてたりするのも特に何も思わなくなってきた。
まるで、それこそがあるべき姿のような。
とは言いつつも、硝子ちゃんはもう少し自重して下さいとは思う。オレ等ズッ友4人組とはいえ、昼寝中のベッドに入ってこられたり、胡座をかいている脚の間に座られたりとかは流石に緊張しちゃうから。
……まぁなんやかんや言ったが、執着されるのも別にまぁ良いかと思えるくらいには、同期の行動は日常に馴染んでしまっているのでした。
まる。
歌姫先輩や冥冥さんとも、たまに任務で一緒になったりする。一緒になれば、そのあと飲みに行ったりすることもある。この前なんて歌姫先輩と任務後にご飯を食べに行き、その後に行ったカラオケで夜を明かし、ヘトヘト&ガラガラの声で解散した。
そんなことすれば普通はタダじゃすまない(同期的な意味で)のだが、同期も「まあ歌姫(先輩)なら良いか」と許してくれる。
流石は歌姫先輩だ。
後輩の七海と灰原も二年生に上がり、着々と、呪術師として成長している。たまに組み手の相手を務めたりするけど、時々ヒヤッとするくらいには強くなっている。将来が楽しみだ。
後輩といえば、新入生が入った。名を
兎にも角にも三年生。高専は四年制だが、四年目は学生としてではなく、
つまりはラストイヤー。オレ達がこうして、毎日四人一緒に居られるのもあと一年。
早いもんだ。
想い出に浸っていると、五条の声によって現実に引き戻される。
「聞いてた?」
ぼーっとしていたオレの顔を覗き込む五条。ズレた丸グラサンの奥に見える瞳は、今日も綺麗だ。
「おう、聞いてた聞いてた」
にへらと微笑むと五条は、熱中症には気をつけろよと言って離れ、元の場所へと戻っていった。
五条の予想は外れているものの、まぁ確かに。
2007年8月。季節は夏。
こうして、意識がついつい内側に向いてしまうのも納得の暑さである。
「よし、じゃあ頼んだ」
見せたいものがある。
五条の言葉に、ラフな格好のまま屋外に出たオレ達はその照りつける日差しの暴力に秒で日陰に戻り、屋外じゃなきゃ駄目かと五条に3人で詰め寄った。しかし、どうやら広い場所じゃないと駄目らしく、泣く泣く日の元へ。といった感じのあらすじ。
本日の気温は30度を超えるらしい。
「いっくよー」
五条の言葉に、硝子ちゃんと夏油がそれぞれペンと消しゴムを構える。硝子ちゃんは振りかぶって投げ、夏油は直立のまま。
鋭い軌道で五条の眼前に迫る文房具二つ。まあ五条には〝無限〟があるしなとか思いながらポケットに手を突っ込んでその様子を見ていると、ペンは〝無限〟に触れて止まり、消しゴムはそのまま五条の頭にコツンと当たった。
……成る程、これはオレ等を炎天下に連れ出すだけの価値はある。
「うん、いけるね」
「げ、何いまの」
涼しげな顔でペンと消しゴムを回収する五条に、硝子ちゃんが。それに、一人察した様子の夏油が口を開く。
「術式対象の自動選択か?」
「そ」
今までマニュアルでやってたのをオートマにしたとか、いずれは毒物も選別できるようにしたいとか、ペラペラと新技について話す五条。側から見ていたオレは一人、あることを思い付いてニヤけた。
背後から五条に近付く。その際に夏油と硝子ちゃんと目が合う。五条には内緒だぜとウインクを一つすると、二人ともウインクを返してくれた。そういう意味ではないのだが、オレのやろうとしていることは理解しているらしく、五条には何も言わなかった。
「これなら最小限のリソースで〝無下限呪術〟を
「出しっぱなしなんて脳が焼き切れるよ」
「自己補完の範疇で反転術式も回し続ける。いつでも新鮮な脳をお届けだ──」
「くらえッ! メタルチョップ!」
完全なる死角から、五条の頭に向かってチョップを振り下ろす。はたしてお前のオートマ〝無限〟は本当に信頼できるものなのかなと心の中で舌を出しながら、オレの左手が五条のつむじに吸い込まれて。
ゴンッ。
「いってぇー……」
普通に当たった。
「え、ちょいちょいちょい! マジで当たることあるかよ! 五条お前、もう一回その新技見直した方がいいって! 狙撃とかされたら死ぬぞ!」
五条の〝無限〟は発動せず、オレはただただ同期の頭に金属の腕でチョップをする狂人となってしまった。
一刻も早くその汚名を返上すべく、頭を押さえて蹲る五条をあやすように片腕で抱きしめながら謝罪。ごめんごめんと何度も伝え、泣かないように励ます。
「大丈夫大丈夫、問題無い」
当の本人は目尻に涙を浮かべながらも、至って平常。問題無いと、余裕の表情でオレに笑いかけた。
「も、問題無い?」
嘘だろ。だってたんこぶ出来てんだぞ、お前。
「そ。だっていずるからの攻撃が害なわけないから。いずるのは、害じゃなくて
平然とそんな面持ちで言ってのけるもんだから、オレは素早く
「……キモ〜」
「き、キモくないだろ!」
「いやいや、同期からの
「「……」」
気まずそうに目を逸らされた。
「え、オレのチョップって愛なの?」
「? 愛だろ」
何言ってんの? みたいな顔して即答すな。
ついでに、もう一回ハグしてとか馬鹿なことを抜かすな。
アレはお前を泣かせまいと渋々やったことだ。
二度とやらんぞ。
暑ぃし。
間。
数分後。
五条の新技発表会in炎天下屋外も無事終了し、一刻も早く屋内に戻ろうと話し合っていたところで。
「……出」
夏油に呼び止められた。
「どうした?」
「……少し、話さないか」
「おう。じゃあ暑いからオレの部屋来いよ」
待ってるぜ。
そう言って夏油に背を向けると、
「ま、待ってくれ!」
また呼び止められた。
「……」
夏油の表情。
オレを見つめるその表情。
戻らないのかと、五条と硝子ちゃんが不思議そうな表情でオレと夏油を見る。静かになったことで、蝉の音がより一層強くなったような気がした。
「……分かった、話そう。──五条と硝子ちゃんは先に戻っててくれ」
「えー」
「ぶーぶー」
文句を言いながらも、素直にこの場を去る二人。口ではああ言いつつも、恐らくはキチンと同期の異変を察したのだろう。そして、オレがその異変を探り、癒すに値する奴だと認めてくれたのだろう。
ありがたい同期だ。
「それで? 多分大事な話なんだろ。場所移そうぜ」
「……ああ」
歩く。
なるべく人目の付かない場所を探して、舗装された道を避け、森の中を歩く。夏油は重たい足取りでオレの後ろをついてくる。
しばらく歩くと丁度良い大木を見付けたので、二人して大木の根の辺りに並んで座る。先程までいた場所とは打って変わって日陰なので涼しいし、木々の隙間から抜けてくる風が堪らなく気持ち良い。
大木の静かなエネルギーを背中に感じながら、ふと夏油の顔を見た。さっきまで気付かなかったけど、そういえばコイツ全然笑ってないな。
「……それで?」
オレが促すと、夏油の肩が跳ねた。
「落ち着けよ。お前の整理がつくまでいくらでも待つから。ゆっくり話してくれ」
「出は」
ポツリ。
呟くように、夏油が話し始めた。
今まで抱え込んでいたものを吐き出すように、ゆっくりと話し始めた。
「……出は、
夏油が取り出したのは、手のひら大の黒い玉。
「ああ、倒した呪霊の玉だよな」
「そうだ。私はこれを
「……味?」
「知らないだろう」
「知らなかった」
「……吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みしているような味なんだ」
「……つまり、クソマズいってことか!?」
「ああ。一つ、食べてみるかい?」
嘲。
そんな表情のまま黒い玉をこちらに差し出す夏油。
オレは黒い玉を受け取り、手に取って眺めてみて、それからゆっくりと口に入れた。
「うわ! 本当だクソマズッ! ガチでゲロみたいな味するじゃん!」
想像以上に最悪な味とまとわりつくような舌触りに思わず目を閉じ、夏油は毎回これを味わってんのかよ凄すぎだろとか思いながら一気に飲み込む。
再び目を開けると、そこにはわなわなと震える夏油がオレを見ていた。
「な、なな、何をしているんだ君は! 早く吐き出せ! 呪霊操術を持たない人間が、体内に呪霊を取り込むことが何を意味するのか、君も知らないわけじゃないだろう!」
「はぁ!? これ食っちゃ駄目だったのかよ!」
「当たり前だ!」
夏油はオレの背後を取り、背中をバンバン叩いて喉奥まで指を入れてくる。
「待て待て! そんなことされたらマジで吐いちゃう! 黒い玉以外も吐いちゃうから!」
「吐けと言っているんだ、この馬鹿!」
「馬鹿だとぉ!? ──お」
「お?」
「お、おええぇぇぇええぇぇぇえぇえええぇぇぇぇ」
必死に耐えるも、夏油のゲロ吐かせテクには敵わず、盛大に嘔吐。あたり一面をゲロカーペットにするように、胃の中の全てを吐き出す。飲酒もしているので、ありえないほどスムーズに胃袋の中身が流れ出る。その中には先程飲み込んだ黒い玉もあった。
「ッ……! ッッ……!」
オレの嘔吐を見た夏油が何やら恍惚の表情を浮かべているような気がしたが、無視。その表情でもう一度吐けそうだったからだ。
やがて、落ち着いてくると、夏油に詰め寄られた。オレは今口がゲロ臭いので、出来れば近寄られたくはない。
「出。君──何故、吐瀉物の中に固形の物が一つも無いんだ」
「は? あったじゃん、呪霊の玉」
「そうじゃない。出、食事はキチンと摂っているのか」
「おう」
「キチンと、皆と一緒に三食摂っているのに、何故固形物が無いんだ?」
「……ピーヒョロロー」
「……あとで二人にも伝えておく。出の処罰はそこで決まるだろう」
みんなで寮食食ったあと、7割くらいの確率で吐いてるだなんて言えない。食欲が湧かなくて、一人の任務中とかは飯食ってませんとか、言えるわけがない。だって心配かけたくないし。
適当に誤魔化しておくか。
「今日暑いから、たまたま軽い熱中症みたいにになっててさ。朝吐いた(これは本当)けど今はすっかり元気だから」
「……へぇ、出はあくまでそういうスタンスなんだね。なら、私からは何も聞かないでおくよ」
ホッ。
「でも──」
夏油が腕を動かすと、どこからともなく水色の小さな呪霊が現れて、オレの首に巻き付いた。まさか、殺す気!?
「……ちべてぇ〜」
しかし、その呪霊は巻き付ける力をそれ以上強めることはなく、オレは思わず笑顔を綻ばせた。殺す気!? とか思っちゃってごめん。
「熱中症気味だったなら、もっと早い段階で教えてくれ。君に倒れられたら私達が困る」
「それはゴメン。ちゃんと水分は摂ってるからさ」
「……」
「水もキチンと飲みます。はい……」
「よろしい」
閑話休題。
持ってきたお酒で口をゆすいでから。あと、ゲロの隣で話すのはやめようぜと少し場所を変えてから。
夏油が再び話し始めた。
いつの間にか、先程までのおちゃらけた雰囲気だとかが、この場から消え失せていた。どうやら、これが本題らしい。
それは世間話なんて生易しいものでは決してなく。オレが気軽に口を挟めるものでは決してなく。
それは、言うならば夏油の独白だった。
「……最近思うんだ。
その一言に、思わず黙る。何も言えなくなる。
夏油に目線で続けろと合図。
合図を受け取った夏油は話を続けた。
「……今まで、幾多もの任務をこなしてきた。己が命を懸けて呪霊を倒し、クソみたいな味のそれを幾度も飲み込んできた。感謝される時もある。私の両手を握り、ありがとうと涙を流してくれる人もいる。──しかし、私はこんな奴の命を護ったのかとつい思ってしまう人間の数も、決して少なくない」
「……」
「分からないんだ。弱者故の尊さ。弱者故の醜さ。その分別と受容ができなくなってしまっている」
「……」
「何よりこの前の、
「……まぁ。
「──よせ! 君が怒らなければ、君を想って怒る私の気持ちはどうなる!」
「……ごめん」
「辛いんだ。奴等に対して怒りもせずヘラヘラしている出を見るのが。そして何よりあの場で、立場や術師としての在るべき姿ばかりが思考を乗っ取り、奴等に怒ることすらできない自分に堪らなく腹が立つ……!」
夏油の、嗚咽混じりの本音。
夏油がこの3年間、微笑みの裏に隠していた本音を、オレは今
「揺らぐ……。非術師の価値がみたいなものが、揺らぐんだ」
「価値?」
「
「……いけなくなんてない」
一定のリズムで背中を叩く。話して少しは落ち着いたのか、夏油がこちらに体重を預けてきた。こんな大男に寄り掛かられたらオレごと倒れてしまうが、必死に踏ん張って夏油の頭を左腕で抱き締めた。
「本音を言うとな。オレも時々そう思うこと、あるよ。みんなには内緒だぞ」
「ッ」
夏油が、驚きながらオレの顔を見る。オレは目を合わせるのが少し気まずくて、真っ直ぐ向いたまま話す。
「なんだよ、そんなにオレって何も考えてないように見えるのか」
「い、いや……。決してそう言うわけじゃ」
「良いさ。実際、オレはアレコレ考えるタイプじゃない。けど」
一度区切る。
「なんでもっと早く呪霊を祓えなかったのかとか、お前のせいで誰かが怪我したとか、お前みたいな奴に任せられないとか、インチキとかデタラメとか、よく言われる。時には殴られることだってある。マイナスな言葉って、プラスな言葉よりもよっぽど頭にこびりつくし、自分の心をざわつかせるんだよな。だから、オレもついキレそうになることがある。全員ぶん殴って黙らせたらどれだけスカッとするかって考えながら、頬の内側を噛んで衝動に堪えることがある」
「出……」
「でも、それでも。その苛立ちを実行に移さない理由は多分夏油も一緒だろ? ──手を出すわけがないんだ。だってそんなことしたら、みんなに迷惑かかっちゃうし、それに」
「それは確かにそうだが。……しかし、理性で押さえ切れるものでもないだろう。私だって、最初のうちは笑顔で堪えてたさ。だが、奴等の醜悪の積み重ねが──」
「呪術規定9条」
「な、なんだい急に」
「非術師を殺すと、呪詛師になって処刑対象になっちゃうだろ? オレはどっちかっていうとそっちの方が嫌なんだ」
「それは嫌だろうさ」
「追われる身になるのが嫌なんじゃない。
「ッ──!」
息を呑む音が微かに聞こえた。
「夏油が今までどれくらい苦しんできたのかはわからないし、計り知れない。今だって、こうして自身の体験と照らし合わせるのも烏滸がましいんじゃないとすら思う。──でもさ、オレ等って三年間も一緒にいる同期だろ? 苦しいんなら隣を見たり、後ろを振り返ったりしてくれよ。非術師を手にかけそうなくらい追い詰められてるんだったら、オレ等の顔を思い出してみてくれよ」
そんなになるまで、独りでいないでくれよ。
「い、出。私は」
声を震わせる夏油。
夏油が聞かせてくれた本音に、オレは心からの誠意で返す。
「お前は一人じゃない。だからそんな
胸を貸す。
胸の中で夏油がわんわん泣いた。
夏油が涙を流したのも、こんなに泣いているのも初めて見た。きっと、今まで、涙を見せまいと強く生きてきたんだな。
夏油は、同期の中で一番大人だった。だから、知らず知らずのうちに相談事が寄せてしまうし、夏油もそれに応えようと大人であろうとしていたのかもしれない。
これはオレ等同期の問題だ。夏油がこんなになるまで気付けなかった、オレ等3人の責任なのだ。
「早く気付けなくてごめん。話してくれてありがとう。辛かったよな、夏油」
「……グスッ。辛くなんてないさ。出に話を聞いてもらえたんだから」
「……そっか」
長らく色んなものを溜め込んできた夏油が、泣き止むことはない。オレも特に何も言わず、胸の中で泣く夏油の頭を優しく撫でるのだった。
やがて、日差しの向きの変化が分かるくらいの時間が経った。
ようやく夏油は泣き止み、顔を上げた。
宣言。
「私はこれからも、術師として非術師を護るよ。悟と硝子の為に──何より、私と出の為にね」
スン。
鼻を鳴らし、赤らんだ頬で。目も真っ赤だし髪型も崩れているしで酷い有様だったが、夏油の表情は晴れていた。
ならば、言うべき言葉はこれだけだろう。
「おう」
「……ふふっ」
「……へへっ」
笑い合う。先程までのシリアスな雰囲気なんて無かったことにするように、五条と硝子ちゃんにバレないように。内に溜まった悲しみ絞り出すように笑い飛ばす。
オレの首に巻き付いていた呪霊が、夏油の中へ戻る。
すると、束の間忘れていた暑さがどっと押し寄せてきた。
「早いところ戻ろうぜ。二人が待ってる」
「あぁ。さっさとエアコンのある部屋まで退散しよう」
「あ、もしかしてオレの部屋来る気だな?」
「当たり前だろう? 帰るべき場所はいつだって君の元なんだから」
「へっ、クッセェこと言いやがって」
「何だと?」
「はっはっはっは」
「ふふふ」
来た道を辿る。
笑いながら、二人並んで歩く。
目を細めて笑う夏油。
その目から、もう涙は消えていた。
∪
『ふむ。では、こういうことでよろしいか』
薄暗い一室。
年季を窺わせるその声が、今までざわつかせていた場の空気をまとめ上げた。
『
『……はたして、そう上手くいくでしょうか。奴にはあの呪いの──』
差し込まれた異論。しかし、誰かの咳払いによって発言の主は言葉の途中で折れた。
『失礼。異論ありません』
『決定だな。執行日時はまた追って通達する──』
浮舟出:三年生になった。最近のマイブームは義手をピカピカに磨き上げること。
同期との仲は良好だが、時々やらかして着々と束縛が強くなっていることにはまるで気付いていない。以前夏油と行った任務先で依頼主に酔っ払っているところを見られてしまい、滅茶苦茶キレられありったけの暴言を吐かれた。
卒業後もみんなとは定期的に会って飲みに行きたいなと思ってる。
夏油傑:三年生になった。最近のマイブームは出の尻を撫でること。エッチ!と罵られるのが嬉しい。
天内理子が死んでいないので離反ルートからは外れているものの、以前出と〝二人きり〟で行った任務先で出がキレられているのを見てつい手が出そうになった。心のモヤモヤを出に消してもらった+秘密の共有という大きなアドバンテージを得て、とても爽やかな気分。
その後出の部屋に戻った際、当然のようにエアコンを点けて室内で待っていた二人に乱れた髪やら衣服やらの状況からお前等S◯Xしたんだろ!と誤解されてしまい、危うく浮舟事変が始まるところだった。
卒業後は、どうにか出を丸め込んで同棲に持ち込みたいと画策している。
家入硝子:三年生になった。最近のマイブームはいずるが昼寝している時にこっそり隣に寝転がること。バレる確率は3割。
三年生になっても一向にいずるが堕ちてくれないので、やきもきしては歌姫先輩に連絡してアドバイスをもらっている。たまに照れてるいずるを見て、ははーんこういうのが弱いんだな?としたり顔で心にメモっている。
自分の術式柄、いずると任務というシチュエーションが無いのを不満を持っている一方で、3人の中で唯一〝医療〟と称していずるの生肌に触れられるという特権を持っている。ぶい。
卒業後は、いずるの親に挨拶に行き二人よりも早く外堀を埋めてやりたいと考えている。
五条悟:三年生になった。最近のマイブームはいずると暮らす(予定の)新居の間取りを考えること。ベッドは分けたい?と聞いたらドン引きされた。
新技を褒めてもらえるかと思ったら背後から愛を貰った。たんこぶは愛の結晶なので、反転術式は使ってない。最強故にいずると一緒に任務に行く機会が少ないのを滅茶苦茶不満に思っていて、よく上層部に当たり散らしている。
傑を立ち直らせたのはナイスだと思っているが、以前よりも更に親密になった二人を見て(主に傑)イライラ。見つけ次第傑にドロップキックをお見舞いしている。
卒業後は、いずると共に住む(断言)。同性婚が認められている国に移り住むのも良いなとか考えている。日本の呪術界のことは欠片も気にしていない。
この小説って、呪術廻戦知らない人も読んでたりするのでしょうか。
この小説は呪術廻戦の漫画8、9巻の辺りを題材にしているので、もし、呪術廻戦を未読だよって方は是非読んでみてください。
誰好き?
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浮舟出
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五条悟
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家入硝子
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夏油傑
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七海建人
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灰原雄
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伊地知潔高
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庵歌姫
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冥冥
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夜蛾正道
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九十九由基
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乙骨憂太
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折本里香
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禪院真希
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パンダ
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狗巻棘
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枷場美々子
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枷場菜々子
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伏黒甚爾