アル中とさしす組   作:大塚ガキ男

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こんばんは!ブースト有りです!




アル中と冷や水。

 

 倒れていた。

 男子生徒も女子生徒も男性教諭も女性教諭も──俺以外は等しく床に倒れ伏していた。

 痛みに苦しみ、もがき、死屍累々の様相。

 しかし誰一人として死んではいなかった。

 自らの死の未来を予感する程の痛みに苛まれつつも、その呼吸は一人残らず正常に行われていた。

 

「…………」

 

 ()()()、里桜高校の体育館にて。

 数十分前の己が()した──いや、()そうとした復讐の結果が、ただただ目の前に広がっていた。

 

『よし、順平君。体育館で倒れてる生徒達の容体に気を配ってくれ』

 

 窓の外。

 何故時間帯にそぐわない暗闇が立ち込める不思議な景色を一瞥(いちべつ)し、先程浮舟さんから言われた言葉を改めて思い出す。

 それから、入り口から体育館ステージまでの道中を歩きながら見渡してみた。

 どうやら皆症状は同じで、見る限り容体が急変してしまうということはなさそうだ。

 

「…………」

 

 一度は絶望の淵まで堕ちた俺のことを見捨てないでいてくれた悠仁と、母さんのことを救ってくれた浮舟さん。

 

『呪霊を祓うだけが呪術師じゃないんだぜ? 順平君』

『……でも()()師、ですよね』

『呪霊を祓うより、人命の方が大切ってこと』

 

 呪術。

 呪う(すべ)

 浮舟さんは、祓除(ばつじょ)より人命を重んじる呪術師の体現者だった。自らを盾にして母さんを救い、両手を毒に侵されて俺を救う、全ての人がこうだったら良いのにと願わずにはいられない、善性の塊だった。

 凄い人だ。素直に尊敬してしまう。

 ──だから、そんな浮舟さんからの指示を破るわけにはいかない。

 全うしなければ。

 誰一人として殺さずにこの一件を終え、罪を償って一からやり直さなければ。

 

「…………」

 

 緊急時故に、土足で体育館を歩む。数十分前の俺も土足だったから(そして数十分前のオレは土足かどうかなんて気にしていなかったから)そこまでの忌避感は無かった。

 靴底に残った砂利が床との間で転がり、時折異音を挟みながらも、倒れている人を避けながら歩みを進める。気が付けばステージ上。

 足元には一人の男子生徒が転がっていた。

 

「…………」

 

 伊藤翔太(いとうしょうた)

 外ヅラだけは良いコイツが、裏で俺に何をしてきたか。澱月の毒に苦しみ悶えるその表情は、俺をいじめていた時とは真逆のモノで。

 この溜飲が下がる事は決してないものの、今の俺にはもうそのムカつく(ツラ)を蹴っ飛ばす理由も無かった。

 

「…………」

 

 ステージ上から、この一件の()()()()を見下ろす。

 澱月の毒によって身体に斑点模様が浮かび上がっている()()()()は、このまま何かのショックで急死──なんてことにならなければ、全てが終わった後に病院へと運ばれる。

 澱月の毒が果たして治るものなのかは、この力に目覚めたての俺には分からない。

 しかし完治しなかったからといって──ここにいる全員が生き延び、少なくない期間を病院の清潔なベッドの上で過ごすことになったとして──俺は自らの罪について彼等に謝罪をするつもりは無かった。

 しかしやり直すチャンスを貰った以上、筋だけは通さなければならなかった。

 

「……なんだ?」

 

 体育館の入口とはほぼほぼ対角線上に当たるこの場所。

 それでも外から感じる嫌な()()に、俺は足を動かさずにはいられなかった。

 真人さん……いや、真人の雰囲気(呪力)とは違う。

 俺は浮舟さんや悠仁との戦闘に参加する事は許されず、命じられたのはこの体育館の監視と保護。

 だからわざわざ外の様子を確認する必要は、はっきり言って無い。

 

「…………」

 

 しかし。

 外の気配が、もしこの後体育館の中に入ってくる──なんてことが起きるのならば。

 俺は、戦わなければならない。

 未だに靴底に残る砂利が床との間で転がり、時折異音を挟みながらも、倒れている人を避けながら歩みを進め、再び体育館の入口まで辿り着く。

 気分を落ち着かせる為に一息吐いてから、俺は意を決して重たい鉄扉を開いた。

 

「また遊ぼうねぇ出ッ! 今度はちゃんと殺す気で行くから! ──」

 

 忘れもしない真人の声に、憎悪の感情と共に横を向く。

 向いたグラウンドの方角には、声の通り真人がいた。瀕死の真人がいて、その真人を白くて大きな身体の呪霊が抱えながら、こちらに走ってくるところだった。

 体育館の中から感じた気配は、この白い呪霊のものだったらしい。

 俺は呪術を扱うようになってまだ数時間しか経っていないビギナーではあるけれど、それでもこの白い呪霊が途轍も無く強く──恐らく真人と同等の実力を持つ化け物なのだというのは、直感で理解出来た。

 

「──あれ、順平……?」

 

 太い腕に抱えられ、息も絶え絶えの状態の真人がぶらりと首を落として俺の存在に気付く。それは白い呪霊も同じなようで、両目の存在しない顔をこちらに向けて静かに口を閉じていた。

 

「あぁ、良いよ別に。今は兎に角逃げよう」

 

 白い呪霊と会話をしたらしい真人が、こちらを一度視界に入れてから気にしていないように笑う。

 真人と白い呪霊は、俺の方に向かってくる事なく裏門の方へと走っていってしまった。

 すぐ近くをすれ違ったというのに、まるで俺のことなんか少しと驚異と思っていないみたいに去っていってしまった。

 

「…………待てよっ」

 

 確かにそうだ。

 俺はまだまだ未熟で、疑うべき輩を疑う直感も備わっていない。真正面から戦ったって、塵芥の如く吹き飛ばされてしまうだろう。

 でも。

 

「……よくも、母さんを巻き込んだな!」

 

 体内で渦巻き続け、()された怒りが──負の感情が呪力へと変換される。まるで長年身に染み付いた所作のように、なんの違和感も無く澱月を背後に顕現させる。

 幾数本も連なる触手の先には毒。

 これで殺せるだなんて思ってもいないが、それでも一矢報いずにはいられなかった。

 澱月の足が伸びる。

 風を切り、音を鳴らし、筋肉質な白い呪霊の背中にまで伸びると、勢いそのままに触れた。伸び切ったストレートのように、その背中にめり込んだ。

 

「ッ!?」

 

 ──瞬間、澱月の足から黒い火花が散った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ∪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「森で初めてテメェと会った時。順平君が澱月出した瞬間にテメェが膝をついたこと、ずっと疑問だったんだよな」

⬛︎(ガァ)……ッ!」

 

 地に伏し、口から血反吐を吐いて苦しむ特級呪霊。花御。

 そんな花御に押し潰される体勢で地面に頬を潰していた浮舟は、身体に回るアルコールパワーによって難なく脱出し始めていたところだった。腕立ての体勢で花御の身体を押し上げ、身体を斜めにして背中から地面へとずり落とす。

 両手に付いた手をパンパンと払いながら、浮舟は圧迫感の無くなった喉元をさすりながら花御を見下ろした。

 

「その時はまさか黒閃が絡んでるとは思わなかったが、順平君の術式が原因だっつうのはすぐ分かった」

「浮舟さん! 早く離れて!」

「分かってる! ちょっと待って! ……続けんぞ」

 

 僅かな時間を利用して、浮舟はこの場に留まる。

 

「順平君の毒は、確かに重い。けれども、非術師ならともかく術師(オレ等)なら完治しない毒じゃない。

「そんな毒が、特級呪霊(テメェ)にだけは触れても()ぇのに再び回り始めた。

「黒閃で与えた毒って話なら、まァ納得だよな。与える毒も二乗なんだろ? 

「それが致死量(毒の強さ)じゃなく、毒の効果時間(永続デバフ)ってのが気になるところではあるけど、まぁでもそっちのが断然強ェわな。

「だって生きてる限り、ソイツにとって吉野順平は天敵であり続けるンだから」

⬛︎、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(そ、そんなバカな話が)……」

「──じゃあ、今度こそ終わりな。五条もそろそろしんどいだろうし」

 

 言って、なんの未練も無く立ち去る浮舟。

 花御はピクリとも動いてくれぬ身体に怒りを覚えながらも、必死に喉を枯らした。

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(待って下さい)ッ!」

「待たない」

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(私の行動は)ッ」

 

 花御が、まるで『これだけは伝えておかねば』と言わんばかりの決死の形相で言葉を発する。

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(私の行動は)⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(誰かに命令されたものではありません)! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(ただ貴方を守りたかったのです)!」

「……………………あァ?」

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(山の神の加護を受けし者よ)! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(私は貴方がいずれ辿る末路を知っています)ッ! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(心底憐れみました)ッ! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(だから助けたかった)ッ! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(アジトに連れ帰り側に置くことで)⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(貴方を守れるなら)⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(それが一番だと思ったんです)ッ!!」

「…………ま、待てよ。つまりテメェは」

⬛︎(浮舟出)! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(貴方は自分自身と向き合う必要があります)! ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(そうでないと辿る末路は変わら)──」

 

 腹に違和感。

 浮舟が自分の身体を見下ろせば、澱月の触手がグルグルと巻き付いているところだった。

 

「浮舟さんッ!」

 

 吉野順平の声と共に両足が浮き、身体がくの字に折れて後方へと引っ張られる。

 浮舟は花御へと手を伸ばす。

 瞬間、目の前の光景の全てを(むらさき)が消し去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ∪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「浮舟さん!! ご無事だったんですね!!」

 

 石畳の上を歩いているところを、後ろから声を掛けられる。普段よりもいくらか遅い足取りでは、返事をせずとも声の主はすぐに追い付いてきた。

 

「……浮舟さん?」

「……おう、灰原」

 

 顔を覗き込まれ、慌てて表情を取り繕う。

 バレていやしないか。

 灰原はこういうところ妙に鋭かったりするからな、と内心焦ってみるが、灰原はオレの表情について特に何かしらの指摘を入れることはなく、合っていた視線はすぐにオレの左手へと降りていった。

 

「それ……、件の呪霊ですか?」

 

 オレの左手には、頭部が半分欠損した特級呪霊:花御の生首が握られている。ゴールキーパーのように、花御の頭頂部を掴んで不用意に不用心に、剥き出しで歩いていたのだ。

 ちなみに右手には、虎杖君が頑張って持ってきてくれた瓢箪(ひょうたん)が握られていたりする。あのわんこみたいな表情を見せ付けられては「もう戦闘終わったからいらないや」とは言える筈もなかった。

 

「……あァ。()()()()()まだ生きてる」

「その状態で、ですか」

「流石は特級と言ったところだな。前に五条が山道で戦った火山頭も首だけで生きてたし、特級の生命力ってのは()()()()()()なんだろ」

 

 火山頭という言葉に、手の中の花御がピクリと反応を見せた気がした。

 未だ夕焼けにすらなっていない昼過ぎの太陽を見上げ、目が痛くてすぐに視線を外す。地面へと。石畳へと再び視線を戻す。

 はっきり言って、オレの目線が下へ下へと向いてしまっている理由は、なにも太陽が眩しい()()が理由じゃなかった。

 花御が最後に語った全てが、オレから平常心を奪ってしまっていた。

 

「五条のところに──それでなくても、信頼出来る筋にコイツを明け渡す。コイツの持つ情報価値は計り知れない。今後また同じようなことが起こった時の為に、……いや、そもそもそんなことを最初(ハナ)から起こさせない為に。コイツから全てを聞き出さなきゃァならない」

「わ、分かりました!! お供しますっ」

「良いッて。一人で行ける」

「ですが……」

 

 にべもないオレの返答に、灰原がらしくもなく引き下がる。そんだけオレの表情はいつもらしくないのかと顔の筋肉に変な力が入ったところで。

 五条が現れた。

 

「いずる!」

 

 現れて、抱き締められる。

 いっそ息苦しいほどに熱烈なハグ。

 両手は塞がれているので肩を押して引き剥がすわけにもいかず、オレは体格差故に斜め上方向から掛けられている圧力に背筋を痛めてしまわぬよう必死に堪えた。

 

「五条……苦しい……」

「あぁ、ごめん。つい」

 

 つい、ってなんだよ。

 五条はオレからほんの少しだけ離れ、アイマスクに隠されていない綺麗な瞳でオレのことを見ている。何秒も、不自然な間を物ともせずに見詰め続けた。

 その後、五条はこちらにも分かるように(というか見せるように)両手をパチリと叩いて話の切り替えのタイミングであることを明確に示して、実際切り替えた。

 

「──いずるが中々退()いてくれないから大変だったんだけど?」

 

 話題は、つい先程までの戦闘についてらしい。

 ごめん、と取り敢えず謝っておく。

 

「いずるが怪我しないように(むらさき)の出力下げたら、今度は特級が祓い切れてないみたいだし?」

 

 五条の眼がオレの左手へと移る。

 

「出力下げてくれて(むし)ろ助かったよ。特級呪霊から話聞き出せるなんてチャンス、そうそう無いしな」

「……まぁ、いずるが良いなら良いけどー」

 

 五条が唇を尖らせ、オレの背後に回って後ろから体重を預けてくる。

 五条の掛け布団のようなサイズ感でのしかかられてはアルコール強化中のオレの身体でもまあまあダルくはあるのだが、五条としては『特級呪霊を華麗に祓ってその旨を褒めてほしかった』という思惑があるのだろう。

 

「五条さん、こんなところで油売ってて良いんですか?」

「フッ、その点抜かりないよ。全部伊地知に任せたからね」

「抜かり過ぎだろ」

 

 伊地知、可哀想に。

 森の中に残る大穴の後始末に四苦八苦しているであろう伊地知の泣き顔を思い浮かべ、オレは心の中で十字を切った。

 

「なに、いずる。今僕以外のこと考えた?」

 

 五条が耳元で何やらほざいているが、一々気にしている暇は無い。

 

「いずる。その特級どこ持ってくの?」

「そういえば、さっきは『信頼出来る筋に明け渡す』とかなんとか言ってましたよね。五条さんじゃ駄目なんですか?」

 

 五条の問いかけに、灰原が重ねる。

 

「……五条でも全然大丈夫。けど今ここでってワケにもいかないから、室内に戻るついでに硝子ちゃんの所まで行っちゃおうかなって考えてたの」

「いずる、僕じゃ頼りないってこと……?」

「そうは言って……あー、面倒くさいからそういうことでも良いよ」

「酷〜い! いずる、この件のMVPである僕のこと(ないがし)ろにし過ぎ! 僕はこの件のMVPなのに!」

「2回言うな」

 

 それに今回の件のMVPは間違い無く順平君だろう。

 なんて、戦闘後に東堂君からしつこく女の好み(タイプ)を聞かれていた順平君の姿を思い出しながら、未だ両手が塞がり続けていることに気が付く。

 右手と左手、どちらを灰原に預けるべきかと逡巡し。

 

「灰原、お酒持ってて」

「はい!! 大事に持ってます!!」

 

 右手の瓢箪(ひょうたん)を灰原に──

 

「──浮舟出よ」

「なに? ……あっ」

 

 名を呼ばれ、瓢箪(ひょうたん)を手放す前に振り向く。

 そこには、楽厳寺学長がいた。

 窪んだ両目の奥から抜き身の眼光を揺らめかせて、こちらを睨んで立っていた。

 

「やはり、お前……。浮舟出だったのか」

「……おじいちゃん、もしかしてボケちゃったわけ? いずる──僕の同期は十年前に」

「貴様は黙っておれッ!!」

「…………」

 

 楽厳寺学長が、老体に似合わぬはっきりとした足取りで近付いてくる。灰原に耳元で「どうしますか」と問われたが、すぐに答えられる精神状態ではなかった。

 ()()()

 楽厳寺学長に、浮舟出の生存を知られてしまった。

 その事実が、オレの身体を見えないナニカでグルグルに縛り上げてしまっていた。

 

「控室でマスクをしていたが故、顔を見ても()()()()()()()()()()程度にしか認識していなかったが……。こうして相対して見れば、お前のその顔忘れる筈もない」

「あ、あの。オレには一体なんのことやら」

「惚けるな。先程までの会話も聞いておったわ」

 

 楽厳寺学長が、オレ──五条──灰原──と順番に睨み付ける。

 

「死の偽装に、隠蔽に、その幇助(ほうじょ)。底を(さら)えば共犯者は更に出てくるであろうな」

 

 昼下がりの陽気に、楽厳寺学長のしゃがれた声が切れ込みを入れる。酒に酔った頭は今や完全に素面(シラフ)同等の冷静さに戻り、それこそ冷や水を浴びせられたような心境だった。

 

「それにその呪霊はなんじゃ。今回の一件、まさか貴様──」

 

 楽厳寺学長の糾弾が続く。

 最早ここからの弁明は不可能で、オレは灰原に渡そうとしていた瓢箪(ひょうたん)の口を親指で弾き、()()()を決め込むしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 浮舟出。

 残り寿命、5年。

 

 

 

 

 

 

 





今話でこの章はラストです!
次回から何本か番外編を投稿し、その次に渋谷事変という段取りです!起首雷同編はやりません!原作と同じようなことが起こったんだなと思っていてください!

いつもありがとうございます!
ではまた!
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