『増殖するG』のGはゲイ説(国会追放)   作:とろねぎ

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出会い

俺の名前は尾形。どこにでもいる普通の決闘者...だったが、少し...いや、かなり奇妙な体験をしたため、この場に残す。

もしこれを読んでいる人がいるのなら、馬鹿げた話だとは思うだろう。

しかし、これは実際にあった事なのだ。

 

それは一週間ほど前の出来事だった。

俺は普段通りカードショップのデュエルスペースでお気に入りのデッキを握り、デュエルしていた時の出来事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

尾形・相手

「「デュエル!!」」

 

尾形・相手

「「運命のダイスロール!!」」

 

尾形

「4だ。」

 

相手

「6!先行は貰う!」

 

先行を取られてしまったか...しかし、今回持ってきたのは壊獣とビートルーパーを混ぜた後攻ワンキルデッキ...!

最初のドローで『増殖するG』を引き、それが通れば勝率はグッと上がる。

 

...よし!

 

相手

「手札から『プランキッズ・ドロップ』を召喚。」

 

プランキッズか...てことはリンクでミューを出してくるはず。

 

尾形

「召喚した時に手札から『増殖するG』を発動!」

 

相手

「...チェーンは無い。」

 

無事に通った!あとはそこそこな引きでエグい制圧盤面をされなければ勝てる!

 

相手

「『プランキッズ・ドロップ』で『プランキッズ・ミュー』をリンク召喚。」

 

よし、読みはあっていたな。

 

尾形

「『増殖するG』の効果でドロー。」

 

???

『ハァイ!どうぞ♡』

 

尾形

「ん?あぁ、ありが...と...!?」

 

謎の声と共にカードを渡される。

あまりにも自然に渡してくるものだから一瞬何も思わなかったが、違和感を覚えたのでデュエルディスクを見てみると...

 

???

『あら!そんなに見つめちゃって...ど・う・し・た・の?♡』

 

ちっちゃいゲイ?オネェ?がディスクの影からひょっこりと出てきた。

 

尾形

「なんだこいつ!」

 

相手

「あ?どうした。」

 

尾形

「お前っこいつが見えねぇのか!?」

 

そう言って、オネェを指さすのだが...

 

相手

「何言ってんだ、何もいねぇだろ。」

 

バッサリと切り捨てられてしまった。

 

尾形

「そ、そうか。悪かった、続けてくれ。」

 

オネェ

『もう!アタシが分からないの!?アタシよ!アーターシ!『増殖するG』よ!』

 

え、何言ってんのこいつ...!

 

オネェ

『「何言ってんの」とは失礼ね!それに、アタシにはキャシーって名前があるんだからそう呼んでちょうだいっ!』

 

なんで心を読んでくるんだよ!

 

キャシー

『そりゃ、精霊だもの。ご主人様の心ぐらい読めるわ♡』

 

こ、これが...俺の...精霊...?

俺がショックを受けている間にも相手の展開は止まらない。

 

相手

「リンク素材となった『プランキッズ・ドロップ』の効果発動。デッキから『プランキッズ・パルス』を特殊召喚する。チェーンは?」

 

尾形

「あっあぁ、無い...です。」

 

キャシー

『あら!早速アタシの出番ね!はいどうぞ♡』

 

キャシーがカードを渡してくる。

 

相手

「急に敬語...?まぁいい。フィールドに岩石族がいることで手札から『魔救の探索者』を特殊召喚する。」

 

キャシー

『また!?もう!これだから展開デッキは!ぷんぷん!』

 

怒りながらもカードを渡してくるオネェ(キャシー)...なんか悪いことでもしたのかなぁ...俺。

 

相手

「『プランキッズ・ミュー』と『プランキッズ・パルス』で『プランキッズ・ドゥードル』をリンク召喚。『プランキッズ・パルス』の効果で『プランキッズ・ロック』を墓地へ送り、『プランキッズ・ロック』を特殊召喚。」

 

キャシー

「あぁもう!忙しくてやんなっちゃうっ!アタシだけじゃ手が足りないわ!アンタたち〜!」

 

???

『『『『ハァ〜イっ!』』』』

 

キャシーが声を掛けるとデュエルディスクから、さらにたくさんのオネェ達が湧き出てきた。

 

増殖するってこういう事かよ...!

 

キャシー

『えぇ〜?そんなことも知らずにアタシたちを使ってたってワケ!?トホホ...悲しくて涙が出ちゃいそうっ。』

 

???

『ちょっとちょっと〜キャシー、アンタが泣いたら、その厚化粧剥がれ落ちちゃうじゃなぁ〜いっ!』

 

キャシー

『コラちょっとナスリー!アンタふざけたこと言ってんじゃないわよッ!』

 

ナスリー

『事実じゃないのよ!』

 

???

『そうよナスリー。キャシーだっていつも頑張ってるじゃない。あんまり酷いことを言うものじゃないわ。』

 

ナスリー

『アナタがそこまで言うのなら...キャシー!アサミさんに感謝しておく事ねっ!』

 

なんなんだこの茶番。

 

キャシー・ナスリー

『『茶番とは何よ!茶番とはっ!』』

 

相手

「『魔救の探索者』の効果発動。デッキの上から三枚めくり、めくった中にあった『リバイバルゴーレム』を特殊召喚。

『リバイバルゴーレム』と『プランキッズ・ロック』でエクシーズ召喚『御影志士』。『御影志士』の効果を発動。

デッキから『ブロックドラゴン』を手札に加える。

手札の『ブロックドラゴン』の効果を発動..................」

 

凄い大量展開。流石はアダマシアだな。こうやって俺は冷静でいるけどオネェたちは...

 

キャシー

『ほぉら!アンタたちもっとキビキビ運びなさいっ!』

 

オネェたち

『『『イエス!マム!』』』

 

キャシー

『アタシをマムだなんて、アンタたちみたいな貧弱な子供なんてお断りよ!』

 

オネェたち

『『『イエス!マム!』』』

 

キャシー

『リレーは回転率こそ命っ!へばってカードを落とす軟弱なオネェなんてウチにはいらないわよ〜!』

 

オネェたち

『『『イエス!マム!』』』

 

キャシーを先頭(俺に一番近いところ)にしてオネェたちがディスクまで列を作り、そこからバケツリレーのようにカードを送ってくる大量のオネェたち...

正直もうこの光景だけで頭痛やめまいがしてくるが、追い打ちと言わんばかりに...

 

キャシー

『はいどうぞっ!♡はいどうぞっ!♡あらヤダこれ最高のまくり札の一つじゃない!運がいいわね!』

 

キャシーがいちいち話しかけてくるのである。もう相手の展開とかを見てらんねぇよこれ。

 

それでも相手の展開は止まらない。

 

オネェのカードリレーを眺めていると...

 

ナスリー

『こ、こんなに忙しいのは久しぶりねぇ!腕がなるわぁ〜っ!』

 

キャシー

『ナスリー!アンタやれば出来るのね!見直したわっ!』

 

ナスリー

『いいえ...アタシはまだまだよ...アサミさんを見てちょうだいっ...』

 

そこにはアサミが軽々と片手でカードを受け取り、もう片手でカードを渡していく様子だった。

 

アサミ

『ウフフフ。どうぞ。はいどうぞ。ほらほら、あともうちょっとよ、頑張りましょう?』

 

キャシー

『な、余裕でリレーを回しさらには他の子のフォローまで...!さすがアサミ元チーフ...!』

 

ナスリー

『えぇ...アタシ達も負けてられないわっ!!』

 

キャシー

『えぇ!』

 

キャシーとナスリーはアツイ握手をかわした。

 

...なんだろ。視界の端で急に熱血ドラマ始めないでくれ。

もうヤダ頭痛い...

 

相手

「シンクロ召喚『魔救の奇跡-ドラガイト』をシンクロ召喚。ターンエンドだ。」

 

やっと...やっと終わった...

ちなみに盤面は

『I:Pマスカレーナ』、『フルール・ド・バロネス』、『召命の神弓-アポロウーサ』(3素材)、『魔救の奇跡-ドラガイト』伏せカード2枚であった。

 

これは...俺の勝ちだ。(にっこり)

 

尾形

「『I:Pマスカレーナ』をリリースし、『粘糸壊獣クモグス』を特殊召喚。さらに手札から『妨げられた壊獣の眠り』を発動。」

 

相手

「『魔救の奇跡-ドラガイト』で無効にする。」

 

尾形

「ではでは、もう一回『妨げられた壊獣の眠り』を発動。」

 

相手

「『フルール・ド・バロネス』で無効!」

 

尾形

「残念だ。ま、もう一枚あるんだけどね。」

 

相手

「クソッ通しだ!」

 

尾形

「こっちのフィールドには『怪粉壊獣ガダーラ』をそっちには『粘糸壊獣クモグス』を特殊召喚。」

 

キャシー

『やったわっ!これで相手のモンスターは一掃よ!』

 

尾形

「更に手札から『ハーピィの羽根帚』を発動。」

 

相手

「チェーンは無い...!」

 

伏せカードは『夢幻泡影』2枚だったか...危ない危ない。

 

尾形

「手札から『騎甲虫スカウト・バギー』を召喚。効果発動。さらに、それにチェーンして手札の『騎甲虫スケイル・ボム』の効果を発動。」

 

相手

「もうチェーンは無い。好きにしろ!」

 

よしよしよしよし(ガッツポーズ)

 

ここからはもう展開するだけなので要約するとして、最終的には...

 

 

 

 

尾形

「『アクセスコード・トーカー』と『大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス』でダイレクトアタック!」

 

相手

「グワアァァァッ!!」

 

尾形

「俺の勝ちだ。」

 

キャシー

『勝てたわ〜!これもアタシのお・か・げ・ね?♡』

 

尾形

「えっあっあぁ、うんまぁ確かにそうではあるけど...」

 

ナスリー

『クォォラァ!キャシー!!アタシのことを忘れるんじゃないわよ!』

 

オネェたち

『『『それを言うならアタシたちもよ〜!ママ!』』』

 

キャシー

『もう!分かったわ、今日は...』

 

ナスリー・オネェたち

『『『『今日はぁ〜?』』』』

 

キャシー

『アタシがっアンタたちに奢ってやるわ!今日は飲みまくるわょ〜!?』

 

ナスリー・オネェたち

『ヨッシャァァァァァァッ!!』

 

オネェたち

『『『ママの奢りだなんて!何ヶ月ぶりかしらっ!』』』

 

ナスリー

『アンタの財布を寂しくしてやるから、覚悟しときなさいよねっ!』

 

 

 

...もう、ほんとになんなのこれ。

なにが悲しくて大量のちっちゃいオネェが狂喜乱舞している様子を見ないといけないんだ。

 

アサミ

『ちょっとちょっと。』

 

アサミさん...だっけ?

 

アサミ

『それで合ってるわ。いきなり大人数で押しかけるようなことしてごめんなさいねっ。短い間だとは思うけど、その間よろしくお願いします。』

 

アサミはあのオネェ集団と同じ環境にいたのか疑問に思うほど洗練された優雅な礼を行った。

 

ここまでの対応をされたら出ていけなんて言えないよな。

 

尾形

「あー、少しの間、だったら問題は無いです。えーと、こちらこそ、お願いします。」

 







オネェたちの見た目は皆様の想像にお任せします。
べっべつに作るのが面倒だったとか、そういう訳じゃないんだからね!勘違いしないでよね!
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