アヤベさんとスズカさんとの日常   作:鉄鷲

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3分で読めるほのぼの日常もの 今日のネタはとある方からの紹介です 
大体は二人に甘いトレーナーがよくない(よくないとは言ってない)
pixiv→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19981973


アヤベさんとスズカさんと浮気性診断テスト

「浮気診断テストですか?」

「そうなの、カレンさんが自分のトレーナーさんにやってみたそうで…そもそも恋愛していないと出てそれはそれで揉めに揉めたらしいのだけど…話の流れであの人にもやってみてほしいと雑誌を渡されてしまったのよ。」

ここはアヤベとスズカのトレーナー室。アヤベの手には一冊の雑誌。ウマ娘向けの恋愛やゴシップなどが載っている雑誌だ。その表紙には特集として「彼氏の浮気度チェック!」などと書いてある。数問の選択肢を選んで点数を付けるというようなよくある心理テストだ。

「なるほど〜まあせっかくですからトレーナーさんにも試してみましょうよ。」

「意外ね、スズカさんが乗り気なんて、あまり興味ないかと思ってたけど」

「私も一応ウマ娘ですよ?少しは興味ありますよ」

「まあそうね、一応他に悪いムシが付いてないから参考にしましょう。何かあれば動揺とかするでしょうし。」

「アヤベさんは現実的ですね。そう言えばこれは彼氏向けとありますけど私たちがやるとどうなるんでしょう?」

「そうね…彼が来るまで時間があるしやってみましょうか。」

 

こうして浮気診断に取り組むこと5分…

「できました!えーと点数のランクはDですね。結果は次のページと…」

「あら私もDね。」

ここでも同じランクとはこの二人基本的に似たもの同士で仲が良いのである。

「Dのあなた、恋人に夢中!もうあの人しか見えない状態で浮気なんて考えられない!全く問題無しでしょう」

「なるほど、これは」「あってますね」

意外と信用できるのでは?と二人は思った。所詮はお遊びなのだが人は信じたいものを信じやすい生き物。ついつい希望通りの結果が出ると信じてしまうのもあるだろう。

「とりあえず内容は隠したままで彼にはやってもらいましょう。」

「そうですね。せっかくですから最後にネタバラシとしましょう。万一浮気なんて出たら…」

「そんなことになったらどうしてくれようかしらうふふ…」

「たっぷりと私たちの愛を教えないといけませんよねうふふ…」

こうしてトレーナーの運命は一冊の雑誌に握られてしまったのだ。

 

トレーナー室に捕食者が二人いるとも知らず哀れな被捕食者がノコノコとやってきた。

「あら、トレーナーさん」「お疲れ様です。」

「おお二人とも早いな。どうかしたかい?」

やけにご機嫌な二人を見てはて今日は何かの記念日だったかなと見当違いなことを考えるトレーナーであった。

「いいえ、別に何も」

「それよりちょっと見ていただきたいものがあるんです」

そう言って二人は雑誌を開いて見せる。もちろんタイトルは隠してだ。

「雑誌?クイズ…じゃないな?」

「近いですけど心理テストです。」

「ちょっとやってみてほしいの」

「何だか良くわからんが…まあいいか」

愛バ二人の頼みなら断る理由はない。この男基本的に二人には甘いのである。

 

「えーと?この中で好きな食べ物?蕎麦かな」

「ペットを飼うなら何を飼う?オーソドックスに犬とか?」

「嫌いな人とは頑張っても仲良くできない?まあそうだなあ。YESかな」

そして数分後…

「さて、終わったよ。それで結果は?」

二人が雑誌を覗きこむ。

「これは…」「なんてこと…」

二人は驚愕する。

「なんだ?そんなに良くないのか…?」

さすがにそんな反応をされると不安になる。

その結果は…

「「あなたは大事な人から束縛、依存されています。浮気なんてしようものなら鹿に後ろ足で蹴られるくらい酷い目に遭うでしょう。間違っても変なことを考えないように。そのまま愛し合えば幸せ一杯ですよ。」」

「は?」

「これは浮気なんて考えてないわね!」

「しかも大事な人ですって!どうしましょう!」

二人は勝手に盛り上がっている。そもそも文に束縛依存という物騒なワードがあるが二人は見えているのかいないのか…

「トレーナーさん、信じていましたよ!浮気なんてしてないって!」

スズカが目を輝かせて言う。

「お、おう」

「やっぱり私たちはもう離れられない運命の赤い糸で結ばれてるのね!」

アヤベはどこか遠いところを見ながら言っている。

「そ、そうだな」

キャーキャーと珍しく二人が盛り上がっている様子を呆けたように見ながらトレーナーは思う。浮気も何も付き合ってるわけではないんだがなあ?束縛依存は…いつものカワイイモードの事かな?まあカワイイから別に構わないし二人以外を見る気もないし。二人が楽しそうだからいいか。

二人に甘いこの男にも困ったものである。

すると盛り上がっていた二人がトレーナーの方を向く。そして

「「それじゃあトレーナーさん、ずっとずっと一緒にいましょうね。」」

やはり二人は仲がいいし三人は一心同体なのだ。

 

ちなみにこの結果を二人のルームメイトに伝えると若干引き気味で「ああ…うん…良かったですね…」と素敵な反応を貰えたらしいことは言うまでもない。




今日のネタはこちらの作品内(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19972893)にある
「トレーナーに浮気性診断テストさせてみたら『既に彼女さんからの束縛があるので問題ナシ』との判定が出た時のアヤベさん。」
を自作のおやつシリーズ用に改変して作成しました。ありがとうございます。

実は束縛依存心が強いアヤベさんとスズカさんかなり好きなんですよね。これはまだバレてないと思うのでセーフですよね。このお題見たときに完全におやつシリーズのアヤベさん(とスズカさん)用じゃんとか思いましたね。
ここのアヤベさんとスズカさんは無自覚に病みやすいので普通に束縛依存してるんですけどトレーナーさんも普通に受け入れてるしカワイイなあくらいにしか思ってないので安定感があるんですよね。アヤベさんとスズカさんは執着心つよつよなくらいがちょうどよくてカワイイと思うのでどんどん病んでほしいですね。
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