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「ヘソだし衣装ってどう思います?」
「「は?」」
爛れた愛の巣こといつものトレーナー室でいつもと違う事を口走るスズカ。それにダブルで疑問符を浮かべるアヤベとトレーナー。唐突にスズカが変な事を言い出した。
「どうしたの急に?まだ走り足りないの?」
「熱中症か?今日はそんなに暑くなかったけどドリンクもう少し飲むか?」
「いえそうじゃなくてですね…」
一息置いてからスズカはもう一度言う。
「タイキがやけにヘソだしの服を勧めてくるんです。私に似合うからって。私は走ったらお腹が冷えるんじゃないかなって思うんですよ。二人はどう思います?」
「ええ…」
アヤベは頭を抱える。恥ずかしいとかではなく走ったらお腹が冷えそうとか思うあたりがスズカだ。トレーナーはと言うと
「スズカのヘソ出しか…」
想像してみる。スズカのまな板…いや、スレンダーボディにヘソ出しで少し恥じらうスズカ…普段と違う印象に周りの男は虜になる…そしてチャラい男達に誘われるまま夜の街へ連れ出されるスズカ…
「絶対にダメだ。スズカ、知らない男に簡単に着いて行ったらダメだぞ。お父さんそんなの許しません!」
「あなたも何言ってるのよ」
トレーナーの妄言にアヤベの鋭いツッコミが炸裂する。
「スズカが知らない奴に取られる〜~もう終わりだ〜~」
「え?私どこの誰ともわからない人のところに行くんですか??嫌ですトレーナーさんとアヤベさんとずっと一緒です!」
錯乱するトレーナーにつられてスズカも変な事を言い出す。
「スズカ!大丈夫だ!ずっと一緒だぞ!離さないからな!」
「トレーナーさん!私も一緒です!そうだ!このロープで首を縛り合いましょう!そうすれば離れません!」
「そうだな!よし早速…」
いそいそとお互いの首にロープを結びつけあおうとするスズカとトレーナー。
「待ちなさい二人とも、それはそういうふうに使うものじゃないわ」
素早く間に入りこむアヤベ。やはりこう言う時に頼りになる。
「それは三人で首を括るために用意した物じゃないの。」
頼りになるとはなんだったのか。
「は、そうでした。アヤベさんも入りますか?」
「まだその時じゃないから遠慮しておくわ。トレーナーさんもしっかりして。」
呆れがちに言うアヤベを見て冷静になる二人。そうだ、まだ死ぬ必要はなかった。ところでなんでこんな事してるんだっけ?
「なんでこうなってるんでしたっけ?」
「ええとスズカがヘソ出しして誰かに取られるからって話で…」
「ええ?私どこかに売り飛ばされるんですか??そんな…」
「スズカをそんなことにはさせないぞ!たとえ刺し違えてでも買い手を始末するからな!」
「トレーナーさん死んじゃうんですか!!そんな…すぐに後を追います!いえ早い方がいいですね!ちょうどいいロープがありますからこれで首を括りましょう!!」
「そうだな!よし早速…」
「待った待った。会話がループしてるわ。そうなるわけないじゃない。」
またも鋭いアヤベのツッコミが炸裂する。
「なんでスズカさんが売り飛ばされることになるのよ。あなた達落ち着きなさい」
アヤベのジト目で二人は一応落ち着く。
「危なかった。あやうく首を括るところだった。」
「そうですね。まだ死ななくていいですものね。」
「そうよ。それにその時は私も一緒よ」
物騒な会話だがここでは平常運転である。
「しかしヘソ出しのスズカか…カワイイとは思うが心配なところもあるな。」
「やっぱり走ったらお腹が冷えそうですよね。」
「そこじゃないとは思うけど…」
そんなことを言いながらその日は解散となったのである。
別の日の練習終わり
「ねえ、バニースーツってどう思うかしら?」
「「は?」」
爛れた愛の巣こといつものトレーナー室でいつもと違う事を口走るアヤベ。それにダブルで疑問符を浮かべるスズカとトレーナー。唐突にアヤベが変な事を言い出した。
「アヤベさん大丈夫ですか?珍しいですね走り足りないなんて。付き合いますよ?」
「アヤベが熱中症か。すぐに保健室に行こうか?」
二人は心配する。一方アヤベは
「待ってそうじゃないの。カレンさんが言ってたのよ『アヤベさんは耳が大きいからバニースーツが似合いそう』って。何かの動画でも観たのかしら。それでふと気になって。」
「なるほどアヤベのバニースーツか…そうだな…」
トレーナーは想像してみる。確かに耳が大きいアヤベにバニーはよく似合うだろうな…そんなカワイイアヤベがチャラい男達に酒を飲まされて意識が朦朧としてるところを夜の街に連れ出されてしまい…
「絶対にダメだ!アヤベ!騙して酒を飲ませるような奴らに連れて行かれてしまうぞ!お父さん絶対に許しません!!」
「誰がお父さんですか?」
トレーナーがまた妄想を炸裂させてこんどはスズカがツッコむ。ツッコミなのか?
「アヤベ〜~アヤベは渡さないぞ〜~絶対にだ〜~」
「私トレーナーさん以外のところには行かないわよ。トレーナーさん以外…トレーナーさんと離れる…嫌!嫌よそんなの絶対!!」
どうやらトレーナーと離れる想像をしてしまったようだ。
「私はトレーナーさんとずっと一緒よ!死んでも離さないわ!死んでも…そうね…永遠に離れないように心中しましょう!」
「アヤベ…そうだなそうしよう!!」
「待ってください!!話が飛びすぎです!!」
刃物を取り出そうとするアヤベを抑えるスズカ。スズカがツッコミにまわるのだからこれは尋常ではない。
「アヤベさんもトレーナーさんも落ち着いてください。まだ離れると決まったわけじゃないというか離れるなんて話してないじゃないですか。」
スズカが正論を言うなんて明日は槍が降るだろう。
「だいたい死ぬなら私も一緒です!」
前言撤回。いつも通りだった。
「そうだな。そもそもアヤベを離すわけないんだから大丈夫だよな。でもアヤベが自分から離れてしまったら…」
「私がそんなことするはずないじゃない!やっぱり今すぐ永遠を刻みましょう!そうねそれがいいわ!」
今日は…今日も混乱しているアヤベとトレーナー。引き出しの心中セットに飛びつこうとするアヤベを抑えながらスズカは説得を試みる。
「まだ死ぬには早いです!話がループしてますよ!落ち着いてください。」
「トレーナーさん…捨てないで…トレーナーさん…」
とうとう泣き出すアヤベ。もうメチャクチャである。
「アヤベ…アヤベを離すわけないだろ…大丈夫だから落ち着こうな」
先に落ち着いたトレーナーもアヤベを落ち着かせる。
少しして
「もう大丈夫…取り乱してごめんなさい…」
ようやくアヤベも落ち着いたようだ。
「しかしまさかバニースーツから心中に繋がるなんてな…」
「そうですね。まさかですよね」
ヘソ出しで心中しようとしていた二人が何か言っている。
「とにかく二人を離したりしないからな。誰にも渡さないよ。」
「トレーナーさん…」「そうですよね…」
この後に続くのは
「「私も絶対離さない」」
いつも通りである。
実は病みやすいアヤベさんとスズカさんが好きなんですよね。これはCIAも掴んでいないほどの極秘情報なので本邦初公開です。さぞや驚いたでしょう。驚きすぎて心停止したら119番の前にAEDしましょう。今日はちょーっとかなり嫌なことがあったので直線束のリーマン・ロッホの定理してえなあと思ってたら生えてきました。今日のネタはスズカさんの親愛度アップのセリフから生えてきましたね。スズカさんにへそ出しを着せようとするとはえっちちがすぎますね。そこにバニーアヤベさんをひとつまみしたところいい感じにこう病みやすくなりました。
スズカさんのところはいい感じに筆がのったんですけどアヤベさんの方がちょっと不調でしたね。あとオチがちょっと弱い。もうちょいイチャイチャさせたいんですけどどうすればいいんでしょうね?