「あら?アレは理科室の二人」
「何してるんでしょうか?」
アヤベとスズカが理科室の前を歩いていると
「タキオンさん…いくらお腹が空いてるからってティッシュを食べるのはやめた方がいいですよ?」
「キムワイプはただのティッシュじゃないねえ!それはもう優秀なんだよ!というか別に食べたくて食べてるわけじゃないしモルモットくんがどこかに行ってしまって…」
理科室の半開きのドアからそんな会話が聞こえてきた。
二人は理科室の変人が緑と白の箱から推定ティッシュ…いわゆるキムワイプを取り出してるのを見る。
「アヤベさん、ティッシュって美味しいんですか?」
「私は食べた事ないからわからないわね。でもそういえば前にテレビで研究所の人があのティッシュを使ってるのを見たかも」
「研究に使えてお腹が空いたら食べられるんでしょうか?」
「そうなのかしら?そう言えばトレーナー室のティッシュが無くなりそうだったわね。次はアレを頼んでみましょうか?」
ということで二人は一つキムワイプを買うことにした。
そして数日後。トレーナー室。
「アヤベさん、きましたよ。緑のティッシュ」
「あら、結構小さいのね。理科室のは大判なのかしら?」
「そうですね、それに…結構ゴワゴワしてますよ?」
「フワフワじゃないわね…これが味の秘訣なのかしら?普段使いには向いてなさそうだけど…」
二人は一枚取り出して眺めてみる。思ったよりザラザラで…これで鼻をかむと痛そうである。
「それで…肝心の味はどうなのかしら?」
「そうですね…どうなんでしょう?」
二人は一枚ずつ取り出して…少し口に含む…
「「おいしくない……」」
当然の反応である…
「なんでこれが優秀なのかしら?特に味もしないし…」
「よくわかりませんね…トレーナーさんなら知ってるかしら…」
そんなことを言ってると哀れな被捕食者がノコノコやってきた。
「やあ二人とも今日もカワイイな」
「トレーナーさん、ちょうどいいところに。」
「今日のオヤツよ。たくさんあるわ」
「今日は血液入りかい?ん?それは…」
二人はキムワイプを取り出してトレーナーに渡す。もちろん固まるトレーナー。
「なんでそんなものがここに?というかオヤツって…?」
「あらトレーナーさんこれ知ってるの?」
「なんでも優秀らしいんですけど美味しくなくて…」
「トレーナーさんは食べ方を知ってるの?」
「オーケー落ち着け。まずそれを置くんだ。というか食べ物じゃないぞ…」
「「……??」」
二人にこれを食べようとした経緯を聞くトレーナー。そしてこれは食べ物では無いと説明する。
「えーと?つまり理科室の変人がそれを食べてると思ったから用意したってこと?」
「そうなりますね。というかこれ食べ物じゃないんですか?」
「そうだね要は頑丈なティッシュだからね。普通は食べないよ?」
「どうりでおいしくないわけね。飲み込まなくてよかったわ」
「勘違いとはいえアヤベがこれを食べるとは思わなかったな…」
「まるで私は食べるみたいな言い方ですね?」
「スズカは箱が緑だから買ってきたとか言いそうだなとは思うよ?」
「それはどうかと思うわ…」
実はアヤベさんとスズカさんがすごくすごい好きなんですよね。キムワイプには結構お世話になっています。でも食べたことは無いです。よくあのティッシュは甘いだの辛いだの言いますけどあんまり食べないほうがいいんじゃないかな?とは思います。でもアヤスズが取り出したティッシュだといいお値段になりそうじゃないですか?まあそんなことより今回はなんと愛が重馬場ダグがつかないという異常事態です。もちろんヤンデレ成分も微塵もありません。これは明日はスズカさんが走らないかもしれませんね?なんかここに書くこともあんまり無いのでこの辺にしておきましょう。