「う〜ん…」
「こ、これで本当にトレーナーさんが堕とせるんでしょうか?」
ここはいつもの爛れた愛の巣。アヤベとスズカはトレーニング終わりに顔をしかめていた。何をしているかといえば靴を脱ぎ靴下を脱いでいる。それだけである。そして…
「これにトレーナーさんが食いついたところで…」
「現行犯逮捕する…?」
「一応そういうことになってるんだけど…」
「食いつくんでしょうか?なんだか信じられませんね…」
なぜこんな事をしているのかと言えば話は今朝になる…
「カレンチャンさんのウマスタに変態が居ついてるんですか?」
「そうらしいの…なんでも練習終わりの足裏がチラッと写った写真に集中してるらしいのよ…」
なんてことはないただの変態がウマ娘の足に欲情するというこの世界ではよくある?事件である。ともかく
「まあそんなに被害は出てないらしいからカレンさんもそこまで深刻には受けてないんだけど…でもこれはある意味使えるんじゃないかしら?」
「と、言いますと?」
「つまりね?トレーナーさんが足フェチである可能性もあるじゃない?ここまでアピールしてるのに一向に堕ちないトレーナーさんを堕とす最後の一手に使えそうということよ。」
「なるほど…私たちの最速の機能美(パーフェクトボディ)を持ってしてもトレーナーさんを堕とせないのは最後の一手(足裏成分)が足りていなかったから…ということですね?」
「そういうこと。」
とっくにトレーナーは二人にノックアウトされているのだがイマイチ気づいていない二人は勝手にトレーナーを足裏フェチの変態に仕立て上げていくのだった。
「ということで今日の練習終わりにトレーナー室に先回りして」
「靴と靴下を置いておく、そこに引っかかったところで」
「そうよ、あとは煮るなり焼くなりできるわ」
「ついにトレーナーさんと一心同体できるわけですね…」
「そうよ…ここが勝負どころさんよ…」
そういうわけで二人は今日の練習をより気合を入れて汗をかいたというわけである。
そして練習終わりの今、先にシャワーに行くと言い二人は罠を仕掛けたというところである。後は張り込んでおきトレーナーを現行犯逮捕するだけなのだが…二人は思う。普通これに引っかかるか?
そして隠れて数分待ちトレーナーがやってくる。そこには綺麗に並んだ二人分の靴と靴下が置いてあった。しばし固まるトレーナー。そしてアヤベの左足の靴を持ち上げひっくり返す。それからもう片方をひっくり返してしげしげと眺める。それからスズカの靴をセットで持ち上げひっくり返す。
「「そこまでよ!!」」
ここで二人のエントリーだ!
「うわっなんだ大声出して!ビックリしたな」
一方少々慌てるトレーナー。それはそうだいきなり後ろから大声で叫ばれれば誰でも驚く。
「ついに捕まえたわ!」
「もう逃げられませんよ!」
「なんだよ急に、どうした?」
「「トレーナーさんは足フェチだったのね!!」」
「は?」
いきなりなんだとなるトレーナー。
「部屋に入るなり他には目もくれず私たちの靴と靴下に突進して…」
「ドアの目の前に置いてあったからな?」
「一心不乱に靴裏を舐めまわすようにチェックするなんて…」
「そりゃするだろ。足のチェックは基本だ」
「「これはもう結婚するしかないわね!!!」」
「何言ってんだ…」
若干目をグルグルさせながらの二人対呆れ顔のトレーナー…
「そんなことより二人とも蹄鉄を取り替えないとダメだろ?アヤベは左が妙にすり減ってるぞ?」
「アヤベさん!婚姻届ってどこでもらうんでしたっけ?」
「ダメよスズカさん!今日はもう役所は閉まってるわ!明日いきましょう!」
「そうですね!」
キャーキャー言いながら妄言を吐いている二人をどう落ち着かせようか頭を抱えるトレーナーであった…
実はアヤベさんとスズカさんの脱ぎたての靴と靴下が好きなんですよ。嫌いな人いる?いねえよなあ??というくらいには魅力的な商品だと思うんですよ。例えばアヤベさんからはゴミを見るような目で、スズカさんからは困惑したような目で靴下を脱いでもらいたい。できればそれを貰いたい。そういう幻想を皆さん毎日夢に視るとは思いますけどそういうことなんですよね。それはそうと重馬場ダグがつかない異常事態2号です。病んでもいません。これは非常に由々しき事態さんです。やはりしっとりとした病み成分が無いとおやつシリーズとしては問題ではないだろうかと思うのですがいかんせん靴下の魅力に抗うことができなかったのです…次回のアヤスズは病んでいてくれるといいですね。