孤独の支配者と虚無の支配者は異世界で人生をやり直す 作:虚無神
どうして俺がこんな強い奴と戦わなくちゃあいけねぇんだぁ、・・・めんどくせぇ・・
けど、殺らなきゃあ殺られるのはこっちなら・・・仕方がねぇよなぁ・・
ん?リリネットの気配が消えた・・まさか・・・おいそのまさかなのか・・
『おい!リリネット!、・・リリネット!!』
マジかよ・・もうリリネットはいねぇのか・・・
「どうやら僕の不精独楽はあの子を抑える、いや消すにはうってつけの技だったって訳だ・・さて、今度こそ1体1だねぇ、スターク君・・殺ろうか命の取り合いを…」
チッ・・この男・・・結果主義って事か・・俺と似てるところあんのに・・・何処か俺にねぇもんを此奴は持ってるとでも言うのか…?
男達の戦いは熾烈さを増して激しくなっていった。
やっぱ強え・・この京楽って隊長、・・・のらりくらりとしてやがるのに隙がねぇ・・、本当なんで俺は強く生まれちまったんだろうなぁ・・
「隊長さん・・そろそろ限界か?・・ならすぐに終わらそうぜ…」
リリネットのおかげか、隊長さんの体力も疲弊している、いけるか・・・このまま追い詰めてトドメを・・
「やっぱり君は・・・殺りづらい!!」
殺りづらいだ?、、そりゃあこっちのセリフだ、こんな殺りづらい相手なんて聞いてねぇーよ・・・
スタークと京楽の死闘は遂に終わりを迎える時が来た。
「色鬼・・・黒!……」
スタークは激しい戦闘の果てに、京楽の花天狂骨の刃によって胸の中心にある黒い穴に致命的なダメージを受け、その傷から鮮血が噴き出し彼の身体は瞬間的に停止を経て、重力に従ってゆっくりと落下し、彼の時間が止まったかのように、意識は次第に薄れていった。
俺が強かったから、・・・こんな事起きてしまったのか?…
俺がもっと弱けりゃあ、・・・こんなに過酷な戦いを強いられる事も無く・・、ここまで強え奴と戦う事も無かったのに…
弱くなりたい、・・俺はそう望んでいた、・・・なのにどうしてこんなにも強くなってしまったのだろうか…
俺達に近付く者達は、ただそれだけで魂が消滅し、その場で命を絶ってしまう、・・・自分達が弱かったなら、無駄に犠牲を増える事も無かったって言うのに…
そして、スタークは命を絶ち、意識を手放し、深い眠りへとついたのだった。
そのまた一方では虚圏の天蓋の上にある空間、虚夜宮と言う永遠と夜だけが支配し、辺りは白いコンクリで出来た建造物、そして白い砂で覆われ色も無い殺風景な場所で、完全に虚化し暴走する死神代行黒崎一護と
『
ウルキオラは緑色の稲妻を槍上に変形させ、それを暴走する一護に向けて容赦無く投げ、直撃させて始末しようとしていたが、その望みは叶わず、スレスレのところで避けられ、素通り遥か彼方先で炸裂し、激しい爆音と轟音が鳴り響き、近くにあった建造物は跡形も無く塵も残さず消滅させ、200kmと言う超広範囲に渡って消滅し、その威力は下の虚圏の方にもかなりの影響が出ており、辺りが大砂嵐に見舞われていた。
『馬鹿な・・』(俺の最大の技をあんなスレスレで避けるだなんて・・・)
自身の最大の技を避けられ、驚愕しているとつかさず、暴走一護がウルキオラに剣を振るい攻撃してきた。
ウルキオラは何とか避けて、雷霆の槍をもう一度発動させ、今度は近距離から詰めて攻撃しようとしたが、素手で簡単に受け止められ、更に驚愕し、一瞬思考も身体も停止してしまった。
その隙をつかさず、暴走一護は見逃す事無くウルキオラの顔面を掴み、岩盤を抉りながら吹き飛ばした。
吹っ飛んだ勢いを利用してウルキオラは、黒虚閃を連続で放ち続け、暴走一護に近付かせない様にする。
暴走する一護は、頭に生えている大きく長い角から真っ赤な超巨大質量の虚閃を放ちウルキオラの黒虚閃を打ち消した。
遂に、暴走一護によって、片方の羽と腕を斬られ、そして地面に叩き付けられ、顔面を足で押さえ付けられ、真っ赤な超巨大な質量の虚閃を放ち、ウルキオラに直撃させ、下の虚圏にも貫通し巨大な衝撃が走り、大砂嵐が巻き起こり、大天災が起きる程だった。
ウルキオラは何とか生き延びたものの、内蔵や肝臓も吹き飛ばされており、自慢の超速再生も出来なくなってしまい、もう彼の寿命は短いものとなっていた。
その後、一護は正気に戻り、今の惨状に、自身が何をしていたか、うろ覚えなのか、錯乱状態に陥り落ち着かなかった、そして最後に決着を付けようと、ウルキオラが言うが、彼の時間も終焉を迎えたのか、砂となり果てて消えて行く。
そして最後にウルキオラは呟いた。
『これが"心"と言うものなのか・・・やっとお前達に興味が湧いて来たところだったんだがなぁ・・特に女、・・・いや・・井上織姫……』
ウルキオラは織姫に手を伸ばして掴もうとした。
織姫もそれに応じて、ウルキオラに手を差し述べるが…。
虚しくも手が届く事無く、ウルキオラは砂となり完全に消えて無くなった。
この2人は死後、地獄に行く事無く、この世界の理の枠を超えて、別の時空に飛び越え、新たに性を受け転生を果たした。