時は少し遡り、仁とミレディが二度目の衝突を始めた頃。
魔物の姿はなく、ミレディに少しでも多くの魔力を供給するため罠も停止し、もはや迷路としての機能しか残っていない【ライセン大迷宮】内部では、仁によって危機一髪のところを救われ、命を落とさずに済んだ清水ががむしゃらに走っていた。
「おいおい、嘘だろあいつ! どんな化け物と戦ってんだよ!」
先程から迷宮内に何度も繰り返し響き渡る衝撃音。それと同時にまるで激しい地震でも起きたかのように揺れる大迷宮。それが、己を救った風磨仁と姿の知らない敵との戦いの余波だということは清水はすぐに理解した。
相手がどんな存在なのかを清水は知らない。どんな姿なのかも、どんな戦い方をするのかもまったく分からない。それでも、この何かがぶつかり合うような衝撃音と大迷宮の激しい揺れ具合を見れば、少なくとも仁がすぐには片付けられない化け物だということは分かった。故に、清水は逃げることに全力を注ぐ。
もし万が一、自分が全力で戦わなければならない敵が現れたとすれば、その時は大迷宮のどこにいようとも安全ではない。一秒でも早く逃げた方がいい。そんなことを、清水は事前に仁の口から伝えられていた。
だからこそ逃げるのだ。自分の命を守るために。
「ああクソッ! また行き止まりかよ!」
しかし、清水は未だに大迷宮から脱出できずにいる。理由は単純明快。
迷子だ。
そもそもの問題として、この大迷宮はたとえ罠がなくとも、方向感覚を狂わせるような作りになっている。目印もなければ、そう簡単に脱出できるわけがない。
上に上がっていると思ったら下り坂にいた。右に曲がったはずなのに何故か気づいたら反対側にいた。ナイフで壁に傷をつけて印を作りながら移動したらいつの間にか最初の場所に戻ってきていた。そんなことはもう数えきれない。
どちらかといえば行きが順調過ぎたのだ。仁が先陣を切って勘に任せて進んでいるだけなのに、一度も迷うことなく迷宮の最深部にまで辿り着く。普通はそっちの方がありえない。
それでも、清水は諦めるわけにはいかない。必死の形相で走り続ける。だって諦めたら死ぬもんね。
「はぁはぁはぁ……なんだ……ここ?」
それからどれだけの間大迷宮の中をダッシュし続けただろう。がむしゃらに走り続け、行き止まりにぶつかる度にブチギレつつも、やがて清水は脱出こそ出来なくとも、他とは一風変わった場所にまで辿り着いた。
目の前には鉄製の頑丈そうな扉。その扉には無機質な黄色い看板がかかっており、可愛らしい黒文字でこう書かれていた。
"しんにゅうきんし! この先は危険だから入っちゃダメだよ~⚠"
この大迷宮の入口にもあった女の子らしい、どことなく腹の立つ文字。これを書いた者がミレディ・ライセンだということを清水はすぐに理解した。
「……入るか」
そんな確信があったからこそ、清水は躊躇いもなく重い扉を開けて中に入る。罠の可能性は今の大迷宮の状況を見て考えられない。そして、清水が仁に話を聞いた限り、人の嫌がることを率先してやるのがミレディという女なのだ。
つまり、ミレディの『入るな』は『入れ』。清水はそう解釈した。
部屋の中は特別豪華というわけでもない質素な部屋だった。壁も床も天井も全て真っ白に染め上げられた縦横二十メートル以上もある空間。そこには、何も置いてないからこそ一際目立つものがあった。
「なんだよこの魔法陣……ベヒモスの時よりもデカくないか?」
床の中央に描かれた巨大な魔法陣。その大きさは直径十五メートルもある。大迷宮の攻略経験がある者であれば、このサイズの魔法陣はそう珍しくもないが、まだその経験が浅い清水にとってこれほど巨大な魔法陣は今まで見たことがなかった。
「ん……あれは……」
そこで、清水は部屋の奥の壁に何やら文字が刻まれていることに気づく。入口からでは小さくて読めないため、巨大な魔法陣に触れないよう避けて部屋の奥へと進み、刻まれた文字を読む。
"運悪くこの部屋に来ちゃった君ぃ~! ざんね~ん、ここは爆弾部屋でぅえ~す!"
「ば、爆弾んん!?」
その物騒な二文字を見て、清水は顔を青くする。それでも、恐怖に囚われて正気を失うことだけは避け、まだ何行もある文章の続きを読んだ。
かなりの長文であったため、要約するとこんな感じだ。
まず、この部屋にある巨大な魔法陣は大迷宮そのものを爆弾へと変える特殊な魔法陣である。この魔法陣が一度でも起動すれば、【ライセン大迷宮】はすぐさま巨大な爆弾へと早変わりし、地上をも巻き込んで大規模な爆発を巻き起こす。
この魔法陣は大迷宮内に合計四つあり、その四つ全てが同時に起動することで大迷宮を爆弾へ変える魔法は発動される。
魔法の起動条件はミレディ・ライセンが特定の魔法を発動すること。
そして最後に、こう書かれていた。
"あ、ちなみにこの魔法陣は扉が開いたら六十秒後に爆発して、スペアの部屋に自動的に刻まれる仕組みだから早く逃げた方がいいよ~。もしかして、もう六十秒経っちゃって死んじゃった? だったらごめんね~"
「ダニィ!?」
その最後の文章を目にし、清水は今度こそ恐怖の渦に囚われた。呑気に壁に刻まれた文章を読んでいたら、既に爆発へのカウントダウンは始まっていたのだ。焦らないはずがない。ミレディもそれを理解した上でワザと長文にしているのがより質が悪い。
「あれ? でも……」
しかし、清水はすぐに冷静さを取り戻した。何故なら、
「もう一分……とっくに過ぎてるよな?」
清水は魔法陣にビビりながら移動し、壁に刻まれた文の内容をじっくりと頭の中でかみ砕いて理解しながら読んでいたため、既にこの部屋に入ってからもう六十秒どころか二~三分は経っていた。
もし、ここに書かれていることが真実であるならば、とっくに魔法陣は爆発して清水は命を落としていてもおかしくない。
「もしかして、ここも他の罠と同じで動いてないのか?」
その清水の推測は正しかった。現在、この大迷宮に貯蓄されている魔力は仁と戦闘しているミレディに全て注がれている。だからこそ、大迷宮内で罠は作動していない。それは、今清水がいるこの部屋も例外ではなかったのだ。
本来ならば、部屋に入るどころか扉が開いた時点で落とし穴が作動し、毒液プールに落とすことで侵入者は命を落としている。
その罠すら作動せず、清水がゆっくりと壁に刻まれた文章を読めていたのはこの大迷宮の主であるミレディの凡ミスだ。溢れる程の魔力が溜まっているのだから、この部屋にくらい魔力を流しておくべきであった。
そんな単純なミスさえなければ、ミレディは仁を殺せたかもしれなかったのに。
「よく分かんねーけど、早くこっから逃げた方がいいよな……」
何故罠が作動しないのか。それを未だに分かっていない清水でも、これ以上この部屋に留まるのはマズいということぐらいは分かった。今の清水の状況を分かりやすく例えるならば、狭い部屋でタイマーの止まった時限爆弾と一緒にいるようなものだ。今は止まっているとはいえ、いつ動き出すか分からない以上、すぐにでもこの部屋を去った方がいい。
その判断は正しい。正しい……はずなのだが、清水が扉から出ようとした瞬間、ほんの僅かな、些細な疑問が心の内に生まれた。
(それで、いいのか……本当に?)
思い出したのは、今もなお激しい衝撃音と地響きを起こして戦っている仁のことだった。もし、この魔法陣が起動して大迷宮が爆発したとしよう。運良く清水が脱出に成功したとしても、未だ大迷宮の最下層で戦い続けている仁はどうなる? そんな考えが清水の脳裏を過った。
「いやいや、風磨なら大丈夫だろ……」
化け物染みた強さを持つ仁ならば、きっとこの大迷宮が爆破してもケロッと戻ってくるに決まっている。そんな楽観的な考えと、もしかしたら仁でも死んでしまうのではないかというマイナス思考寄りの考えが清水の脳内でバチバチと争い合う。
「そうだ。俺は逃げろって言われたんだ。早く逃げないと……」
そして、最終的に楽観的な考えの方が勝利して、この部屋から一歩出たその瞬間だった。
(なんのために、俺はこの迷宮に来たんだ?)
今度は別の疑問が心の内に浮かんできた。
プライドを捨てて変態に弟子入りをしてまで"身体強化"を習得し、仁に与えられた無理難題を死ぬ気でクリアし、命を捨てる覚悟を持ってまでして大迷宮に挑んだ。そうまでした理由。清水には、それを望んだ確かな理由があった。
「……ああ、そうだったな」
それはとても簡単なことだった。
「俺は……あいつの見てる世界が知りたいんだ」
仁と自分では見ている世界が全く異なる。トータスに召喚されるずっと前から、清水はそう考えていた。その考えに至った経緯についてはそう複雑ではない。清水は仁の思考を、言動を、生き方を何一つとして理解できないからだ。
当然仁と清水は完全なる別人であるため、お互いの考え方が分からなくてもおかしくはない。それを踏まえたとしても、清水から見た仁は異常者だった。
そして、自分と仁の最大の違いこそ、『強さ』だと清水は考えていた。
ウルでの経験から、少しだけ前向きに物事を考えられるようになった清水は仁が見ている世界を知りたくなった。だからこそ『強さ』を望んだ。そんな小さな理由で、命を落とすかもしれない大迷宮に挑んだのだ。仁のようになれないとは分かっていながらも、少しでも強者の世界を知るために。
「だったら……ここで逃げるのは違うだろ」
ならば、今清水が考えるべきことはどうやって助かるかではない。この状況で風磨仁ならばどうするかだ。その結果、清水は再び爆弾部屋へと戻る。
「あいつなら、
それが清水の答えだった。
そうと決めた後の行動は速かった。すぐさま巨大な魔法陣に駆け寄り、機能が停止している間に解析を始める。
「四つ同時に発動するのが条件なら、一つでも無力化しちまえば魔法は発動しない。どうにかして、無効化できれば……」
清水の行動は的確だった。大迷宮を爆破させる魔法陣が四つあったとしても全てを無力化する必要はない。四つの魔法陣で一つの魔法を発動するのだから、魔法陣を一つでも無力化してしまえば魔法が発動することはない。
しかし、そこが清水の限界だった。
「クソックソックソッ……全然分からねぇ!」
一応魔法詠唱者であるとはいえ、魔法の知識が解放者やハジメのメインヒロインであるユエに比べて大きく劣る清水には、ミレディ・ライセンの描いた魔法陣は難問過ぎた。それもそのはず、神代の時代から数千年もの間魔法を研究し続けたミレディと少し前に魔法を覚えたばかりの清水では、歴史に差がありすぎる。
だからといって、すぐに諦められるような人間ならば、清水は大迷宮になんか挑戦していない。なんとか糸口を見つけ出そうとする。
その時だった。清水の脳裏にとある光景が流れ始めたのは。
『筋肉です……筋肉を信じなさい……筋肉こそが全てを解決します…………』
「うっせぇ出てくんな! 消えろっ!」
その人物はマッスルポーズを取ったムキムキ男――ハイツだった。清水は躊躇いなく頭の中に突如出現したイマジナリーハイツを殴り飛ばし、脳内から排除する。
しかし、奇しくもその謎現象は今の手詰まりな状況に一筋の光を導いた。
「……そうだ。ぶっ壊しちまえばいいんだ」
それは、酷く脳筋的な考えであるけれど、この状況において正しい判断だった。
本来、魔力の通った魔法陣は無理に破壊するものじゃない。破壊した影響で魔法陣が滅茶苦茶に繋がり、誰も想定していないグチャグチャな魔法が発動する恐れもあるからだ。
だが清水の目の前にある魔法陣にはまだ魔力が流れていない。魔力のない魔法陣など、ただ床に刻まれただけの模様だ。つまり、今この状況であれば破壊してもなんら問題はないのである。
清水もそれを理解したからこそ、この脳筋戦法が一番簡単で成功率が高いと考えたのだ。そのきっかけを与えたのが、自分を半殺しにしてエリセンで散々やらかしてくれたあの筋肉男だというのは、清水にとって認めたくない事実だけれど。
「よし……だったら…………」
魔法陣の破壊を目標に定めた清水は、この空間ではまともに魔法が使えないため、短剣を握る。この短剣は清水が元々持っていたものに仁が"生成魔法"を使い、魔力を通すとちょっと切れ味が良くなる程度の魔法が付与されている。
そして……
「おっらぁああああ! 筋肉ゥ!!」
アホみたいな掛け声と共に魔法陣を刻まれた地面ごと切り刻み始めた。
発狂しながら床を短剣で切り刻むその姿は第三者が見てしまったら薬でヤバくなった人のようにも思えるだろう。少なくとも、日本でこのような人物を見てしまったなら絶対に近づいてはいけない。
そんな感じで床を短剣で切り刻むこと数十分。
「はぁはぁはぁ……お、終わったー……」
ようやく清水は魔法陣の破壊を終えた。
床は砕けていない所がないという程に切り刻まれ、もう魔法陣の模様すら見えない。ずっと床を刻んでいた清水の短剣の方にも限界が来ており、剣先が折れてもう魔物相手に使うことすらできない。
「つ……疲れた…………」
敵と戦ったわけでもないが、床一面を破壊しまくることは魔法の使えない清水にはかなりの重労働だった。今まで忘れていた緊張感と疲労感がどっとその体にのしかかり。清水は砕けた床に仰向けに倒れた。
それが、仁に追い詰められた『人造人間
〇
【ライセン大迷宮】の最深部。大量に浮遊していたブロックは一つ残らず消滅し、迷宮の壁はところどころが崩れ落ち、先程までの戦闘が嘘だったかのように静まり返ったその空間で、オレは勝利を実感していた。
「勝てた……のか? 最後になにかやろうとしてたみたいだが。あれは一体……」
結局最初から最後まで気を感じることはなかったため、本当に倒せたかは疑わしいものだが、最後に撃った"バニシングボール"には確かな手応えがあった。真正面から食らったのだから耐えられるわけがない。
一つ気になることがあるとすれば、オレの攻撃が直撃する直前、ミレディがなにやら覚悟を決めたような表情で魔法を使ったようなのだが、オレの体どころかこの大迷宮にも何一つとして異変は見られない。
あいつが無駄なことをするとも思えないし、少し不安だ。
「……まあ勝てたなら構わない。それよりも清水を…………いや、あいつなんでまだあんなとこにいるんだよ」
ミレディが最後に使った魔法については未だ気になるが、そこは一旦置いてオレは清水の気を探る。すると、逃げる時間は十分あっただろうに、この最深部からそう遠くない位置にいる清水の気を発見した。
「道にでも迷ったか? とりあえず迎えに行くか……」
そして、オレは"瞬間移動"を使って清水がいる場所まで転移する。
移動した先の場所は、真っ白い部屋の中だった。部屋の床がズタズタに切り刻まれていて、元がどんな形状だったのかも分からない。そして、そんなどう考えても寝心地が悪いであろう床の上で清水が何やら満足したような笑みを浮かべて仰向けにぶっ倒れていた。
「……おい清水、起きろ。何があった」
「うぉお!? なんだ風磨か……驚かせるなよ」
「この程度で驚くな。そんなことより、おまえこんなところで何やってんだ?」
清水を叩き起こしてから、オレはこの白い部屋で何があったのかを問いただした。
清水の話によると、どうやらこの部屋には大迷宮そのものを爆弾へと変える魔法陣が設置されていたらしい。部屋の奥に刻まれていたミレディの煽り文章にもそう書かれていたから間違いないだろう。
ただミレディが魔力を断っていたようで発動の心配はない。それでも、いつ爆発するか分からないと危機感を感じた清水は魔法陣を徹底的に破壊して魔法を発動させないようにしたらしい。
らしくもない清水の脳筋的な発想に思わず苦笑いをしてしまったオレだが、そこで一つの憶測が浮かんだ。
「なるほど……もしかして、最後のあれはそういうことか?」
思い出すのは、先程ミレディが発動したものの、何も起きなかった例の魔法。もしかしたら、ミレディが発動した魔法はこの魔法陣を起動させるものだったのかもしれない。そう考えれば、あの時何も起きなかった理由も頷ける。
爆弾本体が解体されてしまえば、いくら起爆スイッチを押しても無意味だろう。
流石にオレも大迷宮が丸ごと爆弾に変わって、その爆発をど真ん中で受けてしまえば命の危険は確かにある。運が良ければ生き残れるかもしれないが、それは逆に言えば運が悪ければ死ぬ可能性もあるということだ。
これはもしかしたら、オレは清水に命を救われたのかもしれない。
「清水……助かった。ありがとう」
率直にそう感じたオレは、僅かながら頭を下げる。命を救われたのだから感謝を告げる。人として当たり前の行動だ。しかし、清水はオレの反応が余程意外だったのか、呆然とした様子で見つめてくる。
「なんだ? オレが素直に礼を言うのはそんなに不思議か?」
「まあ、そりゃあ……な」
随分と失礼な奴だ。オレは恩を仇で返すようなクズじゃない。ありがたいと思えば感謝だってするし、悪いと思えば謝罪だって躊躇わない。こんな最低限なこと、子供にだってできる。出来ないのは余程のクソ野郎だ。
「それよりも、さっさと行くぞ」
「行くって……どこに?」
「決まってんだろ……」
清水の反応にちょっとイラっと来たオレは首根っこを掴んで無理矢理立たせてから、告げた。
「――神代魔法をいただきにだ」
その後、清水を連れて大迷宮の最深部に戻ったオレはその空間にある壁の中でも特に怪しいと感じた場所を殴ってぶち抜き、その先にある解放者の住処に不法侵入した。ミレディのことだから、オレを招き入れるような仕組みがあるわけがない。これは正当な不法侵入だ。
そこで、オレ達は衝撃なものを目にした。
「風磨……まさかこいつって……」
「ああ。多分おまえの思ってる通りだろ」
小さな体に白っぽいローブと白い仮面。先程とは全く異なる姿だが、オスカーの記憶が間違いなくそうだと告げている。
「……ミレディ・ライセンだ」
そこには、体中に大きな亀裂が入り、もはや崩壊寸前の小さなゴレームの体をした……ミレディ・ライセンが倒れていた。
爆弾処理班 清水
今回の大金星。
清水が頑張ってなきゃ仁は死ぬ可能性があった。そのくらいには大迷宮爆弾は強力。本来の予定では、清水はもっとビビりながらイヤイヤ仕方ない事情があって爆弾処理をする予定だったのだが、何故か絶妙に覚悟を決めた漢になった。これにはマリクも大喜び。
爆弾部屋
ミレディが【ライセン大迷宮】を爆弾に変化させる魔法陣が設置してある部屋。
絶対に荒らされてはいけない部屋であるため罠も大量にある。今回の場合は全部起動してなかったけど。大迷宮の中には同じ部屋が四つあり、ミレディが特定の魔法を発動するとその四つの魔法陣が同時に起動する。
イマジナリーハイツ
『筋肉ゥ!!』
死にかけゴーレムちゃん
本気と書いてマジと読むくらい頑張ったけど負けちゃった子。
頑張りすぎて崩壊寸前となった魂がミニゴーレムの体に自動的に戻った結果今に至る。果たして彼女の命運はいかに……