「なァ、行方。覚えとけ。これからお前に近付いてくるヤツは三種類ある。」
「さんしゅるい?」
「オマエを研究して甘い汁吸おうって輩か、学園都市トップの座を狙って突っかかってくるバカだ。」
「なんかヤダ。あとひとつは?」
「......テメェを本当に慕って、信頼しムチャをしやがるくだらねェ奴らだ。」
「なンでも出来るようになりたけりゃ、まずはソイツらを探して守ることからだ。」
「誰かを守るの?なんかむずかしそう...」
「あァ?簡単に決まってるだろうがァ!!いいか? 鈴科 行方を止められるものなンざ、この世のどこにも存在しねェんだからな......!」
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「デフォを垂直90°から反射に変更。よし行くか。」
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ビーービーービーービー!!
“侵入者!侵入者!繰り返す!侵入者発見!”
敷地に入ってから、大量の警備ロボやらライフルを持った警護兵が行方に向かってくる。
「止まらなければ撃つぞ!すでに囲まれている!観念しろ!」
「うるさいなぁ、音も反射。」
途端に周りのすべての音が聞こえなくなり、自分の耳の脈打つ音だけが聞こえる。
「くっ!撃てぇぇーー!!」
ズガガガガカ!!ババババババ!!ダダダダダガガガ!!
行方の周りから一斉にアサルトライフルから銃弾が射出される。だが、そんなものは全くの無意味だ。たとえ核を撃たれたとしても擦り傷1つつかないだろう。
、、、
第四試験施設に入りサイレンの警報や銃声が鳴り響くなか行方は歩きながら、送られてきたデータを閲覧していた。
ババババババ!!
「えぇと...。湾内 弥遥(わんない みはる)。年齢8歳。水圧固定(アクアロック)液体を個体として固める事ができる能力。level2。外見は黒くウェーブがかったショートって感じかな。よく場所分かんないから手当たり次第探すか...」
行方は大まかにジグザグに歩くことにした。片っ端から歩いていけば大体の部屋には行く事が出来るだろう。もちろん、壁や天井などは無きに等しい。
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「な、なんだろう...何かあったのかな。まさかお母様が...」
「ハハハッ!大丈夫だよ?弥遥!だってlevel5のアタシがついてあげてるんだもん!」
「あ...ありがとう。南乃ちゃん...」
ドタドタドタドタ バンッ!
突然少女2人のいる部屋のドアが開いた。
「狙いは何か知らんが侵入者が来ている!念のため2人は別々の場所へ移動してもらう。」
警備隊員はそう言うと弥遥をもちあげ、廊下へ出てしまった。
「あ!弥遥!」
「南乃ちゃん!」
「こちら12のF。侵入者は?どこへ行った?」
“こちらB班、すまない、今のところターゲットを見失ってしまっ”
ドオオオォォォォーーン!!
「きゃぁぁぁぁぁーー!!」
突如、弥遥を担いだ隊員の真横の壁が壊れ、衝撃に巻き込まれてしまった。
「あ!発見!」
“おい、どうした?!返事をしろ!こちr”
バキッ!!
行方は気を失っている隊員のトランシーバーを踏みつぶした。
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「う...うぅん...。ハッ!」
弥遥が気がつくと、先程の侵入者におんぶされていた。
「気がついた?ゴメンね。まさかそこにいるとは思わなくて...」
「あ!あなたは?!一体どうしてこんなことを?」
「私?私の名前は鈴科。あなたのお母様からあなたを助けにくるように言われて来たわけ。」
「お母様が助けに?それに、能力者?...」
「とりあえず無事だったからもう帰るよ?」
「ま、待って!!」
「え?」
「私と同い年の友達もここにいるの。あの子なら大丈夫だとは思うんだけど、一緒に助けてあげて?!」
「ボソッ 1億のため...か。」
「え?なんか言った?」
「いや。いいよ。じゃあどこらへんにいるか分かる?」
「うん。多分この階にいると思う。私とは反対側にいる。でも大丈夫?もしまた警備隊員が来たら...」
「しっかり背中に掴まってててね...」
「え...あぇ?」
おんぶのまま走り出したかと思うと、前の壁がビニールを裂くように破れてゆくのだ。
(こんな能力...見たことない。一体どんな?)
色々といっぺんに多くの事があり過ぎて混乱してしまう。
ただ、悪い人がこんなに優しく背中に乗せてくれる訳がない。それだけは確信できた。
微妙なとこで終わってしまいました。
スン↓マセーン↑(゚∀゚)!!!