とある将来の通行禁止   作:るなうるむ

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今回は他ネタが少々...。なんかこれ変だぞって思った事があったら指摘願います。


今こそ限界突破!

 

ジュュウゥゥーー!

 

 

 

「お待たせしました〜。リブロースステーキのビック盛りでございます」

 

 

 

「おぉー!では頂きます!いざ!」

 

 

 

「ほ、本当にこんなところでよろしかったのですか?もっと良いお食事処でしたら、いくらでもお連れして差し上げますのに」

 

 

 

普段の慣れた静かな上品な料理店とは違い、昼時のファミレスのむさ苦しさったらない。

 

 

 

「ハハッ♪学園都市最強には大衆食堂がお似合いだね!」

 

 

南乃の笑顔の傍ら、行方は口いっぱいにご飯とステーキを詰め込んでモシャモシャと呑み込んでいる

 

 

 

「みやお、うふはい。(南乃、うるさい)」

 

 

 

「で、でも学園都市最強のlevel5ともなると、わたくしよりも良い生活を送っているものとばかり...ですが、まさか会社まで潰してしまうなんて...。」

 

 

「ふぇ?ふぁぁぁ......(え?あぁ...。)」

 

 

 

 

。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、浮いているだと?テ、テメー何しやがった!?いくらlevel5だろうとこんな大掛かりなことできる訳が...」

 

 

 

 

「はぁ?世界を滅ぼすことだって可能なlevel5がビルの8個か9個浮かせられないでどうするの?」

 

 

 

「み、南乃ちゃんも、し 島を浮かせたりできるの...?」

 

 

 

 

「いやいや、出来ない出来ない......ヾノ・ω・`)」

 

 

 

 

「だ...だよね〜」

 

 

 

 

 

「オマエ!私の会社丸ごと上空まで持ってきて何するつもりだぁぁ?!」

 

 

もう取り繕う余裕はない。大損害に加えて強力な盾すら失い、最初の穏やかで自信に満ちた雰囲気は見る影もなくなっていた。

 

 

 

 

「どうするって、何もしないよ?ただ今まで重力を逆方向に変えていたのを戻すだけ。」

 

 

 

 

「え?南乃ちゃん、どういう事?」

 

 

 

「弥遥、さっきの地震おぼえてるかな?」

 

 

 

「うん。ものすごい揺れだったけど...」

 

 

 

「ようするに、その地震は会社の区画を丸ごと地面から引きはがす時の地震だったの。地震の後はもう既に私達は上空にいたんじゃない?」

 

 

 

「......。えぇぇーー?!」

 

 

 

 

(弥遥...どこまで分かってるんだろう...)

 

 

 

 

 

「じゃあ、ここで敗者復活問題で〜す!」

 

「上空1500mの地点からビルや施設が落ちたら、会社は一体どうなるでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「......え...嘘......まさか...」

 

 

 

 

「さらに重力を2倍とかにしてみたらどうなる?」

 

 

 

「や.........やめろ...やめろ...」

 

 

 

 

「ブッブー!時間切れ〜!という訳で正解の発表です!」

 

ニヤァ

 

 

 

「やめろ...やめてくれ......この会社は私の全てなんだ....私が頑張って大きくして....寝ないで何年も働き続けて...」

 

ガクンッ!

 

 

体が浮く様な感覚に襲われる。まるでジェットコースターに乗っているような体の感覚......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どんな理由があろうと、自分が人にしたことって...跳ね返ってくるんだよ?」

 

 

 

 

 

「やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ...やめてくれーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

地面が崩れはじめ、ビルや半壊した施設郡は潰れたり横倒しになったりしながら雲の上から大量の破片とともに落下を始めた。

 

 

 

「きゃぁぁぁーーー!!」

 

 

「第一結晶!空間結界!!」

 

 

「あ、ありがとう南乃ちゃん...」

 

 

南乃は自分と弥遥を空気の中に固定し、バリアを張る。空気の原子たちをその場で結束させ固めるので、落下するのを防ぐことができる。

 

 

 

「あれれ?そういや鈴科さんはぁ?まさかこの瓦礫と一緒に落下中?」

 

 

 

 

「私は跳ね返ってきたらベクトル100倍にして跳ね返すけどね......」

 

 

「アハハッ♪いた。」

 

 

2人の上で腕を組み立っている。重力のベクトルと抗力のベクトルをゼロにしてその場にとどまっているのだろう。飛ぶ時はそれぞれを一方向に変えれば任意の方向へ飛ぶことが出来る。この原理はパ●マンも同じだ。

 

 

 

結局、震源地の上の建設会社が全壊し、社長や警備隊員の大半は行方不明...ということになったらしい。

 

 

 

 

 

、、、

 

 

 

 

 

「あ...でも学園都市には衛星を始め、大量の監視カメラとかがあるのにどうして地震ってことで済んだのでしょうか?」

 

 

 

ゴクンッ!

牛すじは強敵だった...負けて呑み込んでしまったが。

 

「それは...その...つてで...ね?」

 

 

 

 

 

「そ、そうでしたか...!何はともあれ、お礼は気持ちですが振り込んでおいたので御確認くださいまし。」

 

 

 

 

「どれどれ?」

 

 

パーソナルを開く。

 

 

現在キャッシュ

100000000追加されました。

 

 

「.........」

 

「......ほんとにいいんですか?こんなに...」

 

 

「何をおっしゃるのです。娘の命には変え難い額ですが...」

 

 

 

ぽくぽくぽく ピーン!

 

 

 

「ピ●ッときたぜ!」

 

頭の星は光らない。

 

 

 

「ど、どうしたんですの?」

 

 

「いえ、なんでも...」

 

 

 

(返済するのはいつでもいいってあの人は言ってたわね...ってことは一億持ってても分からないから、高級ホテルとかに泊まって毎日豪遊し放題じゃ...)

 

 

「あれ?」

 

 

 

現在キャッシュの一億が消えている。そして通知が1つ来ていた。

 

 

“鈴科 行方様へ。

ご返済の規約は読んで頂けたでしょうか?現在、鈴科 行方様が所持出来る個人資産は200万円までとなっております。先ほど上限を突破されましたので、200万円を残し、あとは返済に廻させて頂きました。

現在の負債額 293989600円”

 

 

「...............、」

 

 

「あ、あのそろそろ、わたくしたちは健康診断の為に病院へ行くので。本当にありがとうございました!ほら、弥遥も!」

 

 

「ありがとう。鈴科さん...」

 

 

 

 

燃え尽きて聞いちゃいない

 

 

 

「で...では!」

 

 

 

湾内親子は会計を済ませると、待たせていたリムジンに乗りファミレスを出ていった。

 

 

 

「アハハッ♪で?アタシはどうすればいいの?住む場所無くなっちゃったし......ねぇ!聞いてるぅ?!」

 

 

 

「......。」

真っ白

 

 

「もぅ......。あの頃は〜」

 

 

 

「ハッ!」

 

 

 

ようやく我に返る。そうだ。たった一日で四分の一も返せたのだ。残りだって余裕に違いない。

手伝いも増えたことだし....

 

 

 

 

 

「私が......level5が何たるか。そして自由に生きる道を教えてあげる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人は...私のように誰かに従って頼って生きてるのではない。自分の前にあるものは叩き潰して真っ直ぐに歩いて生きている。

 

 

 

 

 

南乃は少し、鈴科 行方に憧れを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




返済額は大体です...人は言ってることとやってる事は全然違うんですよね。

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