ホロメンとの高校生活   作:主義

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『愛しているよ』ゲームをする主人公たち

 

マリン「ねぇ…愛してるよゲームしましょう!」

 

 

「え……な、なに…」

 

急にそんなことを言われたら誰もが困惑すると思う。そしてもちろん、僕もかなり困惑している。でも、困惑している間に椅子に座らされて…そして始まってしまった。

 

 

 

―――――――――――

 

 

兎田ぺこら

 

 

 

 

ぺこら「愛してるぺこ」

 

 

「愛しているよ」

 

 

ぺこら「……///」

 

兎田さんの顔が一瞬でリンゴのように赤く染まった。耳もさっきまでたっていたが今では…耳も赤くなりつつある。

 

 

宝鐘「ぺこらぁ、一回でギブアップなんてダメぺこねぇ~」

 

宝鐘さんが兎田さんの声マネをしながら煽っている。その宝鐘さんを兎田さんは睨みつけてはいるものの、まだ兎田さんの顔は赤い。

 

 

 

――――――――――

 

潤羽るしあ

 

るしあ「それじゃあ…次はるしあがいくよ~」

 

 

白銀「頑張って、るしあ」

 

 

フレア「る~ちゃん、先輩の顔を赤く染めてやれ~」

 

 

なにこの応援。

 

 

 

るしあ「愛してるよ」

 

 

「愛してるよ」

 

 

るしあ「愛してるよ」

 

 

「愛してるよ」

 

お互いに言い合い続けて…四往復目ぐらいでこれは決着がつかなさそうと思い始めた時に潤羽さんの頭に小さなゴミのようなものが付いているのが気になってしまった。別にほっとけばいいのに…気になり始めたら止められない。僕は潤羽さんの頭に手を伸ばして優しくゴミを取る事に成功した。

 

 

「ちょっとゴミがあって…」

 

潤羽さんが俯いてしまった。

 

 

「ご、ごめん!ちょっとゴミが気になっちゃって!!」

 

さすがに女性の髪を許可もなく触るのはまずかったのではないか。

 

 

「ごめんなさい!!」

 

すると急に潤羽さんは顔を上げた。そこには潤羽さんの顔が真っ赤に染まっていて、今にも泣きだしそうな顔をしていた。

 

 

「すいません!!本当に悪気はなくて!!」

 

 

マリン「ここで終了!!!」

 

そこで試合を終わって…潤羽さんと変わって不知火さんが座る。

 

 

 

――――――――――

 

不知火フレア

 

フレア「次は私でいいかな」

 

 

マリン「フレア!!かましたれ!」

 

 

ぺこら「フレちゃんなら絶対に勝てるよ!」

 

 

 

そして三回戦が始まった。

 

 

「愛してるよ」

 

 

フレア「愛してるよ」

 

さっきの二人よりも不知火さんは良い慣れているのか、まるで動揺をしていないように見える。逆にこっちの方が目をそらしたくなってしまうほどだ。

 

それにしても改めて不知火さんのことを正面から見て思ったけど、とても美しい髪色をしている。黄金色の髪色のような感じで見ている人を魅了している。

 

 

「愛しているよ」

 

 

フレア「愛してるよ」

 

 

「…綺麗ですね」

 

 

フレア「え……」

 

そこで僕も言葉に出てしまっていたことに気付いた。これは僕の負けだなぁと思って視線を不知火さんの方に向けると明後日の方向を向いていた。さすがに横顔なのであんまり分からないけど…少し顔が赤みを帯びえていると思うのは気の所為かな。

 

 

マリン「やったね。フレア!!」

 

 

ぺこら「やったぺこ!」

 

そう外野を喜んでいるが本人は喜んでいる感じがしない。そしてこちらに見向きもせずに…どこかに行っちゃった。

 

 

――――――――――

白銀ノエル

 

ノエル「それじゃあ…私かな」

 

次は白銀さん。

 

 

マリン「その胸でやっつけろ!ノエル」

 

 

るしあ「そうだそうだ!!」

 

そして僕としては四回目の『愛してるよ』ゲームが始まった。さすがに四回目となってくると僕もかなり慣れて来る。

 

 

ノエル「愛してるよ」

 

 

「愛してるよ」

 

 

ノエル「愛してるよ」

 

 

「愛してるよ」

 

お互いに何度も言い合い続けて決着がつきそうにない所まで来てしまった。お互いに全く照れるようなそぶりを見せることなく…終わりを迎えるかと思った、そんな時に……

 

ノエル「カッコいいよね」

 

まさか白銀さんがそんなことを思ってなかったので一瞬、動揺しちゃったけど…すぐに持ち直して僕も反撃してみることにした。

 

 

「かわいいですね」

 

どうやら効果的だったらしく白銀さんの顔は赤くなって視線を逸らした。

 

 

ノエル「あ、はずかしい…///」

 

 

そして勝敗は決した。

 

でも、今回はお互いに『愛しているよ』以外の言葉を言っちゃったな。

もうゲームとしてはダメだけど…。

 

 

 

 

――――――――――

 

宝鐘マリン

 

マリン「皆、ダメですね。あとは船長に任せなさい!大船に乗った気持ちで見ていてくださいよ!」

 

どうやら宝鐘さんにはかなりの自信があるらしいですね。これは僕も気を引き締めていかないと。

 

 

そして五回目の『愛しているよ』ゲームが始まった。まず先制攻撃として僕から言い始める。

 

「愛してるよ」

 

 

マリン「……え…///」

 

まさかまさかの宝鐘さんは一回目で視線を外してしまった。顔も見て分かるほどに赤くなってるし。さっきまであんだけ言ってたのにまさか…一回で決着がつくとは思っていなかった。

 

 

 

それからある程度の時間が経って…宝鐘さんが僕に対して最初に言った言葉はこれだった。

 

マリン「え…破壊力すごいわ…」

 

いやいや、破壊力ってなんだよという話だよ。別に僕は普通に言っただけで何もしていない。

 

 

ぺこら「だからマリンには絶対無理だと思ったペコよ」

 

 

るしあ「まあ、マリンはるしあと『愛してるよ』ゲームをやってもすぐに負けてたし」

 

 

フレア「マリンには期待してないって」

 

 

ノエル「うん、マリンが勝てるわけないもん」

 

 

マリン「みんなぁ…ひどくないですか…」

 

 

 




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