透き通る世界に、英雄召喚!?   作:あきめんmyk

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 水着アズサを引に行ったら通常の方が出ました
 この先の水着に震えて眠ろうと思います
 


生徒とサーヴァント

 

 

「問おう_あなたが私のマスターか?」と目の前の少女が言った

 

私はいきなりのことに驚いた。さっきの敵はこの子が?目の前の子は

ヘイローもついていないただの少女のようにも思えた。

だが、この子の顔つき、立ち振る舞いからどことなく、いくつもの争いを生き抜いたような強いオーラを感じた。それにどこか見覚えが?

 

「マスター?」私は先ほど彼女が話した言葉を呟く。

 

マスターそれはfateに出てくるサーヴァントを従える魔術師の事を表す言葉だ。そう思い私はもう一度彼女をよく観察する。

「・・・?これは...」彼女は体を動かしながら何か疑問に思うのだった。

 

「金髪で...青いスカート...手には透明な剣...ハッ!」

私は彼女の特徴から完全に彼女が誰なのかに気づいた。

 

「君は...もしかして、セイバー?」と私は彼女に問いかける。

「はい、私はいかにもセイバークラスのサーヴァントです。」彼女は私に手を伸ばしながら答える、

「ま...まじかぁ。」そう私は呟きながら彼女の伸ばしてきた手を左手で掴み、立ちあがろうとしたところある事に気づいた。

 

「うわぁ!手に変なあざが!」私は左手の甲にある赤いあざに驚く。

「マスター、それは令呪といって私のようなサーヴァントと契約したらできる証のような物です。」と彼女は体を振り向かせながら答える。

 

「詳しい話は後です。マスターまずはこの状況を切り抜けましょう。」

彼女は屋上に入って来たガイコツ達に剣を構えながら答える

 

手の甲に令呪、セイバーこれって完全にfateやん...

こんなことが現実に起こるとは思ってもいなかった、これもキヴォトスに起きている異変のせいか?

私はまだこの状況が夢なのではないかと疑いながら

彼女に続くのだった

 

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「はっ!ぜあっ!はあー!」

セイバーはバッサ、バッサと敵を切り伏せていく、

その姿は先ほどまでの可憐な姿とは違い、1人の騎士の姿であった。

 

(確かセイバーって、ブリテンのアーサー王...何だよね、)

 

彼女はかの有名なアーサー王であり、とても強い英雄なのだ。

fateでも数々の強力な英雄と戦い、さまざまな活躍を見せていた。

だが、とても食欲旺盛で負けず嫌い、マスターとなった人物に好意を寄せたりしていた、年相応の少女なのだとゆう側面も私は知っていた。

 

「マスター、こちらは一度片付きました。」セイバーはそう言いながらこちらに近づいてくる。何ど見てもあのセイバーだった。

「あ...ありがとうセイバー。」私は今だに信じられないとも思いながら

彼女にお礼を伝える。

 

彼女はそんな私の言葉に

「いえ、私は貴方のサーヴァントです、気にしないでください。

それよりマスター、ここからどうしましょう?」と答えた。

 

私はその言葉に

「今すぐに様子を見に行きたい子がいる、ついて来てくれるか?」

私は彼女に頼む

「はい、マスター。行きましょう。」そう答えながら彼女は剣を手に

「ありがとう、じゃあ行こう!」

私はセイバーと共に駆け出すのだった。

 

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セイバーと共に走りながらある場所に向かっていると

「そういえば、マスター様子を見に行きたい子と言うのは?」

セイバーがそう聞いてくる。

 

「私は先生でね。」私は走りながら続ける

「その子は私の大事な生徒でね。さっきまで一緒に戦っていたんだけど

その子に怪我をおわせてしまってね。」

「何とか敵を引きつけようと彼女の元を離れたんだ。大丈夫だとは思うが、こんな状況だ今すぐにでも合流したい。」

 

「なるほど、わかりました。」

「マスターがその子をとても大事にしているということが、伝わって来ました。」彼女は私の目を見ながら続ける。

「ならば私もその子ため、全力で戦うと誓いましょう。」

彼女は私をマスターとして認めてくれたようだった。

「ありがとうセイバー!よろしく頼むよ!」

「はい、マスター!」

 

2人は一緒に進んでいくのだった。

 

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最初マスターを見た時はとても弱そうだと思った。体はボロボロ、彼自身戦うことは向いてない一般人のように思えた。

 

だが、彼を観察していくうちにそれは間違いだと気づいた。

彼はとても強い心を持っているのだと思った。それは英雄に負けず劣らずなほどのものを。

彼はいくつもの修羅場を乗り越えて来たのだろう。それほど彼の目は覚悟のこもった物だった。

 

そして、先ほどの自身の生徒を大事に思う言葉。その一言一言から彼の強い意志が感じられた。

 

 

_私はまた良きマスターに出会えたようです。

 

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「ワカモ!大丈夫!?」私はワカモを寝かせたシャーレのオフィスで叫んだ。

 

「貴方様!!」

ワカモが私にすごい速度で抱きついてくる。襲われた様子もないし、足の怪我も治っているようだった。

 

「ご無事で良かったです!!私、私、貴方様を守り切ることができず、申し訳っ」そう謝ろうとする彼女を私は強く抱きしめた。彼女は安心したのか体から力が抜けたのを感じた。

 

「ワカモが謝ることなんて一つもないんだよ。私の方こそ君に怪我を負わせ、心配かけてしまい、すまない。」

「いえ!わたくし貴方様がご無事で本当に良かったです。」

彼女は泣きながら私の胸に顔を埋める。私はその頭を撫でながら、横に落ちていた彼女の仮面を顔の横につけてあげた。

 

「先生!!!」

そう声のした方を向くとミヤコ、サキ、アル、カヨコの4人が向かってくるのが見えた。

 

「そこの子から、先生が敵に1人で向かって行ったと聞いて、もう...私、てっきり...」

「そうだぞ!先生が1人で戦うなんて...危険すぎる!」

ミヤコは泣きそうになりながら、サキは怒りながらも心配している様子で私に近づいてくるのだった。

 

「ごめんね、私もとても無謀だったのは、分かってたさ。だけど、私の大事な生徒を守るためだったんだ。それにこうして何とか戻って来れたんだ、許してくれ。」そう答える。

 

「ま..まあ...私は先生なら無事だと信じてたけどね!!!」

「社長も先生のことすごい心配してたでしょ。

_先生とにかく無事で良かった。」

アルはどこか強がりながら、カヨコはとても安堵したように話す。

 

「あぁ、2人とも心配してくれてありがとう。」

とりあえず皆無事なようでよかった。他のメンバーは離れたところにいるのだろう。これ以上人がいる様子はなかった。

 

『マスター、』そうセイバーの声が不意に聞こえた。脳内に直接語りかけてくるというやつだろうか。慣れない事に混乱しながらも

 

「あぁ、セイバー出て来てくれ。」そう声をかけた。

すると目の前にセイバーの姿が現れる。セイバーは私の横に立ち、生徒達に視線を向けた。

 

「うわ!誰!?」急に現れたセイバーにアルが驚く。

そして、他の皆は驚きながらも銃を構える。

 

「みんな落ち着いて!この子は敵じゃないよ、」

私はセイバーの前に立ち、必死に手を振る。

 

「本当ですか先生?見たところ私たちと同じくらいの年ですが、ヘイローが無く、服装も見たことがない物でとても怪しいのですが、」

ワカモは未だ警戒しながら銃を下ろす

 

「私はこちらの方のサーヴァント、セイバーです。」

 

セイバーは銃を向けられたのにもかわらず、淡々と自己紹介するのだった。そんな姿に生徒の皆は驚くのだった。

 

そんな中ミヤコとサキが、

「先生が大丈夫だと言うのなら大丈夫でしょう。」

「ああ、そうだな。」と2人も納得したよう武器を下げ、武器を向けた事を小さく会釈し、謝った。

他のメンバーも信用したのか、武器を構えるのをやめ、小さく会釈し、

謝った。

 

「..それより、サーヴァントって何だ?聞いたことないぞ?」

 

とサキが疑問を口にした瞬間、急に地面が揺れた。大きな揺れのため部屋のものがガタガタと震え、倒れていった。

 

「うわっ!」と私が体勢を崩しそうになるが、セイバーに支えられ何とか立て直す。

「これは、マスターこの辺りに急に大きな魔術が展開されています、

これは...召喚の魔術?サーヴァントの召喚に近い魔術のようです。」

「な、なるほど?」

 

私が何と無く理解すると、

 

「マスター!来ます!」とセイバーが叫ぶ

「な!なんなの!?!?」

「社長、落ち着いて。」

アルがあたふたとしていると、

 

 ブン!

「マスター!!」

カンッと何かぶつかった音がした後、剣のようなものがどこかに飛んでいくのが見えた。急な攻撃に私の反応が遅れたところを、セイバーが咄嗟に守ってくれたようだった。急に現れたガイコツが私に向かって武器を投げつけてきたようだ。セイバーが守ってくれてなければ、私はひとたまりもなかっただろう。

「こちらRABBIT3!今シャーレ近くに大きなエネルギー反応が起こり、

 多くの敵が出現したのを確認した!警戒を!」

 

モエからの連絡がミヤコのもつ端末から聞こえる。ミヤコはその連絡を聞きすぐに

「こちらRABBIT1、敵の出現確認しました。先生との合流には成功したので、このまま迎え撃ちます。そちらはそのまま待機でお願いします」

そう返した。

 

「先生、便利屋と小隊の残りのメンバーはシャーレから少し離れた建物で待機してもらってます。本当は先生を確保次第、その建物まで連れてゆく予定だったのですが...」

「ああ、ここは迎え撃って突破口を開こう。」

 

私はそう答えながら体の向きを皆の方に向ける。

「ここで敵を迎え撃ち、突破口を開く!」

「セイバー、前線で敵を迎え撃ってくれないか?」

セイバーの目を見ながら頼む。彼女も私の目を見ながら、手に持つ剣を地に突きつけ答えた。

「マスターの頼みとなれば全力で戦いましょう。」

「ありがとう。他の皆はセイバーの援護を頼む。」

と皆にも伝え、シッテムの箱を触りながら答える。だが、そこからアロナの姿が見えることはなかった。アロナのサポートがないのは痛いが、

何とかこの場を切り抜けよう。

 

「先生の指示だし、信用してないわけじゃないのだけど。あの子1人前線で本当に大丈夫なのかしら?信用してないわけじゃないのだけどね!!!」

とアルが心配そうに聞いて来た。私はそんな彼女に胸を張って答えた。

「大丈夫だよ、彼女はとても強いんだ。」

 

そんな私の言葉にアルは納得したように、答えた。

「わかったわ。先生がそうゆうのならこれ以上の心配は野暮とゆうものね。それに私も頑張るから任せておいて_!」

彼女は自身の羽織っているスーツをなびかせながら歩いて行った。

 

「それじゃあみんな!戦闘開始!」

私は皆に戦闘開始の合図を出した。

「はい!!!」

皆元気よく返事し、動き出すのだった。

 

まず、先行しガイコツの集団にセイバーが飛び込んだ。

その動きに反応した敵が武器を振り上げ、そのままセイバー目掛け振り下ろしてくるが...、セイバーは手に持つ剣を一気に薙ぎ払い多くの敵を一気に切り伏せた。そして足を前へ踏み込み、後ろの敵にも斬撃を喰らわせた。

「...強いですわね、あの子。」

ワカモは未だに敵をどんどん切り伏せていくセイバーを見ながら呟く。

ワカモは身体能力が高いため、近距離の肉弾戦も得意としている。そんな彼女も比べものにならないほどに磨き上げられた剣術。他の生徒達は驚きを隠せないのだった。

 

そんなセイバーの動きを見てか、敵が彼女狙いに完全に切り替えた。敵達は仲間に当たろうがお構いなしとゆうように乱雑に武器を振り回していふ。その攻撃をセイバーはしっかりと防いでいった。だが、さすがの数の多さに余裕がなくなり少し押され気味に見えた。

「くっ...」

「セイバー!一旦下がれ!」

さすがの敵の多さにセイバーを下がらせる。彼女が下がろうとする時、その動きに合わせるよう敵に前方斜め上空から銃弾が襲う。

ワカモがセイバーを援護をしようと跳躍し、敵を狙ったのだった。その攻撃に敵達は怯む。

その隙を狙いサキとミヤコが斜めから銃弾を浴びせ、アルとカヨコが的確に敵を撃ち抜いていった。敵達に銃弾はしっかり効いているようで、

弾をくらい倒れていった奴らは、体が砂のようになってパラパラと消えて行った。

 

少し距離をとったセイバーは味方の援護射撃が終わるのと同時に助走をつけ敵を切りかかった。先ほどの攻撃で弱った奴を優先的に狙い、数を減らしていった。だけど、敵の増援に終わりは見えない。

私はそのまま指示を出し続けながら、

「敵が多いな...」

敵の多さに頭を悩ませる。敵が減ったところを一気に押し込み、脱出しようと考えてたのだが...。敵は減るどころか、少しずつ数を増して来ているようだった。そして、急な爆発音が部屋に轟いた。敵が無理やり入り口を広げ部屋に入って来た。そこから見える敵の数は先ほどの倍以上だった。

 

それを見たセイバーが一度下がり、そこにサキとミヤコがシャーレに備蓄してあった手榴弾などをありったけ投げこんだ。入り口に大きな爆発が起こり、敵が吹き飛んだ。これで時間が多少は稼げるだろう。

 

「マスター、このままでは突破されるでしょう。敵の数は増える一方です。」

セイバーはそう言いながら、体の汚れを払う。彼女からは、さほど疲労は見えないがあの敵の数を彼女1人で押さえ込むのは難しいだろう。

 

(このままでは確かに厳しいな、だが今は出口が塞がれているし、どうする?)

私が頭を悩ませているところ、外の様子を確認して来たカヨコが何かを思いついたようだった。

「先生、私に一つ気づいたことがある。」

「敵は完全に先生狙いみたい、敵が出現した瞬間は外にも多くの敵がいたんだけど、今じゃ外には一体もいない。完全にシャーレの中に全員入って来てるみたい。」

「まじか」

「でもそこで良い考え...ではないんだけど、ひとつの賭けのようなことを思いついたんだ。」

カヨコはそのまま続ける。

 

「まず、先生を何とかシャーレから脱出させ、他の皆の待つところ移動してもらう。それまで私たちはここで少し耐えることになるかもしれない。だけど、先生がこの場を離れたら敵の増援達は先生を狙いならすぐにここを離れて先生を狙いにいくと思う。そうなれば私たちでも倒しきる事ができる。増援の敵達は皆の待つところ、そこで迎え撃てば何とかなるかも。」

「だけど、やはりここから先生を脱出させるのが、一番大変でしょう。それに先生が逃げている間に敵に追い付かれる可能性が高いです。」

 

ミヤコは銃弾の補充をしながら話す。カヨコもそこが問題だと頭を悩ませているようだった。今私たちの居るところは地上から約20メートルほど離れている。ヘリを使える状況でもないので出入り口からの脱出が求められるのだが、今は敵に塞がれている。それに、私の走るスピードではいずれ追いつかれる。どうしたものか...

 

「マスター。」

「どうかしたかい、セイバー。」

「私ならこの高さであれば無傷で着地できるでしょう。ならば私がマスターの着地を支えてそのまま離れるのはどうでしょうか。そのまま私がマスターを担いで移動すれば追いつかれることはないでしょう。」

「だが、私が離れたところで敵が完全に私を追いかけてくるからわからない。君が離れてしまえばここでの戦闘が厳しいものなってしまう。」

 

私が1人で離れ、セイバーが生徒達のもとに残るのならよかったのだが、セイバーが離れてしまうの良くないだろう。何かあった時に強い彼女に生徒達を守ってほしいと思っていた。

 

「あなた様、ここはそちらの方に脱出させてもらうのが最善だと思います。敵はあなた様を追いかけていくでしょうし、ここに残ったものぐらいなら対処しきれるでしょう。わたくしは最後まであなた様のそばにあるつもりです。そんなところでやられはしませんわ。」

そうワカモが私に話す。ワカモは先ほどの戦いでセイバーになら私を預けても大丈夫だろうと考えたのだろう。だが、ミヤコや他のメンバーはまだ信じきれない様子だった。

 

「セイバーさんあなたは確かに強いでしょう。ですが、本当に先生を守りきれるのですが?」とミヤコが問う。

セイバーは彼女達にしっかりと体を向けた。

「生徒の皆がをとても慕っている彼を私に預けるのは不安だと思う気持ちはとてもわかります。」

「...私にも先生のようなものがいました。彼はとてもすごい魔術師でありましたが、色々な厄介ごとを生み出すような存在でもありました。

ですが、それでも私は彼を尊敬していました。なので、あなた達の気持ちはよくわかります。」

「ですから、ここは一つ私を信じてはくれないでしょうか。あなた達の大切な先生を、このセイバー

_アルトリア・ペンドラゴンに任せてください。必ずこの身にかえてでも守ると約束します。私は彼のサーヴァントですから。」

 

セイバーは騎士として先生を必ず守るとそう彼女達に誓った。その姿はかのブリテンを治めたアーサー王として心からの誓いだろう。

 

「_はい。先生を私からもよろしくお願いします。あなたなら大丈夫だと心からそう思いました。」

彼女はセイバーに任せるとそう答えたのだった。ミヤコの憧れていた正義。それが彼女から強く感じられ、彼女を信用した様子だった。

 

「ああ、私からも頼む。私達の先生は変態でお馬鹿なやつだが、心から生徒のことを思う、先生のお手本のような奴だ。先生がいなくなってしまえば、悲しむやつは大勢いる。...私もだけど。だから、守ってやってくれ。」

サキも彼女を信用したようだった。

 

「...うん。先生にはこれからも私は便利屋の皆、他の生徒の皆の子達と

一緒に居て、私たちの成長を見守ってほしい。だから私からもお願い。先生のことを守ってほしい。」とカヨコも答える。

 

「えぇ!先生には私達のことをこれからも見守ってほしいわ!!まだまだ便利屋やキヴォトスは先生の助けが必要ですもの!!

だから、私_便利屋68陸八魔アルからも先生のことを頼むわ!!」

とアルも答えるのだった。

その言葉を受けセイバーは、

「_マスターは本当に信頼されているのですね。

 わかりました。再度あなた達の先生を守ると誓いましょう。」

とセイバーは彼女達に再度誓うのだった。そんなお互いを信用し合う場面に私、先生は涙が止まらないのだった。これが、青春か...

私は涙を袖で拭き、彼女達に

 

「みんな、心配してくれてありがとう。私も皆を置いて、姿を消すことは無いよ、絶対に。まだまだ成長を見届けてたいからね。だから、ここは任せたよ!みんな!」

私は覚悟を決め、そう呼びかける。生徒達がこうも信頼してくれているのだ、私は必ず今回の問題も解決してやると再度決心したのだった。

「はい!先生!!」

皆の言葉を背に私は動くのだった。

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私は皆に感謝し、脱出しようと動く。

「セイバー私からも再度よろしくね。」

私はセイバーに再度頼む。

「はい、任せてください。必ずマスターを彼女達のためにも守ります。」とセイバーは彼女達の言葉を思い出すように答える。

「あと、ミヤコは君を信用してないから、あのような質問をしたわけでは無いと思うんだ。多分、君を本当に信用して良いか君の言葉から答えを聞きたかったんだと思うんだ。」

「はい、それは私もそうなのだろうと思っていました。彼女は冷静に状況を考えることができるのでしょう。これが最善の方法だとわかっていましたが、彼女からマスターが離れてしまうのが怖かったのでしょうし、自分の力で先生を守りきりたかったのでしょう。ですが、私を信頼してくれました。私は必ずその期待に応えます。」

セイバーは剣に誓うように剣をしっかり握りながら答えたのだった。

 

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セイバーは窓に人が入れるくらいの大きさの穴を開けて、私の横に立つ。

「じゃあ、セイバーよろしく頼むよ。」

「はい、マスター。」

セイバーはそう答えると、私の頭と足を支えて担ぐ。私はシッテムの箱が落ちないようにしっかりと掴んだ。

「じゃあ行きますよ!マスター!」

そうゆうとセイバーは窓の外へと飛び込んだ。

 

「ひゃああああああああああああああ!!!!」

 

私は叫びながらセイバーの服をしっかり掴みながら目をつぶった。

(怖えええええええええ!!!!)

そこで急な大きな疲労を感じ、私は気を失うのだった。

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シャーレでの話は次で終わる予定ですね
次の話を書くのも楽しみですばい。

生徒達は先生を失うのが怖くなっているイメージで書いてみたのですけど、なんか違う感じがしたら申し訳ないです_正直そうゆう表現書くのがむずくて、他の書いてる人たちが改めてすげーと思う毎日です。
シャーレでのことが終わったら、ゲヘナかミレニアムになりそうですねー、ゲヘナ、ミレニアムを書くのがとても楽しみな自分がいるので、次は早く投稿してーと思います

見ていただきありがとうございました。よろしければ次もよろしくお願いします。





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