〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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もしもifの記憶が本編キャラに流れたらシリーズの続きです


もしもif先生♀の記憶が突然本編先生♂に流れ込んだら

 

 

 

 

 

それは突然起きた

 

 

(………ある程度の区切りはついたし、ちょっとだけ休もっかな)

 

 

シャーレでの仕事を中断し、一旦休憩しようとする先生

 

 

「確か今日の当番はノアとユウカの2人にお願いしてたよね………っと」

 

 

その前にあまりの忙しさに放置していた数時間前に入れたコーヒーを一気に飲み干し、そのコップをデスクの上に置く

 

すっかり冷めてしまったコーヒーの味が口内に広がる

 

自分がどれだけ仕事に集中していたのかと苦笑しながらソファーに腰を下ろす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ…ぐ、ぅ……!?」

 

 

直後、先生の頭にとてつもない痛みが襲い掛かる

 

「なん、だ……これ……は…!?」

 

 

更にテレビの画面を連続で切り替えるかのように、存在しない記憶が先生の脳裏に浮かび続ける

 

その記憶には自身の生徒───折川酒泉が映っていた

 

そして、その隣には〝大人〟が

 

薄暗い青の髪色、緑の瞳、ショート寄りの長さの髪の毛………全く見知らぬ女性が立っていた

 

………そう、見知らぬはずだった

 

 

「あれ、が……私……っ、…!?」

 

だが、何故かあれが〝自分〟だと理解できてしまった

 

容姿も声も性別も何もかも違うのに、どうして

 

唯一当てはまるのは、記憶の中で酒泉がその女性の事を〝先生〟と呼んでいたぐらいか

 

 

「……それだけ、なのに……何、故……!」

 

 

頭痛に必死に耐えながらもこの状況を理解しようとする先生

 

そんな彼に対しても痛みは容赦なく襲い続ける……存在しないはずの記憶と共に

 

 

「彼女は……誰、だ……!?あれは、私じゃ……ない、はず……ぅ!?」

 

 

酒泉に庇われた記憶、酒泉と喧嘩した記憶、酒泉を束縛した記憶、酒泉が拐われた記憶

 

 

「な、に………この……きおく、は……!?」

 

 

酒泉を自ら傷つけてしまった記憶、酒泉に誓わせた記憶、酒泉と2人で出掛けた記憶

 

そして────

 

 

 

「……やめ、て……くれ…私は……私は……!」

 

 

 

────生徒に対して抱いてはならない想いを抱き、それをぶつけてしまった記憶

 

 

 

「ちが、う……!彼は、生徒だ!!」

 

 

 

もがき、苦しみ、踞る

 

何度も頭を掻き、必死に痛みを振り払おうとする

 

それでも痛みは治まらない

 

 

 

「ぅ……うあっ……ぁ…!」

 

 

 

そして、彼は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『酒泉君っ!!ちょっとお時間頂ける!?ていうか頂くわよ!!』

 

────強制!?

 

 

 

早瀬さんから電話が掛かってきて、出てみたら突然お時間を奪われました

 

どうも、折川酒泉です

 

 

 

『外に行く準備はできてる!?』

 

────い、いや……してませんけど……

 

『それなら早く着替えてきて!!その後はすぐシャーレまで来て!!』

 

────シャーレに?……なんで?

 

『詳しい事情は後で説明するから!だからお願い!先生を止められるのは酒泉君しか……!!』

 

 

 

先生?………まさか、この焦り様……先生に何かあったんじゃ────

 

 

 

『ユウカちゃん!また先生が!』

 

『ええっ!?またぁ!?……と、とにかく押さえないと……!』

 

 

電話の向こうから生塩さんの声まで聞こえてきた

 

……ただ事じゃなさそうだな

 

 

 

────早瀬さん、今すぐシャーレに向かいますね。一体何があったのかは分かりませんが……その間先生のことはよろしくお願いします

 

『お願いっ!こっちは何とか食い止めてるから!』

 

 

 

早瀬さんの悲痛な叫びと共に通話が切れ、その瞬間から俺も外出の準備を始める

 

何者かが直接シャーレに襲撃を掛けたか、もしくは先生が何か無茶をしようとしているのか

 

様々な可能性が脳裏を過るが、それらを振り払ってとにかく走る事だけを考える

 

……頼む、先生……無事でいてくれよ……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふんッッッッ!!!ふんッッッッ!!」

 

「せ、先生!落ち着いてください!……力強っ!?」

 

「私達でも抑えきれないなんて……!」

 

 

 

額から流れる血、粉々に砕け散っている眼鏡

 

〝私が天に立つ〟とか言いそうな便利屋先生似の顔は真っ赤に染まっていた

 

俺の願いを裏切るかの様に、先生はデスクでヘドバンしてました

 

しかも早瀬さんと生塩さんの拘束を振りほどいて

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────……で?いつも俺に〝身体を大切に〟って説教してきた先生は何故自分を傷付けるような真似を?

 

「…………」

 

 

 

額に包帯を巻いてソファーに座り込む先生

 

さっきまで散々暴れてた彼は酒泉の顔を見た瞬間、ピタッと動きを止めた

 

その隙に3人で無理やり押さえ込み、ユウカとノアに両手を封じてもらってから酒泉が手当てした

 

────……っと……そういや早瀬さん、どうして俺を呼んだんですか?救援を頼んだ理由は分かりましたけど、別に俺にしか止められないって訳じゃ……

 

「いや、それが……」

 

「……実は、先程まで先生は酒泉君の名前を呼びながら頭を打ち付けていたんですよ」

 

 

 

何かを言い淀むユウカの代わりにノアが答える

 

自分の名前を呼びながらと言われ、更に困惑する酒泉

 

 

 

────もしかして……俺ってここ最近、先生を怒らせるような行動しちゃいました?

 

「っ!違う!酒泉は悪くない!」

 

 

 

1つの可能性を声にしてみると、一瞬で先生に否定される

 

反応的に自分絡みである事を察すると、酒泉は更に詰め寄った

 

 

 

────……ねえ、先生。本当に俺のせいじゃないんですか?何かしら関係してるんじゃないですか?

 

「……気にしないで、本当に酒泉は悪くないからさ」

 

────なら俺を呼んでた理由は?

 

「……そ、それは……あの、大した理由はなくてね?その……」

 

────誤魔化さないでください、本当の事を言うまで帰りませんからね

 

 

 

絶対に逃がさない、そんな意思を込めて先生の両肩を掴んで正面から見つめる酒泉

 

すると、先生は酒泉の瞳を見つめ返したまま身体の動きがピタリと止まる

 

 

「……っ」

 

 

ゴクリ、と生唾を飲む様な音が先生の喉から鳴るが、酒泉はそれを無視して先生の返答を待ち続ける

 

 

 

「ね、ねえ……あの2人、ちょっと近すぎないかしら……?」

 

「……駄目ですよユウカちゃん、目を逸らしては」

 

 

 

……何故か後ろの2人も生唾を飲んでいるが、それを気にせず酒泉の目はひたすら先生を捉え続ける

 

 

 

 

 

────……答えてくれるまで、絶対に離しませんからね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《…………ずっと……私の隣に居てくれる?》

 

《……先生が望む限りは、ずっと》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「─────」

 

 

 

酒泉の言葉を聞いた瞬間、自分じゃない自分の記憶が先生の脳に重ね合わされる

 

ふらふらと、見ているだけで心配になる程覚束無い足取りで立ち上がる先生

 

そんな彼はニコリと酒泉に微笑んでから後ろを向き、そして────

 

 

 

「ッッッッッッア゛ア゛!!!」

 

 

 

 

再び額をデスクに打ち付けた

 

 

 

 

────……は、はあ!?ちょ、止めてくださいよ先生!?

 

「私がっ!!!酒泉にっ!!!あんな事をっ!!!する訳がっ!!!ないだろうっ!!!」

 

「ま、また暴れ出しました!」

 

「そもそもっ!!!私もっ!!!酒泉もっ!!!男だっ!!!」

 

「な、なんでこんなに力が強いのよ!?私達と違ってヘイローは無いはずでしょ!?」

 

「忘れろっ!!!忘れろっ!!!忘れてくれぇ!!!」

 

────忘れろって何を!?

 

 

 

 

ガンッ!ガンッ!と額を打ち付ける度に赤く染まる包帯

 

突然の奇行の再開に驚きつつも3人で再び押さえに掛かる

 

 

 

「先生!!これ以上自分の身体を傷つけないでください!」

 

「その身体は先生だけの身体じゃないんですよ!?酒泉君……じゃなくてっ、生徒皆さんの……!」

 

「なんだよっ!!2人で特撮店にお出掛けって!!羨ま……じゃなくてっ!!ズルい!!………じゃなくてっ!!」

 

────ああもう!!すぐ暴走してないでちゃんと最後まで話してくださいよ!!

 

「────っ」

 

 

 

ピトリと先生に身体をくっつけ、その両手を先生の腹に回して引っ張り寄せようとする酒泉

 

それと同時に先生の身体が固まり、一時的に暴走が止まる

 

 

(この体温は─────不味い)

 

 

だが、それは先生が正気に戻ったからなどではなかった

 

むしろその逆、酒泉がやった事は更なる起爆剤に成り得るような行為だった

 

今、先生が感じているのは〝折川酒泉の体温〟

 

記憶の中の女性自分がおぶられた時に感じたのと全く同じ熱

 

それが、心音を、更に爆発させ────

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッッッッッッシイイイイイアアア゛!!!」

 

────う、ウワァーーーーーーーッッ!?!

 

 

 

 

 

 

その勢いのまま、先生はトドメとばかりに自身の額を過去一番強くデスクに打ち付ける

 

それを近くで見た酒泉はどこぞの黒マスクの自傷少女みたいな叫び声をあげながら白目をむいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────これはよし、これもよし、これは………先生しかやっちゃいけない仕事か

 

 

 

時計の針がカチカチと進む中、ひたすら仕事を仕分ける

 

シャーレの当番というのは何でもかんでも任される訳ではない、各学園の機密に繋がるような仕事等は先生自ら処理しなければならない

 

 

 

────……先生、大丈夫かな

 

 

 

ポツリと心配する声が溢れてしまう

 

あの様子、どうやら俺が関わると暴走しているみたいで………とりあえずシャーレの当番は俺が代わって、早瀬さんと生塩さんには先生が運ばれた病院まで付き添ってもらった

 

 

────……いや、本当に何があったんだ?

 

 

 

なんとか目立たない程度まで血を拭き取る事が出来たデスクを眺めてそう呟く

 

俺が関わっているであろう事だけは確かだけど、先生が自傷行為に走る程の出来事なんて……

 

 

────………やっぱり俺が先生に何かしたんじゃ

 

 

 

途中で先生は怒っているような様子を見せてきた

 

うーん……俺が先生を怒らせる時ってのは……大抵無茶した時ばかりで……

 

………もしかして俺が先生の見ていない所で勝手に傷付いたりしてるせいで、それを止められなかった事への罪悪感を抱かせているんじゃ……

 

 

 

────……だとしたら、俺の責任……か

 

《────ん───さん!》

 

 

 

これが正しい推理なのかは知らないが、一度でも思い付いてしまうと嫌でも頭の中に残ってしまう

 

さっさと仕事を終わらせてお見舞いに行こう、それで今までの事も全部謝って………いや、先生だけじゃないな

 

心配掛けてきた人達全員に謝ろう、それで感謝も伝えよう

 

……でも、入院したばっかだしすぐにお見舞いは無理だよな

 

 

 

《──せん───ん──え──か──》

 

 

 

それまではお医者さんにちょくちょく様子を聞いて、許可が下りたらお見舞いに行く事にしよう、それがいい

 

 

 

《しゅせ───さ───こえ───す──》

 

 

 

……てか、さっきからなんか声聞こえね?気のせい?

 

なんだなんだと思いつつ、微かに声が聞こえる方へ歩いていく

 

仮眠室の前に辿り着き、そこの扉を開ける

 

 

《──です!───のまま近づ───さい!》

 

 

 

少しずつ声が大きくなり、声の主の元まで確実に近づいているであろう事を知る

 

……まあ、何となく誰が叫んでいるのか予想はついてるんだけどな

 

仮眠室に入ると、そこには先生の物と思わしき鞄が入っていた

 

それを開けると────中には1つのタブレットが入っていた

 

 

《ぜぇ……ぜぇ……や、やっと見つけてもらえました……酒泉さん!》

 

 

 

更にその画面に映る水色の髪の少女───アロナ

 

彼女は息を切らし、肩で呼吸をしていた

 

……もしかしてずっとここで叫んでいたのか?先生が暴れていたせいで全く声が聞こえなかったな

 

 

《ユウカさんとノアさんでは私の声を聞くことができないので酒泉さんを呼ぶしかなくて…………そうです!せ、先生は!?今、どうなってますか!?》

 

 

……そっか、そもそもアロナさんが先生と一緒に居たならバリアで先生の自傷行為を止めていた筈だ

 

それを嫌がった先生はアロナさんを仮眠室に置いてから頭を打ち付けた……と

 

…………そこまでして忘れたい記憶ってなんだ?

 

 

 

《酒泉さんがここに居るという事は先生の怪我も見てるんですよね!?》

 

────あー……まあ、うん。とりあえず今は病院に送ってもらったよ、命に別状は無い……と思う

 

《ほ、本当……ですか?》

 

────早瀬さんから聞いた中間報告ですけどね

 

《そ、それなら……良かったです……》

 

 

 

ホッと一息吐いてから地面に座り込むアロナさん

 

まったく、こんな小さい子を心配させるなんて……なんて言おうとしたけど何故か空崎さんのジト目が脳裏に浮かんだから口を閉ざす

 

 

《……それにしても、先生はどうして突然あんなことを……》

 

────……アロナさんも分からないのか?

 

《はい……仕事中に突然苦しみ始めたところは目撃したんですけど、その理由までは……》

 

 

 

仕事中に……過労か?いや、あの暴れ方はちょっと違う気がするな

 

……俺が原因説が濃厚になってきたな

 

 

《……酒泉さんの方も……何か知りませんか……?》

 

────ごめん、アロナさん……俺のせいかもしれん

 

《は、はい?》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズキズキと痛む頭を押さえながら目を開ける

 

すると、知らない天井が視界に入ってきた

 

 

 

「っ……ここは……病院……?」

 

 

窓から差し込まれる光を遮るように手を翳す

 

 

「朝……もしかして1日経っちゃった……?」

 

 

病室と思わしき部屋を見渡しながら意識を失う前の出来事を思い出す

 

暴れる私、それを押さえる3人

 

「……我ながらよくあんな力を出せたね」

 

 

キヴォトスの生徒2人と年頃の少年1人を振り切って頭をひたすら打ち付けた時の光景を思い浮かべ、自分の必死さにドン引きする

 

だが、そのすぐ後に罪悪感が私の心の中を埋め尽くす

 

 

「……皆には……酷いことしちゃったな」

 

 

目の前で自らの教師が狂行に走ったというのだ、何も思わないはずがない

 

もしかしたら怯えさせてしまったかもしれない、心配を掛けてしまったのかもしれない

 

すぐにでも謝らないと、そう考えて近くに自分の携帯が置かれてないか探してみる

 

 

「っ……」

 

 

だが、頭を動かすとズキリと痛みが走る

 

 

(……そうだった……私、頭を怪我してるんだった)

 

 

どんな状態だったとしても自業自得だろう

 

そう思いながらも自分の顔の状態が気になってベッドの近くの床頭台に手を伸ばす

 

 

(私の荷物がこの中に入っているなら、確か折り畳み式の手鏡が……あった!)

 

 

いつでも身なりを整えられるようにと、どんな時も胸ポケットに入れていた手鏡

 

恐らく私を患者服に着替えさせる時に取り出していたのだろう

 

今回の件の関係者全員に感謝と謝罪の言葉を浮かべながら、手鏡を開いて自分の額を確認する

 

 

 

「……あれ?思っていたより血は────ん?」

 

 

想像より怪我が軽かった事に安堵するが、直後に自分の顔に違和感を覚える

 

 

「……?」

 

 

いや、顔だけじゃない自分の声にも違和感が

 

 

「……待って、そもそも私の腕ってこんな細いっけ?」

 

 

携帯や手鏡を探していた時には気づけなかった事にも気づく

 

 

「……いやぁ……気のせいでしょ」

 

 

少しずつ流れていく冷や汗を無視して再び手鏡を見つめる、そこに写ったのは………

 

薄暗い青の髪色、緑の瞳、ショート寄りの長さの髪の毛

 

全く見知らぬ女性────ではなくなっていた、何故なら〝存在しない記憶〟の中で確かに目撃したのだから

 

 

 

「……嘘でしょ……」

 

 

 

まさか、と軽く自分の胸に手を当ててみる

 

小さすぎず大きすぎない、そんな2つのそこそこのサイズの山に対して既に嫌な予感がしながらも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムニュ

 

 

「えっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────早瀬さん、少しは仕事を休んだ方がいいですよ?………あ、俺が触ってもいい程度のものでしたら手伝いましょっか?

 

「酒泉君、気持ちは嬉しいけど私は仕事疲れで狂った訳じゃないわ……これは現実よ」

 

────………生塩さん、貴女の友達相当疲れてますよ

 

「……それなら私も相当疲れている……という事になりますね」

 

────…………はー待て待て、全く理解できねーじゃん。頼むぜセミナー

 

「…………それならもう一度説明するから今度はちゃんと聞いておくのよ?いい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生が女になったわ」

 

────大体分かった、疲れてるのは俺だ。これは夢だったんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

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