クソボケムーブ・闇堕ちEND
速攻魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない
①自分フィールドの「折川酒泉」モンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる、選択したモンスターのコントロールを入れ替える
②相手フィールドに「折川酒泉」モンスターが存在する状態で相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合、墓地のこのカードを除外して発動できる、そのモンスターと相手フィールドの「折川酒泉」モンスターを破壊する
クソボケムーブ・復讐END
速攻魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない
①カードが除外された場合、以下の効果から1つを選択して発動できる
・相手の効果でカードが除外された場合に発動できる、裏側で除外されている自分のカードの数まで相手フィールドのカードを選んで裏側で除外する
・自分の効果でカードが除外された場合に発動できる、自分のデッキから「クソボケムーブ」カードを手札に加える
②墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「折川酒泉」モンスター1体を対象として発動できる。このターン、選択したモンスターは相手に直接攻撃できる
「むむむ……」
何がむむむだ!
この少女の名は聖園ミカ、折川酒泉にアタックされまくってかなり迷惑しているらしい
それでも適当に相手するのも悪いので渋々日頃から付き合ってあげているという心優しい一面を持っている………というのは全て彼女の自称だ、実際には折川酒泉に素直になれない負けヒロイン候補である
「この作戦も……あまり効果は見込めなさそうかなぁ……」
つい先日、いつも通り百合園セイアにCV煽りをした彼女は〝君みたいな負けヒロインボイスにされるよりはマシさ〟という思わぬカウンターを食らい、一発でクリティカルヒットして顔が真っ赤になってしまった
まあ、そのせいで〝このままじゃ駄目だ〟と焦りを見せるようになった事を考えると悪い事ばかりではないのだろうが
ちなみにミカが酒泉を遊びに誘う理由を必死に考えている横でセイアは普通に酒泉と会う約束をモモトークで取り付けていた、素直になれなくてセクシーフォックスに横から想い人を掠め取られる女は聖園ミ~カ?
「オシャレしてもちゃんと褒めてくれないし……距離感近くしても反応してくれないし……どうすればいいのかなぁ……」
それは誤解である
酒泉はオシャレしたミカのことを〝可愛い〟と思ったことはあるし、容姿だけは文句ない美少女であるミカに迫られて内心ドキドキしたことだってある……ただそれだけだ
〝可愛い〟とは思っても付き合う相手としては見ていない
〝ドキドキ〟させられても付き合う相手としては見ていない
〝女〟として見ることはあっても付き合う相手としては見ていない
彼女は悲しい事に酒泉に意識されてもなお上記の評価止まりだった
詰みや、負けヒロインやで君
「……大体、あんなにアピールしてるのに気づかないなんて……酒泉君ってば本当に女の子に興味あるの?本当はそっちの気があるんじゃないの?」
ミカはセミナーのYさんとNさんが反応しそうな言葉を呟きながら頬を膨らませる、折川酒泉に対する熱い風評被害である
そもそも折川酒泉をミカ以上にドキドキさせた女の子が存在している時点で彼にそっちの気はない
つまらん。正実モブちゃんをヒロインレースに出したら、一方的に勝つに決まっている─────覇王ブラックモナーク(純愛派)
「……あーあ、もし私があの風紀委員長より先に酒泉君に出会えてたらなー」
性癖を変えてあげるのに、と呟くミカ
別に彼は小さい女の子が好きという訳ではなく、偶々推しが小さかっただけである
仮に空崎ヒナというキャラがぼんっ!きゅっ!ぼんっ!の身体の持ち主だったとしても結局推し続けていただろう……まあ、そんな可能性は彼女がテラー化したところで万に一つも存在しないだろうが
「……酒泉君が素直に褒めてくれれば、私だって素直に接するのに」
それは不可能だ、何故なら彼女は〝悪い意味〟で折川酒泉への対応が特別だからだ
例えば下江コハルや先生、ティーパーティー等がミカを〝可愛い〟と褒めれば彼女は顔を真っ赤にして恥ずかしがりながら〝そ、そんな事ないよ!〟と否定するだろう
この反応を見れば〝ああ、好きな人達に褒められて照れているんだな〟とハッキリ理解できる
では、折川酒泉に褒められた時はどんな反応をみせるか?答えはこうだ
〝へー?酒泉にしては珍しく素直じゃん〟〝うん、知ってるよ?だって私、顔良いし☆〟〝ええ……いきなり褒め出してどうしたの?気持ち悪いよ?〟……内心ではめちゃくちゃ喜びながらも、平静を装ってこれ等の言葉の何れかを吐き捨てるだろう
素直にありがとうを言える確率は極僅か、極めて低い!
「……結局、今ある武器で戦うしかないじゃんね」
ノートにピンクで書かれた〝らぶらぶ大作戦!〟の文字をなぞる
内容は簡単、シンプルに押して押して押しまくるだけ
自分の強引さを逆に利用して酒泉が意識するまで無理矢理アタックを続けるというこだわりハチマキを巻いた一点突破作戦
「……こんな優良物件を今までずっとスルーしてた事、酒泉君に後悔させてやろうじゃん!」
なるほど、確かにミカほどの美少女に攻められまくって意識しない男性は少ないだろう
恐らくラノベの鈍感主人公ですら〝コイツ……こんな可愛かったか?〟と意識してしまうだろう……相手が極度のクソボケでなければ(つまりお察しである)
「むん!」
その可能性も忘れているミカは〝打倒クソボケ!〟 と書かれた布を強く頭に巻き付け、ウォールアルコールを蹴り壊すことを固く誓った
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「酒泉……助けて……仕事が減ってるように見えない」
「大丈夫ですよ先生、さっきより書類の束が一センチメートル減ってますから」
「うぅ……何か元気の出る言葉を……!」
「ざーこざーこ♡まったく仕事が減らないよわよわ先生♡」
「オスガキがよぉ……!」
「でも皆の為に仕事頑張ってる♡そこが好き♡」
「オスガキ……!(感涙)」
「……で?現実逃避終わりました?」
「ごめんむり」
これまたセミナーのYさんとNさんに聞かれてたら誤解されそうなおふざけ混じり会話をする酒泉と先生、我らがクソボケコンビである
彼等の目の前には〝今日中に!〟と書かれたクリアファイルが置かれており、更にはパソコン内にも〝今日中に!〟と書かれたフォルダがあるという現実と電子世界からのダブルアタックを食らっていた
「なんでこんな仕事溜まってんすか?」
「分からない、私は雰囲気で仕事をしている」
「帰りますね」
「ショートケーキ食べる?」
「貴方に一生の忠誠を誓います」
一万円とショートケーキのどちらかを貰えるなら間違いなくショートケーキを選ぶであろう男・折川酒泉、一万円でショートケーキを大量に購入した方が得であると気付けない男・折川酒泉
糖分を前にすると若干思考が残念になる彼は犬のようにあっさりと先生へ尻尾を振った
「はぁ~……やっぱり疲れた時の糖分は効くねぇ」
「疲れてなくても効きますが?」
「酒泉はそうだろうね」
先生は二人分のケーキを、酒泉は二人分のコーヒーを淹れながら休憩を始める酒泉
こういう合間にちょくちょく身体を休めなければ先生の身体はボドボドになってしまうだろう……これは別に先生が仕事を処理できないからではない、むしろ彼の処理能力は優秀すぎる程だった
しかしそれを上回るレベルでシャーレの仕事量がブラックだったというだけの話
「そういや先生、ハッチャードの映画観ました?」
「実はまだ観れてないんだよね……酒泉はもう観たの?」
「はい……何故か聖園さんも付いてきたんで一緒に」
「私だって一緒に観たかった!!!」
「えぇ……?えっと、すいません……?」
何故か悔しがる先生に困惑する酒泉、一応補足しておくが先生の台詞には〝私だって(男友達感覚で話せる酒泉と)一緒に観たかった〟という言葉が付け足される
別に彼が同性の教え子に依存してるヤベーイ先生という訳ではないのでその辺はご注意を……それはそれとしてちょっと危ない湿度を向けている気がしないでもないが
「じゃあどっかで日程合わせて一緒に観に行きます?」
「いいの?酒泉はもう観たんでしょ?」
「自分、昔から特撮映画は二周以上するタイプの人間なんで」
「そっか……じゃあ私も早く仕事を終わらせて予定を空けとかないとね!」
来場者特典があろうがなかろうが大好きなヒーロー達を二回以上目に焼き付ける、それが折川酒泉の特撮に向ける愛情
先程まで休憩中だったにも関わらずうっきうきで仕事を再開する先生、酒泉は苦笑しながらも〝このショートケーキを食べ終わったら俺もすぐに手伝おう〟と再び糖分を口の中に────
「……ん?誰だ?」
バイブ音と共にデスクから振動を感じ、チラッと視線を横にずらす
そこに置いてあったのは酒泉のスマホ、暗転していた画面が明るく光りながら〝聖園ミカ〟の文字を映し出している
「……ちょっと失礼しますね」
「ん?電話?いいよ、行ってらっしゃい」
シャーレの廊下に出てオフィスから少し離れた場所に移動する酒泉
先程通話に出てあげる事ができなかった少女の電話番号を押して今度は此方から掛け直す
「もしもーし、聖園さん?どうしたんすか?」
『もしもし?あ、えっと……その、今月どこか空いてる日とかある?』
「今月?今月は……」
また荷物持ちでもさせるつもりだろうか、そう思いながらスマホのカレンダーをチェックする
ゲヘナの風紀委員会の仕事は他の治安維持組織と比べてもかなりの重労働だ。そこに便利屋68や美食研究会、温泉開発部といった厄介な集団の暴走が重なるとヒナを筆頭に実力者達の助力を求められる為、確実に休みが取れる日なんていうのは限られてしまう
故に酒泉はどの日なら休めるかを慎重に見極める
〝この日は俺も空崎さんも休みだけど食堂に試作メニューが追加される日でもある、もしこれで美食研究会が暴れ出してしまったら銀鏡さん以外だと手に負えなくなるかもしれない〟
〝この日も休みだけど最近温泉開発部があっちこっち回って何かを調査してるって情報が入ってたし、一気に取っ捕まえる為に俺の手も駆り出されるかもしれない〟
そして、これらの考えにプラスされる───先程の先生との約束
ミカより先に約束を取り付けた先生を優先する、それは当たり前の事だ
しかし問題は酒泉も先生も仕事が忙しくていつ休みを合わせられるかまだ分からないという事、それに今回の機会を逃せば次はいつプライベートで遊べるか分からない
だから酒泉は────
『えっと……すいません、実は先生と一緒に出かける約束がありまして……できればそっち優先したいんで先生との予定が決まってから掛け直していいですか?』
『えっ!?……あ、うん……わ、わかった!』
焦ったような声を出しながら通話を切るミカに酒泉は若干の疑問を覚えながらも、今頃自分を置いて先に仕事を進めてしまっている先生を手伝う為にオフィスに戻った
それはそうとショートケーキは食ってから仕事をしたとか
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~寮の屋根裏部屋にて~
「嘘だよね酒泉君……まさか本当にそっちの気がある訳じゃないよね……!?」
後日、ミカにホモ疑惑を問われた酒泉はぶちギレながら全力で否定したとか
それとセミナーのYさんとNさんは謎の電波を捉えたとか
ゲヘナ学園・折川酒泉&銀鏡イオリ~ぱぁぱとまぁま~
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士/攻2200/守1800
レベル4「ゲヘナ学園」モンスター×2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない
①このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる、このターンの終了時までこのカードの攻撃力は2倍になる
②このカードが「折川酒泉」モンスターをX素材としている場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このターン、このカードは他のカードの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる
ゲヘナ学園・折川酒泉&火宮チナツ~混浴を添えて~
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
レベル4「ゲヘナ学園」モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない
①このカードが「折川酒泉」モンスターをX素材としている場合、このカードのX素材を任意の数取り除いて発動できる。墓地から、または除外されている「折川酒泉」モンスターを取り除いた数だけ特殊召喚する
②自分フィールドの「折川酒泉」モンスターがフィールドを離れた場合に発動できる、自分の墓地から「折川酒泉」モンスター1体を特殊召喚する
ゲヘナ学園・折川酒泉&天雨アコ~貴方がいいんです~
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻300/守2300
レベル4「ゲヘナ学園」モンスター×2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない
①このカードが「折川酒泉」モンスターをX素材としている場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「天雨アコ」モンスター1体をこのカードのX素材とする
②このカードが「折川酒泉」モンスターと「天雨アコ」モンスターをX素材としている場合、相手はデッキからカードを手札に加える事ができず、このカードは魔法・罠の効果を受けない
③相手は「アリウス」モンスターを特殊召喚できない