〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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間違えてアリ潰1話消しちゃってバックアップから復元して順番直そうとしたら手違いで色々ぐちゃぐちゃになっちゃったんで再投稿します、混乱させてしまい申し訳ありませんでした

多分アルちゃんが悪いです


番外編~酒泉君、ショート動画投稿者になる~(本編軸)
酒泉「モモチューブショート?」


 

 

 

 

 

『えっと……始まってるのか?』

 

『もう撮ってるよー』

 

『ちょっ……そういうの先に言ってくださいよ!?それ用のモードに切り替えたのに!』

 

『いいからいいから!ほら、ショート動画なんだからさっさと自己紹介しないとカットされちゃうよー』

 

『ああもう!えっと……どうも、ゲヘナ学園・風紀委員の折川酒泉です、この度はウチの馬鹿議長に無茶ぶりされてゲヘナ学園の広報担当にされました』

 

『ちょっとー、それじゃシンプルすぎてつまんないでしょー?もっと面白い自己紹介して貰わないとー』

 

『ぐっ……自分は担当に選ばれてないからって好き勝手言いやがって……こほん────えー、このチャンネルの目的はゲヘナ学園の良いところを紹介して少しでも悪いイメージを払拭する事────』

 

『あ、そろそろ時間だよー』

 

『は?ちょっ、早────』

 

 

 

──────────

 

 

コメント欄

 

 

《早速放送事故やん》

 

《すげえ!本物のクソボケじゃん!》

 

《応援してます!》

 

《ゲヘナって良いところあんの?》

 

《はい事実陳列罪》

 

《このURLをクリックするとエッチな動画が無料でみれるよ♡》

 

《ちょっと!釣り動画じゃない!死刑!》

 

 

 

──────────

 

 

 

 

『見てください、私達のマスコットのイオリちゃんがソファで眠っております……』

『すやすやしてる……イオリは可愛いですね……』

 

『本人にマスコットとか言うなよ、絶対怒るだろうから』

 

『みてみて!尻尾うねうねしてる!かわいい~♡』

『どんな夢見てるんだろうね』

 

 

『んぐっ……しゅせん……きそくいはんだぞぉ……』

 

 

『……俺?』

 

 

『またおんなを……つれこんでぇ……』

 

 

『イオリちゃんの夢の中でも浮気してるんだ……』

『さいてー』

 

 

『待て、中〝でも〟とはなんだ、それだとまるで俺が日頃から女を取っ替え引っ替えしてるみたいな───んぬぉ!?』

 

 

『つかまえたぞぉ!しゅせんー!……すぴー』

 

 

『イオリちゃんの尻尾が酒泉の右腕に絡み付いた!?』

『無意識下でも発揮される独占欲……恐ろしい子……!』

 

 

『かいなぁ……ぱぱもこまったもんだよなぁ……』

 

『い、意外と力強いな……!?』

 

 

『……じゃあ折角だし私も酒泉の左腕借りよーっと』

『じゃあ私は背中借りよ』

 

 

『や、やめろぉ!?纏わりつくんじゃない!暑苦し────』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

《途中から撮影そっちのけでイチャついてんじゃん》

 

《イオリたん可愛いよイオリたん》

 

《ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ》

 

《レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ》

 

《ジュボ!!!ジュルルルル!!!》

 

《なんだコイツら……》

 

《ペロペロ様かな?》

 

《今なんて言いました?》

 

《このURLをクリックするとエッチな動画が無料でみれるよ♡》

 

《今日もスパムいるのか》

 

《ちょっと!また釣り動画じゃない!死刑!》

 

《お前もいるのか……》

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

『クソボケクソボケ、今なにしてんの?』

 

『今?今は銃の点検……おい待てクソボケとはなんだクソボケとは』

 

『銃弾を丁寧に並べて……これが点検?』

 

『おうよ、実はこの後の不良グループ制圧作戦の配置決めで珍しく狙撃部隊に入れられてな、こうして弾をじっくりと〝眼〟で眺めて状態を確認してんだ』

 

『ふーん……こっちは?』

 

『これは俺の愛用ナイフだ、めっちゃ堅いぞ』

 

『これは?』

 

『俺の愛用栄養バーだ』

 

『これは?』

 

『愛用チョコレートだ』

 

『これ』

 

『愛用チョコレートストロベリー味だ』

 

『これ』

 

『愛用ミラクル5000』

 

『これ』

 

『愛用クッキー』

 

『糖分ばっかじゃねーか』

 

『んで、これがバニラドリンクでこっちがココアパウダーでこっちが……』

 

『遠足か何かと勘違いしてる?』

 

『いや、だって……狙撃部隊って作戦開始までそこそこ時間掛かるし……』

 

『……ん?こっちの弁当箱は?』

 

『それは愛清さんが〝作戦頑張ってね〟って応援と一緒にくれた弁当だな、食堂を片すついでに余り物で作ってくれたらしい』

 

『……今日は食堂休みになってた筈だけど?』

 

『そうだっけ?……あれ?じゃあ何の余りだったんだ?』

 

『……クソボケめ』

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

《甘味ジャンキーって噂マジだったんだ》

 

《ウチの副委員長がちょくちょく恨み言を吐いてるゲヘナのスイーツ横取り男ってこの人なんじゃ……》

 

《そんなんウチの不良猫もよく言ってるわよ》

 

《クソボケエエエエエエエエエ!!!》

 

《よく分かんないけどあの弁当を作った人は多分めっちゃ健気》

 

《いいや、実は弁当に自分の血を混ぜてるタイプと見た》

 

《折川酒泉を処刑せよ》

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

『見てください、あそこに立っているとんでもない格好をした女性が風紀委員会の行政官である天雨アコ先輩です』

 

『今日も見事な横乳ですねー』

 

『あんな堂々と晒してるなんてよほど自分の胸に自信があるのでしょうか……現場の折川さんはどう思います?』

 

『俺に聞かないでください、セクハラで訴えられたくないんで』

 

『なんであの部分だけ中途半端に空けてるんだろうね』

 

『エラ呼吸なんでしょ』

 

『ぶふぉっwwwwww』

 

『ちょっwwww酒泉wwwww』

 

『笑わせんなしwwwww……あれ?酒泉?』

 

 

『酒泉なら私が近づいてきた瞬間に逃げ出しましたよ……貴女達を置いて』

 

『あ……ア、アコ先輩……』

『ち、違うんですよこれは────』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

《映像はここで途切れている》

 

《あれがゲヘナ名物の〝ヤバい格好したヤバい女〟かぁ》

 

《やっぱりゲヘナには変態しかいないじゃんね》

 

《わかる、ゲヘナは変態しかいないしトリニティはゴリラしかいないしもう終わりだよこの学園都市》

 

《は?》

 

《私の暑がりの部下も似たような格好をしているのですが……こういう方達って恥じらいはないのでしょうか……?》

 

《でも私の友達もよく水着で学園を徘徊してるからこれが普通なんだと思う》

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

『見てください、我らがナイチンゲールであるチナツちゃんが更衣室前で顔を真っ赤にしながらうろうろしてます』

 

『あれは多分お着替え中の酒泉に忘れ物を届けにきましたね』

 

『更に付け足すなら偶然を装いながらわざと着替え中の現場に突撃してサラッと酒泉の裸でも覗いてやろうかと考えてますね』

 

『まっさかー!我らのチナツちゃんがそんな卑しい考えを持つわけが……』

 

 

 

 

『よ、よし……!』

 

 

 

 

『あっるぇー?なんで覚悟を決めたような表情でドアノブに手を掛けてるのかなー?』

 

『なんかボソボソ言ってんな……』

 

 

 

 

 

『これは偶然……これは偶然……!』

 

 

 

 

『ツーアウトってところか?』

 

『余裕でスリーじゃね?』

 

『流石は混浴疑惑のある女だ』

 

 

 

 

 

『……っ!?』

 

 

 

 

 

『混浴疑惑?なにそれ?』

 

『知らんのか?実は火宮チナツはあのクソボケと一緒に温───ぐべぇ!?』

 

『なっ!?急にどうした……げぇ!?チナツゥ!?』

 

『消してください!!!今すぐ消してください!!!』

 

『不味い!バレた!逃げろ!捕まったら携帯を奪われるだけじゃ済まないぞおおおおおお!!!』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

《これ流していいの?》

 

《今私の隣で一緒に動画見てたお姉ちゃんのヘイローが砕けたんだけど》

 

《なんかチラッと一瞬だけ男の子の裸見えたね、上だけだったけど》

 

《めっちゃ傷痕残ってたな、歴戦の戦死って感じするわ》

 

《死んでて草》

 

《酷い誤字を見た》

 

《すまない、本当にすまない、謝って済む問題ではないと理解している、この罪は一生を懸けてでも償う、償わせてくれ、頼む》

 

《なんなのこの人……》

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

『なあ、なんで俺は目隠しされてんだ?』

 

『ほら、今モモチューブショートで流行ってる〝右か左かどっち選ぶ?〟ってやつあんじゃん?あれやろうかなって思って』

 

『お、やっとチューバーらしい企画考えたな……よしこい!』

 

『じゃあ早速……どっち!!』

 

 

メイド服← →黒スーツ

 

 

『んー……左!』

 

『ぷっ……じゃあ次!どっち!』

 

 

ミニスカート← →黒ズボン

 

 

『もっかい左!』

 

『ちょwww』

 

『wwwww……こほん、どっち!!』

 

 

紺ネクタイ← →猫耳

 

 

『右!』

 

『く、ふぅ……ふふっ……w』

 

『どっち!』

 

 

何故かアコ先輩が持ってた首輪← →風紀委員の腕章

 

 

『ここでまた左に戻る!』

 

『wwwwwwwwwww』

 

『ど、どっちwwwww』

 

 

白い靴下← →黒ニーソ

 

 

『右!』

 

『マジかwww』

 

『こwれwはwひwどwいwwwwww』

 

『おーい、もう終わりかー?』

 

『うんwwwwもう目隠し外していいよwwwww』

 

『あ、因みに今日一日この格好で過ごしてもらうから』

 

『あん?この格好ってどの格好────』

 

 

 

 

・メイド服

・ミニスカート

・猫耳

・首輪

・黒ニーソ

 

 

 

 

『…………』ダッ!!!

 

『酒泉が無言で逃げたぞおおおおおおおお!!!追えええええええええええ!!!』

 

『『『『『『『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!』』』』』』』』

 

 

 

 

──────────

 

 

 

《たすかる》

 

《明日の講義で使うからたすかる》

 

《なんだろう、この子男の娘ってわけじゃないのに興奮してきた》

 

《男の娘でもメス男子でもないごく普通の男の子の女装でしか得られない栄養があります》

 

《ちょっと待ってちょうだい!酒泉が首輪付き猫耳ミニスカ黒ニーソメイドに着替えるシーンが入ってないわ!》

 

《続きがないってことは逃げ切ったのか?》

 

《彼のその後については蟹の味噌汁……》

 

《うまそう》

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

『クソボケクソボケ、今日はなにしてんの?』

 

『だからその呼び方……もういいや、今日は訓練後の体育館の片付けをしてまーす』

 

『いやどう見てもバスケットボールで遊んでるじゃん』

 

『まだ時間は余ってるし多少はね?……っと』

 

『おおー!見事なスリー!私もやってみよっと!……えい!』

 

『あ、外れた』

 

『ふん、雑魚め……』

 

『うっざ、なにこのイキリアルコール』

 

『俺に勝てるのは俺だけだ……!』

 

『厨二病でも拗らせた?』

 

 

 

 

──────────

 

 

 

《珍しく平和》

 

《こういうのでいいんだよこういうので》

 

《それでも最強は折川や……!》

 

《誰だこいつ》

 

《クソボのバスケ、略してクソボケ》

 

《背中から刺されて幻の六人目にされそう》

 

《幻ってかそれ死んでんじゃん》

 

《僕は影だ》

 

《今誰か髪の話した?》

 

《僕はハゲだじゃねーよ》

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

『……』スヤスヤ

 

 

『見てください、我らが風紀委員長が眠っているではありませんか……しかもクソボケの上着を羽織って』

『スヤ崎スヤちゃん可愛いね……』

『クソボケが上着掛けて出ていくところも動画に納められたらよかったんですけどね』

『すっごい優しい顔してたよね』

 

 

『しゅせん……んぅ……』

 

 

『見てください、うとうと風紀委員長です』

『うと崎うとちゃん可愛いね……』

『仕事疲れかな?あのタヌキ死ねばいいのに』

『しっ!ぽやちゃんが起きちゃうでしょ!』

 

 

 

『ん……ぅ?』

 

 

 

『見てください、起きたてのぽやぽや風紀委員長です』

『ぽや崎ぽやちゃん可愛いね……』

『あ、酒泉の上着に気づいた』

 

 

 

『これ……しゅせんの……』

 

『……ふふっ』ギュー

 

 

 

 

『『『『かっっっっっっっっわ』』』』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

《かわいい》

 

《かわいい》

 

《委゛員゛長゛か゛わ゛い゛い゛!ん゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!》

 

《かわいい》

 

《いま凄いキモいのいなかった?》

 

《どうせアイツだろ、ゲヘナの生徒なら大体察してるでしょ》

 

《それは乳が丸出しですか?》

 

《部分的にそう》

 

《最悪なア○ネイターやめろ》

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

 

 

 

『はいどーも折川でーす、今日は自宅から料理動画をお届けしまーす』

 

『いやー実は一度こういうのやってみたかったんだよねー、料理ショート……はい、つーわけで雑談も程々にカット多用しながら麻婆茄子作っていきまーす』

 

『せっかくなんで市販の買わず豆板醤から本格的に────』

 

『酒泉、酒泉、今日は麻婆豆腐が食べたい』クイクイ

 

『今日は最初からメニュー決めてたので駄目です、袖を引っ張っても甘やかしてあげません』

 

『……ん』ショボン

 

『……夜作ってあげるから我慢しなさい』

 

『ん』パァ

 

『はい、じゃあ早速麻婆茄子を────』

 

《酒泉さん、アロナ先輩から頂いたプリンが在庫を切らしました》

 

『……最近食うペース早くなってんぞ、ちょっと抑えとけよー』

 

《……》ショボン

 

『……今度シャーレに行こうな』

 

《……ありがとうございます》

 

『さて、じゃあ今度こそ麻婆茄子を作っていきたいと思いまーす』

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

《スリットドレスケモ耳ロング巨乳美女と同棲……だと……!?》

 

《こんなん毎夜フィーバーブーストしちゃうでしょ》

 

《このクソボケ料理上手いの腹立つ》

 

《シロコとアロナを……ううん、今は違ったね。シロコとプラナをよろしくね、酒泉》

 

《待ってなんか今私の霊感的な何かが騒いだような気がする、この動画幽霊いない?》

 

《なにいってだコイツ》

 

《悪霊退散!悪霊退散!》

 

《ひぃん……悪霊だなんてそんな酷いこと言わないでよぉ……》

 

《てかこの子画面に話しかけてなかった?》

 

《そういうお年頃なんでしょ》

 

 

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