〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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酒泉「モモチューブショート?」その3

 

 

 

『酒泉くーん』

 

『はーい』

 

『何が好きー?』

 

『チョコミント』

 

『よりも?』

 

『チョコミント』

 

『……よりも?』

 

『チョコミント』

 

『…………』

 

『チョコミン党としてこれだけは譲れません』

 

『くそっ!〝あ・な・た♡〟って言わせる計画がっ!』

 

『それやるならもっと適任がいますよ……おーい!銀鏡さーん!』

 

『んー?』

 

『何が好きー?』

 

『チョコミントー』

 

『よりも?』

 

『あ・な・t……待って?もしかしてそれ撮ってる?』

 

『……いや?』

 

『いやどう見ても撮ってるだろ!?消せ!今すぐ消せぇ!!!』

 

『(撮られてなかったら普通に言うつもりだったんだ……)』

 

『(意外とノリいいなイオリ先輩……)』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

コメント欄

 

 

 

《イオリは可愛いですね……》

 

《今ので日頃からクソボケとどんな絡みしてるのか分かった》

 

《互いに友達同士の距離感で接し合ってる男女からしか得られない栄養素があります》

 

《本当かー?本当に友達の距離感かー?》

 

《私はチョコミントよりも貴方様をお慕いしておりますわ♡》

 

《酒泉は俺のことが好きだったのかよ……!》

 

《ていうかあのまま言ってたら無意識の内にクソボケに告白してたよね……》

 

《酒泉と絡んでる時は基本的に雑対応なのに時々乙女になるイオリ先輩すこだ》

 

 

 

 

 

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『質問来てた!〝風紀委員会に休みってあるんですか?〟……らしいよ?酒泉』

 

『結論!あります!』

 

『まあ、と言っても全員が休める訳じゃないけどね』

 

『ゲヘナの治安的にほぼ毎日事件が起きるのは確定してるんで基本的には誰かしら出勤してますね』

 

『酷い時には深夜に叩き起こされたりするからねー』

 

『そういう時は決まって警察じゃ対応できなくなった時なんすよね』

 

『あいつら補導されるリスクとかお構い無しに暴れるからね……』

 

『でも深夜に起こされるのは偶になんで基本的には安心して眠れますよ』

 

『ところで酒泉、今日は休みのはずなのになんで風紀委員会に居るの?』

 

『昨日の便利屋との戦闘の被害で部員の大半が負傷したらしいので応援で来ました、ちなみに空崎さんは現在温泉開発部と戦闘中です』

 

『………』

 

『じゃあ俺さっき通報あった美食研しばいてくるんで……』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

コメント欄

 

 

《休め》

 

《休め》

 

《安め》

 

《参考になりました!進学先ゲヘナからトリニティに変えます!》

 

《なんで社畜の私より働いてるの……?この人達怖い……》

 

《事件が起きないゲヘナとかそれもうゲヘナじゃないし……》

 

《キヴォトス1孤独死から程遠い自治区》

 

《ここかぁ?祭りの場所は……》

 

《祭りの会場が多すぎる》

 

《荒ーれーるーぜー?止めてみな!》

 

《止めろ(切実)》

 

 

 

 

 

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『イかれたメンバーを紹介するぜ!まず我らが風紀委員長にして全人類が尊敬し敬うべき存在!イかれた可愛さを持つプリティーマイエンジェル空崎ヒナ!!!』

 

『……酒泉、その紹介は大袈裟すぎ』

 

『続いてイかれた服装をしてる風紀委員会の問題児!天雨アコ!』

 

『はあ!?これのどこがイかれてるんですか!普通ですよ普通!』

 

『次に我ら風紀委員のナイチンゲール、火宮チナツ!ナイチンゲールと言っても別にアクシズは落としてこないぞ!それとバーサーカーでもないぞ!』

 

『私だけ別人の解説をされてるような気が……』

 

『そして最後は風紀委員会が誇る切り込み隊長!戦士族レベル3モンスター、銀鏡イオリ!ちぇる語を喋れるぞ!』

 

『ちぇる~ん☆ちぇるりら?ちぇるちぇる────ってなにやらせんのさぁ!?』

 

『あ、一応乗ってはくれるんすね(かわいい……)』

 

『……ところで酒泉君、どうして急に私達の紹介を?』

 

『えっと、いつぞやコメント欄で他のメンバーの事も教えてほしいって言われたんで……』

 

『……私がちぇる語する下り必要あった?』

 

『それ銀鏡さんが勝手にやっただけじゃないすか』

 

『そうですよ、酒泉も悪いですが乗った貴女も貴女です』

 

『……いや、だって……なんかやらないといけない気がしたから……』

 

『はぁ?』

 

 

 

 

──────────

 

 

コメント欄

 

 

 

 

《そんなオワコン挨拶流行るわけないだろ!いい加減にしろ!》

 

《このイオリちゃん実家で声が低そう》

 

《声が低いイオリちゃんとかただのイケメンじゃん》

 

《あの褐色肌が俺達を狂わせる》

 

《でもこの子風紀委員会の後輩に脚舐めさせてるらしいよ?》

 

《は?羨ましすぎだろ》

 

《誰だよイオリンの脚舐めた奴死刑だろ》

 

《失望しました、羽沼マコトのファン辞めます》

 

《ここって地味にイオリファン多いよな》

 

《じゃなきゃブラックマーケットで卒アル出回らんだろ》

 

 

 

 

 

 

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『はーい、現在風紀委員全員で大掃除中でーす』

 

『しゅせーん、そこの段ボールとってー』

 

『うーっす』

 

『しゅせーん、一番上の棚のファイルもおねがーい』

 

『えー?そっちは自分で取ってくださ……ああ、あれは先輩達じゃ届きませんね』

 

『なんだとー!?』

 

『今私達のこと〝チビだな〟とか思ったなー!?』

 

『言っとくけどそこまで小さくないからなー!?』

 

『そうだそうだー!こう見えても女子の中じゃそこそこ大きいんだぞー!』

 

『そうだー!私だって酒泉のクラスメイトみたいにF程あるわけじゃないけどそれでもDはあるんだぞー!』

『我儘言うなー!』

 

『わたしだってCはあるもん!』

 

『そこまで小さいって言うならお前が育てて大きくしろー!』

 

『そ、そうだそうだー!』

 

『小さくても好きじゃなくて小さいのが好きって言えー!』

 

『び、Bでも頑張れるもん!』

 

『Aだけど……だ、駄目かな……?』

 

『後半何の話してんすか……?』

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

《小さくてもえーじゃないか》

 

《胸なんか大きくても重いだけでしょ……》

 

《は?》

 

《は?》

 

《は?》

 

《持ってる奴は皆そう言うよな、だったらその胸寄越せってんだ》

 

《あたしの方がおっぱい大きいわ!》

 

《誰だよ》

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

『見てください、今日はなんと中等部の方から沢山の入学希望者が見学に来てます!』

『そしてあっちに居るのが風紀委員会の訓練を見学しにきた子達でーす』

 

 

 

 

ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ

 

 

 

『この見学会を終えた後、果たしてあの中の何人が風紀委員会に入部する決意を固めてくれるのでしょうか』

『みんな逃げ出さなきゃいいけど……』

『まあ、見学会で日頃の激務っぷりを見せる事はないと思うけどね……多分大丈夫でしょ』

『とにかく、あの中の卵ちゃん達が将来貴重な戦力として入部してくれるようにいっぱい良いところを見せないと……ん?』

『どったの?』

『いや、あそこ……酒泉が……』

『ん?クソボケがどうかしたの───』

 

 

 

 

 

『先輩、お久しぶりです』

『ん?……おー久しぶりだなぁ!元気にしてたか?中学最後の学生生活、ちゃんと満喫できてるか?』

『はい、先輩と違って無茶な事はしないように心掛けてましたので』

『おおう、相変わらず手厳しいな……ん?つーかお前、高校も確か情報部目指してなかったか?こっちの見学しにきても実働してるところしか見られないと思うぞ?』

『……別に構いませんよ、元より実働部隊の方に入るつもりなので』

『え?進路変えたのか?そりゃまたなんで……』

『……先輩みたいなお馬鹿さんには近くで支えてくれる補佐が必要でしょうから』

『ん?悪い、もうちょい大きな声で───』

 

 

 

『せんぱああああああああい!!!』

『うおっ……おお!?お前も来てたのか!久しぶりだなぁ!相変わらず……いや、昔以上に元気そうで何よりだ!』

『はい!先輩と同じ戦場に立つ事を夢見て日々鍛練を続けています!』

『そうかそうか、頑張ってるのか!』

『はい!……で、ですから……その……またご褒美を……』

『ん?……ああ、あれか!いいぞ……よーしよしよしよしよしよし!』ワシャワシャワシャー

『えへへへへ……』

『……チッ』

 

 

 

『へー?相変わらず好かれてますねー先輩』

『ん?……げぇ!?お前も来てたのかよぉ!?』ピタッ

『あっ……』ショボン

『ちょっとー?なんか私の時だけ反応悪くないですかー?』

『当たり前だろ?お前の為に俺が何度手を焼いたか……毎日毎日仕事サボりやがってよぉ!』

『えー?別にいいじゃないですかー、最終的に先輩に見つかって働かされてたんですからー……先輩ってば私が仕事サボると必ず探しにきましたよねー、他の人達はすぐ諦めるのに』

『たりめーだろ、俺の眼があればお前を見つけるのなんざちょちょいのちょいだからな』

『ふーん、それじゃあ高校からはもっと確実に仕事をサボれる場所探さないといけませんねー』

『こっちでもサボる気なのかよおめー……』

『だって、そうすれば先輩が私を探しにきて────』

 

 

『あ、あの!先輩!私のこと覚えてますか!?』

『ん?……ああ!覚えてるよ!でもお前、確かヴァルキューレに行くつもりだったんじゃ……』

 

 

 

『折川酒泉さんですよね!?握手してくれませんか!?』

『あ、はい、どうぞ……いやー、俺も名が売れてきたなー』

 

 

 

『さけ先じゃん、やっはろーげんきー?』

『元気元気、超元気ー』

 

 

 

『暇だ、構え』

『お前同級生だろ、帰れ』

 

 

 

『あー……元気だった?パイセン』

『元気だった、けど……いや驚いたな、まさかスケバンだったお前が風紀委員会の見学に来るなんて』

 

 

 

『貴方がゲヘナで二番目に強い生徒だなんて私は認めません、私と勝負してください』

『おう、やる気があるのは良いことだけど今は忙しいからまた後でな、休憩中なら幾らでも相手してやるから』

 

 

 

『あ、あああああの!わ、わわわたしっ、昔折川先輩に助けられてっ、そそそそそれで、それで……お、おりおりおり折川先輩が有名になってくる前から追っかけてて……!』

『お、おう……とりあえず落ち着こうな……』

 

 

 

『…………確認、元気?』

『おう』

『…………理解、安心』

 

 

 

 

ワーワーギャーギャーキャイキャイ

 

 

 

『……仲良しだねー』

『ね、結構人望あったんだね中等部時代』

『………』

『………』

『……へいへいへーい!随分楽しそうじゃんアルコールボーイ!』

『後輩達の前だからってかっこつけてないで私達の相手もしてくれよ!』

 

 

 

ワーワーギャーギャーキャイキャイサモサモキャットベルンベルン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

《人ってどうして殺しちゃいけないんだろうな》

 

《それな、理不尽すぎる》

 

《クソボケの背中で黒髭危機一発したい》

 

《危機一髪なのはクソボケの貞操定期》

 

《久しぶりにこの顔見たねー》

 

《ね、もしかしてまだあの事故物件で暮らしてるのかな》

 

《ナイフ回しはちゃんと練習した?あれ出来るだけでかっこつけられるから絶対に覚えときなよ》

 

《困ったらとりあえずゼロ距離で銃ぶっぱしとくんだぞ、あたしそれで勝てた試しないけど》

 

《駄目じゃん》

 

《俺氏、クソボケをぶん殴る為だけに総理になる事を決意。この国の法を変えるんや》

 

《総理になったからって勝手に法律変えられるわけじゃないぞ》

 

《えっ!?》

 

《マジ?》

 

《でもエロ漫画だと女の子にエッチなことしてもいいって法律が唐突に産まれたりするし……》

 

《エロ漫画なんて九割フィクションだぞ、時間停止物と同じ割合だ》

 

《残りの一割何者だよ》

 

《DIOでしょ》

 

《絶版おじさんでしょ》

 

《無敵(のスタープラチナ)とムテキ(ゲーマー)に負けた連中じゃん》

 

《竿役として出演してる二人想像して吹いた、訴訟》

 

 

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