〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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本当は月曜日に投稿したかった〝先ちょ〟的なやつです


???「先生、ちょっと時間貰いますねー」

 

 

 

残念だったなぁ!?寝起きから見るのは美少女の顔ではないっ!この俺のモブ面だっ!

 

ここには早瀬さんも生塩さんも天童さんも砂狼さんもいないですよ!悔しいでしょうねえ!今日から折川酒泉の〝先ちょ〟が始まるぜ!

 

恨むなら俺を当番にした自分の判断を恨むんだな!

 

ゲラゲラゲラゲラ!ゲラゲラゲラゲラ!

 

え?俺の顔でも嬉しい?

 

………すいません、俺は先生にそんな感情は抱いていないんで……

 

いえ、俺は別に男同士だろうと女同士だろうと大して気にしませんけど………まあ、当人の好きにしたらいいと思いますよ

 

いやいやいや、そんな否定しなくても分かってますよ……冗談ですって……

 

てか、そんな必死に否定してると逆に怪しまれますよ?

 

さて、悪ふざけもここまでにしておいて……夏も終わり、肌寒くなることが増えてきましたねー

 

ちょっと前までは〝うご暑うご暑〟言ってたのに、今ではすっかり〝うご寒〟ですよ

 

まあ、本格的に冬に入る前に対策しておきたいですよねー

 

炬燵にストーブ、お餅にお汁粉、どれも全部冬をしのぐのに便利ですよね

 

 

〝後半のは酒泉が食べたいだけじゃないの?〟

 

………バレました?

 

まあ、それ以外にも対策はいっぱいありますよね

 

身体を動かしたり……は、結局外で運動する場合は意味ないか……

 

他にはあったかい布団にあったかい風呂………あっ、温泉とかも良いですね

 

温泉かぁ……そういえば高校に入ってから一度も行ったことないなぁ……

 

ん?……ああ、まあ……確かに誘われたことはありますけど……確かその時って風紀委員皆で行こうって話になったんですよ

 

………でも、当日に温泉開発部とかいうテロリスト集団が暴れたせいで予定が全部キャンセルになったんですよ

 

はぁ……あいつらマジで許せねえ……折角の思い出が……

 

 

〝それなら今度二人で行ってみる?〟

 

 

あー、それ良いっすね。たまには男同士、ゆっくり湯槽で語り合うとしますか………ところで、他にも誰か誘ってます?

 

………いやいやいや、だったら他にも誘うべき人がいるはずでしょ。例えば先生のことが好きな女子生徒とか……

 

あー……いや、何でもないです。これ以上は俺が言うべきじゃないんで………じゃあ、今度予定空けときますね

 

……そうだ、予定で思い出したんですけど……先生、ここ最近まともな休みとれてないでしょ

 

そう簡単に俺の〝眼〟を誤魔化せると思わないでくださいね、この事は早瀬さんや生塩さんにしっかりと報告しておきますからね

 

まあ、でも今日は早めに帰れるでしょ。仕事も事前に終わらせておきましたし

 

ん?ああ……その書類も俺がやっときましたよ、ほら

 

 

〝いつの間に……〟

 

 

いや、まあ……だって─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────もう21時ですし………

 

 

 

〝…………え?〟

 

 

 

ほら、外はもう真っ暗ですよ

 

いやー、ビックリしましたよ。シャーレに来て仕事をやるぞーって意気込んでたら先生が爆睡してるんですもん

 

まあ、一目見ただけで過労が原因だって分かりましたけどね

 

〝………の、残りの仕事は?〟

 

 

残りは先生にしかできないやつと先生しか見ちゃいけない書類っすね、でも期限まで全然余裕のあるやつばかりです

 

それ以外はもう何もありませんよ……はい、確認お願いします

 

 

〝(書類をめくる)〟

 

 

どうです?再チェックする時間はいくらでも余ってたんで間違いはないと思いますけど……

 

 

〝………うん、大丈夫そうだね〟

 

〝その………………本当にゴメンっ!〟

 

 

俺的には謝罪よりもお礼の言葉が欲しいんですけど

 

 

〝酒泉………うん、ありがとう〟

 

 

よし……じゃあ、もう帰りません?

 

 

〝いや、でも………〟

 

 

あっ、先に言っておきますけど「生徒に働かせておきながら自分は何もしないのはおかしい」って話なら、全部無視しますからね

 

アンタ普段から働きすぎなんですよ……大人の責任だかなんだか知りませんけど、大人が子供を頼ったって良いじゃないですか別に

 

むしろボロボロになりすぎて生徒に心配かけるのもどうかと思いますよ、俺は

 

 

〝……酒泉がそれを言うの?〟

 

 

俺はちゃんと周りの人達を頼るって決めたんで……前までの俺とは違います

 

……今日日自己犠牲系主人公なんて流行りませんよ、先生はもっと自分が生徒達に愛されてるってことを自覚してください

 

 

〝酒泉にそんなことを言われる日が来るなんて………〟

 

 

うぐっ……あんま刺さないでくださいよ……当時は俺も必死だったんですよ……

 

……まあ、とにかくこれからはあんまり無茶しすぎないでくださいね?仕事でも戦闘でも……ね

 

 

〝分かった、けど………それは酒泉もだよ?〟

 

 

俺?俺はそこそこ強いし一人でもそこそこ無茶できるんで大丈夫ですよ

 

〝そういうところだよ!?〟

 

 

いや、本当に無理なことはちゃんと周りを頼るんで……

 

 

〝………心配だなぁ〟

 

 

……まあ、この話は止めにしましょっか

 

それよりどうします?時間も時間ですし、今日はこのまま解散します?

 

 

〝あっ、それなら帰りにどっかの飲食店に寄らない?せめてお礼ぐらいはさせてよ〟

 

 

そうですね……じゃあ、ここはお言葉に甘えて───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、私のコーナーが奪われそうな気がしてここまでやってきた。先輩としての威厳を分からせる」

 

あっ、銀行強盗

 

 

 

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