皆さんお久しぶりです、あば茶です
ここ最近は転職だの引越だの免許更新だの友人の結婚式だの金メッキ野郎に固められたりだので予定パンパンになって執筆する時間が中々作れませんでしたが、それも漸く落ち着いてきて十月ぐらいにはやっと腰を落ち着けてミレニアムルート執筆に取り掛かれそうです
感想欄で心配してくださった皆様、ミレニアムルートを楽しみにしてくださった皆様、大変申し訳ございませんでした
……はい、という訳で生存報告も兼ねた番外編です
酒泉?「いや、正しくは〝分岐した未来のお前〟だ」
酒泉「分岐?未来?何を……」
酒泉?「そうだな……どっちも酒泉だとややこしいし俺のことは〝酒泉デイブレイク〟とでも呼んでくれ」
酒泉「いや、突然そんなこと言われても……確かに顔とか何となく俺に似てるけどそれだけじゃ信用は……」
酒泉デイブレイク「じゃあなんだ?お前の好きな機体と好きなライダーでも答えたら信じてくれるか?」
酒泉「なんだ?そうやって同族意識でも芽生えさせるつもりか?そんなこと言って隙でも作るつもりか?」
酒泉デイブレイク「そうでもあるがぁぁぁ!」
酒泉「よし!今の返しは間違いなく俺本人だな!」
酒泉デイブレイク「ふっ……信じてくれると思ってたぜ」
酒泉「んで?未来の俺はどうして現在の俺の所までやって来たんだ?」
デイブレイク「それは……お前に訪れるであろう〝最悪の可能性〟を伝える為だ」
酒泉「最悪の可能性?……まさか、これから先で何かとんでもない事件が起きるのか!?それで滅茶苦茶になった未来を変える為にお前は……!」
デイブレイク「いや、別にこの世界の歴史を変えたところで俺の生きてきた世界の歴史が変わる訳じゃない……そもそも俺がこの世界に来た時点でとっくに本来の歴史というレールから外れてしまっているからな」
酒泉「ああ、だからさっき〝分岐した未来〟とか言ってたのか……んで?その事件ってのはなんだよ?」
デイブレイク「そうだな、話したい事は色々あるがまずは……あれ?どれから話そうとしたんだっけ?」
酒泉「おいおい……しっかりしてくれよ……」
デイブレイク「確か変な世界に飛ばされてそこでサメっ娘メイドと一緒に働く事になった話か?いや、それともドクターと一緒にロドスで過ごしてたら後からドクターが女性だって判明して……これも違うか」
酒泉「ドクターってお前……ん?サメっ娘メイド!?なんだその属性!?」
デイブレイク「……そうだ!思い出したぞ!俺が話そうとしてたこと!それはお前がクソボケすぎるせいで訪れるであろう事件だ!」
酒泉「いやそれより前の話が滅茶苦茶気になるんだけど……まあ、さっきのは冗談として受け取っておこう」
酒泉「……んで?〝お前がクソボケすぎる〟ってどういう意味だ?俺、クソボケとは程遠いと思うんだけどな……」
デイブレイク「そうだ!お前のその〝女性にはあんまモテた事ないし……〟みたいな自虐めいた考え方のせいであの事件は起きたんだ!」
酒泉「あの事件?」
デイブレイク「そう……折川酒泉連続逆レ事件だ!」
酒泉「理解できぬ」
デイブレイク「理解するぞ」
酒泉「……はー待て待て、逆レ?俺が?連続で?女の子に?」
デイブレイク「そうだ」
酒泉「いや、それはあり得んだろ……だって────」
デイブレイク「俺は正実のあの子以外に告白された事がないから……か?」
酒泉「あ、ああ……(そっちの時間軸でも告白されたんだな……)」
デイブレイク「それこそただの思い込みだ……いいか?別に告白されてないからといってお前が他の女の子に好かれていないとは限らないんだぞ?お前のことが好きだけど告白する勇気がないって子だっているんだからな?」
酒泉「えぇ……本当に……?」
デイブレイク「……まあいい、これから嫌というほど分からされるんだからな。俺は伝えるべき事を伝えるだけだ」
酒泉「……つってもよぉ……俺的には正実のあの人以外に好意を寄せてくれてる人なんて想像もつかないんだが……」
デイブレイク「いいか?まずはその態度を人前に出さないようにしろ!じゃないと先ずはヒナに……空崎さんに襲われる事になるぞ!」
酒泉「はぁ!?空崎さんが!?んなわけあるかぁ!空崎さんが俺を襲うなんてそんなこと……!」
デイブレイク「むしろ今までよく耐えてた方だわ!好意を自覚してから何度過去の自分を殴りたくなったか……殴らせろオラァ!」バキィ!
酒泉「もう殴ってるっ!?」
デイブレイク「いいか!?風紀委員を内部から崩す為にお前を堕とそうとしたマコトとお前がデートなんかしなければなぁ!?あんな事にはならなかったんだよぉ!!!」
酒泉「……はぁ!?俺とあのスカポンタヌキがぁ!?」
デイブレイク「そうだよこのタコメンチ!しかも途中からマコトを本気にさせやがって!それを知られたせいで後日ヒナに美味しく頂かれたわ!何が〝風紀委員会と万魔殿の架け橋〟だ!余計な称号を与えるんじゃねえ!」
酒泉「いやいやいやいやいや!ないないないないない!!!俺とあのタヌキに限って……容姿以外最悪なあの女とデートなんて……!」
デイブレイク「そうすれば今後一切風紀委員に余計な手出しはしないって言われたんだよ!」
酒泉「お前が乗ったせいじゃねえか!?」
デイブレイク「しかもヒナと繋がった事を嗅ぎ付けたアコには〝これ以上委員長には手出しさせませんよ!どうしてもというのなら私で我慢しなさい〟とか言われて無理矢理絞られるし!風紀委員で温泉旅行に行ったら何故か背中を流しにきたチナツに押し倒されるし!結果的に三人と繋がった事を知ったイオリには泣きながら襲われるし!〝私には魅力を感じないのか!?〟とか罪悪感のせいで抵抗できなかったわ!」
酒泉「もう終わりだよこの風紀委員会」
デイブレイク「だが!それだけならまだよかった!万魔殿と風紀委員会に襲われようと!便利屋や美食研とも身体を重ねようとゲヘナ内で話が完結していたらまだマシだった!」
酒泉「お前今なんつった?」
デイブレイク「だが!よりにもよって被害は他校まで拡大してしまった!!!」
デイブレイク「俺が他の生徒とも身体を重ねてしまったのを知ったヒナとマコトはこれ以上被害が拡大しないように関係者達と〝折川酒泉管理法案〟を作り出した……だが、それは逆に言えば他校の生徒に俺とヒナ達の関係を教えているようなもの」
酒泉「お、おう……」
デイブレイク「つまり、だ……ミカやセイアにもこの話が届いてしまったという事だ!」
酒泉「それがどうかした……って、この流れはまさか……」
デイブレイク「……」
酒泉「嘘……だろ……?百合園さんはともかく、まさか聖園さんまで俺に好意を抱いていたなんて事はないよな……?」
デイブレイク「……」
酒泉「冗談だろ?聖園さんだぞ?出会って三秒で即悪態ついてくるあの聖園さんだぞ?」
デイブレイク「ツンデレ……ってタイプじゃないが……まあ、素直になれなかっただけだろう」
酒泉「……」
デイブレイク「この話を知ったセイアはまず〝未来視が復活した〟という嘘でお前をトリニティに誘き寄せ、そのままミカの力を借りて無理矢理お前をベッドに縛り付けた」
酒泉「……」
デイブレイク「後は流れ的に……分かるだろ?」
酒泉「……」
デイブレイク「ちなみに身体を重ねて以降はほんの少しだがミカが素直にデレる機会も増えててちょっとだけ心が揺れたぞ……まあ、相変わらず面倒臭いがな」
酒泉「……わーお」
デイブレイク「さて、次はアリウスの話だが……これは一番気をつけてほしい」
酒泉「……なんかヤバイ事でも起きんのか?(ここまでの話の時点で十二分にヤバすぎるけど)」
デイブレイク「まず、俺が色んな人と身体を重ねている事を知ったアツコが嫉妬で俺を襲うだろ?」
酒泉「最初からクライマックスだぁ……」
デイブレイク「次はそれを目撃したサオリも嫉妬で襲ってくるけど、サオリの場合は自分のその感情を理解できず情緒をぐちゃぐちゃにしながら股がってくるだろ?」
酒泉「結局襲うのか……」
デイブレイク「んで、その次はヒヨリが〝うわああああん!このまま酒泉さんに襲われるくらいなら自分から抱かれに行って主導権を握りますうううう!〟とか言いながら人の話を聞かずに押し倒してくるだろ?」
酒泉「そんな時まで喧しいのかあいつ……」
デイブレイク「最後にミサキだけど……あの人が一番ヤバイから覚悟して聞けよ?」
酒泉「な、なんだよ……随分ビビらせるじゃねえか……」
デイブレイク「まず、何となく俺が他のアリウススクワッドと交わった事を察したミサキが突然俺の元に押しかけて〝抱いて〟とだけ呟くんだ」
酒泉「今回は襲われなかったんだな……で?まさかお前、素直に抱いたのか?」
デイブレイク「……仕方ないだろ、断ったら〝じゃあ抱かなくていいからお互い身体の同じ箇所に傷を作ろ〟とか言い出すんだぞ?」
酒泉「ひぃん……重いよぉ……」
デイブレイク「んで、抱いたら抱いたで行為中に首絞めとか噛み付きとか激しめのプレイに発展するし……」
酒泉「ええ……あの人の自傷癖、悪化してないか……?」
デイブレイク「……違う」
酒泉「?」
デイブレイク「俺がミサキに首を絞められたり噛みつかれたりするんだ」
酒泉「」
デイブレイク「めっちゃ何かしらの痕残そうとしてくるぞあの人」
デイブレイク「さて、そんな風に連続で信じていた人達に襲われ続けたら肉体的にも精神的にも限界が来る訳だが……そんな俺の異変に気づいて相談に乗ってくれた人がいた」
酒泉「おお……ここに来て漸く味方が……!」
デイブレイク「それが……リオだ」
酒泉「さっすが調月さん!俺はずっと信じてましたよ!」
デイブレイク「俺はリオに全てを話した。今まで他者からの好意に気づいていなかったこと、それが原因で色んな人に襲われたこと……全て黙って聞いてくれたリオは〝そう……辛かったわね〟と俺を抱きしめながら頭を撫でてくれた」
酒泉「な、なんかちょっと恥ずかしいな……」
デイブレイク「リオは聖母のような笑みを浮かべながら一杯のアイスティーを俺に差し出し、これでも飲んでリラックスしてちょうだいと気遣ってくれた。俺はそれを飲んで数分後、安心感と共に眠気に包まれた」
酒泉「苦労したもんなぁ……一人でも信頼できる人が居てくれるなら気が抜けるのも無理は────」
デイブレイク「そして目を覚ますと俺はどっかの地下室でリオに拘束されていた」
酒泉「ん?流れ変わったな」
デイブレイク「全裸になってる俺とリオ、下川君に股がっているリオ、ごめんなさいごめんなさいと謝りながら腰を動かすリオ、貴方を失いたくないのと行為を止めないリオ、正直理解が追い付かなかった」
酒泉「……まさか調月さんも?」
デイブレイク「リオだけじゃないぞ、モモイとアリス……そしてケイもだ」
酒泉「待ってまだ増えるの?」
デイブレイク「これで三分の一だな」
酒泉「ウッソだろおいwwwwww」
デイブレイク「どっかで俺がゲヘナに管理されてるって噂を聞きつけたのか、アリスとケイが自身の能力で各学園の監視カメラをハッキングしたんだ。するとそこには俺が襲われてたり監禁されてたりする映像が残されていて……〝ずるいです!アリスも酒泉とくっつきたいです!〟〝私達を放って他の女の元へ行くつもりですか?〟って言われてそのままゲーム開発部の部室で襲われた、そしてモモイにはその行為中に発見されてそのまま流れで想いを伝えられて結局襲われた」
酒泉「……天童さんとモモイさんのは恋愛とは違う方の好意じゃ?友達的な意味の……それにケイさんだってまだ自分の感情が恋かどうかなんて区別できないんじゃ……」
デイブレイク「それ言ったら天童さんが眠っていた廃墟で次の日までぶち犯されたぞ」
酒泉「ひぃん……」
デイブレイク「さて、次は……むっ?」キラキラ…
酒泉「な、なんだ!?未来の俺の身体が光って……!?」
デイブレイク「くっ……やはり試験段階の平行時間軸移動装置じゃ限界があったか……いいか!乙女心はマジで気を付けろよ!じゃないとワカモが正実のあの子と結託して襲ってくるからな!?あの純愛系だった二人がだぞ!?」
酒泉「えっ!?」
デイブレイク「それとホシノの暴走を止めた後はあまり親身に接しすぎるなよ!特に〝相棒〟とか言われ始めたら警戒しておけ!そこから女の顔に変わるまで一瞬だからな!?アビドスの人口が一人増えるからな!?アビドスのヒーロー、タカナシ・ナイトに食われるからな!?」
酒泉「暴走!?タカナシナイト!?」
デイブレイク「それと早瀬さんと生塩さんの誤解も解いておけ!じゃないと先生とのデートを勝手にセッティングされてお互い滅茶苦茶気まずくなるから!」
酒泉「誤解!?なんの!?」
デイブレイク「さて、俺もそろそろ元の世界に強制送還されるかな……向こうに戻ったらまずはナグサと会う約束を果たさないとな……あ、そういえばその後はキキョウとユカリに呼ばれてるんだったな」
酒泉「ナグサ?キキョウ?ユカリ?……だ、誰だ……?」
デイブレイク「あ、最後に……人付き合いとか仕事が忙しくてもシロコとプラナとの時間はできるだけ作ってやれ!じゃないとどちゃくそに依存されて擬似ナラム・シンで二人に逆レ─────」
「……」
「……酒泉?今起きたの?」
「……おう、おはよう……シロコさん、プラナ」
《おはようございます、現在10時28分……酒泉さんにしては珍しいです》
「おはよう……昨日帰ってくるの遅かったけどそんなに仕事が忙しかったんだ」
「まあ、な……ちょっと温泉狂いの相手してて……悪い、ちょっと顔洗ってくるわ」
「ん、行ってらっしゃい」
「……」パシャパシャ
「……ふぅ」フキフキ
「…………」
「……さて」
「なんか変な夢見てた気がするけど全く思い出せんしきっと大した内容じゃないな」
はっちゃっちゃ!はっちゃっちゃ!はっちゃっちゃ!ファイア!
はっちゃっちゃ!はっちゃっちゃ!はっちゃっちゃ!ファイア!