〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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酒泉「どうして空崎さんの臨戦形態が実装されてないんですか(憤怒)」

 

 

 

「ガッカリだよ……ヨー○ター」

 

「酒泉は何を言ってるの……?」

 

「気にしないでください、次元の向こうから謎の電波を感じただけなので」

 

 

しかし……空崎さんの臨戦形態が実装されるとしても一体どんな形態になるのだろうか

 

まさかの重装備?それか戦闘兵器的なのを装備したり……いや、それだと天童さんと被るか

 

 

「……そうだ、デストロイヤー二丁目持ちしましょう」

 

「二つも同じ銃は持ってないし、そもそもそれだとリロードとかしづらいと思うけど」

 

「銃はどっかで作ってもらえばいいんですよ。リロードだってほら、空崎さんお得意の足癖の悪いリロードの仕方があるじゃないですか」

 

「ごめん、足癖悪いからついうっかり蹴っちゃった」

 

「いてっ」

 

 

やめてくれ空崎さん、加減されてるとはいえ脛を蹴られるのは俺に効く

 

しかしデストロイヤー二丁持ちは駄目か……ローリングバスターライフルみたいに敵を一気に薙ぎ倒せるし良いアイデアだと思ったんだけどな

 

んー……他には……

 

 

「そうだ、小鳥遊さんスタイルでサブウェポンを幾つか用意するのは?」

 

「それなら悪くないけど……でも、それだと二番煎じ感ない?」

 

「……確かに」

 

 

先程天童さんと装備が被るのを危惧していたが、結局この問題にぶち当たってしまったか

 

しかしそれ以外に臨戦形態のアイデアなんて……あっ!

 

 

「そうだ!調月さんが着てたみたいな戦闘用スーツを────いや、やっぱなんでもないです」

 

「ねえ酒泉、どうして今私の胸を見ながら発言を撤回したの?」

 

「い、いえ?別にそんなことありませんが?」

 

「もしかして〝胸周りがぶかぶかになりそう〟とか考えてた?」

 

「き、気のせいですよ!」

 

 

それにほら、臨戦形態の変更点って何も服装だけじゃないしな

 

例えば髪型とか!小鳥遊さんも天童さんもどっちも通常時の髪型から変化して……ん?

 

 

「それってつまり……色んな髪型の空崎さんが楽しめるってコト!?」

 

「……酒泉が望むなら髪型くらいいつでも変えてあげるけど」ゴニョゴニョ

 

 

つまりツインテ崎さんにおだんご崎さん、ショート崎さんにウルフカット崎さんまで────いや落ち着け、少なくとも後者二つは空崎さんの美しく気高い髪が切られてしまうという前提がある

 

そうなると結ぶだけで作れる髪型に候補を絞る必要があるな

 

 

「……私としては酒泉の臨戦形態に興味があるけど」

 

「俺?俺はまあ……眼が覚醒したあの状態じゃないっすかね」

 

「あれは〝折川酒泉(覚醒)〟であって〝折川酒泉(臨戦)〟ではないわ」

 

「どっちも同じじゃないですか」

 

「違うわよ、これだから素人は……」

 

 

解せぬ、本人が否定してるのに何故空崎さんは認めないのだろうか

 

 

「あれは眼がパワーアップした形態ってだけでそれ以外には一切ビジュアルの変化が無い、臨戦って言うなら容姿も変化させるべきよ」

 

「えー……じゃあ、アトラハシースに乗り込む際に調月さんに作ってもらった武器を装備した状態の俺が臨戦じゃないすか?」

 

「あれは〝折川酒泉(最終決戦仕様)〟よ、あれも違うわ」

 

 

じゃあどうすればいいんですか、そうぼやいてみると空崎さんは何故か顔を赤らめながら此方の顔色を窺ってきた

 

 

「……ここまで散々臨戦について話してきてこんな事言うのもなんだけど、何もパワーアップ形態って容姿が変わるだけじゃないと思うのよね」

 

「と、言いますと?」

 

「例えば某有名なパズルとドラゴンのゲームだと、キャラのパワーアップの一部に〝○○&○○〟というのがあるわ」

 

 

……なるほど、一人がパワーアップするのではなく単純に二人分の戦闘力を会わせるのもアリだと

 

 

「つまり、私と酒泉がパワーアップする場合は〝酒泉&ヒナ〟という形で実装するのも可能よ」

 

「……結構良いかもしれませんね、それ」

 

「!そ、そうでしょう?」パタパタ

 

「他には某ドラゴンなボールを集める作品に登場する〝アルティメット悟飯〟みたいに全く形態に変化のないパワーアップってのもいいですね!」

 

「却下よ」

 

「なぜ!?」

 

「……どうせパワーアップするなら二人で一緒に強くなりたいから」

 

「かわいい」

 

 

かわいい(かわいい)

 

真正面からそんな我儘を言われてしまえば俺だって別の案を出さざるを得なくなる

 

 

「他に一緒にパワーアップする方法だと某カードゲームのドルファディロムやドラグーンオブレッドアイズみたいに……その……わ、私達が……合体……しちゃったり……」

 

「後者はともかく、前者の例えだと俺と空崎さんってより俺と羽沼さんがディスペクトな合体させられそうなんですけど本当に大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫よ、誕生するのは頂上混成 オリサキ・シュナ666よ」

 

「そっち系かー」

 

「一緒に環境を荒らそうね酒泉。大丈夫、ウィクロスとコラボした時の私は結構強かったから安心して」

 

 

空崎さんもすっかりこのメタ空間に染まりきったなぁ……まあメタい話題を出した俺にもほんの少しだけ責任はあるかもしれないけど

 

 

「あ、そういえばパワーアップで思い出したんすけどアリ潰2の方で眼の覚醒以外にもちゃんと俺のパワーアップ展開用意されてるっぽいですよ」

 

「却下よ」

 

「え?これも?」

 

「どうせ酒泉単体のパワーアップでしょ、私も一緒じゃないと許さないから」

 

「そっちは本編で強化されるのを祈るしか……」

 

 

つっても空崎さん、通常時ですら臨戦小鳥遊さんに勝てるくらいには強いからなぁ……これ以上パワーアップすると誰が止められるというのか

 

 

「ほら酒泉、アリ潰2が始まる前に二人で修行しにいくよ」

 

「しゅ……修行……?」

 

「当然でしょ、クロカゲにホシノテラー、セトにデカグラマトン……酒泉はもっと強くならないとこれから先のインフレについてこれないんだから」

 

「……いいんですか?戦っても」

 

「いいよ、どうせ駄目って言っても勝手に行っちゃうだろうし……それに、私も貴方の隣で戦うから」

 

 

隣で……そうだ、俺は空崎さんと一緒に戦ってきたんだ

 

俺が格上と戦っている時も、俺が自分の無力さを嘆いている時も、俺が死にかけている時もいつも側には空崎さんがいた

 

臨戦形態がなんだってんだ、例え空崎さんに臨戦形態が実装されなかったとしても空崎さんはキヴォトス最強だし、それに伴う衣装チェンジがなかったとしても俺は……俺は……

 

 

「やっぱり色んな空崎さんがみたいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」

 

「……酒泉、さっきも言ったけど酒泉の為なら髪型くらい────」

 

「普段と違う空崎さんにちょっとドキッとさせられたい!普段以上にピリピリした圧を放つ空崎さんに睨まれてゾクッとするやつ俺もやりたいいいいいいいいいいい!!!」

 

「ねえ、聞いて────」

 

「戦ってる空崎さんを見て〝空崎さんはまだ本気を出していない〟とか〝お前達にも教えよう、空崎さんの強さへの執着の理由を〟とか言いたいいいいいいいいいいい!!!」

 

「だから────」

 

「おんぎゃあああああああああああああ────」

 

 

この後角で腹を突かれた

 

 

 

 

 






今回発表されたキャラは全員引きます、あと虎杖悠仁は僕が殺します
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