エデン条約、それはゲヘナとトリニティで条約を結び、E……E……EDF?……だかEMem?……とかいう組織を作る条約
要するにゲヘナとトリニティで仲良くスケベしましょうやぁ……みたいな話……だったはず
この条約を結ぶ際に大規模テロが起こるのがこのエデン条約編のストーリーだ
さて、俺はこのエデン条約編を解決するために羽沼マコトがアリウスと繋がっている証拠を探したり、アリウススクワッドが潜伏している場所を探したりしたが………
まあ、そう簡単に見つけられるわけないよね
これで残る手段が囮作戦になってしまった、まあ一応ミレニアムの知り合いに頼んで防御装置のような物を色々作ってもらったり改造してもらったりしたから何とかなるでしょ!(慢心)
それと空崎さんと先生にもそれとなく羽沼マコトが何か企んでるから自分囮になりますわ~って伝えておいた
アリウスのことを言うと流石に反対されるからアリウス関連のことは伝えていない
まあ、そもそも証拠もないしね……
それでも空崎さんも先生も渋っていたけど「念のためですよ!念のため!」って言って押し通した
二人とも優しいなぁ………
「失礼します、車の用意ができました」
おっ、そろそろか
それじゃあこのミレニアム製の防御装置と変装装置を持って……先生と同じ服を着て……一番似ているウィッグも持って……
「酒泉」
ん?何ですか?先生、委員長
「さっき話した通り、私たちは後から別の車で向かうわ」
「酒泉のほうも少しでも何か起きたらすぐに逃げるんだよ?」
大丈夫ですって!もしかしたら羽沼さんもまた空崎さんに対するしょーもない嫌がらせを考えてるだけかもしれないですから!
「………本当に大丈夫なのよね?」
余裕っすよ!
「………わかった、それじゃ後から向かうわ」
「行ってらっしゃい、酒泉………本当に気をつけてね?」
はい!行ってきます!空崎さん、先生!
さて、気合い入れるぞ………
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~~~♪~~~♪
鼻歌を歌いながら車を走らせる、俺の予想通りならこの車に向かってミサイルが飛んでくる………はず
防御機構は作動している、緊急用の障壁展開装置も異常なし、その他もろもろの衝撃緩和装置や小型防御装置も異常なし
流石ミレニアム製、なんともないぜ!!!
………まあ仮にミサイルから生き残ったとしてもその状態からさらにアリウス生徒の侵略が待っているんだけどな
唯一の救いは回りに護衛の人達がついてることかな、正義実現委員会の人達だ
あらかじめ事情は先生の方から説明してもらってる、剣先さんも特に拒否することもなく受け入れてくれた
ただ本当にミサイルが飛んできたらこの人達も巻き込むことになるんだよな………
一応事前に「俺一人でいいですよ」って伝えたんだけどそれはそれで怪しまれるだろってことで却下された
剣先さんの冷静すぎるツッコミが俺に刺さる………!
さて、ここいらで一旦この先の事を整理しよう………余所見運転しない程度にね
さっきアリウス生徒が侵略してくるって言ったけど一番厄介なのはミサイルでもアリウススクワッドでもない
ユスティナ聖徒会だ
俺も詳しいことはよく分からないから大雑把に説明すると〝無限湧きするゾンビ兵〟だ
こいつが中々厄介で、例えアリウススクワッドを圧倒できる戦力があったとしてもこいつらがいる限り敵戦力を削ることができない
まあ対策が何もないわけじゃないんですけどね、原作同様、先生がイ……イ……ETO?(名前うろ覚え)とやらを成立させればそいつらは機能停止する、理屈は知らん
それに何より先生の指揮と万全の状態の空崎さんがいれば持ちこたえられる
実際にこの世界で先生と一緒に戦ってみたけどあの人やべえよ!俺だけじゃ1時間ぐらい掛かりそうな作戦もあの人の指揮通りに動いたら20分ぐらいで終わったぞ!
こちらの手持ちだけじゃなくて相手の手持ちすら簡単に利用して駒にするなんてあの人脳ミソにスパコンでも入ってんの?
まあそんな先生もシャーレの書類の束には勝てないんですけどね、
悲しいなぁ………今度ケーキでも持って行ってあげよ
っと、だいぶ話が逸れたな………あれ?何を考えてたんだっけ?確かユスティナについて………
ん?なんだあれ?
なんの光!?
やられ千葉ぁ!!!
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トリニティが襲撃された
突然の爆音と共に
武器を手に取り咄嗟に先生を呼ぶ、先生も一瞬遅れてすぐに警戒しはじめる
(いったい誰が?マコト?トリニティを敵に回してまで私に嫌がらせを?まさかそんなバカな………バカだったわ)
本気で呆れるような行動をとりそうな人物が頭に思い浮かんだが一瞬で意識が別の人に切り替わる
(酒泉………!)
爆発音がなった方角は酒泉が向かった先、もしも私達があの車に乗っていたら……!
「先生、先生はアコと一緒に避難して、アコは先生をお願い」
「委員長!?危険です!あの車が狙われていたのだとしたら先生だけじゃなく委員長も標的です!」
「あそこには酒泉がいるの!」
「!!」
「………だからお願い、先生を避難させて「私も一緒に行くよ」………!?」
「先生まで!?」
「酒泉が私を守るために囮になってくれたのならそれは私の責任だから、それに………生徒たちが傷つくのを遠くから見ているわけにはいかない」
そうだった、先生は生徒のことになると自らの危険すら構わずに戦う人だった
………本当は避難させるべきなんだけど先生の指揮力はかなりのもの、それなら………
「………危なくなったらすぐに引いて、それが条件」
「………わかった」
「ああもう!?分かりましたよ!ただし委員長も酒泉も絶対に無事に戻ってきてくださいね!?あとついでに先生も!」
「分かってる」
「私はついでなんだね……」
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………………………………危ねえ~~!!!!死ぬかと思った~~!
………なんて気楽に言ってる場合じゃない、パッと見た感じ死傷者はいないものの怪我人は大勢いる
持ち前の目の良さを生かして咄嗟に無線で全員に防御するよう言っておいてよかった
………まあ、ミサイルの威力の前じゃ焼石に水みたいなものだけど
それに俺自身相当ダメージを受けている、こうして思考することも結構キツイぐらいには
やっぱ人間の肉体は弱いな~俺も桐生一馬ぐらい身体が丈夫ならな~
………あの人は人間なのか?聖園ミカと殴りあって勝てそうだぞ?まああの人は女は殴らないけど
なんてくだらない事を考えているといよいよやってきましたね
「あわわ………!情報と違います……!先生も風紀委員長もいません!」
アリウススクワッド
「ヘイローもないのにそんなにボロボロなんて……痛いですよね……辛いですよね……苦しいですよね……」
槌永ヒヨリ………!
セイアセイアセイアセイアセイアセイアセイアセイアセイアセイアセイアセイア!!!