〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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〝ソラサキ〟攻めるゾ!!!

 

 

 

 

 

このキヴォトスで誰が一番ヒナ委員長の事を理解しているのかというと、当然この私─────天雨アコだろう

 

ゲヘナの行政官にしてヒナ委員長の右腕、そして誰よりもヒナ委員長を愛してる女、それが私です

 

私はずっとヒナ委員長を見てきました、ヒナ委員長の強さもヒナ委員長の性格もヒナ委員長のスリーサイz…………まあ、これは言わなくてもいいでしょう

 

とにかく私は誰よりもヒナ委員長の事を見てきました、全てはヒナ委員長を支えるため、全てはヒナ委員長と……………

 

フフ………フフフフフフ……………

 

「うわっ、アコちゃん表情ヤバっ」

 

そこ、うるさいですよ

 

………話を戻します、ヒナ委員長を支えるのはこの私の役目です

 

これまでも、これからも

 

それなのに何故……………

 

何故…………………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何故貴方がヒナ委員長とベッタリくっついてるんですか酒泉んんんんんんんん!!!」

 

うるさっ、ここ病室ですよ

 

「そんな事はどうでもいいです!離れなさい!今すぐ委員長から離れなさい!!!」

 

いや、そんな事言われても…………

 

「はい、酒泉…………あーん」

 

あの…………手ぐらいなら何とか動かせますし自分で食べられますけど…………

 

「あーん」

 

いや、その………

 

「あーん」

 

…………

 

「あーん」

 

…………あ、あーん

 

「……………ふふ」

 

何か断りづらいな……………

 

「ヒナ委員長!ヒナ委員長!私も!!!私もあーん!!!」

 

「はい酒泉、お水」

 

あの………流石にコップ持つことぐらい自分で

 

「駄目」

 

…………飲ませていただきます

 

「私も!!!!何だか喉が渇いてきました!!!!誰か飲ませてくれませんかねええええ!!!!」

 

「はい酒泉、りんごよ」

 

………あの、そんなに面倒見てもらわなくても

 

「あーん」

 

……………

 

「あーん」

 

……………頂きます

 

「どう?トリニティの病院食は美味しい?味が濃いとかない?」

 

旨いっす………

 

「私も病院食食べてみたいです!!!!出来れば委員長のあーんで!!!!」

 

「食べ終わったら歯を磨いてまたベッドでゆっくり休も?大丈夫、私がやってあげるから」

 

いやいやいやいや、流石にそれは………

 

「大丈夫だから、ね?遠慮しないで」

 

「私も何だか腕が痛くなってきました!!!!突然腕が痛くなってきました!!!これは誰かに歯を磨いてもらわn「アコ、おすわり」ワンッッッッ!!!!」

 

えぇ……(困惑)

 

「そのまま病院周りを五周してきて」

 

「ワンッッ!!ワンッッ!!」ダッッッッ!!

 

そのまま天雨さんは部屋を出て走り出した

 

な、なんだこいつ~!

 

嘘だろ?あれがゲヘナの行政官?まじで?俺達ずっとあの人と一緒に仕事してきたの?

 

……………転校しようかな

 

「今変な事考えなかった?」

 

ヒェ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

食事を終えてから俺の歯を磨こうとする空崎さんを何とかやり過ごし、ベッドに再び横になる

 

……………

 

「………」じー

 

……………

 

「……………」じー

 

……………

 

「…………………」じー

 

……………あ、目があった

 

「………………ふふ」

 

かわいい

 

………じゃなくて、何かやけに過保護すぎない?

 

あの~…………

 

「なに?」

 

そんなに気に掛けてもらわなくても大丈夫ですよ?ちゃんと休めばそのうち治りますし

 

それに空崎さんに迷惑掛けっぱなしになっちゃうんで……

 

「私が好きでやってる事だから」

 

いや、でも………

 

「………酒泉は私達の事を護ってくれた、自分の身体を犠牲にしてまで」

 

…………

 

「私がマコトをもっと警戒していれば………」

 

あ、そういえばあの人もアリウスに爆発させられたんだった

 

マジで存在忘れてた………

 

「私があいつらを潰していれば………っ!」

 

………羽沼さん達の事ですか?それともスクワッド?

 

「………全員よ」

 

……………

 

「私は決めたの、これからは私の全てを掛けてでも酒泉を護るって」

 

そんな………空崎さんがそこまでする必要は

 

「とにかく酒泉は気にしないで、今度こそ私が護るから」

 

こちらの言い分を全て切り捨てる空崎さん、もう少し粘ろうと口を開こうとすると

 

コンッコンッ!

 

「失礼します」

 

ノックと同時にトリニティの生徒が部屋に入ってきた

 

「……………なに?」

 

空崎さんめっちゃ不機嫌そう

 

「その………酒泉さんに直接お礼を言いたいという生徒の方がいらっしゃって………先に酒泉さんの容態を確認しに………」

 

俺に?

 

「はい」

 

………何のお礼ですか?特別何かした覚えは無いんですけど………

 

「すみません………そこまでは聞いていなくて」

 

そうですか…………ちなみにその生徒の名前分かります?

 

「名前は確か─────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────白洲アズサ

 

 

 

 




東リベ読んでて〝アリウス〟潰すゾ!!!って一発ネタ思い付いただけなのにここまで続くとは自分でも思いませんでした

ほら、メビウスとアリウスって何となく言葉が似てない?
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