〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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ビナーとマキちゃんの間にユズとミカ挟んだら売れたわwwwwww


第一サンクトゥム決着(ビナー)

 

『このパターンだとそろそろ……』

 

 

通信機越しにマキが何かを呟く

 

今、ホシノ達のサポートをしているのはマキだけだった

 

マキ一人で十分にサポートできると分かったアヤネはモニターから離れ、何処かに走り去ってしまった

 

 

『……っ!エネルギー反応が高まった!またビナーのレーザーが来るよ!』

 

 

マキの警告と共に一本の光がビナーから襲いくる

 

ホシノは今度はレーザーを受け止めるのではなく、背後に逸らすように斜めに構える………当然、背後に誰もいないことを確認してから

 

 

「………っとお!流石に何度も受け止めてると腰にきちゃうからねぇ………」

 

「ビナーくーん、こっちですよー☆」

 

「私達を無視してるんじゃないわよ!」

 

 

レーザーの発射を終えたと同時に背後からセリカとノノミがビナーの頭部目掛けて弾丸を放つ

 

装甲には対してダメージが通らないが、それでも視線を誘導することはできた

 

 

『ビナーがレーザーを放つ時のエネルギー上昇のパターンは私が見分けられるから!それは任せて!』

 

「おお~……通りで警告のタイミングがバッチリだった訳だ」

 

『うん!何故かビナーの行動パターンだけ覚えやすかったから!』

 

「それじゃあ、マキちゃんは対ビナー用の決戦兵器だね~」

 

 

軽口を叩きながらも的確に攻撃を回避するアビドスの面々

 

しかし次の瞬間、ビナーは攻撃を中断して地面に潜りだした

 

 

『皆っ!砂の津波が来るよっ!』

 

 

大きく身体を回転させながら地中から飛び出た瞬間、砂が波のようにホシノ達に襲いかかる

 

ホシノ達は流されないように踏ん張り、何とか攻撃を耐える

 

しかし砂を正面から食らった顔を拭ってから目を開けると、そこには獲物を睨み付けるビナーの姿が

 

 

『マズイ………皆、避けて!』

 

 

ビナーが大きく口を開き、口元に光が集まっていく

 

しかし、ホシノ達は避けようとするどころか、反撃しようと武器を構える

 

絶望的すぎる火力の差、その程度では弾丸などレーザーに焼かれてしまうだろう

 

それでもホシノ達は正面からビナーを見つめる

 

一歩も動かず、引き金も引かず、〝何か〟を静かに待ち続ける

 

そして、ビナーの光の集束が終わった瞬間─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────数発のミサイルがビナーの口に直撃した

 

集まっていた光が散らばると、そのまま喉奥から爆煙を吐き出しながら身体を倒すビナー

 

 

『今のうちです!』

 

「ナイスだよ────アヤネちゃん」

 

 

ホシノは今までの面倒そうな表情とは裏腹にニヤリと好戦的な笑みを浮かべ、獣のように鋭く目を光らせる

 

防御から攻めに一転、最高速で駆け抜けて倒れているビナーの口に接近する

 

 

「動かないでよっ!」

 

「もう少しおねんねしてても良いんですよ~?」

 

 

ホシノが辿り着く前に身体を起こそうとしたビナーだが、ホシノの後方からセリカとノノミの放った弾丸に損傷部位を集中砲火され、機械がショートしたかのように再び倒れ伏す

 

 

「よっと…………これだけで倒せるとは思えないけど、それなりのダメージにはなるでしょ?」

 

 

ホシノはビナーの口にショットガンを突っ込み、そのまま引き金を引く

 

何度も何度も、弾が切れてもリロードし、また何度も何度も撃ち続ける

 

リロードの隙にビナーが少しでも動こうとしたならばアヤネとノノミが口元に集中砲火を浴びせ、リロードを終えたホシノがまた口にショットガンを突っ込む

 

確実に獲物を屠る為、暁のホルスは攻撃を続ける

 

しかし、ビナーもただではやられない

 

自身の攻撃機能のリソースを一時的に修復機能へと回し、何とか起き上がる

 

ホシノは咄嗟に飛び退き、頭部が集中的にボロボロになっているビナーを見上げる

 

 

「………そろそろかな」

 

 

〝もうお前に用はない〟

 

ホシノはそう言わんばかりに無防備な背中を向けてビナーから離れる

 

その隙を見逃す筈もなく、ビナーは何とか攻撃を加えようと大きく身体を立たせる

 

そんなビナーに視線すら向けず、ホシノは一言警告する

 

 

「そんなとこに居座ってていいの?そこ────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「─────線路の上だよ?」

 

 

 

ビナーの背後から何かが走る音が聞こえる

 

満足に動けない身体で後ろを振り向くと、遠くから列車が一直線に近づいてきていた

 

屋根には三人の少女が乗っており、堂々とビナーに視線を向けている

 

 

「────待たせたわね!ここからは私達の出番よ!」

 

 

ビシッ!と指を差しながらドヤ顔で宣言するアル

 

 

『………ねえ、社長。作戦内容覚えてる?』

 

「ええ!勿論よ!身動きの取れなくなったビナーに、大量の爆弾を詰め込んだこの列車を……ぶつ……け……」

 

『………巻き込まれるよ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………退避いいいいいい!総員退避よおおおおおおお!」

 

「飛び降りろー!」

 

「ア、アル様の後に続きますっ!」

 

 

 

全員がほぼ同時に列車から飛び降りるが、列車は構わず進み続ける

 

ビナーは身を捩らせて少しでも回避しようとするが、アヤネのヘリから放たれた弾丸が容赦なくそれを阻む

 

そしてビナーの身体と列車が激突し、大きな爆発を起こした

 

爆煙が晴れるのを最後まで確認せず、気だるげにホシノは呟く

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーしまい」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

………ケ、ケイさーん?第一の方、終わったってー

 

【…………】

 

あの……そろそろ機嫌を直していただけると……

 

【………何故ですか】

 

え?

 

【何故、私達を止めたのですか】

 

だ、だって………ビナーは俺達の担当じゃないし………

 

逆になんでケイさんはビナーにそんな殺意を持ってんだよ………

 

【当然でしょう、奴は私の台詞を遮ったのですから】

 

それだけで……?

 

【…………それだけ?】

 

あっ、なんか地雷踏んだ気が─────

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