〝アリウス〟潰すゾ!!!   作:あば茶

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酒泉「皆さん御存知の通り」

 

 

 

 

 

酒泉「我等がマイ♡エンジェル・ぷりてぃーヒナたその香水が発売される事になりましたが……ちゃんと資金は用意していますか?」

 

酒泉「俺?俺は勿論用意してますよ、ヒナラーとして買わない訳にはいきませんから」

 

酒泉「まあ!俺は直接ヒナちゃその匂いを嗅いだ事がありますけどね!!!HAHAHAHAHA!!!」

 

アコ「…………」

 

酒泉「それはさておき、皆さんはこの香水をどの様にお使いになられる予定ですか?」

 

酒泉「外出する前に服に1プッシュしてヒナちゃそとデートしている気分を味わうのも良し、ヒナてゃんのおぬいに1プッシュして本物を抱き締めてる様な感覚を味わうのも良し」

 

酒泉「枕に付けて一緒にお昼寝してる感覚を味わうのも良いかもしれませんね」

 

酒泉「まあ!俺は本物のヒナちゃそと一緒におねんねした事ありますけどね!HAHAHAHAHA!!!」

 

アコ「…………」

 

酒泉「これ一本あれば仕事での疲れなんて瞬く間に吹き飛び、退屈な日常も一気に青色の青春に早変わり!」

 

酒泉「いつでも!どこでも!貴方の側に!ヒナちゃのイメージ香水!とっくに受注始まってるんで皆さんお忘れなく!」

 

酒泉「まあ!俺は休日以外は基本的に毎日空崎さんのお側に居るんですけどねぇ!HAHAHAHAHA!!!」

 

アコ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

 

酒泉「ふぉお!?」

 

 

ドヒューン(岩盤に叩きつけられる音)

 

 

酒泉「な、なん……で……」

 

アコ「わだじだっで!!!いいんぢょうのにおい゛をくんかくんかスーハーしだがっだ!!!いっじょにおねんね゛しだがっだのに゛!!!」

 

酒泉「は、はは……ですが笑えますねぇ……三年の天雨さんは未だにその域に達していないというのに一年坊の俺が貴女より空崎さんに近いだなんて……悔しいでしょうねぇ!!!」

 

アコ「ンニイイイイ゛イイ゛イイ!!!」

 

酒泉「行政官イライラで草ぁ!33-4!ヨコ川チチ児wwwww【悲報】天雨アコ、年下に推しマウント取られ無事死亡wwwww」

 

アコ「ふざけるな!ふざけるなっ!!ばかやろおおおおおお!!!」

 

酒泉「wwwwwwwwww」

 

アコ「何故ですか委員長!私の方が長く貴女と居たのに!私にはまだ髪の匂いすらクンカクンカスーハーさせてくれないのに!どうして!」

 

アコ「公式からのヒナアコ供給が少ないばかりか!ついこの間本編でヒナマコとかいうこの世で最も忌むべきおぞましい概念がお出しされてしまったばかりだというのに!世界はまだ私に追い討ちをかけるつもりですか!?」

 

アコ「私だって!私だって酒泉みたいに委員長と一緒におねんねして委員長の匂いをその身に染み込ませたかった!なのにどうして貴方だけ────ん?」

 

アコ(委員長の匂いが……染み込んでる……?)

 

アコ(それはつまり、酒泉の身体からヒナニウムの摂取が可能だという事……それが意味するのは───)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アコ(酒泉とおねんねすれば……実質委員長とおねんねした事になる……?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アコ「…………」

 

酒泉「幾ら叫んだところで現実は変わりゃしませんよ!アンタは下!俺は上───」

 

アコ「えい」オシタオシー

 

酒泉「ぐべっ……ちょ、ちょっと!何するんですか!レスバ中にリアルダイレクトアタックするのはルールで禁止スよね!?」ドサッ

 

アコ「ゲヘナはルール無用ですよ……それよりもじっとしててください、今から貴方を抱きますので」

 

酒泉「…………はい?」

 

アコ「……」

 

酒泉「あの、すみません……今の聞き間違いっすかね?最近ちょっと疲れが溜まってて……申し訳ないんすけどもう一度言ってもらえませんか?」

 

アコ「仕方ありませんね、もう一度だけお伝えしますよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アコ「今から、貴方を、抱きます」

 

酒泉「」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

~リモート会議室にて~

 

 

 

 

リオ『───という訳で、今日の議題も前回に続き……〝酒泉のイメージ香水を作るにあたって何がしっくりくるか〟だけど、皆は何か考えてきたかしら』

 

ミカ『はいはーい☆やっぱり酒泉君って甘い物が好きだからあま~い匂いの香水が良いと思うんだよねー』

サオリ『私は酒泉といえば〝ナイフ〟のイメージだな、あいつ自身何度も窮地をそれで断ち切ってそうだしな……そうだな、鉄の匂いとかはどうだろうか』

 

リオ『そうね、ナイフの匂いを再現する事で戦闘中の凛々しい顔の彼をいつでも鮮明に思い浮かべられると考えたら悪くはないかもしれないわね』

 

ヒナ「…………」

 

ミカ『……それで?いつもなら彼の事になると口煩く指摘してくる誰かさんは?何か案はないの?』

 

サオリ『……今日は珍しく静かだな』

 

ヒナ「……そうね、案という訳ではないけど……実は、皆に重大な報告があるの」

 

リオ『……重大な報告?』

 

ヒナ「ええ、私…………この会を抜ける事にしたの」

 

 

三人『『『なっ!?』』』

 

ミカ『あの空崎ヒナが!?』

 

リオ『〝酒泉を語り尽くそうの会〟を!?』

 

サオリ『抜ける……だと!?』

 

 

ヒナ「私、気付いちゃったの……酒泉は私のお願いなら何でも聞いてくれるから、香水なんか作らなくたって〝匂いを嗅がせて〟って頼めばいい事に」

 

ミカ『はあ!?なにそれ!?自分だけ抜け駆けするつもり!?』

 

ヒナ「抜け駆けも何も、私とっくに酒泉と一緒に寝た事もあるし匂いだって嗅いだ事あるから……今更な話ね」

 

リオ『待ちなさい、そんな情報初めて聞いたわよ』

 

ヒナ「だって今初めて言ったし……まあ、そういう事で私は明日からここには来ないから」

 

サオリ『待て!空崎ヒナ!折川酒泉の独占は協定に反するぞ!』

 

ヒナ「だったらそうやってずっと協定に縛られていればいいわ、私は酒泉を独り占めしたいから抜けるけど……さようなら、負け犬さん達」

 

サオリ『空崎ヒナァ!』

 

ミカ『くっ……!』

 

リオ『……不味いわね、何か対策を考えないと』

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

────────

 

 

 

──────

 

 

 

 

ヒナ(そう、酒泉は私の為ならなんだってしてくれる。だって私を支えるって約束してくれたから)

 

ヒナ(……何を今まで悩んでたんだろう、もっと早くこうすれば良かったのに)

 

ヒナ(今日から私は───もっともっと、酒泉に甘えてみせる)

 

ヒナ(……着いた)

 

 

 

───執務室前───

 

 

 

ヒナ「……よしっ」コンコン,ガチャ

 

ヒナ「しゅ、酒泉!来て早々に悪いけど、実はお願いがあって────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒泉「いやああああああああ!!!いやああああああああ!!!」

 

アコ「ほら、大人しく嗅がれてなさい!」

 

 

 

ヒナ「…………え?」

 

 

 

アコ「すんすん……なんですかこれ!髪にも身体にも全然委員長の匂い残ってないじゃないですか!」クンクン

 

酒泉「いやああああああああ!!!男の人呼んでえええええええええ!!!」

 

アコ「全く……少しくらい委員長の匂いを残す努力を……おや?」クンクン

アコ「……これはこれで……悪くありませんね」

 

 

 

ヒナ「…………」

 

 

 

アコ「匂いはどこか癖になるようで……体温も暖かくて……」クンクン,ギュー

 

酒泉「どこ触ってんでぃ!!!(江戸っ子)どこ触ってんだお前!!!」

 

アコ「あっ、こら!暴れないでくださいよ!……貴方は大人しく私の枕にされてたらいいんです♡」ギュー

 

酒泉「何すんだお前!流行らせコラ!」

 

アコ「ふふっ……酒泉、貴方の体温はとても落ち着きますね……」トクントクン

 

酒泉「なんだこのただの美少女!?(驚愕)」

 

アコ「離しませんよ……ずっとずっと……このまま二人で……一緒に────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒナ「面白い事してるね、アコ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アコ「……へ?」

 

酒泉「空崎……さん?」

 

ヒナ「私が重要な会議してる間、二人は何をしていたの?事細かく教えてほしいな……秒刻みで」

 

アコ「あ……あああああ!!!ち、違うんです!これは……これは、その!このクソボケが委員長の匂いを嗅いだ事を自慢気に話してくるから!私もその匂いをクソボケから吸引しようかと思って!」

 

酒泉「は、はあ!?俺のせいっすか!?先に手を出してきたのは天雨さんでしょう!?」

 

アコ「そもそも貴方が自慢なんかしてこなければこんな事にはならなかったんです!全部貴方が始めた物語で───」

 

 

 

ヒナ「二人とも煩い」

 

 

酒泉「ひっ!?」

 

アコ「い、委員長……!私は……私は……!」

 

 

ヒナ「……よく分からないけど、要するにアコは私の匂いが嗅ぎたかったんだよね?それならもっと早く言ってくれたらよかったのに」

 

アコ「……え?」

 

ヒナ「お望み通り嗅がせてあげる……それも、かなり近くで」ギュー

 

アコ「あ、あ、あ………あああああああああっ!?い、いいいい委員長が私に抱きついてててててててて!?」

 

ヒナ「どう?気持ちいい?」

 

アコ「は、はい!!!残りの余生分全ての幸せをここで全てぶつけられた気分です!もうこれで死んでもいいくらいです!」

 

ヒナ「ふふっ……そんな事言わないで、もっと味わって?」ギュー……ミシッ

 

アコ「……あ、あの?委員長?強く抱き締めてくれるのは嬉しいのですが、今骨から変な音が聞こえた様な気がするのですが……」

 

ヒナ「そう?気のせいじゃない?」ミシミシミシッ

 

アコ「気のせいじゃないです!!!さっきより音が大きくなってます!委員長!できればもう少し優しく───」

 

ヒナ「えいっ」メキッ

 

アコ「あっ(絶命)」

 

 

 

 

 

ヒナ「ふぅ……さて」

 

酒泉「あ……あ……」

 

ヒナ「酒泉、確か私の匂い嗅いだ事自慢してたんだよね……そんなに嬉しかったんだ?」

 

酒泉「あ、悪魔たん……」

 

ヒナ「じゃあ、酒泉にも特別に嗅がせてあげる……もっと近くで」

 

酒泉「ひっ!?」

 

ヒナ「でもその前に……一応、最期の言葉だけ聞いてあげる。勿論そのつもりはないけどね?でも、力加減を間違えたら万が一って事もあるし……」

 

酒泉「…………最期の、言葉……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒泉「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいいやああああああああああああああ!!?だいしゅきホールドらめええええええええええええ!!?」

 

 

 

 

父さん、母さん、ごめん

 

俺は……逝くよ

 

 

 






次回っ!アリ潰!


突如もちほっぺに目覚めたクソボケは究極のもちほっぺを探しに行くことに!


連邦生徒会長(?)「あ、あの……まだ終わりませんか……?」

酒泉「まだです、もっと堪能させてください」モニモニ、むぎゅー

連邦生徒会長(?)「あ、あうぅ……///」

ヒナ「私の方がほっぺもちもちしてるわっ!!!!!」



次回・クソボケ、一人旅中に遭難してデカパイイケメン艦長と出会い堕とす

次回もサービスサービスゥ!


トランクス「嘘です!全て嘘です!この予告は作者が書いた嘘予告なんです!」

読者「無☆視」

トランクス「ハァッ☆」
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