『きっと、空崎さんには俺なんかよりもっと相応しい〝支え〟が現れますよ』
私は貴方に支えてほしいとお願いしたのに、貴方は自分じゃない〝誰か〟が私の隣に立っている光景を想像している
私の事をこんなに助けてくれてるのに、私の事をこんなに理解してくれてるのに、私の事をこんなに甘やかしてくれるのに
貴方が想像する未来に───私の姿は存在しない
貴方にとって私はその程度なの?居ても居なくても大して人生に影響を及ぼさない程度の存在なの?
私にとっての貴方はこんなに大きな存在なのに、空崎ヒナという女にとって折川酒泉という男は己の半分以上を構成している存在なのに
私の事を別の誰かに押し付けようとする、自分の存在を無かった事の様に扱っている、そんな貴方が気に入らなくて────私は、先生に甘えた
嫉妬してしまえばいい、後悔してしまえばいい、私が貴方の隣から居なくなって今更寂しさを感じてしまえばいい
貴方の気が惹きたくて色んな事をした、新しい支えを見せつける様に貴方の前でも沢山甘えたし、分かりやすく触れてみたりもした
あの人を利用している自分自身を汚らわしく思いながら、それでも貴方が振り向いてくれるならと私は、私は先生を利用し続けて
「あっ……ヒ、ヒナ?これは……えっと……その……」
───そ、空崎さん!?これは違うんです!これは……その……せ、先生が転んじゃって、それで……!
だから、これは罰が当たったのだろう
私が利用した先生が、私が振り回してきた貴方と結ばれたのは
きっと神様からのお告げなんだ、お前がもっと早く素直になっていればって、〝貴方だけに支えてほしい〟と、〝ずっと私の隣で支え続けてほしい〟と勇気を出して続ける事ができていれば
きっと、愛する彼は今も隣で私を支え続けてくれただろうにと
「……っ!」
そんな事は分かってる、全部自業自得だという事も
それを理解しても尚、私は口付けを交わしたばかりの二人に背を向け、ただ現実から逃げる事しかできなかった
「っ、待って!ヒナ!」
「離してっ!先生!」
そんな私を引き留める手
キヴォトスの生徒と違ってか弱すぎるその手を振り払えないのは罪悪感からか、それとも瞳から溢れる雫と共に力が抜け落ちてるからか
それでも嫌だ嫌だと必死に手を払い除けようとする私の身体を、先生は優しく優しく包み込んだ
「これは、そのっ……違うんだ!薬の影響で……」
「そんな言い訳は要らないっ!もう私には構わないで!私には……先生を利用してきた私には……彼と結ばれる資格はないっ!」
「ヒナの気持ちを無下にするような事をしたのは悪いと思……へ?」
この期に及んで八つ当たり気味に叫ぶ自分に〝どの口が〟と嫌悪感を覚える
それでも弱い私は、私が利用した先生にみっともなく泣き叫ぶ事しかできなかった
「いや……え?ヒナと彼が?結ばれる?」
「もう……もう、私の事は構わないで……私に優しくしないで……!」
「え?あれ?ヒナの好きな人……え?自惚れ?もしかしてこれ恥ずかしいパターン?」
「私は…私は…貴女達に取り返しのつかない事を……!」
「あ、やばっ、恥ずかしすぎてなんか薬の効果解けてきたかも、え?これマジ?本当に?そんなこと有り得る?」
たった一度の間違った選択、そこから全てを失った
そんな馬鹿な女の恋物語はこれでお仕舞い、紡がれるのは心優しい二人の男女のお話だけ───
「あ、あのぉ……ヒナ?なんか失恋っぽい空気醸し出してる中悪いんだけどさ……」
「ちょっと……お話しない……?」
56:メス堕ち先生
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい
57:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
ど、どうしたんだ先生、いきなり大声出して
58:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
なんでもな(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
59:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
勝手に漏らさせるな
60:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
で?何があったん?未成年淫行働いたカス
61:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
ど直球で草
62:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
まあ薬のせいだし大目に見てやろうぜ……
63:メス堕ち先生
【朗報】ヒナ、別の私のこと恋愛的に好きじゃなかった【悲報】
64:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
ん?
65:狭間の王ニキ
おっとぉ?
66:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
どっちだよ
67:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
つまりどういうことだってばよ?
68:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
まるで意味が分からんぞ!
69:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
どういう事だ!説明しろ苗木!
70:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
ここまで言えば分かるわね
71:メス堕ち先生
大雑把に説明すると
ヒナ→男子生徒に嫉妬してほしくて私にベタベタしてたらしい(異性相手ならともかく同性相手だしそこまで抵抗感は無かった)
私→LIKE路線も全然有り得たのに何故かloveられてると決めつけてたアホ
男子生徒→恐らく私とヒナが好き合ってると勘違いしてる
72:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
ファーwww
73:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
こ れ は ひ ど い w w w ww
74:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
すれ違いコントかな?
75:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
ガワは女だけど中身男なの詐欺だろ
76:メス堕ち先生
いやーでもこれでひとまず問題は解決したね、私が恥かくだけで済んでよかったよかった
77:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
せやな
78:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
いや、せやなちゃうやろ
79:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
先生と男子生徒が付き合ったら結局ヒナちゃんが傷付く事に変わりないからなぁ……
80:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
そういえばそうじゃん……そこんとこ結局どうすんの?
81:メス堕ち先生
ああ、それは大丈夫、私がその男子生徒を諦めればいいだけの話だから
82:先生でも恋がしたいっ!
えっ
83:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
はああああああああああ?
84:雷帝たそハアハア
はぁ?
85:多頭飼い先生
待て待て待て、判断を下すには早すぎるぞ
86:メス堕ち先生
いやぁ、そうは言われてもこれ以外に全員が笑顔で終われる方法なんて思い付かないしなぁ……
87:ダークプレナパテス
……本当にそれでいいのかい?
88:メス堕ち先生
そもそも先生が生徒に恋すること自体おかしいし?なんなら元男だし?これ以上はお互いの為にもならないんじゃないかなーって
89:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
……まあ、本人がそれで納得してるならいいんじゃない?
90:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
せやな、これ以上ワイらが口出すことでもないし
91:新米女先生
良い訳ないでしょう、私は口出しますからね
92:新米女先生
いいですか先生、貴女は今すぐその男子生徒に告白するべきです。生徒だとか先生だとか、元男だとかそんな事は一切関係ありません
93:メス堕ち
ええー?もういいよ済んだ事だしぃ……
94:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
おお、なんか熱い奴来たな
95:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
本人が諦めたって言ったんだしもうよくないか?
96:新米女先生
良くないです。私も前世で好きな先輩が居ましたが、その人は私がぐずぐずしている間に命を落としました。分かりますか?私も妹もその人の事を愛していたのに、いつまでもこんな日々が続くと思い込んでいた次の日にトラックに轢かれて呆気なく死んだんですよ?
97:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
熱い奴とか言ってすまん、ちゃんと重い話だった
98:新米女先生
伝えたい事が沢山あったのに二度と伝えられなくなる、そんな気持ちが貴女に理解できますか?想いなんてものは隠しておくべきではありません、伝えられる時に、すぐ伝えるべきです
99:オデュッセイアちゃんじゃんね
おお……このスレにまともな事言える奴存在したんだ……
100:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
お前はこのスレを何だと思ってるんだ
101:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
変態の巣窟?
102:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
くっ……!
103:封印されしコクリコのパンツ
何も言い返せねぇ……!
104:メス堕ち先生
……いいのかな、本当に伝えちゃって
105:新米女先生
良いに決まってるじゃないですか、そもそも貴方は自分で〝メス堕ち先生〟と変態染みた名前を名乗ってるでしょう?その時点で〝男同士だから〟という言い訳はもう通用しませんよ
106:カイザーPMC理事の夢女
そうだそうだ!とっくにメス堕ちしてるんだからさっさとコクってこい!
107:ジェネラルは俺の嫁
生徒も教師も関係ねーよ!そこに居るのは〝男〟と〝女〟だけだ!
108:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
珍しくまともな盛り上げ方してるな
109:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
(名前を見ながら)……まとも?
110:メス堕ち先生
……皆、ありがとう。すぐに告白はできないけど、やっぱりもう少しだけ諦めるのを諦めてみるよ
111:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
今はそれでええ、悩め若者
112:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
全員二週目だし若くはないだろ多分
113:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
……そもそもさ、ヒナが悲しむ云々に関しては結構簡単に解決できそうじゃね?
114:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
え?
115:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
何か作戦でもあるの?
116:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
いや、だってさ……ヒナがイッチを好いていたってのは勘違いだったんだろ?じゃあつまりイッチもヒナも二人とも男子生徒の事が好きって事なんだからさ……二人でその子にコクればよくね?
117:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
……い、いやいやいや……流石にそれは……
118:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
倫理的にアウトというか……
119:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
……倫理云々言うなら教師が生徒にキスかました時点で今更じゃね?
120:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
……確かに?
121:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
まあ、結局決めるのはイッチなんだけどさ
122:カマホモ先生
どうするのよイッチ、アンタがそうやって怯え続けるならアタシが生徒君貰ってあげてもいいけど♡
123:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
おいやめろ誰かこいつ止めろ
124:名無しにかわりましてシャーレがお送りします
おいどうすんだイッチ!早く決めないとお前の処女より先に男子生徒の処女が失くなるぞ!
125:メス堕ち先生
私は……私は……
【両手に】シャーレだよ!全員集合~パート10~【花嫁】
254:お嫁さん先生その2
成し遂げたぜ