イセリア人間牧場奮闘記   作:あるいてごろりと

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人徳と決意

雨後のイセリアの森は湿度が高いためか、むわっとしたような暑さがこもり所々道がぬかるんでいた。

フォシテスは、足を取られないように注意しながら坂道を登る。

振り返ると、先代神子が後をついてきていた。

彼女の胸の上部には、クルシスの輝石がはめこまれている。

その石は、要の紋なしのエクスフィアと同様外すことができない、数々の神子を苦しめてきた産物である。

 

「アイトラ、話をしておきたいことがある。」

 

「……。」

 

フォシテスは、この世界がマーテルの悪夢の世界であることを語った。

これから立ち向かう敵のことや、ともに働いてきた兵隊や労働者達が夢の住人であることも全て話した。

当然、アイトラから返事は無かったが、そうであっても情報共有はするべきだろうと判断した。

恐らく聞こえてはいる。そんな頼りない考えを持ってして話し続けた。

 

(生きている間に、もう少しクルシスの輝石について学んでおくべきだったな。)

 

生前のフォシテスは神子について、千年王国を掲げるユグドラシルにとって必要な存在であるという認識しか持たず、大して興味を持っていなかった。

それが今になって、考えさせられる事態に陥るとは露にも思わなかったのである。

イセリアの森を2人で抜けて、切り立った崖のそばにある人間牧場がもうすぐとなったところで、門前に人影が見えてきた。

 

「その『要の紋』は模造品ですよ、フォシテスさん。

『エクスフィア』は作れても、クルシスにはドワーフの技術がないので本物の『要の紋』は作れないんですよ。」

 

「ウィルツか…。」

 

門の前には、ぼさぼさの黒髪でメガネをかけた新牧場主が2人を待つように立っていた。

服装は、ディザイアンの兵隊服の上から白衣を羽織っていた。

フォシテスが段ボールを脇に置くと、ウィルツがフッと笑った。

 

「そこの崖から捨てればいいじゃないですか。」

 

「冗談は口だけにしておけ。

認可を受けた委託業者に処理を依頼する必要がある。

牧場主が不法投棄を平然と認めるんじゃない。」

 

視線を感じたフォシテスはアイトラの方をちらりと見る。

 

(うっ……。)

 

アイトラがジッとフォシテスを見ていることに気づき、ここで『要の紋』が不要になったことを悟らせる会話をするべきではなかったな、と彼は思った。

ウィルツが先ほどのフォシテスの指摘に返答する。

 

「真面目ですね。

しかしそれなら秘書の彼女に罰則を与えさせてくださいよ。

段ボールは僕の部屋にあったのですから不法侵入です。

大体、そこまで堂々としているならどうせ気づいているんでしょう。

ここが夢の世界だってことに。」

 

「お前が仕組まなければやらなくて済んだことだ。

ウィルツ…、お前が『ナイトメア』なのか?」

 

ウィルツは頷いた。

 

「そこまでご存知でしたか。

大方、こちらの思惑を知る人物から話を聞いたんでしょうね。

それにしても、あなた方の存在を認知した時には驚きましたよ、はははっ。

…フォシテスさん、今まで記憶に抜けている部分がありませんでしたか?

それは僕がやったことです。

 

あなた方は気づいていないでしょうけども、現実世界にはない文明の利器や技術やルールがこの世界には適用されています。

アーク溶接や教習所、フォークリフトなどは現実世界にはないものなんです。

夢の世界が誕生したときに、かつて僕が経験し学んだ知識は『夢の住人』へ浸透させたのですが、同時にまだ意識のなかったあなた方にも浸透させてもらいました。

 

それらは本来、『夢の住人』が演劇をしやすいように刷り込ませるものなんですが、その知識を利用して『夢の住人』を懐柔してくるだなんて思いもしませんでしたよ。

どうなるのか、僕自身が好奇心でやったことはいえ。

まったく、してやられましたね。

 

おかげでマーテルに見せる夢は、労働者と牧場主達による組織の業務改善物語となってしまいましたよ。

なんでしょうね、これ。

サスペンス映画を借りたつもりなのに、中身はおじさんと犬が生活するだけの日常物語だったかのようなガッカリ感は…。」

 

「そうか、言葉の一部の意味は分からんが…。

せっかく資格を取得したのに残念だ。

それすら現実世界にないものだったとはな。

今後、老朽化する部分の修理を自分でしてみたかったのだが諦めなければならないか。」

 

フォシテスの言葉を聞いたウィルツの目は、どこか寂しさの色が浮かんでいた。

彼はメガネのブリッジを人差し指で抑え静かに語る。

 

「フォシテスさん。

このまま夢の世界で暮らしませんか?

こんな張りのある生活ができるのであればそれでもいいですよね?

今後も、僕らとともに労働の汗を流していきましょうよ。

もちろん、あなたの待遇は特別なものにします。

どうでしょうか?」

 

「マーテルに悪夢を見せるのではなかったのか?

それに先ほど、がっかりしたと言っていたが…。」

 

「いえ、おじさんと犬が生活するだけの映画も見れば案外悪くないものですよ。

僕は、この環境を気に入りました。

途中、教習所や重機の用意をするのも楽しんでいたぐらいです。

そして、あなた方五聖刃の組織努力に涙が出そうな思いを持つほどに至っています。

マーテルは眠ったままにしておきましょう。

そうすれば、現実世界の大樹だってすぐに枯れることはないはずですよ。

Win-Winの関係となる良い提案ですよね?

皆で夢の世界で暮らして平和に生きていこうではありませんか!」

 

張り切るウィルツは拳を振り上げて言った。

その姿を見たフォシテスは嘆息した。

記憶の操作ができるのであれば、今後『ナイトメア』の言いなりの配下となるも同然だ。

それに、いつ気が変わってマーテルに手を出すのかも分からない。

 

結局、メリットはウィルツにしかない。

もはや交渉とも呼べるレベルの話ですらないのである。

大戦時に生まれ夢の世界に住むだけで周りから左右されず、ずっと個人の考えしか持たないとこの男のようになってしまうのだろうか。

日々、仕事に打ち込むアイトラや良く小言を言われるが怠慢するような様子は全くないマーブルを見習ってほしいものだ。

 

そう思いながら、フォシテスは口を開く。

 

「ウィルツ、夢はとどまるためにあるんじゃない。

自分の欲に人を巻き込むな。

一方的な自分語りは、部下がついてこない要因の1つだぞ。」

 

「…うるさいですね。

そうですか、交渉決裂ですね。

いいでしょう。

それならあなた方にも悪夢を見せてあげますよ。」

 

ウィルツが指を鳴らすと、イセリア人間牧場の内部よりいくつもの人影が飛び出してきた。

その人影は戦闘のためか武装されている。

また、黒や白の羽を生やし、羽ばたいて滞空している。

百をゆうに超えるクルシスの天使達が上空でフォシテス達を生気の無い瞳で見つめていた。

 

「お前たち…!!」

 

フォシテスは驚きの声を上げる。

無理もない、天使たちの顔は全て知った者だったのだから。

老若男女問わず天使達の顔は、イセリア人間牧場で働いているはずの兵隊達や労働者、イセリアの村人達のものであった。

ウィルツがくっくっくっと言いながら笑みを浮かべる。

不敵に笑う姿を見て、ウィルツは最初から交渉する気などなかったことをフォシテスは悟った。

 

「『夢の住人』は自我を持っており、あなた方五聖刃のせいで当初の命令を無視していました。

ですが、僕が直接彼らに触れれば支配することは可能です。

牧場の人間は、クルシスの天使に姿を変えさせてもらいました。

さらに、村の人は姿を変えたのちにエクスフィアを装備させました。

もちろん要の紋はありませんので、肌に直接つけてね。

 

この2日間、本当に苦労しましたよ。

一人一人、怪しまれないように声をかけて直接触れるのは。

何度、セクハラ扱いにされそうになったことか。

それも『ネクロノミコン』で能力を底上げすればまだ手間はかからなかったはずなのですが、一体どこにいったのやら…。」

 

唇を嚙み締める前に発したウィルツの言葉など、フォシテスの耳には届いていなかった。

今、彼の頭にあるのはこの後のこと。

武器を手にした仲間たちが上空で待機しているのだ。

彼らが襲い掛かってくるのは、時間の問題なのは容易に想像できた。

 

(どうやったら傷つけずに済む…。)

 

突如足音がしたため、フォシテスは上空から門前へと視線の向きを変える。

そこにはさらに驚くべき光景があった。

 

「エクスフィギュア…。」

 

いつの間にか開いた門から緑色の巨体が歩いてきていた。

鋭い爪が生えた三本足に、太く筋肉質の身体には白い筋がいくつも通っている。

左腕にはエクスフィアが装着されており、サイズの合わない衣服はその者が身に着けていたものと思われる。

ひと際目立つのは、口も鼻も耳も髪もない頭部だ。

顔の中心には、瞳孔も虹彩も判別のつかない赤一色の目のようなものがついている。

右肩には、トートバッグがかけられておりサイズが合わず持ち手部分を通した腕がぎちぎちになっている。

フォシテスは、そのトートバッグに見覚えがあった。

小言を言われ、目を伏せたときにいつも彼女の机脇に置いてあるのを見ていたからだ。

 

「マーブル…なのか?」

 

エクスフィギュアが長い両腕を引きずるようにしてフォシテス達の元へ向ってきている。

彼の言葉に、その巨体は返事をしなかった。

ウィルツは、笑みを浮かべたのちに語る。

 

「その女は一番厄介でしたよ。

直接触れようとしたら、『セクハラかい?悪いがタイプじゃないよ。』と言ってきて。

それも一度や二度だけでなく、何度も何度も。

タイプじゃないのはこっちのセリフなんですよ!!

あの老婆の言葉で僕の気持ちが何度へこたれそうになったことか…。

しかし、最期には命の危機を感じたのでしょうか?

自らエクスフィアを引き抜こうとして化け物と化しましたよ。

 

ただ、今の彼女はあなたと相まみえていますね。

何がしたかったのやら…。

間抜けにもほどがありますよ。

面白そうだから、触れずに姿はそのままにしましたけどね。

さて、どうでしょう。

彼らを相手に出来ますか!?」

 

フォシテスは、左腕のサイコガンをまっすぐウィルツへと向ける。

銃身を覆うカバーはすでに二方向へ開き、銃口からは眩い光が放たれ発射寸前の状態だった。

 

「黙れ!!」

 

そう叫ぶと、一瞬で天使がフォシテスとウィルツの間に入り込んできた。

フォシテスは、かつての労働者を傷つけまいと無理やり左腕をそらし、放たれた光線はイセリアの森のはるか上空を駆けて行った。

 

天使が一気にフォシテスへ近づき、手にした1本の剣を振り下ろす。

フォシテスはサイコガンをかかげ、頭部を守る。

そのまま剣を受け止め、振り払う。

後退しかなりの距離をとった天使は、再び空中で停滞し他の天使たちと同様フォシテス達を見下ろしていた。

 

エクスフィギュアは今なおゆっくりと身体を揺らしながら歩を進めている。

その距離は、すでに10mほどであった。

 

(マーブル…エクスフィギュア…ぐっ!!)

 

フォシテスは思い出していた。

現実世界でマーブルを化け物にするよう指示したことを。

彼女を利用し、ロイド・アーヴィングを襲撃したことを。

そして、化け物と為った彼女が意識を取り戻しフォシテスもろとも自爆したことを。

 

罪の意識で心が満たされ底知れない沼に足を取られたような心境になる。

しかし、フォシテスは沼から出ようともせずただ眺めていた。

エクスフィギュアを…マーブルに対して武力で制する気持ちなど、今のフォシテスにはなかった。

緑色の巨体が目の前に立つが、武器を構えることなどしない。

 

(すまなかった、マーブル…。)

 

謝っても済む問題ではないが、それでも心の中でつぶやいていた。

フォシテスは目をつむる。

彼女が剛腕を振り下ろすのを待っていたときだった。

 

「うううっ…。」

 

突如、天使のうめき声が聞こえた。

振り向くと、天使が地べたに膝をつき苦しんでいた。

そばでは、薄いクリアなピンク色をしたまるで花弁のような羽を広げるアイトラが宙に浮いている。

羽の周囲では細かく小さな光がキラキラと舞っていた。

天使がアイトラの攻撃によって負傷したのだと見るからに分かった。

 

(天使化した神子の防衛本能か!)

 

クルシスの輝石が侵食した神子の身体は、自身の思うようには動かせない。

また、敵から攻撃される状況になると本人の意思に関係なく反撃するようになっている。

現在のアイトラも同様であった。

 

はたから見れば、うつろな瞳で敵の天使を見下ろすような姿をしている彼女は非情な存在にも思えるかもしれない。

だが、フォシテスにそのような考えはなかった。

共に働いてきたとはいえ彼女のすべてを知っているわけではない。

それでも、彼女が今の状況を望んでいるとは思えなかった。

 

アイトラは、左手を前に差し伸べたまま、右手の人差し指を胸の前で十字に切り始めた。

彼女の足元からは、魔法陣とは異なる白い円状の光が明滅してそこから透き通った羽が華麗に舞い上がる。

天使術を使用する時の動作だ。

 

「よせ!!」

 

フォシテスの声とそこにこめられた願いは届かず、彼女は術を発動する。

アイトラが右手を頭上へかかげると、手のひらの上から3つの虹色に輝く光輪が放たれた。

高速で回転する光輪は、敵を切断せんと一直線に向かっていく。

 

《ぐぅっっ!!》

 

エコーがかかったような女の声が聞こえた。

エクスフィギュアが天使とアイトラの間に割って入っていたのだ。

『エンジェル・フェザー』によって傷つき肩や足から血を流す巨体がアイトラへと向かう。

 

《痛た…。

無理をするんじゃないよ、アイトラ。》

 

エクスフィギュアは、身体のどこからかマーブルの声を発した。

痛みにこらえているためか、頭部からは汗が流れていた。

彼女は、アイトラへ太い両手を伸ばし抱きしめる。

それは我が子を抱きしめるかのような優しい抱擁だった。

敵意がないと判断されたのか、エクスフィギュアを見上げるアイトラは抵抗をしなかった。

エクスフィギュアの顎下から垂れた汗が、アイトラの目元に落ちる。

頬を流れる汗が彼女の涙のようにも見えた。

 

《あんた、こんなこと望んじゃいないだろう?

さぁ…、力を抜きな。》

 

アイトラは、マーブルの声に従うかのように羽を閉じてゆっくりと地に足をつけた。

それはただ、敵意を感じなかったために一時的に戦闘モードを解いただけに過ぎないのかもしれない。

マーブルは彼女を抱きしめていた両手を離す。

そのまま身体の向きをフォシテスへと変えた。

ウィルツは訳が分からないといった表情でその光景を見ていた。

 

《何やってんだい!

牧場主ともあろうもんがこんな時にぼーっと立ち尽くしてさ。

部下に嫌なこと押し付けて、アンタは何しにここへ来たんだい!》

 

牧場主でなくなったはずのフォシテスへ、普段と変わらぬ調子でマーブルは説教をし始めた。

フォシテスは条件反射で伏し目がちになってしまう。

しかし、いつものようにしてはいられないと思いエクスフィギュアへと目を向ける。

 

「意識があるのか…!?

すまない、手間をかけさせた。」

 

《ほんとだよ!

あたしが止めなきゃどうなっていたことやら。

大事な秘書が目の前で苦しんでいるのに変な考えに囚われて突っ立ってるんじゃないよ。

いい加減覚悟を決めな。

それとも、もう一回一緒に爆発しないと分かんないのかい?》

 

「マーブル…。

やはりお前も―――」

 

エクスフィギュアは、フォシテスが言い切る前にくるりと反転して上空の天使たちを見上げた。

 

《あんたらもあんたらだよ!

仮にも牧場主相手に、何高い所から見下しているんだい?

お世話になった者に対しての礼儀がそれかい?

笑わせるんじゃないよ。

人間牧場への想いはその程度だったってことかい!》

 

彼女が呼びかけると、天使たちはわなわなと震え出した。

武器を手放し、口々に言いだした。

 

《い…、嫌だ!!

こんなことしたくない!》

 

《雇ってもらった恩がフォシテスさんにはあるんだ!

それをこんな形で返したくなんかない!!》

 

《戻りたくない!

何も考えないで言われるがままの存在になりたくないよ!》

 

クルシスの天使たちは、感情を吐露していた。

兵隊、労働者、村人達はウィルツに為されるがままの『夢の住人』に戻ることを心から拒絶していた。

エクスフィギュアはその言葉の数々を耳にして頷いた。

 

《だったら、やれることやりな!

ご意見番があんたらの想いを見届けてやるよ!!》

 

エクスフィギュアの言葉を聞いたウィルツがほくそ笑む。

 

「ふ、ふん。

彼らは随分と強い意志を持ったようですね。

意識を取り戻したのは予想外でしたけど、見たところ体は動かせないようだ。

これ以上何をすると言うんですか?」

 

その言葉を聞いた天使たちが口を開く。

 

《聞いたかよ。あのメガネの言葉。》

 

《ああ、これ以上メガネの思い通りにはさせたくねぇな。

フォシテスさん達に迷惑をかけないようにするにはもう一つしか手がない。》

 

《おい、後ろの奴ら。

俺らがやることをよく見ておけ!!》

 

前線の天使達が叫び出した。

 

《おぉぉぉぉぉぉぉっっ!!》

 

数体の天使の体表にエネルギーが流れる。

瞬間、天使達の体内から光が漏れ出したと同時に爆発が起こり、突風があたりにまき散らされる。

それを見ていた後方の天使達もやるべきことを理解したのか、それぞれが発光し爆発する。

一段と吹きすさぶ風圧に耐えていたフォシテスが目を開くと、天使達がいた場所からぼたぼたと地面に向かっておびただしい数のエクスフィアのみが落下していった。

 

人の姿など残っていない。

全ての天使は自爆によって、命を絶った。

しかし、爆発の瞬間悲鳴をあげる声など1つもなかった。

彼らは皆、望んでその身を捧げていた。

 

「なっ…。」

 

ウィルツが上空を見て、あっけにとられている。

『夢の住人』が彼の支配の手から逃れた上に、自爆によって戦力を大幅に低下させた事態をすんなりと呑み込むことが出来ない様子だ。

 

呆然とするウィルツを大きな影が覆う。

 

《さぁ、部下たちが誠意を見せたんだ。

仮にも牧場主ならあんたも覚悟は出来ているね?》

 

ウィルツの背後にはいつの間にかエクスフィギュアが立っていた。

振り向くウィルツの肩を太い両腕でがっしりと掴む。

 

「ひっ!!

や、やめ―――」

 

叫び終わる時間もなく、エクスフィギュアの身体が発光し轟音と共に爆発する。

煙をあげて再び、突風が吹き荒れた。





キャラ紹介

マーブル

イセリア人間牧場の元奴隷。
死ぬ直前に2人の子どもの行く先を気にしていた。
やがて魂は、牧場の柵越しに子ども達が話していた救いの塔に導かれる。
二度目のエクスフィギュア化は大分慣れた様子。
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