【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
携帯を取り出し会社の代表番号
「もしもし?」
『どうした?』
「は~、お仕事中、申し訳ありません……。少し相談したいことが」
『手短に頼む』
だよね~。
「ご学友でしたミヤビ様がボクを気に入り妻の一人に迎えたいと──」
『なに! いや、すまん。続けて……』
「──はい。それで、ですね……」
『うん……』
かい
おそらく、お子が
奥方の代わりにボクの子種を提供すること、喜多村家で
『……そうか……。ならば、お言葉のままに。喜多村のためだ。もう何代も喜多村から男を差し出した
「マキナの言葉で言って?」
一瞬だったと思う。でもボクにははるかに長い
『……キョウ、その身を
「はい、喜んで」
『それじゃ、切るぞ?』と、それは奥歯を
「うん。週末、待ってます……」
『…………』
電話は、プツリと切れた。耳にはツーツーと話中音が
「は~~。マキナは……
「そうであろう、そうであろう。さすが
「──では、
「お待ちください。奥方様たちにお会いして、ご
「──な、なに? それは……またの機会でよかろう?」
「いいえ。ボク──わたくしが
「うぬぅう~……」
ふぅ~む。困ってる困ってる……ざまあ。
「──分かった。疾く申し伝えるゆえ、待っておれ」
そう言うなり引き返して行く。ミヤビ様、
まあ、奥に閉じ
「キョウ様……悪い表情してらっしゃいますよ?」
「ギクッ──そ、そうかな~?」
横によってきた
「それより、なんで? 付いてきたのは」
「我らは本来、
「あ~新都にも居たね? そんな人」
「若い者たちですね? もう三十ともなれば任務を
なんか……
「ふふふ。大変なんだね?」
「それで……これからどう
「どうもしないよ。マキナ──ああ、ボクの主人が許可しちゃったから、なるようになればそれを為す、しかないかな?」
「キョ~ウ」
「たいくつ」
「もう、屋敷に帰ろ?」
「そうだね。ん~お風呂が先か、食事が先か……サザレさんにでも訊こうか……」
ボクたちは、庭園の
どこに居るかな~? 使用人館だろうけど。まあ居場所が分からなかったらサキちゃんに訊いてもいいけど?
「居たいた。サザレさん、訊きたいことがあるんだけど?」
「何でございましょう?」
使用人館で若いメイドさんのアイロン掛けを指導してる? 岩居サザレさんを見つけた。
「ボクとミヤビ様の初床は聴いてる? その
「そうでございますね~。お食事のあと、ご入浴された方がよろしいですね」
「そう……。じゃあ、食事はタンポポちゃんたちと一緒に食べるから本館に用意して? それから初床にはどんな
「初床には白
それから、初床の作法などサザレさんに教えてもらう。
お酒飲んで、お
お風呂も
取りあえず、そこは