【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「やれやれ……よく分かんないけど、
「分からぬなら酷い目では無かろう?」
「…………」
サキちゃんをジト目で見る。ちなみに黒メガネは起きてすぐ
身体を洗い直してぬるぬるを落としてもらい、
「タンポポちゃんたち、大丈夫?」
「キョウ、
「……する」
「そう……おしおき……」
お仕置き……イヤな
「ちょっと~、のぼせてない?
急いでお湯から上げる。体じゅう真っ赤になってる。よく
サキちゃんをにらむと、ぷいっと顔を
取りあえず
お風呂マットをシャワーの前へ。みんなを
首元へ順々にシャワーをかけながら身体の冷えるのを待つ。
「みんな、大丈夫?」
「気持ち、悪い~」
「わるい~」
「しぬ~」
「そんな
しぬ~、なんて
「もう大丈夫かな? みんなもう上がろうか?」
「うん。上がる」
「……うん」
「うん……でも、動きたくない」
「分かった分かった。運んであげるから」
なんとなく皆がにへらと笑った。大丈夫そう、だね?
「わたくしもお手伝いします」
「えっ? うん、ありがと」
サザレさんが手伝うと言ってくれる。
「イヤ。キョウがいい」
「……キョウ」
「わたしも……」
「もう、大人はわがまま言わない」
「え~~」
「大人じゃない」
「ちがう」
こんな時だけ子供こどもしてくる、まったく。
「すみません、サザレさん。やっぱりボクが運びます」
「……そうです、か。お力になれず申し訳ありません」
「いえ、ありがとうございます」
一人ひとり、
三人そろったところで、ちゃんと拭けてるか確認。まあ足
一人ずつ拭き上げると下着を
まあ、今日は仕方ないかな?
「今度は、キョウの番」
アリサちゃんを拭いてると一番に着たマナちゃんが身体を拭いてくれる。タンポポちゃんは、
三人の身じたくを終わらせる
「私が着せてあげる」
「着せる」
「わたしも」
「ありがとう。でも、自分で着れるから」
断わるけど言うことを聞けと
「キョウ様、
「はあ、分かりました」
サザレさんの言うように何ひとつ自分でできないんだった。
まあ、肌着はいいんだけどスウェットを着せられるのは骨が折れるよ。
「本来であれば、肌着代わりの
「ありがとうございました」
いいえ、と言うサザレさんと使用人の
「キョウよ、わしに言うことがあるのでは無いか?」
「なんかあったっけ?」
「わしに風呂を知らせなんだじゃろ?」
「ああ、そのことね。
「謝っておらぬ。〝あ、忘れてた〟では無かったか?」
「そうだっけ? ゴメンゴメン」
「まったく、そなたはわしを何だと思っておる」
何だって言われても……ちっちゃい
「ん~~? なんか偉そうな人?」
「プッ」
「もう良いわ……。そなたは見くびりすぎじゃ。サザレ、何がおかしい?」
「いえ、何も……」
「これからどーすりゃいいのかな~?」
「何がじゃ?」
「そりゃ、
「さあな。あの
「ミヤビ様に聴いてみたら」
「ふむ……。確かに待つだけでは
そう言ってローブのポッケから
「それでは、わたくしはここで」
「はい、お休みなさい」
使用人館でサザレさんと別れる。
「早くかけなよ?」
「分かっておる……」
ま~だ、サキちゃんは
「もう本館に着くよ」
「うるさい……。心の準備をしておるのじゃ」
ミヤビ様って、相当怖い……のかな。まあ
「今夜はどうしよう?」
「どうって?」
「みんなと寝るか、上で
「私たちと寝る」
「ねる……」
「うん、ねる……」
「そうだよね~。でもタンポポちゃんとこのベッドが小さい、んだよね~」
「……そんなことか──」
サキちゃんが携帯をにらんだままで言う。
「──上で
「えっ! いいの?」
「