【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「マナちゃん……おしっこ、大丈夫?」
「ん~……行く」
マナちゃんの
「アリサちゃん、おしっこ、大丈夫?」
「ん~……行きたいかも?」
「タンポポちゃん──」
「待ってた」
いや、待たなくていいから。すぐマナちゃんアリサちゃん、連れてトイレ行ってよ。
「じゃあ、一緒に行こ?」
「うん」
三人連れ立ってトイレに急ぐ。マナちゃんたちは抱えてほしかったみたいだけど、白い人が一緒で
「マナちゃん? アリサちゃん?」
みんなが分かれていくのにマナちゃんがボクを個室に引きずりこもうとする。それをアリサちゃんが引き
「キョウはこっち」
「いや、マナちゃんが一人じゃ
「ズルい」ってアリサちゃんが
「ちょっと、何やってんの?」
個室前で
「夜のトイレは怖いから、ね?」
「それじゃ、私もキョウと一緒」
「私も」
「ええ~、みんな、もれちゃわない?」
「そ、それもそうね~?──」
で、結局みんなで入りました……一つの個室に。白い人まで入ってくるとは思わなかったけど……。
「終わった?」
水音が
「うん。拭いて?」
「マナちゃん、自分で拭いて」
「キョウがいい」
「な、な──」
──な? なに?
「──なんですって~!」
びっくりするよ、タンポポちゃん! ま、まあ
「ズルい、私も拭いて」
「そうよ。マナと
別に爛れてないでしょ? 怒るのそっち?
「キョウがやるとすっきりする……」
「マナちゃん?」なに言ってんのよ。
「妻に
そんな夢はぶち壊れろ!
「ふつ~に拭いてるだけだよ?」
「きっと
そんな技は持ってません。てか、なんでこうも要らない知識
「じゃ次は私。早くマナを拭いて。もれそう」
「あ、うん……」
結論は先に送って、マナちゃんを拭く。ほら、なんともない。はずなのに「むふ~」って満足そう……あれ?
「次、次!」
「はいはい」
「はいは──」
「はい」
マナちゃんを便座から降ろし、アリサちゃんを乗せる。
「アリサ、早く早く!」
「わかってるって」
「タンポポちゃん、となりでして来なよ。もれるよ」
「もれるなんて言わないの」
ホントにもれたらどうするの、って言ってくる。それはボクの関知するところじゃないね。
「はい、次、タンポポちゃん」
アリサちゃんを終わらせて便座から降ろす。
「私も座らせてよ」
「大人は自分で座る」
「マナもアリサも座らせたじゃない」なんてタンポポちゃんがわがままを言う。
「それは……便座が高いから……早くしないともれるよ?」
「うっ……」
もう
「じゃあ、戻って寝ようか?」
タンポポちゃんもすませたし部屋に戻ろう。
「キョウのおしっこは?」
「ボク? もう上でしてきたよ?」
「「ズルい!」」
「ズルい……」
何がズルいんだか分からないよ。
「人のおしっこ見ておいて。キョウも見せなさい」
「そうそう」
「うん」
「いや、見てないよ。ちゃんと
言いがかりにもほどがある。どんなクレイマーだよ。
「拭く時、見てた」
「見てた」
「見てた……」
「いや、それは……」
見なきゃどこ拭くか分からないじゃん。
「では、代わりに私が……」
「「「…………」」」
しれっと白い人が便座に座るので、ボクたちは
「じゃ、じゃあ帰ろう、か?」
「「うん」」
「かえる」
「ちょっと~」
白い人の意味不明な行動をスルーして、みんなでタンポポちゃんの部屋に戻る。
「キョウも一緒に寝て?」
「うん、寝て」
「でもね~、上でえらい人が待ってるかも知れないし」
「どうして、先に行くんですか?」
白い人が
「ほら、あの白い人がずっと
「なんのお話です?」
「あなたがずっと見てるから、ここでは眠れないと」
「ああ……私は見ているだけですので、お気になさらず」
「……まあ、それなら一緒に寝ようか」
「うん」
「ねる」
「でも三人は
「そうだった~」とタンポポちゃんが
「お
「となりはママの部屋だから……」
「え~レンカ様なら
なぜ、あなたがそこまで知っている?
「キョウ様の
「はぁ~……なるほど?」
それって、なんか複雑。
となりの部屋を、そろ~っと
「じゃあ、お借りしてそっちで寝ようか?」
「うん」
「いい」
「寝ましょ?」
ベッドに並んで横になると白い人までベッドに上がってくる。