【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「って、なんで白い人までベッドに入って来るのさ?」
「お
「ああ、そう……。〝とがくし〟って、どこかで聞いたような……」
「お忘れですか? ショッピングモールで
あ~、なんかそんな人、居たね? 御下命って
「それで、その戸隠さんが
「ですからキョウ様をお護りするために」
「別にベッドに入ってこなくていいでしょ?」
「実はわたくしもアレを
「今すぐベッドから出ろ!」
戸隠さんをベッドから
「そんな、ご
「自室──は無いからトイレで
また、
「その……タンポポちゃんたちも……観ちゃった、よね?」
「……いや、眠くて寝ちゃってた……残念」
「ん、……ねん」
「なんか、むずかしいこと、聴いてたら……」
「そ、そう」
観られてたら、こっちが残念だったよ。よかった~、観られてなくて。
「それはもう、ハノリ様から取り出した──」
「みんな、耳を
「なに?」
「ん?」
「──精液は質・量とも申し分なく。列席した
やっぱり、ろくでもない情報だった。
「中でも、レイニ様が
「いや、もういいです」
「──モールでの
もう、やめて?
「まだ~? 耳、ふさいでるの」
「ん? まだ?」
「もういいよ。ともかく、ベッドはダメです」
「そうよ、キョウを妻にしてからにしなさい」
「しなさい……」
「皆様はどのようにしてキョウ様を妻に?」
「それは……女の
「──ブフッ」って吹いたらタンポポちゃんににらまれた。
「ほうよう
いや、マナちゃんは
「ちゃんとお世話してる~」
いや、お世話はボクが……考えるのやめとこう。
「……なるほど~。納得しました──」
いや、納得するとこなんてあった?
「──自分を
では、と言って戸隠さんはベッドの前に座りこんだ。
「もしかして、ずっとそのまま座りこむつもり?」
「いかにも」
「はぁ~~。分かった。今夜だけ、一緒に寝ていいから」
「ほ、本当ですか?」
まあ、夜通し座りこまれても
「みんな、許してあげてね?」
「仕方ないわね~」
「ないわね~」
「うん、しょうがない」
「ふぁあ~」
すっきり目が覚めた。部屋を
「戸隠さん、起きて。部屋に戻ろうか? 心配してるかも知れない」
「そ、そうですね?」
そお~っとベッドを脱け出しエレベーターへ。五階に上がり部屋に向かうとドアの辺り
「おはようございます──」
「おはようございます、
ん? 変なこと言う人だな~、っと部屋に入って行く。
「
「──は? その言葉。もしかして……レイニ様?」
立ち止まって振り返る。ボクより少し──
「そうじゃ、
「え~~っと、なぜに兄上? ですか」
「夕べは
ん?……ん~ん?……どんな
「そ、そうですか? ならば、位が上のレイニ様が兄なのでは?」
「いやいや、位とか
「はあ~? で、では、わたくしもキョウとお呼びください」
「いえいえ、
「いえいえ、それじゃボク──わたくしが困りますから──」
これ、いつまで続けりゃいいの?
「あの~、その辺でお止めになり、ハノリ
「おお、そうじゃの~。ささ、
「あ、いや、その~」
レイニ様がボクの腕を取って──正確には腕を
いったい、ど~なっちゃったの? レイニ様。