【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「〝あ〟ではない。なぜ、ミヤビ様たちのお相手をしておらぬ?」
「だって、モールに遊びに行きたいとか言いだしてるから、他にすること探してもらってるんだよ」
「そうなのか……ご
「ん? タンポポちゃんたちを見に」
「そうなのか? あまり
「全然、甘やかしてないよ? ボクは、びしびしやる教育パパですから……」
「とてもそう見えぬが……。まあ、べったりせぬことじゃ」
「もっちろん、分かってるって」
サキちゃんが
「話は、それだけ?」
「いや、こちらに向かったと言うそなたの友じゃがのう、見つかった」
「ほんと? 良かった~」
「それが……良いとも言えぬ」
「え? それってどう言う?……」
「
「は? どうして四国に」
「それが……リニアで九州まで行き過ぎ、早く戻らねばと
「意味、分かんないけど?」
「わしも分からん。しかし、付き
「そんな
「無理じゃ。あちらから
「そんなあ~。その護衛と連絡つくんでしょ?」
「いや、
「そんな、
「そうじゃ。その友が
「その人を教えて
「無理じゃな。そちらは、そちらの
「ぐぬぬ~」ハイテク
「
そう言い、サキちゃんは戻って行く……。これはもう、
サキちゃんを追いかけるように道を戻り、エレベーター前でサキちゃんが五階に上がったのを確認する。
空いたエレベーターを喚ぶとボクも五階に上がる。行き先は護衛たちの部屋。ミヤビ様たちは……おとなしくテレビ観てる、な? よしよし。
「ちょっと、いい?」
「どうされました?」
「羽衣さんにお願いが……」
「へ? わたくし、ですか?」
うん、と
「あのさ~、貸してほしいものが、あるんだ~」
「な、なんでしょう?」
上目
「そのメガネ、貸して?」
「ッ! ダ、ダメです……これは……」
「そんな~、貸してくれたら~、ご
「ゴクリ……。い、いや、これだけはダメ! です」
「ちぇっ。仕方ない……。笹さん、ちょっと~」
「は、はい。なんでしょうか?」
一番ゆるそうな羽衣さんがダメなら……。代わりに笹さんに
「笹さんは、ボクの忠義の人、だよね~?」
「もちろんです……。ですが、いつものキョウ様ではありませんな」
チッ。気づいちゃうか~。まあいい。
「なら、ボクのお願い、聞いてくれるよ、ね?」
「それは……もちろん。
「そんなこと言わないで、ね? ちょ~っと──」
「ダメです」
「──えっ?」
即、否定? なんでよ~?
「そんな……そのようなキョウ様は、キョウ様ではありません」
「な、ボクはキョウだよ。いつものボクだよ?」
「いいえ。そのような
あ~、そっちね?
「──いつも
「わ、分かった。
「ぐっ! そ、それは……ダメ、です──」
「──お
「ちぇっ。サキちゃん、先回りしてたか~」
「何か?」
「いえ、こっちの話。ねぇ~、友達が大変なんだよ。あのメガネがあると、きっと助けて、見つけてあげられるんだよ。お・ね・が・い♡」
自分でやってて寒けがする。かなり、メンタルが