【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
タマちゃん
「見つかったよ~……って、何してんの?」
ダイブから戻って顔をあげると
「えっ? も、もちろん、キョウ様をお
「そ、そうです。キョウ様に
顔を上げた二人が
もしかして
「ありがとう、
黒メガネを気更来さんに返す。
「いえ。……このことは
「もちろん。んじゃ、タンポポちゃんたちのとこへ、行こうかな?──っとっと?」
「あ、危ない」
ソファーから立ち上がると立ちくらみした。それを気更来さんが支えてくれる。
「あ、ありがと……。おかしいな~?」
「そりゃそうです。二時間近く身じろぎせずに
「え? そんなに?」
確かに、携帯で時間を確認すると、かなり時間が
「もう少しお休みになってからに
「そ、そうです。となりにベッドもありますよ?」
ぐへへって
「でも……あんまり
「もうすぐお昼なんですから、それまでお休みになられては?」
「でもな~、お昼はミヤビ様レイニ様が気になるから
「キョウ様は幼女と我々とどっちが大事なんですか!」
羽衣さんがいきなり
「そんなの、もちろん──」
「もちろん?」
言うまでもない。
「──タンポポちゃんたちに決まってる」
「ええ~?
「そんなの──」
「そんなの?」
言わねばなるまい。
「──いっぱい愛情を返してくれるタンポポちゃんたちに決まってる。あんたたち、何かボクに返してくれるもの、ある?」
「返すもの……」って聞き羽衣さんがうなだれる。
「ああ~、タンポポちゃんたちに抱きつかれると生きてるのを実感する。おしっこチビっちゃうくらいに」
思わず自身の体を
「
失礼な……。ボクは子供のお世話がしたいだけ。早く子供が
「それじゃ、タンポポちゃんたちのところへ行くから……あれ?」
「危ない」
「あ、ありがとう」
また、よろけて……今度は
「わたくしがお送りします」
「え? 大丈夫だよ」
「いえ。まだメガネを使った
「おい、笹。キョウ様に
羽衣さんが
「あのね、ズルいとかズルくないとか関係ないからね? じゃあ、笹さんお願い」
「よろこんで」
笹さんに支えられ、
ほとんど歩いてないのにつらい。やっぱり、疲れてる。
「
「おはようございます。ちょっと注意力
「そうですか」
「キョウ、
「そうよ、ウワキでしょ?」
「うわき、いけない」
タンポポちゃんたちから予想どおりの反応が……。
「してないって。ちょっとミヤビ様たちの相手してただけ」
「うそね?」
「うん、うそ」
「うそは、おしおき」
な、なぜバレる……。おしおきは
「そ、そんなことより勉強に集中して」
「ごまかしたわね?」
「うん、そんなこと、じゃない」
「……ごま
参ったね……。
それから、タンポポちゃんの分数の計算とか、マナ・アリサの文字の書き取りを見ながら二時間ほどを過ごす。
「やっと終わった~」
「おわった……」
「つかれた~」
「はい、よくできました。ボクは戻るね?」
「ダメよ。お昼は一緒に食べるんだから」
「うん、食べる……」
「
「でもね~、ミヤビ様たちを放っておくと怖いから……」
「それは、ちょっとこわい、かも……」
「う~~」
「しかた、ない……」
「何も予定ないなら、また来るから」
「絶対よ?」
「ぜったい」
「待ってるから……」
「それじゃ、あとでね?」
そう言って