【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「はあはあ……これ、
子供たちの前では
「キョウ様、大丈夫ですか?」
「うん、やっぱり疲れてるみたい。休みたいな~。でも……」
放っておくとミヤビ様たちが暴走しそうなんだよね~。早く帰ってくんないかな~。
「ミヤビ様レイニ様、戻りました」
「おお、
「それで子供らは、いかがであった?」
五階の自室に戻りリビングに顔を出す。
メイドさんたちの
その姿はワイシャツにスラックスのミヤビ様に、矢がすりに
着ている矢がすりがイヤな
〝矢〟って行ったきりだから「帰ってくるな」って意味が込もってるとか……。
「はい、ちゃんとお勉強しておりました」
「そうか、なによりじゃ」
「そんなことより
そんなことよりって。それに兄上はやめてほしいな~。
「──
え~っと、なんのこと? それに言い直した?
「そなたの一人ファッションショーを観ておったのだ。それに──」
「見ましたぞ。買い物の数々。なんですか、あのハレンチ
な、なに
「いや、それは……ミヤビ──ハノリ様が押し付けてきて、ですね?」
見回すと荷物が無くなってる。それにメイドさんたちの前でする話題じゃないよ。
「わらわのせいにするでない。そなたが、のりのりだったからで、だな」
「いや、それは……あのサガラとカメラマンが乗せてきて、ですね? やめませんか? 食事のあとにしましょう」
「わ、分かりました。水着についてもあとでじっくり」
ひええ~。
「また、お肉……うぷっ」
「どうした?」
「い、いえ……」
「
「いえ、お肉よりお野菜やら、ミネラルを
「あれは迷信じゃ。
「迷信って、科学的に証明されてたような……」
レイニ様、
せめてもの救いは、スープが野菜たっぷりなこと。調理師さんの苦労が忍ばれる。
「それで……午後の予定はお決まりになったのですか?」
食後のコーヒーを飲みながら聴いてみる。
「ん……う~ん……」
「やはり
レイニ様、鼻息
「レイニ様、もう見ちゃったんでしょう? わざわざ見せることもないでしょう?」
その口ぶりでは、ボク着せられそうだ。
「テレビでは、今ひとつ
やっぱりか~。
「いやです。乗せられて着ただけで、もっとおとなしいのが欲しかったのに」
「な、ならせめてアノ水着だけでも」
「あの?」
「モールより逃げる時にしていたものじゃ」
「水着姿はテレビでやっておりませなんだ。特に逃げ出す時に
「ミヤビ様、なんで話したんですか? あれは
「で、では、他の水着を」
「そんなにご
「そ、そんな……
「ど~ぞど~ぞ──」
まったく、面倒なひとだ。
「──では午後はタンポポ──子供たちのところにいていいですか?」
「なぜです。
「相手って言われても
「そう言わず相手をしてくれぬか?」
「そうです……貝合わせなどして遊びましょう」
ちなみに貝合わせってトランプの神経
「いや、子供たちがお昼寝するし一緒にいたいかな~、なんて」
「それでは
「いや、それは──」
返答に困ってミヤビ様の顔色を
「──ちょっと子らに聴いてみましょうか?──ッ!」
早速とばかりに立ち上がったら、またよろめいた。
「お気をつけて」
転びそうなところを
って見回したら戸隠さんの
「
「そなた、顔色が悪いぞ?」
「だ、大丈夫です……。戸隠さん、ありがとう」
「戸隠、
「は! しかし……」
「ありがとう。もういいよ。では、聞いてきます」
「そなたは休んでおれ。戸隠、角師、聴いて参れ」
「「は!」」
「でも……」
「ささ、
「あ、ありがとうございます……」
でもね~、なんか密着度が高いですレイニ様。