【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「急ぎ用意させましょう。
「えっ、いいの?」
あいにく、夜空しか見えませんが、とサザレさんは申し訳なさそう。でも、それで充分ですよ。
「お
初露天風呂、楽しみだ~!
「そなた、そんなに
「そ、そんなに興奮してる?」
自分ではそうでも無いつもりだけど……興奮しているのは間違いない。
「外で風呂に入るのが、それほどのことですか?」
レニ様は
「まあ、入ってみれば分かります」
「外っていいわね~」
「うん……」
「でも農場……」
幼女ーズももれなく付いてくる。
「露天風呂に入りたいとは……」
「さすが、キョウ様」
「まさか、出かけてまで入りに行くとは」
「期待を裏切らない」
「あの風呂では、いかがして敵を防ぐ……」
「お護りするには、あと四人は欲しいな……」
護衛・警護たちまで付いてくる。だから壁内ではめったな
ボクたちは、二台のワゴンに乗り込んで入出門へ少し戻り、横路から山を登って行く。
林の中を通って丘陵を
その横を通り抜けて
「ここ?」
「はい。その
「暗いね。月でも出てればいいのに……」
「そうですね……。もうしばらくすると欠けた月が出ますが。こちらには裸電球くらいしか照明がありません」
「ふ~ん」
「一人で先に行かない!」
「そうそう」
「おしおき……」
「ああ、ゴメンゴメン」
子供たち、ほったらかしだった。
「キョウよ、
「
ミヤビ様たちも
ボク、かなり舞い上がってるみたい。
「それで、その
「はい、こちらの分だけでは足りませんので」
いっぱい荷物を持ったサザレさんが
ボクたちは、着替えや湯上がり用のローブをもらったカゴに容れていく。
「こちらを着けて、お入りください」
「
「外は冷えるので
「なるほど」
「あの~、これは何事です?」
「連絡していたはずですが」
かなりラフな
レニ様が恐る恐る
「あなたも聞いているでしょう?
「キョ、キョウさま?」
「分かったならお下がりなさい」
「は、はい。マキナ様のあのキョウ様が……。あ、あの、一言ご
「無礼ですよ──」
「なに?」
「──キョウ様?」
「あ~、この農場を
「ごめんなさい、
「い、いいえ。ようこそいらっしゃいました。存分、お
「は?」
「い、いえ。それでは私はこれで……」
「ありがとう」
ふらふらしながら安倉さんは帰っていった。大丈夫かな?
「
「大げさな~。こちらがお邪魔してるんですから、これくらいのハプニングは
「ふ~む……なるほど。さすが
いや、感心されるほどでもないけど。露天風呂は不特定の人との出会いなんだから。
「うわ~、
「あ、
「そうだね」
「そうだね?……」
「露天風呂だから。屋根も無いところがあるよ」
「そのようなところでは、丸見えではありませぬか!」
「大丈夫。相手も丸見えだから」
「…………」
あら。ぱっくり口を開けて、いかにも
「そなた、冷えるぞ。早く入らねばな」
「かけ流しのようですけど上がり湯で入ってください」
「う、うむ」
ミヤビ様、上がり湯しないつもりだったな。なにげにミヤビ様とは初混浴だな。
「まずは、マナちゃんかな~?」
「うん」
こちらは、イスがないので
「
「そうですよ~」
「……違う」
「そこな子は違うと
「だ、第一段のぬるぬるかな~?」
「そう、なのですか……」
「そうそう」
レニ様、