【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「こちらです」
「なるほど、ね~。って羽衣さん?」
部屋に入ると
「みんなどうして、ここに?」
「我らもご
「ご
「意味、分かんないけど……」
なに言ってんの、いったい? みんなが羽衣さんを起こしてベッドから
「まあまあ、
そのあと裸で横になりゴーグルを着けてください、と気更来さんに手順を説明される。
「これって何が始まるの?」
コップを受け取り
「──喜多村
「なにその……なにその……身も
「そう言わないでください。サキ様が
二回も〝なにその〟と言わなくても分かります、って
「ええっ、サキちゃんが創ったの?」
「まあ、サキ様とアシスタントAI、ですけどね?」
「はあ、なるほど……」
また、みんなの前で裸か~。肌着は着けてていいよな?
「こちらをお飲みください」
「うっ、またあの苦い麦茶?」
飲んでみるとかすかに
「精力を持続させる薬だそうです」
「は~、なるほど……。そりゃあガブガブ飲んだら眠れなくなるわ~」
「は?」
「──いや、こっちの話」
精力茶を飲んだあと、
「では、メニューから『ゲーム』を選んで」
「──選んだよ。〝子作りゲーム〟ってあるね」
てか、それしかないから他を選べない。
「では、それを起動させると──」
『起動させた』
起動させた直後、声が
『──
『それって大丈夫なの?』
『サキ様によると大丈夫らしいです』
『らしいってなに。すっごく不安』
『仕方ありません。初・人体実験──
『オ~イ! また、人をおもちゃにして~。やめる。あれ? あれれ?』
手を頭にやり、ゴーグルを脱ごうとしても脱げない。
『
『だまされた~! 今、ボクを好き勝手できる状態じゃない? お風呂の時みたいに』
『まあ、そうなりますね~』って気更来さんが楽しそうに言う。
『他人事だと思って!』
『他人事ですから』
『お前たち、コロコロする。
感覚が回復したらヤる、絶対!
『お、落ち着いてください。ゲーム・クリアすればいいだけです』
『ああ、そうか!』
『そうですそうです』
なんか、
『では、チュートリアルのミニ・ゲームです──』
ゾンビが攻めてくるので、それをハンドガンその他で倒していくゲームらしい。
『──では、前に進みながら
『うん……うわっ、来た。きんも~。エイ! エイ!──』
それに照準してトリガーを引く。ブローバックの軽い反動を感じ
『そうそう。その調子』
『──こいつ全然、倒れない』
『はい。歩きはそれでいいです。ちょっと走って止まり、走って止まりしてラグ調整してください』
『いきなり、さっきのゾンビが消えた』
『チュートリアル──』
『だったね』
十分ほどいろいろな動作や反応の調整を
『キョウ様、素晴らしいです。レスポンスは標準以上ですね~』
『そ、そう?』
『では、本番。ウイ・ゾンビが現れますので
『ウイ・ゾンビ?……りょ、了解』
それから
『これってさ~──』
『なんです?』
『──撃つたびに気持ちいいのは、なんとかならない? そのたびに照準が狂って
『ゲーム・コンセプトを
『なんか
そもそも、単なるシューティングであって子作りの「こ」の字もない。
『それは、これからの
『ランチャー……ああ、これね』
右下に長細い筒を表したアイコンがある。それを押すとハンドガンからランチャーに持ち換わる。
『外さないように。くれぐれも二発まででお願いします』
『ん? 分かった。エイ!──あ、ああ~、なにこれ? あ~~!──』
『ヤりました! ウイ・ステージ、クリアです』
『──はあはあはぁ~~。……すごく気持ちいいけど疲れる~』
──ん? ウイ・ステージ? どゆこと?