【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「うっ!……なにこれ?……」
身体の感覚が戻った瞬間、猛烈な生臭さが……。それに全身の
「か、体が……痛い?……」
身体じゅう、叩かれてしびれたみたいに感じる。
頭を上げて身体を確認すると所々赤くなってる。しかも体じゅうぬるぬるになってるし、肌けられた
「いったい、ど~やったらこんなことに」
「聞きたいですか?」
「いや。やめておく……」
「
笹さんに聴かれてやめる。どうせろくでもない、聞いたらメンタル
笹さんに抱き起こされてベッド横に足を着けると、ふにゅんとした感触が。
「なんで、この人たちこんな所で寝てるの?」
足を着けた所──ベッドの横には
「聞きますか? 聞かないですよね?」
「あ~、分かった。聞かない」
「子作りゲーム、ですからね~? 世の中、聞かない方がいい
笹さんに支えられ家族風呂に入る。身体は笹さんたちが洗ってくれた上に、抱えられて浴槽に
「ありがとう。一人じゃとても
「こちらこそ、お仕えできて最高です」
「そう、なのかな~」
「そうです」
笹・打木コンビがべた
お湯から上がっても身体を拭かれ、備付けのローブを着させてくれ
「それでは、お休みください」
「ありがと、お休み」
おまけに寝室まで抱えて送ってくれる。笹さんたちを見送ってサイドテーブルの水差しからお水を一杯、グラスに
もう一杯飲んでからベッドに潜りこむ。
「
「すみません……」
レニ様が目を覚ましたのか聴いてくる。
「いったい何をなさっていたのです?」
「それは……トイレに決まってるじゃないですか」
「
レニ様の声に
「さあ、
「ふえ? レニ様? おはようございます?」
「おはようございます……。ではなくて、ですね?」
朝はレニ様の
「騒々しい。なんなのだ?」
「あ、おはようございます、ミヤビ様」
「殿下、
騒がせてミヤビ様まで起きてしまった。
「ボクは何も……ちょっとトイレが長くなっただけで──」
「
レニ様、眠らずに時間まで計ってたのかよ。
「それに、戻ってこられるとソープの香りが。お風呂にまで入っておられたのです」
「それは……襦袢を汚してしまったので、ですね。お風呂で洗っていたのです」
「ま、まあ、
「うっ……それは、そうですが……」
「そうですそうです。男の子には秘めたることがあるのですよ?」
ほっ……ミヤビ様が理解あって助かった。でも、レニ様はまだ不満がありそうな顔をしてる。
「さ、さあ顔を洗ってこようかな~?」
「
相変わらず、べったりしてくるレニ様が
グキグキする身体に
「
「き、気のせいでは?」
「……そうですか?」
レニ様の疑念は晴らされてないよう。
「
「えっ? ああ、どこかでぶつけたのでは?」
「なぜ自分で分からぬのです? ぶつけたにしては多すぎます」
確かに体のあちこち赤くなっている。いわゆるキスマークの内出血だ。
寝室で着替えていたらレニ様に気づかれてしまう。まったく、あいつらボクが無抵抗だからって好き勝手してくれる。
「そんなこと言われても分からないものは分かりませんので」
「そうなのですか?」
「そうなのです」
話に取り合わないで、さっさと着付けてしまう。相手にしないのがボロを出さないコツだ。特にボクは。