【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「おはようございます、田端先生。いかがですか?」
「おはようございます、キョウ様。まだ始めたばかりですので分かりません」
「そうですか」
みんなと
土曜なので一週間のお
「はい。皆さん、よくできました」
「みんな、お疲れ~」
「私にかかれば楽勝よ」
「うん、らくしょ~」
「お茶の子
ボクは田端先生と顔を見合せ苦笑い。お茶の子さいさい、ね?
「キョウと何して遊ぶ?」
「う~ん?」
「…………」
二時間かからずお
「な、何? マナちゃん?」
それに引き替えマナちゃんがボクによって来るとワンピースの
「ケガ?」
「
裾を押さえつけながら弁明する。
「足を引きずってた」
言葉を
「何なに?」
「どうしたの?」
目ざとくタンポポ・アリサちゃんたちが気がついてよってくる。
「キョウがケガしてる」
「いや、怪我なんかしてないって」
「これは……
「うん、カイボ──ちりょう」
「おちゅうしゃ」
いいこと思いついたって顔でタンポポちゃんが治療を提案するけど、そんなの要らない。お注射はもっと要らない。三人がよって
「分かった。分かったから、引っ張らないで」
買ったばかりのワンピースがシワシワになっちゃう。
「アリサ、イスを一つ、持ってきて。キョウはこっちよ」
「うん」
「いったい何を……」
タンポポちゃんに連れて行かれたのはベッド前。タンポポちゃんのベッドだ。
「え~っと、確か……」
何を
「キョウはベッドに座って」
「う、うん」
取りあえずベッドの縁に座る。
「持ってきた」
アリサちゃんとマナちゃんがイスを運んでくる。
「ありがと。だれがドクターやる?」
「タンポポでいい」
「ん、タンポポで」
「分かったわ。みんなは
「分かった」
「わかった……」
こそこそ相談してるみんなが薄ら笑いしてボクを見てくる。
「何をするの、かな?」
まあ、分かってるけど聴いておこうか……。
「キョウの
「今、解剖って言った」
「言ってない。診察と治療よ」
「…………」
ボクは疑念の眼差しを向ける。
「じゃ、じゃあ、服を脱いでくださ~い?」
「は~」
ため息ついてワンピースを脱ぐ。もう抵抗しても無意味なのは分かってる。大人は
「脱いだよ?」
「うむ……」
脱いでるうちに、どこから出したのか、タンポポちゃんが白衣をまとってイスに座ってる。
「はい、息を吸って~」
おもちゃの聴診器でボクの胸の音を聴いてくる。
「
「タンポポ、脚」
「分かってるって。これからやるから──」
また、何こそこそ相談してるんだ?
「──では、横になって……」
「はい……」
素直にボクはベッドで横になる。
「脚はどこが痛いですか~?」
「痛くないです」
「ウソはいけません。おヘソを取られますよ?」
「ウソじゃないです」
おヘソを取るのは
「……ここは?……ここは?……ここは痛いですか?」
「……いいえ。……いいえ。……痛くありません」
タンポポちゃんが脚のあちこちを
「これは……重症ですね~?──」
タンポポ先生が神妙に診断する。なんでそうなるの?
「痛くないんですけど?」
本当は少し痛い、太もものあちこちが。でも、おくびにも出さない。
「──
看護師マナ・アリサたちに指示する医師タンポポちゃん。
「ちょっと~、お腹はいいから」
「はいはい、病人は指示に従う」
はいは一回、でしょうに? お腹や胸はヤバいんだって~。そこには……。
「むふ~」
「ふんふん」
「ちょっと。やめて……ダメだって~」
忠実な看護師アリサちゃんがキャミソールをめくりにかかる。看護師マナちゃんはボクサーパンツに手をかける。
「…………」
田端先生、片付けるふりで遠目から見てるなら助けてちょうだいよ。
「キョウちゃ~ん、いる~?──何これ!」
「ふぉ~! むふぅ~」
「あ、
なんか分かんないけどレニ様はじめ、タマ・
「ちょうど良かった。助けてよ?」
「それよりも、現状確認したいわ」
「ふ~、ふ~……」
「なんなのじゃ……なんなのじゃ?」