【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「やっぱりキョウちゃんは、幼女に
「そうそう。どう見ても
「あ、あ、
ちぇっ、タマちゃんを喜ばせてしまったよ。レニ様はうろたえすぎ。
レニ様が現れて田端先生は
「これは違うから。え~っと……そう、お医者さんごっこ?」
「あ~~」って
「ふぅ~、これからカイボ──
目にも留まらぬ早さでタマちゃんが携帯を構える。
タマちゃんは斜め上の言い分──でもないか。
「キョウがケガしてるのに
「そ、そうじゃ。
「え?」
「私は
「ええっ?」
「お、お医者さんごっこじゃ仕方ない。付き合ってあげないと……むふっ」
「えええっ! ちょっとちょっと、これはやり過ぎでしょ? 正気になって?」
みんなに比べてタマちゃんは平常運転だね。
「まあまあ、別状ないなら、すぐ終わらせるから……」
「無理やりなのは、いただけないが
「キョウちゃんの晴れ姿はバッチリ記録するから」
「みんな、何言ってんの? 怪我なんてしてないから~。タマちゃんは記録しないで?」
「う~ん、確かに身体じゅうに
「打身の所見もある」
「
レニ様、ストレートすぎ。ついに見られちゃったよ。いい言い訳なんて考えてないのに……。
「キョウは、ヤられたの?」
「やられた?……」
「ん~?」
ほら、幼女ーズがいらないこと覚えちゃうから。
「いや、これは、その、ちょっとぶつけて、ね?」
「それは無理がある」
「そうそう」
「
これはもうダメかも知れない。
「あ~~、分かった、分かったから、話すから」
「じゃあ話して」
「聞かせてもらいましょう」
「ちぇっ」
ちょっと、タマちゃん舌打ちしたね? みんなの
「あれは夕べ、お花
「あの時ですな?」
「──そう、その時、タンポポちゃんたちが気になって」
「「えっ?」」
「キョウ、夜に来たの?」
タンポポちゃんたちが驚いて聴いてくる。
「──いや、行ってない。警護が面白いゲームがあるよ~って」
「「ふむふむ」」
「ゲーム……夜中に、ですか?」
レニ様、すんごく
「──それでつい、ふらふらと付いていってVRゲームして、その時、傷が付いたんだよ、たぶん。お話はこれでおしまい」
「ゲームで傷が付くっておかしくない?」
「「うんうん」」
くっそ~、
「格闘系のゲームだったから、ね?」
「怪しい……その
「そ、それはたまたま、そう見えるだけじゃないかな~?」
「キスマーク!」
「キスマーク?」
「ま~く?……」
ほらほら、また幼女ーズがいらないこと覚えるから~。
「う~ん、対戦相手にも事情聴取しないとなんとも……」
「そうね。どんなゲームか気になるし」
タンポポちゃんが興味を示す。ゲーム好きそうだもんね~?
「も、もう返しちゃったと思う、ベータ版だとかで。だから無いと思うよ?」
「「「…………」」」
「なんか、疑念が増した……」
「
くっ、理由としてはやっぱり苦しいか。
「その警護に聞きに行くしかないね?」
「ダ、ダメじゃないかな~。警護も忙しいし~」
「それはない。あいつら、用事がないとだらだらしてるだけだよ」
「うっ……」
まあ、そのとおりだけど……。
警護たちから事情聴取する羽目に。ボクがワンピースを着ると、護衛たちの待機部屋へ、みんながぐいぐい押して進む。
まずいね……機転を利かせて変な受け答えをしないでくれるといいけど。
✳️姑息:一時しのぎ