【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「おっと、そろそろ話が終わりそうじゃ」
マキナの話が終わりそうだとサキちゃんが話を打ち切る。
「──今後もご指導を
「──お願いいたします」
マキナに合わせて一礼する。会場から
拍手の勢いが落ちて頭をあげるとマイクをサキちゃんに返す。
「聞き及ぶものも居ろうが、マキナが建てた新居が暴徒に破壊された。よってしばらく、こちらに
「ちょっと、聞いてないよ」
ぷにぷにした横っ腹を
「あとで言おうとしたんだが……そう言うことだ。引き継ぎに手間取ったが今週で片付いたのでいいだろう」
サプライズになったろう? と悪びれず答え、前に座るタマちゃんたちに視線を移し
サプライズ──それって新居の部屋の秘密をばく露したお返しってこと? ゴクリ……それだと部屋に
「こちらにも支店とかがあったんだね」
「いや、確かに支店はあるが出向って言ったろう。畑違いの職場だ」
「それって……大変じゃない?」
「まあ、大変だが商品を
芸の肥やしって……職歴の間違いでは?
「新居は住めないだろうし、しょうがないか~」
「そうだな。家の修理には、もう数週間はかかる。それに……」
「それに?」
「いや、なんでもない」
そう答えたマキナは、にがい表情を一瞬したように見えた。
「こちらに住むってなると
「いや、母屋──本館に部屋をいただいた」
「えっ? 本家で?」
まさかとは思うけど、五階のあの部屋じゃないよね?
「心配するな。三階の部屋だ」
「そ、そうなんだ~……ほっ」
ボクの
ってことは、もしかしてボク二重生活しないといけないの? あとで
本格的にこちらで生活するとなると転校になるのか……こちらに誠臨学園の姉妹校とかあるのかな~? まあ、別に学園を中退でもいいんだけど。
ホールは歓談の時間になり
その中でも義従姉妹になるタンポポちゃんのお母さんのレンカさん、マナこと、マナミちゃんの母で義大叔母になるコデマリさん、アリサちゃんの母の喜多村家
そして……キタムラ
思わず、その後ろにメイが居ないか確認してしまった。特にメイについて
「ど、どうして先生が?……」
見るからに武闘派体型の数学教師・五条ツバサ先生が最後に現れてびっくりする。
「あ~、オレも喜多村家の傍系なんだよ。と言うか、うちの傍系が喜多村家なんだが……」
「それって、先生は五條家の方ってことですか?」
まさかと思ってたけど、やっぱり五條の人だったんだ。
「まあ、そうなるな」
「それじゃ、ボクとマキナのことも分かってたってこと、ですか?」
「まあ、披露宴に出たのは挨拶だけじゃないんだが……」
静かに五条先生はうなずき、タマちゃん
「お前たち、無断休学は楽しかったか? 親御さんがお
そう言い、
「痛い痛い!」
「五条せんせ、セクハラ」
「何がセクハラだ。可愛い生徒を
「分かりました、分かりましたから~」
「おみそが漏れる~、脳みそが~」
「漏れるわけなかろう」
とりま、タマちゃんたちだけで